野焼きの悲劇再び

御殿場市の東富士演習場で、野焼きの保安要員としてボランティアで参加していた3人が突然炎に包まれて焼死する事故が起きました。病害虫の予防のため例年行われていた行事ですが、今年は天候不良で順延が繰り返され、やっと実施した矢先の事故でした。
昨日は、低気圧の接近を控えて時折強風が吹く気象状況でしたが、強風注意報は発令されていませんでした。作業開始後、風速が強まったこともあり中断の指示が出されましたが、時既に遅く事故起きてしまいました。

ここに限らず、この時期は全国で野焼きが行われますが、残念なことにどこかで事故が発生しています。今回も自衛隊員を見張りを置き、慎重に作業が行われた筈ですが、事故を防ぐことが出来ませんでした。では何故事故は起きてしまったのでしょうか。
推測ですが、一つには現場の風の乱れによるものと思われます。目撃者によれば、点火作業は風向きが左から右に吹く中で行われましたが、突然右から吹き上がった炎に包まれてしまったとのことです。焚き火をしていると良く分かりますが、実は風の向きと言うものは常に一定ではありません。西から吹いている風が、突然逆の向きになることはしょっちゅうです。また、火勢が強くなると強い上昇気流によって局地的に風速が強まることがあり、大火の際などには炎が巨大な山となって襲いかかることは良く知られています。

被害者は地元の防火隊に属し、例年野焼きに参加していたベテランです。当然強風には注意を払っていたはずですが、まさか逆方向から火の手が上がることはないだろうと思っていたのかも知れません。上手の手から水が漏れてしまったとしか言えない事故だったのかも知れません。
しかし自然は気まぐれであることを忘れず、炎と十分な距離を保ち、常に2方向に逃げ道を確保しておくことで事故は防げたのではと考えると残念でなりません。

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大丈夫か、自民党

原口総務大臣が衆議院本会議の採決の遅れによって、参議院総務委員会への出席が5分遅れました。この遅刻に対して野党が反発し、委員会の開催が流会となりましたが、貴重な国費の無駄遣いであり、野党の横暴としか言いようがありません。

大臣は本会議への出席が義務付けられており、その本会議が遅延すれば定刻での閉会を前提にしていた他の委員会に出席することは物理的に不可能です。野党の要求は出来ない事の責任を問うもので、無責任で子供じみています。国会を運営するには議員のみに限らず、多くの裏方を必要とします。にもかかわらず、本人に責任のないことでヘソを曲げて委員会を流会させてしまうことは党利党略以外の何物でもありません。税収不足が叫ばれている折り、自民党の思惑だけで国費を浪費することは、国民の更なる反発を呼ぶだけだと言うことを良く考えるべきだと思います。

※訂正

閣僚の出席義務は出席を要求された場合に限られるようで、今回の場合は1国会議員の立場で出席したとのことです。遅刻が参院軽視と問題にされましたが、国会議員として採決に加わるのは当然ですし、参議院の委員会が同時刻に開会される事の方がおかしいのではないでしょうか。

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非常用品?

最近山での遭難時に携帯電話が使われ、無事救出されるケースが増えてきました。基本的に山には基地局がありませんので、必ずしも通じる訳ではないのですが、条件が良ければ通話が可能です。先日も神楽峰ツァーに出かけたスノーボーダー3名が道に迷い、山中で2晩明かした末に救出されましたが、携帯で下界への連絡が付かなければ更に時間を要したかも知れません。最初から携帯での救助を期待して行動することは避けるべきですが、運悪く救助が必要になった時は効率よく使うべきだと思います。

但し、過去には電池切れで、救助の要請途中で通話が出来なくなったケースもありました。元々の充電状態もありますが、携帯の特性として圏外になると携帯が基地局との中継を維持しようとしてむやみに発信を繰り返すので、消耗が早くなることも原因です。必要のない時は電源を切っておけばこうしたことは防げますが、予備のバッテリーを持っていると尚安心です。最近では@もこなれてきましたので、あらかじめ入手しておくのも良いかも知れません。

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写真は単3電池2本を使った2時間の通話が可能な充電器で、先日出先で電池切れになってしまった時にあわててコンビニで買ったものです。本来は使い捨ての設定のようで、本体の開閉は考慮されていませんでしたが、はめ合わせなのでドライバーで強引にこじたらなんとか開けることが出来ました。内部を見ると半導体を使った簡単なプリント板が使われているので捨てるのが惜しくなり、手元に置いて再使用することにしました。開閉をし易くするために熱した金属で樹脂を熔かしてサイド部分に切り欠きを付けてあります。

私は山に行く時には、サバイバル用品をひとまとめにした非常袋を持って行くのですが、これからは必要に応じてその中にこれを加えようと思っています。電池は専用のものは持たずに、必要な時にヘッドランプやGPSから流用する予定です。

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トキについて その3

ケージの不具合箇所はその後263箇所に増加。大きさの程度の問題もありますが、鳥インフルに感染した野鳥の侵入の可能性を考えれば好ましくないことに変わりはありません。

