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政治は誰のもの

P9240010 安倍新政権が発足しました。各種世論調査によれば歴代3位の高支持率での船出とのことですが、その支持の理由となるとあまり積極的な理由が見られず、危うさ感が漂うのは否めません。自民党議員にしても、厳しいと言われている次の参議院選挙の広告塔としての役割を期待しており、選挙に負ければ即退陣に追い込まれると言われています。

これは実におかしな理屈だと思います。政治手腕や理念の実現に向けての情熱に期待するのではなく、ただ単に戦後生まれだとか、若いからと言うだけの理由で国のリーダーを選ぶ国民を他に見聞きした覚えがありません。マスコミも彼の父親が総理を目前にして亡くなったことを殊更クローズアップしていますが、政治家としての資質に何の関係があるのでしょうか。

小泉政権下では自由競争を名目に雇用条件の切り下げが進み国民の所得格差が拡大した結果、結婚年齢の上昇や少子化の進行、自殺者や年金未加入者の増加など国民生活の悪化は深刻さを増していますが、このことについての反省が全くありません。根本原因をそのままにして敗者復活だけを唱えると言うのでは、犯罪が増えたから刑務所を増築しようと言っているのと同じです。もし若さを売り物にするのであれば、その若さをどう生かすのかを論ずるべきで、他人と比較していくつ若いとか、ルックスだけをアピールするのでは政治家の評価としてあまりにお粗末で失礼です。これから政治家としての本領を大いに発揮して巷に流れる短命説をどう吹き飛ばすのか、国民が期待するのはその一点ではないでしょうか。

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ハンディでもGPSはすごい

P9240019 今朝自宅に戻ってGPSを手にしました。GARMIN社のGEKO201というシリーズの下位機種で地図は内臓されていませんが、評判通り携帯電話より小型軽量です。早速取説片手にセッティングしてPCのカシミールから地図情報をダウンロードしました。 慣れないため地点の設定にどうしても間違いがあり何回もやり直しましたが、時間ばかりかかってしまいます。今日はお彼岸で友人宅に焼香に行くので、その道中をナビゲートさせようと思ったのですが時間切れで中途半端な設定しか出来ませんでした。それでも目的地の方向、距離はきちんと表示してくれます。

家に帰って取説を読み直し、自宅周辺を目的地に設定して再度機能確認をしてみました。1/25000図からポイント設定しましたが、小道が多い為数メートル(GPSの誤差は10mと表示)の誤差はあるものの、交差点に差し掛かると進行方向を示す矢印がやおらクニュッと曲がり正確にルートナビをしてくれます。これなら迷いようがありません。逆に当初懸念した通りナビに頼りきって地図と磁石を駆使した読図能力の低下が現実問題として心配されるほどです。

登山に携行する際は必要を感じるまでキャリー用の布ケースに入れたままにして、安易に頼らない使い方をしたいと思いますが、予想以上の能力に街でも結構役に立ちそうで驚いています。

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ミューロケットありがとう

明日、最後のM-Ⅴ(ファイブ)ロケットの打ち上げが予定されています。日本の科学衛星を打ち上げ続けてきたMシリーズがこれで幕引きとなります。打ち上げコストを引き合いに国産の液体燃料ロケットが成熟するまでのつなぎの役割が終わったというのが、表向きの理由です。また、固体燃料ロケットは振動が大きく搭載した衛星を損傷する可能性があるともいわれています。もしそうであれば、後継に小型の固体燃料ロケットを開発するというのも釈然としませんでしたが、ここに来てなんとも説得力のある説が登場しました。

JAXAによれば発射場に北海道も候補に加え、移動式の発射台を予定しているとのことです。科学衛星を搭載するロケットですから、どこからも横槍を入れられるスジはないのですが、深読みをするとこういうことも考えられます。

移動式の発射台に乗った固体ロケットというのは、他国であればすなわち弾道ミサイルに他なりません。衛星を打ち上げられる能力があるということは、地球上のどこにでも到達可能ということです。衛星を搭載すればロケットですがペイロードが爆薬であれば弾道ミサイルです。移動式の発射台というのは整備性と共に敵からの攻撃に対する防御性も確保できます。発射場が北海道というのも仮想する対象国が日本の西方にあれば、航空機による襲来をより困難にさせます。衛星打ち上げを名目に常時打ち上げ可能なロケットを保有して有事の際にミサイル攻撃に転用する。以上が一部の人のうがった見方なのですが、案外真相なのかもと否定することが出来ません。

