2018年8月18日 (土)

浜松城発掘調査 その3

今日は浜松城第24次発掘調査が始まって以来、最初の公開発掘日でしたので、作業開始時間に合わせて行って来ました。公開発掘日とは、普段はフェンスで区切られた外側からしか発掘の様子を見学できませんが、特別に間近で見学することが許されたものです。

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発掘現場は、普段は関係者しか入れないようにこのように仕切られています。

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従って発掘の様子もこのような角度でしか見られません。

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本日に限り、特別に作業現場に入らせてもらうことができましたので、間近で写真を撮ることができました。この石積みは前回見つかった石塁が東に延伸したものが新たに見つかったものです。

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見つかった石塁の手前には、沢山の瓦も見つかっています。

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本日見つかった家紋入りの瓦です。家紋から18世紀のものと推定され、出土状況と一致しています。

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本日のところは瓦が埋まっている面まで掘り進みましたが、過去に公園施設として電気ケーブルや水道管の埋設工事が行われているので、当時の遺物の位置が変わったり、破壊されている可能性があるとのことです。今後は慎重に掘り進めることで、当時の様子を明らかにして行きたいと言うことです。

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2018年8月17日 (金)

暑さが一服

連日熱帯夜が続いていましたが、本日久方ぶりに明け方の5時から7時にかけて気温が25℃を下回りました。一体いつ以来なのか思い出せないくらいに久しぶりです。毎朝ワンコの散歩に行っていますが、今朝は涼しくて気持ちの良い空気の中を歩くことができました。

現在ニャンコが体調を崩しているので、今年は例年行っているキャンプにも出かけませんでしたので、束の間とは言え、涼しさを味わえたのは何よりでした。この涼しい気温は大陸からの冷たい高気圧の張り出しによるもので、一時的とは言え秋がやって来たようです。日中は日射によって30℃を超えてしまいますが、朝夕はこれまでよりも凌ぎやすくなるようで、猛暑もやっと一服です。

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ニャンコも年末には10歳となりますが、最近は寝てばかりです。

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2018年8月15日 (水)

周防大島の不明男児を無事発見

12日から山口県周防大島で行方不明となっていた2歳の男児が、今朝無事に発見されました。発見されたのは滞在先の祖父の家から林道を500mほど登った山中の沢の中でした。付近は樹木が濃く、直射日光を遮っていたことや、沢には冷たい流水があって、気温の上昇が抑えられたり、水分を補給できたことが生還につながったのではないかと考えられます。

発見したのは大分県から来た78歳の男性で、本人によれば捜索開始からわずか20分で発見できたと言うことです。今回の件では連日大勢の警察官によって捜索が行われ、発見場所についても捜索が行われていたとのことですが、わずか2歳の幼児が身を隠すほどの俊敏性があるとも思えず、この点については疑問が残ります。

今回はたまたま外部の第三者によって奇跡的に発見されましたが、もしこの男性が現れなかったら、捜索の盲点となって最悪の事態に陥った可能性もありました。捜索ではドローンや警察犬も動員されましたが、結果的に効を奏しませんでした。見つかって良かった、良かったではなく、何故発見できなかったか、どうすればもっと早く発見できたのかを検証しなければなりません。

先日、米国では牧場に逃げ込んだ車泥棒が、牛に追われて逃げているのを赤外線カメラを搭載した警察のヘリが発見して逮捕する映像が報道されました。米国ではこのように、赤外線のカメラで上空から犯罪者を発見して逮捕する映像が良く報道されます。翻って我が国では、警察ヘリにこのような機材が搭載されていることを聞いたことがありません。大阪富田林の逃亡犯もまだ見つかっていませんが、こうした科学の目を導入する時期に来ているのではないでしょうか。

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2018年8月14日 (火)

盛夏つれづれ

夏の風物詩となっている徳島の阿波踊りですが、今年は場外の騒ぎで全国的な注目を浴びています。昨夜は注目された「総踊り」が行われましたが、大きな混乱もなく、なによりでした。

