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2006年7月23日 (日)

土用の丑の日

今日は土用の丑の日です。平賀源内の有名なコマーシャル以来この日にうなぎを食べるのが日本人の慣わしのようになっています。今ではスーパーの食品売り場にパック詰めにされたものが手ごろな値段で販売されていますが、かつてはハレの日の食べ物だったような気がします。何か特別なことがあった時に奮発して、一口一口味わって食べたものでした。それが養殖が発達し生産量が増えたことや中国からの輸入品が増えたことで、手軽に食卓に上がるようになりました。これは素晴らしいことだと思いますが色々と問題もあるようです。

一番の問題は稚魚の確保の問題です。淡水で生育するうなぎですが、実は産卵場所ははるか彼方の太平洋です。そこで孵化したわずか数センチの幼魚が数千Kmを泳いで日本の河川の河口に辿り着くのです。日本の養殖用の稚魚はこれを捕獲したものですが、年々減少の一途を辿っています。河川の開発や汚染が進み親うなぎが減少したのが原因なのではと思いますが有効な対策は行われていません。当然値段は上がってしまい、出荷するうなぎの半分は稚魚の値段だそうです。一時比較的手に入りやすい西洋うなぎの稚魚も使われたことがありましたが、味や香りは別物になってしまいました。今中国から輸入されているのはこの西洋うなぎの養殖物で、濃い目の味付けで肉質の違いをカバーしています。

この時期食料品売り場にはうなぎの蒲焼の特設コーナーが作られて売れ行きも好調なようです。私もと思いましたが、見ると前から食べてみたいと思っていた朽木の鯖寿しが売られていましたので迷わず買って帰りました。うなぎを食べるのは次の「土曜」になりそうです。

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