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赤ちゃんは誰のもの

柳沢厚労大臣が女性を出産する機械に例えて、女性を中心とする野党の批判を浴びています。野党は比喩として機械に例えたことの言葉尻を問題にしていますが、私はそんな問題では無いと思います。

我国は今出生数の減少による少子化の問題に直面しています。少子化によって人口の構成バランスが崩れて、年金の負担年齢層の減少による年金制度の破綻の問題や様々な社会的負担を担っている人口の減少によって従来の社会システムの崩壊が懸念されているからです。しかし何故出生数は減少してしまったのでしょうか?実は少子化の問題は随分前から指摘をされていたのです。しかし時の政府や厚生省は統計の確定を待ってからと言う逃げ口上で、幾度と無く問題を先送りにし、実態とかけ離れた夢想とも言える出生率を掲げて有効な施策を打ち出さず、国民を欺いてきた結果なのです。

我国には子宝と言う言葉があります。私達は政府に言われたから子供を設けるのではありません。夫婦の愛の帰結として、家族のあるべき姿の具現化として子供の誕生を望み、授かるのだと思います。そして、中には医学的理由によって出産を望めない夫婦も沢山存在します。また、経済的理由や出産を許さないライフサイクル上の制約に拠って出産を諦めざるを得ない夫婦も数多くいます。それぞれの事情によって家族計画がなされ、日々の生活を送っているわけです。国民の健康で文化的な生活を管掌する厚労大臣がそんな国民の事情も理解出来ずに、ただ機械的に出生率だけを増加させれば事足りると考える認識が一番問題なのだと思います。

安倍総理は柳沢大臣を失言という解釈で擁護していますが、就任演説で力説した美しい日本とは個人の幸福の総和として豊かな社会が実現でき、その社会を見渡した時の表現として成り立つものだと理解していました。しかし社会の安定の為に出生数を増やせという思考は、かつてエコノミックアニマルと批判された経済効率最優先の姿勢と何ら変わらない唯物論的な考え方ではないでしょうか。国の宝と呼ぶにふさわしい存在ですが、赤ちゃんは望まれ、愛情に包まれて誕生すべきであって、決して打算や国家の都合によって出産が左右されるべきではないと考えます。その意味で大臣発言はこの国のあり方までも否定しかねない問題発言であると考えますし、責任は重大ではないでしょうか。

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こんなものまで

Photo_12 例年なら寒さが一番厳しくなる頃ですが、今年の暖冬は特別のようです。正月に早咲きのレンゲを見ましたが、今満開を迎えています。梅も既に開花していますし、名古屋では桜の花も見られたようです。

昨晩は友人達と遠州灘に面した海辺の宿で遅い新年会を開きましたが、今朝朝食前に海岸の防風林を散歩をしていたら写真のようにとんでもないものを見てしまいました。花の形から帰化植物の高砂ユリと思われますが、1月の野外でまさかユリが開花するなんて、思わず我が目を疑ってしまいました。今年の気象の先行きがとても心配になりました。

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宇宙を汚すな

中国が自国の廃棄された気象衛星をミサイルで破壊する実験を実施しました。実験の目的は台湾への軍事力行使の際に事前に米国のミサイル警戒衛星を無力化することによって、米軍の軍事行動を牽制する為と思われます。報道によれば、これによって無数の破片が数百キロの高度で散乱し、周回する衛星に衝突して破壊してしまう危険性を生じてしまったとのことです。衛星はゆっくり移動しているように見えますが、実際は秒速数キロ(時速数万キロ)で移動している為、数グラムの破片であっても衝突すれば衛星に重大なダメージを与えてしまいます。軍事用ばかりでなく各国の民事用衛星や有人宇宙船が10年単位に渡って危険にさらされることになってしまった訳です。国際宇宙ステーションを往復するスペースシャトルやソユーズ、有人宇宙船の打ち上げを目指すインドや当の中国の宇宙船も危険な宇宙ゴミ(スペースデブリ)を通過するリスクを強いられることになってしまいました。ロシアのプーチン大統領は過去にアメリカが同様の実験を行っていたことを理由に中国を擁護したようですが、破片の拡散を考慮した議会の圧力によってではありますが、1回で実験を中止した米国と違い、同様の実験を繰り返していたロシアに発言の資格があるのでしょうか。

GPSは元々軍事用に配備された衛星群であり、通信衛星も各国で軍事利用されたり、偵察衛星も多くの国で運用されている現在、宇宙の平和利用等ときれい事を言っても始まりませんが、各国が共同対処して中国に再発を許さず、発生する被害に対しては責任を取らせることを確約させるべきではないでしょうか。

