民主党の金まみれ醜聞は誰の責任か

民主党議員にまた醜聞です。先日、会計責任者の買収問題で九州選出の後藤英友氏が議員辞職したばかりですが、今度は大阪府選出の中島議員に政治資金を巡る疑惑が深まっています。2009年の衆議院選挙に関し、小沢前幹事長の選挙区訪問に合わせて党側から振り込まれた300万円が政治資金収支報告書に未記載となっています。当然支出についても未記載で、よからぬ用途に使われた可能性が強まっています。
また、衆議院選挙があったにも関わらず、前年は900万円程あった中島議員の後援会の2009年度の政治資金の収支報告が0となっており、どう考えても不正な経理が横行しているとしか思えません。

思えば、小沢氏が幹事長になって以来この種の醜聞が続出していますが、これらは全て小沢氏が幹事長時代に選挙責任者として取り行った結果で、北教組の小林元議員の選挙違反事件と言い、かつての自民党並みの金に物を言わせた旧態依然としたやり口は小沢氏の政治手法そのままです。先の参院選の結果について小沢一派は菅総理や枝野幹事長の責任を問題にしていますが、何のことはない、小沢氏の旧悪について選挙民が鉄槌を下しただけで、これだけを見ても小沢氏の政治家としての資質がいかに劣悪かと言うことが歴然としています。

自民党の金権体質を非難してきた民主党ですが、その体質そのままの小沢氏には批判出来る資格がなかったことが明らかになりました。民主党には自らの手で自浄作用を見せて欲しいものですが、そうでなければ支持者の厳しい批判にさらされることを覚悟しなければなりません。今回の代表選挙は正にその好機と言えるのではないでしょうか。

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避暑キャンプ

毎年この時期に閑人倶楽部のキャンプをしているのですが、計画した時点ではまさか暑気払いの会になるとは思ってもいませんでした。当日は朝からグングン気温が上がり、午前中に車の車外温度計は35℃、午後になると36℃の猛暑でした。

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会場はとある秘所地。現地に着くとさすが避暑にふさわしく、気温は23℃と冷涼感満点。夜間はさらに下がって20℃と、熱帯夜とは別世界の快適さでした。

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我が家のワンコは気温が30℃を越えると呼吸が荒くなってしまいますが、この涼しさにほっと一息。家とは別人別犬のようにハツラツとしていました。

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食材は各自持ち寄り、飲み物も各自持参が閑人流です。集まったのは15人ですが、流石暇人ではなく、忙中閑ありで必死でスケジュールを調整した結果です。

まずは肉。おいしいローストビーフを焼いています。

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魚はコールマン2バーナーの成果、クロダイの蒸し料理です。天然アユの炭火焼も絶品でした。

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菜、青シソ1枚をまるまる使ったシソ餃子です。さっぱり感が好評でした。

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夜は満点の星空でしたが、明け方近くになって雲が覆ってしまいました。ところが現在の小笠原高気圧の威力は超強力でした。日の出の頃から雲が切れて御覧のようなご来光を望むことができました。

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ウォーキングの途中で見つけたススキの穂。秋の訪れを告げる秋の使者とも言える植物ですが、しっかり穂を付けてくれていました。これが銀色に光る頃に里にも秋がやって来ます。

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ヒメキンミズヒキみたいですが?

ススキの根元付近で見かけました。黄色の小花も秋のしるしのような気がしますがこじつけでしょうか。

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相次ぐへり墜落事故について

このところヘリコプターの墜落事故が続いています。昨年末に海上自衛隊のSH-60J哨戒ヘリコプターが海上に墜落して乗員2名が亡くなる事故があったと思えば、7月には埼玉県の防災ヘリが山岳救助中に墜落し、消防隊員ら5人が亡くなりました。そして先月、瀬戸内海で海上保安庁のベル412EP「あきづる」が送電線に接触して墜落、乗員5名が亡くなっています。

この事故では6管本部が事故の経過発表について事実を故意に隠蔽する行為があったとして、本部長ら2名が更迭されましたが、新たな事実としてそれまで修復できないとされていた墜落8分前までの飛行データーが無事であったことが明らかになりました。海保のヘリは10分毎に方向、高度、速度などの飛行データーを記録媒体に保存していましたが、機体の破損状況がひどくデーターの取得はできないとされていました。これは新たな隠蔽工作とも言えるものですが、しかし今時10分毎しか記録できないシステムなど時代遅れもいいところです。精度に問題があるかも知れませんが、市販のハンディGPSでもリアルタイムで高度、方向、速度を記録でき、パラグライダーの飛行記録を取って活用している愛好家もいるほどです。おそらく、搭載の記録装置は百万円単位のものだと思いますが、肝心の墜落時の情報が残せないのであれば何の意味もありません。