全国的に有名な祭りで、赤字が出ると言うのも部外者には理解しがたいところですが、一般的には寄付や物品販売、露天などの出店料などで賄っているところが大半だと思いますので、市がまるで興業のようにとらえて強権を発動するのではなく、市民ともっと対話をすべきではないかと感じています。

今年は猛暑が続いているせいか、蚊の活動が活発化しないとの話題を良く耳にします。言われてみれば、確かに蚊に刺されることが例年に比べてはるかに少ないと思っていました。ところが今朝、ワンコの散歩中に、実に久しぶりに蚊に刺されました。今日も暑くなる予報ですが、もしかしたら峠を越えたのかも知れません。

富田林市の容疑者逃亡の件、警察は周辺への通知が遅れたことに関し、署内に留まっている可能性があったと釈明していますが、署内でスニーカーが盗まれ、塀に脚立が掛けられている状況で、そんなことがあり得ると本気で考えていたのなら警察幹部としての能力を疑います。富田林署幹部の責任は厳しく追及されなければなりません。

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以前に撮影したもので、大阪府警のパトカーではありません。

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2018年8月13日 (月)

呆れた警察

大阪府の富田林警察所から30歳の容疑者の男が逃走した事件ですが、詳細が判るにつれてどうしようもない実態が明らかになりました。

昨夜弁護士の接見のために接見室に連れてこられた容疑者は、接見終了後もなんの監視も受けずに接見室に留まり、仕切りのアクリル板を壊して弁護士が退出したドアから逃走したようです。弁護士の接見には警察官の立ち合いが認められないため、接見室には容疑者と弁護士の二人だけの状態となっていました。弁護士には、接見終了時に警官に声をかけるように依頼していたと言うことですが、何故か弁護士は終了したことを告げずに黙って警察を後にしていました。

普通に考えれば、接見室に警察官がいないので、接見が終了したことが警察に伝わらないと思いそうなものですが、この弁護士はそんなことは露ほども感じなかったようです。また、富田林署では接見室のドアが開いた時にブザーがなる装置が設置されていましたが、弁護士が通知してくれるからと電池が抜かれていたために、全く用をなしていませんでした。

結局、警察が容疑者の逃走に気付いたのは、接見が終了してから2時間近く経った午後9時45分頃であり、周辺の民家への通報は翌朝になってからと言う失態振りです。その間、留置場の監視員は容疑者が戻っていないことを把握していなければならないのに、全くのノーマークだったのは責任の放棄に等しい無責任ぶりです。

この春、西日本では愛媛県の刑務所から受刑者が逃走し、連日大掛かりな捜索が続いた騒ぎがあったばかりですが、富田林署には緊張感と言うものが全くないようです。愛媛の事件では逃走した受刑者が次々と窃盗を重ねましたが、今回の容疑者も犯罪を引き起こす可能性は十分あります。そのことを考えれば一刻も早く地域に周知して、安全に配慮すべきでしたが、失態を知られたくなかったかのような後手後手振りです。

富田林警察署は、容疑者がこれ以上の犯罪を重ねる前に身柄を確保しなければなりませんが、今回の事件の問題点の洗い出しと再発防止についても不眠不休で取り組まなければなりません。

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2018年8月11日 (土)

墜落防災ヘリの救助が難航

昨日墜落した群馬県の防災ヘリの救助活動が難航しています。9名が乗り組んだ群馬県の防災ヘリ「はるな」は昨日午前10時頃に志賀高原の横手山付近の東斜面に墜落しました。午後になって航空自衛隊のUH-60Jによって2名が吊り上げられて病院に搬送されましたが、2名とも死亡が確認されました。

現場付近は天候が悪かったことから残りの7名と降下した隊員5名はそのまま山中に取り残されることとなりました。しかも隊員とは通信が確保されていないと信じられない事態です。御巣鷹の尾根に日航機が墜落し、当時は夜間に飛行できるヘリがなかったことから、翌朝を待って救助作業が行われ生存者を救出しましたが、もっと早く着手していればもっと多くの生存者を救出できたのではないかと言われています。