小沢環境相が本日順化ケージを視察し、構造に問題があることを認めた上で、ケージの設計が環境省によるものであったことを明らかにしました。今回の事故によって、トキの飼育管理が実にいい加減な状態で行われていたことがまた一つ明らかになった訳です。国民の多くは学名にニッポニアニッポンと名付けられた、国鳥とも言えるトキを絶滅させたことを大変悔しく、残念に思いましたが、どうしたことか肝心の関係者にはそのような思いがなかったとしか思われません。

※3月15日追記

読売新聞15日Web版から一部引用(アンダーライン、色識別は管理人が加工)

同省はこれまでに、ケージ側面部に235か所、天井部に28か所の計263か所のすき間を確認した最大のものは、幅12~20センチ、長さ3・7メートルに及んでいた。すき間のほとんどは、施設の劣化ではなく、鉄骨の接合部などにできた構造上のものだった。

順化ケージとほぼ同じ構造の繁殖ケージは昨年、テンが侵入したことを受けて補修された。順化ケージが補修されなかった点について小沢環境相は、「大きな問題だと思っている」と述べた。

天井部分の金網の網目は4cm、テンの生態に詳しい人の説によれば3cmの隙間があれば侵入可能とのこと。なんのことはない最初から侵入を防止出来ない欠陥施設だった訳です。
どうにもこうにも当事者能力が・・・・・。これじゃ死んだトキも浮かばれません。

・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。 

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春山漫歩

今日は絶好の行楽日和だったので、ワンコと低山歩きをして来ました。目的地はまたまた地元の富幕山です。幡教寺跡の駐車場に車を置き、林道を5Km近く歩いて瓶割峠(かめわりとうげ)から扇山を経て富幕山に登り、駐車場に戻るコースです。ポイントを直線で結ぶと6.5Kmですが、実際は林道がクネクネ曲がっているのでもう2Km位プラスされました。

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林道脇にスミレが咲いていました。

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木イチゴももう花を付けていました。

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おジョーさんは花よりも団子を所望のようです。

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かろうじて役目を果たしている道標。まあ、迷うような山ではないのですが。

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見返り美人?下山後誰もいない広場で。ワンコも久しぶりにまとまった運動をしてリフレッシュ出来たみたいでした。

↓ おまけの一コマ。帰路で見かけた旧家の門構えが見事だったので。

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おだやかな時間

すっかり春めいて穏やかな日差しを楽しめる季節となりました。秋に剪定した庭木の枝もすっかり枯れてくれました。刈り取った枝や落ち葉は燃えるごみとして収集日に出せるのですが、焚き火を楽しまない手はありません。
ご近所に迷惑をかけないように、風の無い日が狙い目です。

Photo

焚き火台は不要となったフライパンとザーレンです。フライパンはフッ素樹脂加工がはがれてレギュラーの座を離れたものを更に使って完全に内側が焦げ付いてしまったアルミ製のものです。ザーレンは、中華料理にあこがれて衝動買いしたもののずっと出番がなかったもので、たくさん空いた穴が空気の供給を助けてくれるので、焚き火にはもってこいでした。

一日燃やし続けて、枯れ枝はすっかり白い灰になりました。この灰は庭木の肥料にするつもりでしたが、別の用途を思いついたのでその日まで保管することに決めました。

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トキについて その2

トキ襲撃事件の続報がありました。金網の隙間は142箇所増えて合計204箇所となりました。
金網が届いていないケースも見受けられると言うことで設計ミスか施工ミスの可能性がありますが、竣工検査が機能していなかったのは問題です。
また工事業者も当然作業中に不具合に気が付いていた筈です。設計ミスであれば、依頼主に打ち上げるのが当然ですし、材料カット時の誤りであれば、当該部署にやり直しを指示しなければなりません。不具合のまま工事を完了させたのは誠に不誠実な態度で、工事のやり直しをさせた上で、今後は公共事業に参加させるべきでないと思います。

ところで、一次、二次で放鳥したトキの内、現在までに4羽が本州側に渡ったまま周辺に居付いてしまいました。それも何故か全てメスばかりです。野生のトキの生態については分からない事が多いようで、もしかしたら、留鳥と言えども快適な生息地を求めて移動するのは通常の行動なのかも知れません。そのあたりのことも、現在野生のトキが生育している中国での実態を調べることで手がかりが得られると思うのですが、そのあたりの情報も全く明らかにされないのは残念です。

下の画像は、トキの視点に立って佐渡南端の新谷岬の上空180m付近から約70km離れた新潟県直江津市方面を見た風景を、画像ソフト カシミール3Dのバードビュー機能で作成したものです。(クリックすると山名が鮮明な拡大画像が見られます)

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思ったよりも本州側が良く見えます。目の前いっぱいに広い世界が広がっていれば飛び出してみたくなるのが人情です。人間の思惑で、佐渡ヶ島での定着を望んでいますが、トキにもトキの都合があるのかも知れません。 

