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2006年3月27日 (月)

トキ

今年もトキの産卵が始まりました。トキと言うと在来種の人工飼育ではついに繁殖させることが出来なかったので、繁殖力の弱い鳥のイメージがありますが、なかなかどうして毎年20羽前後のヒナが誕生しています。大陸生まれの若鳥の繁殖能力は頼もしくさえあります。この分で行けば100羽の大台に乗るのも時間の問題ですね。日本のトキは過度の狩猟や自然環境の悪化、特に有機水銀、リン系の農薬の大量使用による魚類、水生小動物の激減と食物連鎖による農薬の蓄積で絶滅のふちに追いやられ、まさに真綿で首を絞められるようにして地球上から消えていったのですが、本来のトキは案外たくましい鳥だったのかも知れません。

種の個体数が100を切ると遺伝子の単一化が進んでしまう為か急激に繁殖数が減ってしまうようですが、中国のトキと遺伝子交流していけば今の繁殖力を維持できるのではと楽観しています。とは言っても昨今は鳥インフルエンザの問題もあり、今のように一箇所で飼育しているのは問題です。複数の施設で分散飼育する構想もあるようなので、早く実現することを願っています。豊岡市のコウノトリのように早く自然界への放鳥が出来る日が来ることを心から願っています。ニッポニアニッポンが再び日本の鳥となる為に。

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