« 2006年11月 | トップページ | 2007年1月 »

秘密基地

Photo_10 最近は山小屋に泊まることがほとんどありませんが、かつては夏山シーズンが終わって管理人が下山し、期間外開放となった小屋をありがたく利用させてもらい、南アルプスの秋山登山を楽しんだものです。

写真(30万画素のため画質が悪いのはご容赦下さい)の小屋は南アルプスの前衛のそのまた前衛の杉ノ沢山(仮名)にあるモミジ小屋(仮名)です。ここは某職域山岳会が管理し、手作りの薪ストーブに盛大に枯れ枝を燃やして、山男が宴会を楽しむ隠れ宿のような山小屋です。モミジ小屋は沢沿いにあるため、水は豊富ですし回りは広葉樹の疎林で枯れ枝を集めれば薪にも不自由しません。一般のガイドブックには記載されていないので訪れる人も限られていて静かな一夜を楽しむことが出来ます。但し夏場はダニやヒルに要注意です。本当の名前で検索をかけたら相当数のサイトが出てきましたので、結構有名な存在になっているのかも知れませんが、次のようないきさつがあるため、今回は仮名とさせてもらいました。

元々は国有地を借りてワサビ田が作られ、それの管理小屋として建てられましたが、いつしかワサビ田は放棄され、荒廃していたのをたまたま杉ノ沢山に登山した部員が見つけ、手を入れて使っていました。周辺の登山道も私的に整備してプライベート小屋として、地元山岳界に知られるようにもなりましたが、ある日営林署の知るところとなり国有地の無断使用として大問題になりました。しかし地域柄、山が深く道に迷った遭難者がこの小屋によって生還できたことが考慮され、避難小屋として存続が認められて今日に至っています。

杉ノ沢山は、かつては稜線に猛烈な笹が生い茂り、登山者の入山を拒んでいましたが、笹の勢いが衰えたのと大幅に人の手が入って今では一般道からはハイキングの領域の山となっています。ただ、小屋への道はわかり辛く、小屋から杉ノ沢山に登った部員が経験者にもかかわらず、下山時に分岐点を見逃して下の林道まで下降してしまい、2時間近くかけて登り返すという笑い話も残っています。

私は単なるゲストで、ここ何年か訪れていませんが、落ち葉の季節になるとこの小屋のことが懐かしく思い出されます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

告白

Pc100009今まで使っていたデジカメの予備バッテリーがまったく使えない状態になり、新しいバッテリーを買うか、カメラを買い換えるか随分考えましたが、カメラを買ってしまいました。未だ十分機能を掌握できていませんが、とりあえず星座写真を写してみました。冬の星座の代表オリオン座です。

暗かったので電線の存在はまったく気が付きませんでした。次はなるべく地上の風景を取り込まずに写してみたいと思います。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

国産戦闘機生産中止に

かねて言われていた国産戦闘機F-2の生産が予定数を削減して打ち切られることが正式に決定しました。F-2については機体価格が高額になってしまったことや搭載するレーダーの性能に疑問があることなどが巷間言われていましたが、暗に肯定する結果となってしまいました。安全保障に直結しますのでこれらに対して政府がストレートにコメントすることは無いと思います。

元々F-2は我国に上陸しようとして押し寄せる大量の艦船を撃破する目的で開発されました。島国である我国が要求する特殊なスペックを満たせる戦闘機(本来は攻撃機と呼称すべきですが、政治的配慮で戦闘機に分類)は無く、独自開発して輸出もしなければ、生産機数が限定されて一機あたりの単価が高くなるのは当然なので、今更何を言っているのかと言う気もします。また、米国の場合、米軍への販売価格と他国に売却する価格とは大幅に違うようなので(既に自国調達分で償却された筈の開発費を販売価格に上乗せする為)一概にF-2が高いとは論じられません。

また、用途目的も冷戦が終結して、我国への上陸作戦の可能性が大幅に低くなって本来の艦隊攻撃から侵入機の迎撃任務が追加されました。上空から海面上の艦船を索敵する仕様のレーダーにF-15と同様に正面から飛来する航空機を索敵させることが妥当なのか疑問に思われます。艦船捕捉任務であれば問題は無いようにも聞くのですが、真偽の程は軍事機密のベールに包まれています。

