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2006年11月 9日 (木)

笹枯れ

Pb040011先日比良山系に登山した時に、同行者から以前あった笹原が消滅しているとの指摘がありました。確かに樹林帯のどこにも笹が見られません。竹や笹は60年に一度開花するとその後枯れると言われていますが、当地でも数年前に笹の花が咲いたとのことなので、その影響かなと思っていましたが、先週南ア深南部を登山した時に同じ現象に出会いました。以前登山した時には笹が茂って足元からイノシシと思われる動物が走り去る音に驚いたこともありましたが、今回見ると笹が枯れてしまって地表がむき出しとなっており、動物が姿を隠す下草が全く生えていないのです。昨今の温暖化の影響なのか、はたまた中国からの酸性雨の影響なのか真相はそれこそ藪の中ですが、人知れず何かが進行しているようで不気味です。生態系に深刻な影響が無いことを祈るのみです。

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コメント

自然環境の変化は近年著しいものを感じます。
温暖化のせいか生態系の影響はもとより、それに拍車を掛けた人間へのしっぺ返しが起こってきていると思います。熱帯性伝染病の北上や新型インフルエンザ、そして台風や竜巻などの気象異常。
今は無駄でも、数十年後に実のなる気の長い対策をしていく必要があります。

25kg...遥か昔のお話です。
犬との登山...おっしゃる通り!人間も犬もマナーを守らなければ一緒です。里山を知らない人に国定公園や国立公園の山へ行って欲しくないものです。ダニの活動も沈静化してきたので、そろそろワンコを連れて山へ登ってみたいと思います。

投稿: 山奥 | 2006年11月11日 (土) 06時39分

山奥さん、コメントありがとうございます。自然のしっぺ返しは別の形でも始まっています。林道の造営の為、のり面を高く削った為に山肌の崩壊を招き、それが稜線まで達して登山道の下が空洞になり登山道の陥没を発生させています。林業の維持の為林道の開設は止むを得ないとは思いますが、工法に節度を持たないと実に簡単に山は壊れてしまいます。
私たちが登った山域はあの紀伊国屋文左衛門が大規模な造営工事の用材を切り出す為に購入したと伝えられていますが、機動力のなかった時代に大量の木材を搬出出来た訳ですから、工夫次第で自然へのインパクトも抑えられるのではと思います。登山者は林道造営については無力ですが、事態を見つめる証人になることによって大規模な自然破壊に歯止めをかける役割を担えるのではないかと思います。
道中何箇所もヌタ場を見かけました。ヌタ場があるということは当然ダニも存在する訳です。我家のワンコはノミ除けにフロントラインを投与していますので、今までこの手の被害にあったことはありません。

投稿: 雨辰 | 2006年11月11日 (土) 10時38分

南ア深南部には所によって背丈を越す笹の密生したエリアがあり、登山を困難にしたり道迷いの遭難を引き起こしたりしています。昨夜は山仲間との飲み会でしたが、その時聞いた情報では、どうもそうしたエリアでも笹原の消滅が起きているようです。鹿やカモシカ等の草食獣にとって笹は冬場の貴重な食料となるはずですが、人里や林業への食害を誘発して有害鳥獣駆除などの彼らの生存を脅かす事態にならなければと思っています。

投稿: 雨辰 | 2006年11月12日 (日) 12時54分

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