現在では夜間でも計器を頼りに飛行可能ですし、赤外線を使って要救助者を捜索することも可能です。二次遭難は絶対に避けるべきですが、隊員の行動をサポートする資材の投下はできたのではないかと考えます。今朝になって更に2名の死亡が確認されたとのことですが、現場の状況についての情報は全く流れてきません。

機体の破損状況から、事態はかなり厳しい状況であると推察されますが、救助隊員の現況も気になります。何にしてこの事故からは多くの問題点が明らかになりそうです。

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航空自衛隊のUH-60J救難ヘリコプターです。

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2018年8月10日 (金)

群馬県防災ヘリが墜落

本日午前、群馬県の防災ヘリ「はるな」(ベル412EP)が、長野県との県境に開発された新しい登山道の視察に乗員9名を乗せて現地に向かったところ、「現地に到着」の交信を最後に連絡が取れなくなりました。

現場付近を捜索したところ、午後3時過ぎに草津白根山東側の山中に墜落しているのが発見されました。機体の周辺で8名を発見し、内2名をヘリに収容して病院に搬送しましたが、二人とも死亡が確認されました。

このところ防災ヘリの墜落事故が相次いでいます。昨年3月には長野県の防災ヘリが、山岳救助訓練のために空港を離陸して間もなく鉢伏山の東斜面に墜落、乗員9名全員が死亡しています。また、2010年7月には、沢登りで遭難した登山客を救助するために出動した埼玉県の防災ヘリが立ち木に接触して墜落、乗員5名が死亡しています。2009年9月には北アルプスの奥穂高岳で病死した登山者の収容作業をしていた岐阜県の防災ヘリが岩場に接触して墜落、乗員3名が死亡する事故が起きています。

3件の事故に共通するのは、いずれの事故も山岳地帯で発生していると言うことです。山岳地帯は地形が複雑であるだけでなく、気流が不安定だったり、天候が急変しやすい特徴があります。今回の事故現場では、当時雲がかかっていたとの情報もあり、視界不良で地面に激突した可能性も考えられます。

いずれにしても、防災ヘリは天候の如何にかかわらず、要請があれば現場に向かうことになりますので、それだけ事故のリスクを抱えていることになります。要救助者を素早く収容するのは理想ですが、救助側が事故を起こしては本末転倒です。機体整備を含めて万全の態勢で臨んで欲しいものです。

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浜松市の消防ヘリ「はまかぜ」です。

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2018年8月 9日 (木)

翁長沖縄県知事が死去

今年4月に膵臓のがんを除去する手術を受け、療養中だった沖縄県の翁長知事が亡くなりました。謹んでご冥福をお祈りします。

翁長知事は普天間基地の辺野古への移転に反対を唱え、当時の仲井間知事を破って初当選、今年11月に行われる知事選に再出馬するものと見られていました。しかし病を得たことで、健康面が心配されていましたが、思いもよらず昨日午後7時前に急逝しました。

翁長氏は終始辺野古への新基地建設に反対し、国を相手に法廷闘争を繰り広げましたが、ことごとく敗訴、16年12月に埋め立て承認取り消しは違法とする県側敗訴の最高裁判決が確定していました。それを受けて国は着々と埋め立てに向けた工事を進めて来ましたが、最後の手段として埋め立て承認の「撤回」を行う予定でした。

撤回は承認後の事業主体による重大な違反や問題を理由に、承認の効力を失わせるもので、沖縄県が切ることができる最後のカードでした。そのカードを切る直前の死去は反対派にとって大きな痛手となりました。

半面、こうした反対運動によって辺野古の工事が遅れることになり、その分普天間基地が固定化されて現在に至っていますので、こうした事態を膠着させた責任の一旦は翁長氏にあります。地元の辺野古地区住民は基本的に辺野古への移転を受け入れていましたので、ある意味で地元の民意をよりも自己の政治的立場を優先させたとも言えます。