何にしても我国を取り巻く軍事情勢が変わってしまった以上、効果的な防衛力を保持する為に保有する装備の見直しは当然のことと言えますし、限られた予算の中では必要以上の装備を保有するより、過剰な分をより必要な装備に振り向けるのが賢明な選択だと思います。F-2の調達打ち切り決定は、残念ですが止むを得ない結論と言わざる得ません。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

泣くな間ノ岳

今日の早朝、自宅に向かう車の中でラジオを聴いていて思わずズッコケました。女性タレントがリスナーの葉書を読み上げていたのですが、甲斐駒ケ岳、北岳に続けてマノダケと読んだのです。山名ですから一般の人には馴染みが無いのかも知れませんが、少し下調べすれば判る事だと思うのですが・・・・・。間ノ岳(あいのだけ)は日本第二の高峰である北岳と農鳥岳(のうとりだけ)の間にあるから間ノ岳と呼ばれ、かつて越すに越されぬと形容された大井川の源流のピークです。その後、訂正されることも無く番組は進行してしまいました。

この番組では以前も伊豆半島の付け根を流れる狩野川(かのがわ)を何回も「かりやがわ」と紹介してしていました。狩野川は戦後間もなくの台風、狩野川台風で大水害を起こしたことで全国的に有名なはずですが、番組のディレクターは地理オンチの揃いなのでしょうか?放送界の雄、TBSさん、誤読はプロとして恥ですよ。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

国連分担金

来年度の国連分担金が決定しました。今年度の日本の分担金割合は非常任理事国ながら19.5%で加盟国中2番目に多い負担でした。来年度は3%軽減されるようです。

片や同じ加盟国ながら議案に対して不平等な拒否権を行使できる特権を持った常任理事国である中国はたったの2.2%、原油の高騰で国家財政が危機を脱し他国に対してにわかに強圧的になったロシアにいたってはわずかに1.1%です。分担金の多寡で発言力を左右すべきとは言いませんが、これではあまりにバランスを欠いています。自国の権益のままに拒否権を主張するのであれば、せめて10%、常任理事国全体で50%は負担すべきではないでしょうか。

常任理事国に推されることも無く、国連職員数の比率も各国に比べて異様に低いなど世界から全く相手にされないのに気前良く米国に次ぐ世界第二位の分担金を長らく貢ぎ続けた我国は世間の笑い物であり、外務省たるや多額の税金を浪費しながら何の外交的努力もせずに、ただ言われるままに大金を垂れ流して国益を大いに損なって来たのでした。

我国が世界に貢献し、存在にふさわしい分担金は果たしていくらなのか、来る来年の通常国会では血税の使い道として今まであまりに無頓着だった国連分担金について大いに議論して欲しいものです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

夢について

先日メジャーリーグ入りを果たした松坂投手が入団の記者会見で「夢」という言葉は、かなわないことの比喩なので、好きな表現では無いと言った趣旨の発言をしていましたが、当ブログのタイトルに夢という言葉を使っている私としては強い違和感を覚えました。

プロフィールにも書いていますが、夢は私が青春時代に通いつめた喫茶店の名前です。オーナーの人柄からか、取材で当地を訪れた作家の新田次郎も立ち寄って、夢を織り込んだ一句を色紙に残していますが、そこに集った面々もそれぞれがかなえたいと願った夢を熱く語り合ったものでした。私にとって夢とは決して英文の仮定法過去で表される叶わぬ願望などではなく、いつかはかなえたいと思い続ける熱い情熱の事なのです。私はこれからも夢を持ち続け、夢を語っていきたいと思っています。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

心痛

先日一緒に登山をした同年齢の岳友が、その一週間後にクモ膜下出血で病に倒れてしまいました。頭痛を感じて自ら病院に出向いたとのことだったで、楽観していたのですが手術後も明瞭な意識の回復が無いようで、3週間を経ても集中治療室での治療が続いていて、近親者にしか面会が許されておりません。