先の埼玉県での墜落もヘリの直前の姿勢が問題となっていましたが、GPSの記録が残っていれば原因の究明に役立ったのではと思われますが、この機体には飛行記録装置が一切ありませんでした。正規外の民生用の機器の安易な使用については問題があるのかも知れませんが、役に立たない装備に頼っているのはもっと困りものです。早急に使える装備に更新する必要がありますが、それまでの間は民生品で穴埋めすることも必要ではないかと思う次第です。

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絹雲を見ました

猛暑、猛暑と言うのも流石に言い疲れた気がしますが、とにかく暑い日が続いています。もう、いい加減秋の気配がしてもいいだろうと思っていたら、今日稲刈りをしているところ見ました。出勤途中に田んぼの稲が青から黄色に変わりつつあるなあと思っていたのですが、帰りにそことは別の場所で稲を刈っていたのです。この時期ですから早稲の品種なのでしょうが、その昔に我が家が稲作をしていた頃は稲刈りは10月に入ってからだったと思いましたので、随分と早くなったものだと思わずにはいられませんでした。

これで何とか秋の訪れが実感できたと思っていたら、夕方の空に絹雲が見られました。絹雲は秋に限った訳ではありませんが、秋に良く見られる雲です。良くほうきで掃いたようなと表現されますが、青空によく映える雲です。
まだまだ残暑が続くようですが季節は着実に秋に向かっているようです。cloud

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小沢氏の大嘘

民主党の代表選挙が告示され、汚沢小沢、菅両候補の公開討論などで舌戦が熱を帯びています。そもそも小沢氏は、不透明な政治資金の問題あの鳩山氏からも指摘されて、幹事長職を辞任したのに、3ヶ月も経たない内に臆面もなく代表選に打って出ようなどとは神をも恐れぬ不届き千万な所業です。

更に許せないのは、件の政治資金収支報告書の未記載問題で嫌疑を受けて強制捜査を受け、秘書が3人も起訴されているのに、捜査の結果自身は何の罪もないことが明らかになったと公言しましたが、これは検察の捜査事実に反しています。2004、2005、2007年にそれぞれ4億円と言う巨額の金額の入出金が未記載となっており、収支報告書の作成に直接関わった秘書だけが起訴され、小沢氏本人がこれを秘書に指示した「明確な証拠」が得られない事から不起訴になっただけですが、秘書が政治家の許諾がないまま政治資金を動かすことなど100%あり得る筈がなく、小沢氏の関与は明白です。
ただ、現実的には録音テープのようなものは発見できず(私は秘書が後日のために録音していた可能性は大いにあると思っていますが)、その主従関係から従属的な立場の秘書からは小沢氏に不利な証言が得られないだけであって、政治資金規正法違反と言う犯罪行為が実在しなかった訳ではありません。政治家の分身とされる秘書が犯罪を犯しているのに、自身が清廉潔白などと主張するのは大嘘つき以外の何物でもありません。

検察上層部が勝訴に疑念があるとして、強引に不起訴としただけであって検察審査会では再び起訴相当の判断が下されることは必至です。更に小沢氏はこの検察審査会制度についても「素人集団」と批判していますが、自分に敵対する存在を許さないその思想は政治家として致命的な欠陥であり、そのことだけでも立候補の資格はありません。

また、代表選にからんで沖縄駐留米軍に関して、普天間代替は県外にと言いながら「腹案はない」ではこれまた大嘘つきと呼ばれかねません。しかも、駐留は第七艦隊だけで十分で海兵隊は不要と要らぬ発言をしていますが、この第七艦隊のワプス級強襲揚陸艦「エセックス」に1800名、オースティン級輸送揚陸艦「デンバー」には900名の海兵隊員が上陸要員として乗り組んでいますが、この事実を全く知らないようです。
また、有事には米本土から要員を空輸すれば事足りると考えているようですが、C-17輸送機は最大189名の兵士を運ぶことができますが、西海岸から沖縄まで10時間以上を要します。勿論一回の飛行で済む筈がなく何回も往復する必要がありますが、整備等を考えれば1日1往復がせいぜいで、30機を投入しても5600人しか運ぶことが出来ません。これでは緒戦に必要な兵員の確保に重大な支障が出る可能性があり、このことは相手に乗じる隙を与えてしまうことに繋がりかねず、一国のリーダー足らんとする政治家の認識としてはいかがなものかと思われます。

このような小沢氏に未だ指導者の幻影を抱く人が結構いるようですが、仮に先の疑惑の4億円が小沢氏個人の所持金だったとしても一介の政治家が当たり前に蓄財できる金額ではありませんし、西松建設からの闇献金問題との関連も憶測されているにもかかわらず、職務権限論で逃げようとしていますが、合理的な納得いく説明もされていません。
一つの嘘をつく人は、その陰で何百倍の嘘を隠していると見るのが妥当です。菅氏がこの国の指導者としてふさわしいかは別として、小沢氏が不適格者であることだけは間違いありません。

