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2006年6月 6日 (火)

トンでもない話

自衛隊が保有する艦対艦ミサイルをフォークリフトで運搬中に誤って落下したところ燃料漏れが発生し、場合によっては弾薬庫が爆発する危険があったとのことです。決められた手順が無視され手抜きの作業によって一基約2億円のミサイルが使用不能になってしまった訳です。しかもミスが露見しない為にウソの報告をしていたというのですから開いた口が塞がりません。

このミサイルはその改良型が開発中だったのですが製造メーカーのM重工が強度試験をごまかし、強度不足が明らかとなって開発が休止となっています。そもそも兵器であるミサイルがたかだか1m前後の高さから落下して破損するようでは元々の強度が十分だったのか疑わしい限りです。民生品である家庭電化製品は全て落下試験を実施して正常であることが求められています。国家の存亡を左右しかねない高額な兵器が簡単に壊れて良い筈がありません。

系列のM自動車が強度不足の部品により死者を出した事件がまだ記憶に新しい時にこのような事件が起きたことは日本の国防がいかにおざなりにされているかを象徴している事例と言えるでしょう。

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