発病の前日も特に不調を訴えることは無かったとのことで、余計にその前の週の登山のことが思い出されます。悪天下での登山でしたが、お互い快調に歩を進めて頂上に立つことが出来、楽しく昼食を取って下山をしましたが、前兆は微塵も感じられませんでした。

今は彼の一日も早い回復を祈るのみですが、明日は我が身かも知れません。もう若くは無い年齢なので健康管理には注意したいと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

変換誤字

文章をまとめるのが下手なので、このブログでもアップしてから気になって書き直すことがよくあります。その際誤字脱字をしていることに気付くことがしばしばです。自筆の時は漢字が思い浮かばなければ国語辞典等を使いますが、パソコンは勝手に変換してくれるので大変助かりますが、油断しているととんでもない変換をしてしてくれるので、後で気がついて大変恥ずかしい思いをすることがあります。最近の失敗例では、 ○ 手応え  →  X 手答え   全く気がつきませんでした。ああ恥ずかしい。

| | コメント (7) | トラックバック (0)

格安トレッキングポール

単身赴任生活をしていると様々な物が二重に必要になって来ます。登山用品も自宅用と赴任先用と揃えなければならず、少しくたびれてきた物を赴任先用にしています。トレッキングポールは1本しか持っていない為、これまで赴任先では使えませんでした。ところが先日自宅近くに売り場面積の大きな100円ショップが開店し、覗いてみるとなんとトレッキングポールがあるではありませんか。しかもショック吸収用のスプリング内蔵です。さすがに100円ではなく1000円ですが専門店で買えば最低でも3500円はします。耐久性に一抹の不安は感じましたが、仮に行動中に破損しても致命的な影響を受けるわけではないので即購入して使ってみました。

自宅で試している時はなんとも無かったのですが、行動中に長さを調整しようとしたらロックがうまくいきません。軸を回転させてロックする機構ですが、何回もトライしてやっとロックできました。パーツのなじみなどによる初期段階のトラブルなのか、たまたま私の購入した個体だけの問題なのか判りませんが、今のところ少し本気にならないと扱えないようです。心配した強度は全く問題ありませんでしたので価格からすればまあまあ合格点といったところでしょうか。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

出処進退

パロマ、シンドラーエレベーターと今年重大事故を起こした企業の社長がそれぞれ辞任をするようです。安全性という何よりも優先されるべきものについての認識について当初からその姿勢が問われていましたが、ここに来て企業再建の為に心ならずもと言った印象を受けました。特にシンドラーは日本社会の特殊性を主張していますが、明確な事故原因の公表を拒むなど人命が掛かった設備を販売している企業としての自覚が未だにないように感じられます。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

大型衛星打ち上げへ

今週の土曜日、16日の午後にH-ⅡAロケット11号機が打ち上げられますが、あまりマスコミで取り上げられていません。それだけ打ち上げの信頼性が向上して常態化してきたのでニュースとしての価値が下がったと言うことなのでしょう。但しロケット、衛星とも技術的には進化を続けており、11号機では技術試験衛星きく8号を搭載しますが、国産の衛星としては過去最大の5.8トンもあります。ロケットも打ち上げ能力向上の為、通常2本のブースターを4本にしてパワーアップしています。

H-Ⅱロケットは今後メインエンジンを2基搭載して衛星打ち上げ能力を更に向上させたH-ⅡBタイプが計画されていて、搭載衛星の重量によってH-ⅡAとⅡBを使い分けていくようです。現在でも有人宇宙船を打ち上げる能力はあるので、いつの日か実現させて欲しいものです。

きく8号は19mX17mの巨大アンテナを送信用、受信用と2枚装備しており地上との小型端末や携帯電話との直接通信をめざしています。現在イリジウム等低軌道(受信機の能力が低いので通信距離を短くする為)に多数の衛星を打ち上げて通信ネットワークを運用していますが、高額なコストがかかっています。きく8号では衛星側のアンテナを大型化することで、小型端末との通話を可能にし、放送衛星のように1機で全国をカバーすることも可能となります。但し赤道上の静止軌道では角度が低くなり地上の障害を受けやすいので、真上近くに衛星を配置する必要があります。今後天頂衛星の打ち上げ実験も予定されていますので、将来これが実用化されれば高価な専用電話機を使用せずに国内全域で衛星電話が利用でき、緊急時の通信確保に大いに期待されます。