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備えなければ憂いあり

我が国では周辺国への「配慮」という思慮のない政治家の誤った理念から離島への自衛隊部隊の配備や訓練を行って来ませんでした。相手が嫌がることをすべきでないというのがその根拠です。しかし、台湾の武力併合を公然と主張している中国では、侵攻時の主力兵器として500mmの装甲を貫通できる105mm砲を備え、10kmの沖合から時速40Kmで航行できる05式水陸両用戦車の配備を進めています。

実際に中国が武力侵攻するかどうかは時の政権や社会状況によってどうにでもなるので、誰にも分かりませんが、もし台湾有事となった場合、中国は米国の干渉を排除したいと思っており、空母を含む機動艦隊や航空機の来援を何とか阻止したいと考える筈です。その場合、我が国の先島諸島を占領して対艦ミサイルや対空ミサイルを配備して米軍に対抗することが十分予想されます。また、中国が言う所の第一列島線は我が国の主権を無視するかのように南西諸島上に設定されており、軍事上の観点から尖閣諸島などを手中にに収めて自由航行権を得たいとの思惑も否定できません。要はその能力があれば、何が起きるか分からないので、事前にそれに対する方策を考えておく必要があると言うことです。

もし、これらの離島が武力侵攻された場合、我が国が取り得るオプションはあまり多くありません。今現在離島には戦車が全く配備されていないため、侵攻部隊が小規模であれば、護衛艦の艦砲射撃や航空機からの対地攻撃の後、陸自部隊を上陸させて相手を殲滅させるのが一般的なシナリオです。しかし、もし侵攻部隊に対艦ミサイルを装備した77式装甲車や携帯式対空ミサイルが含まれていると厄介です。護衛艦が搭載する5インチ砲の射程は約20Km程ですから、仮に対艦ミサイルの射程が20Km以上であれば島に接近できなくなります。また最近の携帯式対空ミサイルの有効射高は5Km程ですから、これ以下の高度での飛行は出来ません。米国のスティンガーが1発300万円程とされていますから、もしこれで1機120億円もするF-2戦闘機が撃ち落とされたとすれば、とてつもない一方的な損害となる訳です。

そこで、我が国も米国などのように陸・空・海の兵力を一体的に運用できる海兵隊のような部隊が必要ではないかと言う声が上がっています。米国の海兵隊はAV-8BハリアーⅡやF/A-18A-Dホ―ネットを運用し、M1A1主力戦車で敵陣に殴り込みをかけることが可能ですが、現在沖縄に駐屯する陸上自衛隊の第15旅団は戦車はおろか迫撃砲等の軽火器しか配備されておらず、一朝有事の際でも相手を圧倒する火力には程遠い状態です。このような状態では奪還しようにも勝負にならず、相手に一方的に攻撃されるしかない有様です。

相手に組み易しとの印象を与えず、武力侵攻を思い留ませるためには、それ相応の兵力・火力が必要です。かけがえのない国土を守るためにも05式水力両用戦車に匹敵する火力を相当数装備する必要があるのではないでしょうか。

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命のリレー、この流れを定着に

7月に臓器移植法が改正されましたが、本日改正後5例目となる脳死による臓器移植が行われることが明らかになりました。1997年に臓器移植法によって脳死による臓器移植がスタートしましたが、この13年間で行われた臓器移植は87例で、1年あたりに換算すると平均で6.7回となります。これは従来の法律では生前の本人の意思表示が厳格に求められたためで、移植以外に助かる道の無い患者達が海外で移植手術を強いられる元になっていました。

しかし、現地の立場からして見れば貴重な移植用の臓器が自国民ではなく、海外からの外国人に提供されることに強い反発を生じることは無理からぬことです。またWHOでも臓器売買禁止の立場から、移植は自国民に限るように働きかけていました。こうした意味合いから自国での臓器提供の機会を増やそうとした今回の法改正は、わずか2ヶ月足らずでほぼ1年分に匹敵する5件の臓器提供という予想以上の成果を挙げたことになります。

提供側の家族にしてみれば、最愛の家族の死の向こう側で、臓器提供を待ちわびる人たちが存在していることは、さぞ複雑な思いであったことと思いますが、限られた時間の中で苦しい決断をされたことについて心から称賛したいと思います。当初、改正によって臓器提供が強制されるのではと言った危惧する意見がありましたが、これまでの家族のコメントの多くが、「誰かのためになり、何らかの形で生き続けていて欲しい」と」言った人間愛にあふれるものであったことが、これに対する明確な反論になったように思います。