そんな地上の雑音はさておき、M-Ⅴには見事打ち上げを成功させて有終の美を飾ってもらいたいと思います。頼むぞ、M-Ⅴ。そして多くの思い出をありがとうミューロケット。3段目には地上に落下せずに永遠に地球の周りを飛び続けて欲しいと思います。

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未来がまた一歩

東芝からハイビジョンをそのまま録画できる次世代DVD録画機、HD DVDが発売されてから2ヶ月あまり、今度は松下からBD規格の次世代DVDが発表になりました。規格統一の話し合いが決裂して、消費者はどの陣営が勝者になるのか見極めてから購入を決める人が大勢のように思われます。

気になる価格ですが、東芝の39万円(実売約34万円)に対して下位機種とはいえ実勢24万円というのは結構インパクトがあると思います。もう一方の雄のソニーは沈黙したままですが、PS3で中核部品を共用できる強みを生かしてどんな戦略に出るのか、大いに楽しみです。各社の競争で技術が進歩・熟成して、その上価格がこなれてくれれば消費者にとってはありがたい限りです。P9100013_1

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萩の寺

P9170011 暑さ寒さも彼岸までとはよく言ったもので、朝晩めっきり涼しくなって、いつしか季節は秋へと移り、修学旅行の学生の姿も目に付くようになりました。夕暮れ間近に名刹を尋ねてみたら、ちょうど萩の花が咲き出したところでした。桜、紅葉も良いものですが、萩も中々良いものです。

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魔法の杖か?

P9030019 ハンディGPSを購入しました。留守宅に配達されたので、まだ手にしていませんが大いに楽しみにしています。

実は購入までは散々と迷いました。と言うのは登山とは観天望気といって雲や風や空気から気象条件を判断し、地図や地形を読み取ったり、岩角の減り具合からルートファインディングして行動するのが醍醐味だと考えているからです。GPSに頼ってルートファインディングや山カンが鈍るのは困ります。ところがこの春に山の先輩である友人を道迷いによる遭難で亡くしました。どんな理想論を語ろうと笑顔で下山することの方がどれだけ大切かを思い知らされました。

個人的には仮に道に迷っても国内であれば、2日で下山が可能だと思っていますし、これまで致命的な道迷いもありませんでした。でも気象条件などで見通しが利かず、現在位置が特定できなければ動くに動けません。ハンディGPSにはトラックバックという、今まで来たルートをそっくりそのまま引き返すナビゲーション機能が付いています。生命の危険が迫っている時などはこの機能を使って安全に引き返すことが可能になります。迷いに迷ってやっと決断がついて購入を決めました。できれば伝家の宝刀よろしく一生この機能を使うことがないことを願っています。

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飛んで欲しい話

我国は今2機種のジェット機を開発しています。1つはC-1の後継となる輸送機です。自衛隊はC-1とC-130の2種類の輸送機を保有していますが、C-1は周辺国への配慮から航続距離を短くし過ぎたために、海外での平和活動にも支障をきたし、C-130を使わざるを得ない状況ですが、C-130はプロペラ機のため、速度が遅いという致命的な欠陥を抱えていました。

もう1機はP-3Cの後継機となる哨戒機です。どちらも需要が限られる為、経済性の観点からアメリカは旅客機からの転用で対応しています。ところが、国産のジェット旅客機の開発を目論む経済産業省は逆にこの2機からの派生で国産のジェット旅客機を開発しようとしているようです。

現在、旅客機の市場はボーイング社とエアバス社の2社が独占しています。その2社に遥かに及ばない弱小の国産メーカーが個別に開発しても成算は無いとの見方が一般的ですが、YS-11以来の日の丸ジェット旅客機が大空を飛ぶ姿は何とか実現して欲しいと密かに応援する次第です。

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飛んだ話

P9100006 思いがけずに時間が取れたので、ワンコを連れて初秋の山歩きに出かけました。夏の名残のトリカブトの紫の花がそこかしこに咲いていて、目を楽しませてくれました。途中ちょっとした岩場があったのですが難なく通過して頂上に立つことが出来ました。ところが下山の途中でちょっとしたアクシデントがありました。登りは難なく通過できた岩場でしたが、降りはちょっと難航でした。すると少し手間取っている間になんとワンコが3mほどの岩場をジャンプして降りてしまったのです。幸いワンコにケガは無かったのですが、大いに肝を冷やした一瞬でした。