今のところ当日の天候は期待出来そうなので、無事打ち上げが成功することを願っています。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

生きる権利

生後9ヶ月の赤ちゃんがアメリカで多臓器の移植手術を受けて無事手術が終了しました。例によって国内では臓器移植法の年齢制限によって乳幼児の臓器移植が認められない為、多くの善意の寄付金を集めて海外で移植手術を受けるというお決まりのパターンですが、安堵と共に強い怒りを禁じ得ません。

海外では認められる脳死移植がどうして国内では認められないのでしょうか?我国には独特の死生観があり、また根強い脳死判定に対する不信感があるのは理解できますが、国内での解決を放棄して、国内法が及ばない海外での手術に追いやっている事態を長年に亘って放置している政府及び国会議員はどういうつもりなのでしょうか。脳死判定の精度の向上や第三者による判定機関の設置など出来ることはいくらでもある筈ですし、海外での移植運用のノウハウの実態を調査して我国に反映することも出来る筈です。助けられる命を手をこまねいて見捨てる状況は北朝鮮による拉致を長年放置してきた姿勢と重なって映ります。

移植によって助けられる命が、国によって見捨てられている為に海外での移植を強いられたり、怪しげな病気の臓器移植に頼らざるを得ないのはどうにも情けない限りです。この国に生まれた人間が手厚く生を全う出来る社会であってこそ美しい国を標榜できるのではないでしょうか。

| | コメント (3) | トラックバック (0)

電池の不思議

最近リチウムイオン電池の事故のニュースが目立ちます。以前から海外で純正品以外のバッテリーを使用した携帯電話が発熱するトラブルが伝えられていましたが、対岸の火事と気にしていませんでした。ところが今夏にはSONY製のバッテリーパックによるノートパソコンの発火事故が相次ぎ巨額の回収騒ぎに発展しました。

この騒動も沈静化したかと思ったら今度はドコモの携帯の破裂や発熱のトラブルです。バッテリーメーカーは三洋電機で、ニッカド電池等二次電池(充電式電池)では老舗です。SONYの事故では製造工程で発生したニッケルの金属粉が混入して急速充電方式と相まってショートを起こし発熱、発火事故を起こしたようです。三洋は製造工程で電極が変形したものが混入し、圧力が加わった時に絶縁体が破れてショートが発生したようです。

リチウムイオン電池はニッカド電池やニッケル水素電池で発生するメモリー効果が起きにくく継ぎ足し充電が可能、小型で大容量化が可能等の利点があり小型軽量が求められる電子機器に多く採用されていますが、基本的に取り扱いに注意を要する素材が使われており、充電時に発生するガスで容器が変形する危険性を持っているようです。三洋では高容量化する為に充電電圧を高く取り、これがガスの発生を促して容器の変形につながり電極のショートを起こし易くしている一面もあるようです。

リチウムイオン電池は充電時に精密な電圧コントロールが必要のようで、我々一般ユーザーは電池について専門知識を持ち合わせていないので、極力純正品以外の電池を使用せず、電池に外力や高温が加わるようなことは避けるのが賢明なようです。また、私はリチウムイオン電池を使用したら次に備える為に直ぐに充電して保存していましたが、フル充電に近いほど保存時に容量低下現象が進行してしまうようです。出来るだけ継ぎ足し充電せずに(ほんの少し使って充電しても一回は一回として寿命に影響してしまいます)使い切って、次に使用する直前に充電するのが長持ちさせるコツのようです。

電池は外から内部が見えませんが最先端の金属や化学の技術が満載されており、メーカーでも十分特性が把握できていない面もありそうなので、改めて取り扱いには細心の注意が必要であることを痛感しました。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