これまでは全て成人が対象でしたが、今後は全ての年齢で、助けることが出来る命が救える機会が与えられるよう祈らずにはいられません。

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北ア遭難、真夏の怪

30日午前、北ア湯俣川沿いの旧伊藤新道上部の沢で61歳の女性登山者がたまたま通りかかった登山者に発見されました。女性は今月13日に入山し双六岳から三俣蓮華岳方面に3泊4日で縦走予定でしたが、予定日を過ぎても帰らず22日に家族が岐阜県警に捜索願を出していたものです。当初女性が目指したコースは私も3回行き来していますが、高山植物と残雪が豊富で大変人気のあるコースでしっかり整備されており、登山歴10年とされる登山者が道に迷うことは考えにくいのですが・・・。

疑問その1

家族が捜索願を出したのが22日ですが、下山予定は17乃至18日です。今回は無事に発見されましたが、過去の事例では予定日の翌日夜には捜索願が出されるのが普通のようですから、随分と遅いこのタイミングは大いに疑問です。

疑問その2

伊藤新道は三俣山荘への直登ルートでしたが水害によって荒れてしまい、現在は廃道になっていて、随分前に登山地図からも外されています。春には山スキーヤーが滑り込んではいますが、一般登山者が間違って入り込むような所ではありません。通常有名登山ルートは赤ペンキで表示されており、これが途切れれば、普通は異変に気づく筈で、そうでなければ何らかの意図を持っていたとしか考えられません。また発見場所が標高1700m付近とのことですが、何故稜線に戻ろうとしなかったのでしょうか。仮に間違って入り込んだとしても、その時点でルートを引き返せば1日以内に戻れた可能性が高かったのに、2週間も山中に留まった判断はどう考えても理解できません。正に真夏のミステリーです。

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富士総合火力演習

昨日、富士総合火力演習が2万8000人の観客を前に一般公開されました。これは各国の駐在武官や一般国民に陸上自衛隊が保有する兵器を実弾を使って展示するものですが、参加する隊員にとっても部隊からの移動や実弾を使う貴重な訓練の舞台となっているようです。今回は実弾約44トンが使用され、対戦車ミサイルや今回初めて参加したAH-64D攻撃ヘリコプターの30mm機関砲による射撃も披露されました。

演習見学者は希望者が多く、毎回抽選によって選ばれているのですが中々狭き門のようです。それもあってか、今回初めて公開部分が午前10時から12時過ぎまでインターネットでライブ中継されました。富士の裾野と言う立地上中々簡単に参加できる人ばかりではないことを考えれば、広報上も良いことではないかと思います。それにしても家に居ながら榴弾砲の一斉着弾の模様が眺められるようになったとは時代も随分変わったものだと思いました。

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偵察衛星またダウンか

偵察衛星と言えば核を保有する米・中・ロの独壇場ですが、宇宙の平和利用の幻影に束縛されてきた我が国でも北朝鮮の弾道ミサイル事件を契機に光学式、レーダー式の保有に踏み切っています。いずれも地球を観測する科学衛星のセンサー技術を転用していますので、豊富な資金で軍事専用に開発した先進諸国に比べて解像力など技術的にはまだまだ劣っているようです。

政府は秘密のベールに包んでその実態を明らかにはしていませんが、光学式2基、レーダー式2基の4基体制で情報収集に当たろうとしています。現在は光学2号機、光学3号実証機、光学3号機とレーダー2号機の変則シフトで運用されていましたが、どうもレーダー2号機がダウンした模様です。

光学式と違いレーダー式はレーダー送信機用に大電力を使用する為、太陽電池や電力制御系に大きな負担がかかります。レーダー1号機も設計寿命前にトラブルで運用停止になっており、今回も同様のトラブルと思われますが、前回は打ち上げ4年でしたが、今回は打ち上げ後3年なので技術的問題がクリアされているとは言い難い状況です。光学式は解像力を向上させるため更新が頻繁ですが、レーダー式はあまり機能向上が望めないのか、更新のペースはゆっくりで、打ち上げ機会が少ないせいか根本的な対策が実っていない形です。

気象衛星でもそうでしたが、我が国では予算の問題から予備機によるバックアップ体制があまり考慮されていません。勿論ちょうどの衛星で、安定した運用ができればそれに越したことはないのですが、偵察衛星のビギナーである我が国にそこまでの体制を期待する方が無理と言うものです。後継機の3号機は2011年、4号機は2012年の打ち上げですから本来の4基体制に戻るまで、向こう2年以上はレーダー衛星なしの状態が続く訳で、偵察衛星保有国としてはちょっと情けない話です。

日本周辺を取り巻く軍事情勢は極めて流動的です。衛星そのものの価格は150億円ほどですから、他の偵察衛星の打ち上げに便乗して予備機を保有することが我が国の安全保障上得策ではないかと愚考する次第です。

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