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またか

自衛隊のミサイル艇から民家のある方向に向けて実弾が発射されました。不幸中の幸い、死傷者が出なかったのがなによりでした。防衛庁長官が再発防止を訴えていましたが、信用できません。何故なら誤射は繰り返されているからです。かつて攻撃訓練中のF-15戦闘機が僚機に向かって安全装置を外したミサイル発射ボタンを押してミサイルを発射し、見事1発で撃墜しています。撃墜されたパイロットは脱出して無事でした。撃墜したパイロットは操縦資格を剥奪されたはずです。また、米軍との演習に参加した護衛艦が、対空ミサイルを誤射して米軍機を撃墜してしまいました。この時もパイロットは無事脱出して人的被害はありませんでした。更に自衛隊の基地で熱線追尾型の空対空ミサイルが地上発射される事故が起きています。自動車など前方に強い熱源があれば目標に命中するところでしたが、幸い誤爆はありませんでした。また、北海道でF-4戦闘機が機関砲を発射する事故も起きています。幸いにも何れも人的被害は免れていましたが、何れの事故でも再発防止が誓われていたはずです。ところが事故は何回も再発しているのです。

今回の事故は実弾の装填の有無を怠った初歩的なミスと思われますが、過去の事例が全く生かされておらず、言語道断と言えるでしょう。過去はたまたま人的被害が無かった為、再発防止の取り組みがおざなりになったとしか思えません。通常機械類の点検を行う場合、事故防止の観点から電源を切るのが定石です。機能を確認する場合でも危険となる方向には人の立ち入りを制限するのが普通です。ところが、今回は実弾の装填の確認は全くされておらず、人家の方向に銃身を向けたまま機関砲を操作するという、およそ軍事のプロとしてあるまじき軽率な行為から発生した事故と断じざるを得ません。

長官が軽々しく口にした再発防止がそんなに容易くない事を全隊員が肝に銘じてくれることを心から希望する次第です。

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秋来ぬと・・・

P9030013 9月に入ったとたんに朝夕が随分過ごし易くなりました。3週間ぶりに自宅に向けて早朝に車で出発しましたが、日の出が大分遅くなっているのに驚きました。20数年ぶりに訪れたこの山も20℃で秋の空気で迎えてくれましたが、木の葉の色づきはまだのようです。途中で鹿にも会いましたが、あいにく鹿笛を聞くことは出来ませんでした。

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失態

山口県周南市で起きた女子学生殺害事件の容疑者である同級生の少年の行方が未だにつかめません。容疑者が未成年の為、少年法の壁を意識してのことでしょうが、警察の捜査がお粗末です。犯行当時の服装や身体的特徴は未だに明らかにされていません。逮捕状がおりた時点で何故公開しなかったのでしょうか?また逃走に使ったバイクの特徴も何日もたってから公開されましたが、あまりに遅すぎます。しかもナンバーも公開されていません。これでは市民も協力のしようがありません。

情報の遅出しと徹底的に秘密主義を貫いていますが、どういう考えによるものなのでしょうか?容疑者の少年はほとんど所持金を持っていなかったとのことですが、金銭を求めて2次的犯行を起こす恐れがありますし、思い詰めて自殺に走る可能性もあります。早急な身柄の確保が急がれるのに緊急性を認識できていないとしか思えません。先の秋田の小学生連続殺人でもそうでしたが、地元警察の捜査能力があまりにお粗末な場合は警察庁が直接捜査の指揮を執るべきではないでしょうか。手をこまねいている内に新たな被害者を生まない為にも。

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クラスター爆弾

レバノン侵略で大量のクラスター爆弾が使用され、危うい停戦が続いている今も不発弾による死傷者が発生しています。地上に展開する兵士を効果的に撃破する為に開発された爆弾ですが、大量の不発弾が残る為民間人の居住する地域での使用は制限すべきというのが世界の趨勢です。ところがあの国はかつても配慮を欠いて使用した前科があり、供給国の世界一の超大国から供給停止を科せられたのに性懲りもなく、再び無差別攻撃の為に停戦直前に積極的に使用したようです。

国連事務総長が非難のコメントを出し、さすがに供給国でも非人道的だとの非難が沸き起こっているようですが、このような他国の人命を軽視する国家がこの現代に存在することに深い憤りを覚えます。

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