デジカメで星空を

Photo_9 デジカメの予備バッテリーが完全にダウンしてしまいました。もともと純正品を買うつもりでヤ○ダ電機に行ったところ、もっと安い相当品がありますよとの店員の口車につい乗ってしまったのが、間違いの元なのですが純正品に比べて容量の低下が著しく、とうとうリチウム電池で起きるはずのないメモリー効果を起こしたような症状で充電しても全く使えない状態になってしまいました。

純正のバッテリーを買おうか、それとも最近はスペックが見劣りするので、画素数のもっと多い新型カメラに買い換えようかと迷ってネットで検索していたら、とあるサイトでデジカメ単体だけで星空が撮れることが判りました。最近は高画素化と共にISO感度も随分高いものがあり、この機能を利用してISO2500以上にすると赤道儀を使わなくても、開放で4秒ほどの露出で綺麗な星座の写真が撮れるようです。

残念ながら私の現行機はISO400までなので星座の写真は撮れませんが、月面写真なら私のカメラでも撮れそうなので早速マネしてみました。当日は満月で想像以上に明るいのでいろいろ条件を変えながら試し撮りをしたら、ちょっとピンボケですがなんとか写真になりました。本当は半月の方が光線が斜光となってクレーターが綺麗に写るのですが、素人写真なので構いません。きちんとデーターを控えなかったので、多分ですがISO100、F3.7、1/1000秒、光学10倍+デジタル5倍だったと思います。ピントが怪しいのはAFのままだった為と思われますが、MFの設定がうまく出来たら再チャレンジしてみたいと思っています。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

一澤帆布のザック

Pb250004 先日、古くからの知人と久しぶりに駅で山行の待ち合わせをしましたが、やって来た同行者が背負っていたのが一澤帆布製のキスリング型のザックです。私は登山を始めて以来雨蓋の付いたタイプしか使っていないので、雨蓋が付いていた方が便利ではと聞いてみました。すると知人いわく、シンプルが一番、これが一番使い易いのだそうです。

知人は2000年に購入したとのことですが、ご存知のようにその後、一澤帆布は不可解な遺言状の真偽を巡っての裁判のせいで、一澤帆布とそこから追い出されるようにして創業した前社長の一澤信三郎帆布の二つの店に分裂してしまいました。職人の大半が信三郎氏と行動を共にしたことや帆布の供給元が一澤帆布との取引を拒絶して信三郎氏側に着いたことを見ると事のいきさつが推測されます。はたして現在どちらの店でこのザックが作られているのか判りませんが、彼のようなユーザーが嘆くことの無いように、変わらずに良い商品を提供してくれることを願っています。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

石油暖房機

師走を迎えて寒さが一段と厳しさを増してきました。暖房器具の活躍のシーズン到来となったわけですが、そんな中シャープが石油ファンヒーターの生産からの撤退を発表しました。これですべての総合家電メーカーが石油暖房機の生産から手を引くことになったそうです。暖房機能の向上したエアコンの普及や大幅な価格の下落が理由のようですが、もしかしたら液晶テレビのCFで環境対応企業をPRしているので、CO2を排出する製品の販売は具合が悪いのかも知れません。

昨今の石油価格の高騰で石油系の暖房機は敬遠されているかも知れませんが、電気系の暖房に一本化してしまうのは考え物です。例えば何らかの理由で停電すれば、ファンヒーターやエアコンは使えません。今夏東京で高圧線が切断された長時間の広域停電が発生しましたが、大規模地震などでは更に長時間の停電が予想されます。地震の被災地の映像でも良く流れますが、石油ストーブであれば停電に関係なく使用できます。2000年問題が真面目に心配された1999年の冬には大規模停電の心配から爆発的な売れ行きだったそうです。

地球環境の観点から見ればよりエネルギー効率の高い暖房に集約されることが望ましいのでしょうが、災害のリスクを考えると自己発熱出来る非電気依存型の石油ストーブも捨てがたいと思います。

| | コメント (3) | トラックバック (0)

« 2006年11月 | トップページ | 2007年1月 »