翁長氏の急死によって11月の選挙が急遽前倒しで行われることになりましたが、果たしてどのような結果になるのか、今後の推移が注目されます。

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2018年8月 8日 (水)

浜松城第24次発掘調査 その2

今日は仕事が休みだったので、前回確認できなかった発掘の様子を見るために、暑さのピークを過ぎた3時過ぎに浜松城を訪れました。

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いつも午前中に登城することが多いのですが、午後の時間はいつもと光線の状態が違うので見慣れたアングルも新鮮に映ります。

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早速天守曲輪の発掘現場に向かいました。日差しを避けるため、トレンチの上にはテントが張られていました。

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現場を覗くと、何やら石積みが見えました。早くも遺構の発見かと思われましたが、どうも石積の方向が不自然です。周囲には水道管や電気のケーブルが埋設されていました。

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現在掘っているのは天守門南側の出隅(ですみ)の内側部分です。

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こちらは山形城にあった巽櫓の発掘時の写真です。(下段左側)天守曲輪は当時の地表より2.5mほど埋められていますが、櫓の基礎部分は現在残っている石垣と同一だったはずなので、かなり浅い部分に残っていなければなりませんが、破却されてしまっている可能性も考えられます。

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天守門の外側から見た出隅部分です。

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本日の発掘成果です。お宝発見かと、作業の方に聞いたところ、比較的浅い部分で見つかったので、近代のものである可能性があるとのことでした。この場所には、以前茶屋が建っていたことが判っていますので、撤去した際の残留物の可能性が考えられます。

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いつもと光線の状態が違うので、天守曲輪西側の石垣を狙ってみました。石垣が湾曲しているのが判ると思いますが、これを輪取り(わどり)と言ってアーチ型にすることで崩落を防止する技法です。

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天守門南側の石垣ですが、こちらも輪取りの技法を使って石垣が築かれています。

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井戸跡から見た浜松城天守。私が立っている場所も、今後発掘して天守に関する埋蔵物が残っていないか調査することになっています。

浜松城に関しては未だ判っていないことが多々ありますが、今回の発掘で、少しでも謎が解明されることを期待します。

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2018年8月 7日 (火)

JAXAが再使用ロケット開発計画を報告

衛星打ち上げコストの引き下げの手段として、使用するロケットを改修して再使用する方法があります。この方式については米国のスペースX社が先行しており、既に何十回も回収に成功し、再使用の打ち上げにも成功しています。我が国は1990年代にこの方式について研究していましたが、2008年以降開発は中断していました。

スペースX社の動きに刺激され、後追い感は否めませんが、我が国でもこの方式について開発をすすs目ることになっていますが、JAXAは今月2日、再使用型宇宙輸送システムの開発について宇宙開発部会(文部科学省 科学技術・学術審議会)において報告し、外部に公表しました。

発表された資料によれば、現在能代実験場で開発試験が行われている「飛行実験フェーズ1」で使用する垂直離着陸が可能な機体のRV-Xを使い、2018年度末に高度100mまでの飛行試験を予定しています。

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RV-Xの概要です。 (出典:JAXA報道資料より)

更に「フェーズ2」としてRV-X用エンジンを活用してより実際的な機体を製作し、再使用ロケットの技術を確立する上でのキーとなる技術を飛行実験により実証するとしています。

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フェーズ2に使用する機体の概念図。 (出典:JAXA報道資料より)

こちらは姿勢制御に用いる空力操舵や着陸のための降着装置を備えています。打ち上げロケットの改修については、機体の姿勢制御やエンジンの停止や再着火、推力の制御を組み合わせることで実現可能となりますが、何より先行するスペースX社が成功していますので、要は実用技術を確立するのみです。楽観は禁物ですが、チャレンジする価値は十分ありますので今後に期待したいと思います。

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