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トイレの神様

歌手、植村花菜が自身と祖母との交流を物語風に曲にした「トイレの神様」が話題となっています。初めてタイトルを見た時には、キワドイ歌の類かなと思っていましたが、様々な人の感想からは中々の秀作であることが予感されました。

この曲は10分近い長さのため、テレビでは全曲を流すことはないようですが、今日ラジオで初めて全曲を聞きました。そこには最近の殺伐とした世間とはかけ離れた、まるでドラエもんに出て来るのび太とおばあちゃんのような心温まる世界、作者が心やさしい娘に育つよう愛しんだおばあちゃんと孫の世界を見事に歌い込まれています。

おばあちゃんと孫の楽しい生活。その後月日は流れていつしか孫はおばあちゃんから離れて上京してしまいました。病に倒れたおばあちゃんを久しぶりに見舞った翌日、おばあちゃんは静かに遠い所に旅立ってしまいました。
作者は今日もきれいな娘になれるようトイレ掃除に精を出しています、おばあちゃんに心からありがとうを言いながら。notes

いい歌だと思いますので、是非一聴をお薦めします。

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ため息・吐息

首相の発言の軽さが問題になっていますが、対する野党も問題児続出の有様です。党首の退陣を公言する発言が相次いだと思えば、国会議員、しかも参議院会長が乱心の模様です。

以下産経web版より引用

11日に開かれた自民党の安心社会研究会(与謝野馨会長)の初会合で、副会長の尾辻秀久参院議員会長が、講師として招いた吉川洋・東大大学院教授に罵声(ばせい)を浴びせる一幕があった。

 尾辻氏は、会場に入るなり、吉川氏を見つけると「何であんたが来るんだ」「いい加減にしろ」などと一方的に怒鳴り散らし、与謝野氏の説得を振り切って開会直前に退出した。

 吉川氏は小泉内閣の経済財政諮問会議のメンバーで当時、社会保障費の毎年2200億円の抑制をとりまとめた。

 尾辻氏は厚生労働相経験者として社会保障費抑制に反対してきた経緯から、主張が相いれない吉川氏を研究会に招いたことに、怒りを爆発させたとみられる。

 http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/100311/stt1003111920011-n1.htm

この人は要職にありながら、礼節をわきまえぬ情けない人のようです。こんな人を良識の府と呼ばれる参議院の議員会長に選出した自民党も大いに問題ですが、国会議員の質の低下は目を覆うばかりです。

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東京大空襲

ゴロツキの米国人達が違法な手段で制作したイルカを扱った映画がアカデミー賞のドキュメンタリ部門の最優秀賞となりましたが、アカデミー賞の権威も随分と落ちてしまったようです。事実をありのままに淡々と映像化するのがドキュメンタリーであって、一方的な意見によって恣意的に撮られたものはそうは呼ばないのが世界の常識です。この監督は人種差別論者と見えて、我が国の伝統に偏見丸出しの入らぬお節介を焼いています。更に残留水銀の害まで吹聴していますが、とうの昔に厚生省によって許容摂取量のガイドラインも出来ており、大きなお世話と言うものです。それに健康のことを言うなら楽天的な自国民のために、BSEの危険性を啓蒙する方がはるかに有益と言うものでしょう。

さて、昨日は米軍の空襲によって10万人以上の市民が虐殺された東京大空襲から65年目の日でした。1945年3月9日深夜に飛来したB-29爆撃機325機は日付が変わったのを待っていたかのように焼夷弾による爆撃を開始したのでした。
米軍は我が国の家屋が木造であることを承知した上で、より効率の良い焼夷弾を開発し、この日だけで実に38万1300発を投下しました。当日は強い西からの季節風が吹いていましたが、冷酷にも風上から攻撃されために逃げ場を失った人々は隅田川の方向に追いやられ、巨大な炎に追いつめられて無残な死を遂げたのでした。
この作戦は空軍少将カーチス・E・ルメイによって指揮されたものですが、彼は東京裁判の被告とならなかったばかりか、航空自衛隊の育成に貢献したとの理由で勲一等を叙勲しているのですから我が国政府はお目出度い人物がそろっていたものです。

米軍の我が国における爆撃行為は「交戦者は無制限の害敵手段を使用してはならない」と定めたハーグ条約第22条に明確に違反しており、人道に対する重大な犯罪行為でした。それなのにに、政府はこれまで原爆と同様米国に何ら責任を問うことをしようとしなかったのは実におかしな話です。講和条約によって戦争被害についての請求は放棄していますが、あの空襲の正当性、道義的な責任については問続けるべきではないでしょうか。

当時の大統領は有色人種に大いなる偏見を持ったルーズベルトであり、戦争の遂行に彼の考えが反映することは仕方なかったのかも知れません。しかし、これだけの戦争犯罪が、その後米国では一顧だにされることなく風化しようとしていることは全く許せません。イルカやクジラに興味を持つのも結構ですが、自分達の軍隊が海外で過去に何をして来たのか事実を知った上で、人道についてこそよーく考えてもらいたいものです。

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