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木っ端役人の浅知恵か

宮崎県の養鶏場で新たな鳥インフルエンザが発生した模様です。ところが、問題の養鶏場を視察しようとした東国原新知事の入場を、当の県の担当者が部外者扱いして拒否したとのことです。かつて長野県知事に田中康夫氏が当選した時に挨拶に回った先の県の幹部(土木部長だったと記憶していますが)知事の名刺をテレビカメラの前で折り曲げた事件を思い起こさせます。県知事は対策本部の最高責任者です。もし防疫上の問題を理由にするのであれば、その担当者自身が入場できない理屈になります。防疫上の対応手段があるのであれば、入場を妨げる理由はありません。テレビカメラも既に現場の映像取材を行っています。

私はこの担当者は鳥インフルエンザを防疫すべき立場でありながら組織の一員としての認識が無いことと、気心の知れない新知事の入場を拒否することによって何らかの事実の隠蔽を意図した行為(県民に対する背信行為)によって懲戒に値するのではないかと考えます。疫病の蔓延を防止するのが県としての焦眉の責務であると考えますので、県の最高責任者として実情を把握するのは必然であり、事実の認識無しに有効な対策の立案は有り得ないので、知事の判断は当然と思います。十分な認識の上で養鶏業者の救済についても当然措置を講じなければなりません。

県の担当者が何を恐れたのか判然としませんが、仮に自身の担当部署の瑕疵の追及を恐れたのであれば、あまりに浅薄な自己保身の論理であると断じざるを得ないと思います。

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食べ逃げはしないで

納豆が世間の荒波に揉まれています。元々伝統的で良質な大豆蛋白として米飯と合わせて食されてきましたが、最近になって様々な科学のメスが入り、サポニン、イソフラボン、オリゴ糖、ナットウキナーゼ等の成分の効能が次々と明らかになりました。例の番組で言われたような急速なダイエット効果だけはあまり期待出来ないのかもしれませんが、便通の改善などによって消化器官の健全化が図られ、少なからずダイエットの効果も期待できるのではないでしょうか。とは言っても食品ですから、薬剤のような劇的な効能というものは本来有り得ないと思いますが、食材のひとつとして有用な一品だと思いますので、せっかく食べ始めた人は騙されたなどと思わずに、どうか食べ続けて欲しいものです。

京都では今日も品切れで買うことが出来ませんでしたが、せっかく増産してくれた納豆業者が、消費者の手のひら返しで売れ残りの在庫の山に泣かされる事態だけは避けて欲しいものだと思います。

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模様替え

               写真の設Photo_11定がおかしくなったのを機にちょっとデザインを触ったらごらんのように変わってしまいました。ブログのタイトルにしている思い出の喫茶店「夢」の雰囲気を出すつもりだったのですが、常連のゲストの方はさぞびっくりされたことと思います。ただ不思議なことに色々と設定を変えている間にアクセス数がどんどん増えてあっという間に累計5千人の大台を突破してしまいました。何がなんだか良く判りませんが、アクセスいただいた多くのゲストの方々に御礼を申し上げます。

前の方が良かったという意見が多かったら、いつでも元に戻すつもりですがいかがでしょうか?

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あらためまして

P1140007_9 昨日はおまけに貼った画像のサイズが大きくなりすぎてビックリでした。設定を変えたつもりはなかったのですが、これがパソコンのこわいところです。

写真は朝の東寺の五重の塔です。以前は新幹線のホームからも見ることができたのですが、高いビルが増えたので今はもう見えません。京都、奈良には三重、五重の塔が多く残っていますが、私は東寺の塔が一番美しいと思います。観光写真は撮影ポイントを自由に設定できるのでベストスポットで撮られています。かつてカレンダーの写真で見た構図は素晴らしいものでした。私の場合は現地に行って見えるところから撮影するだけなので、どうしても見上げる形になったり、余分なものが写ったりとよろしくありません。

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エーッ!

     P1140007                                                               その1: 長文のネタを打ち込んで、イザUPしようとしたらブログのサーバーとの転送エラーで労作が跡形もなく消えてしまいました。ちょっと気が抜けてしまいましたので、日を改めて再トライすることにします。

その2 : 今日も納豆は手に入りませんでした。売り場にはテレビ番組の影響で云々の表示がありました。で帰ってテレビのニュースを見たら件の番組で偽りの内容を放送していたとのこと。局の幹部が謝罪の会見をしているではありませんか。踊らされて飛びつく人も問題ですが、とばっちりを受けた側もそりゃないよー。

その3: 変換誤字その後   仕事で文書を作っていたらこんなミスが・・・。

                   ○  ○○の有無が・・・・

                   ×  ○○濃霧が・・・・

その4: ごめんなさい。写真を貼りましたが、クリックするとサイズが大き過ぎます。なんとか調整しようとしましたが、上手くいきません。何故?

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納豆が無い!

健康食品として週に3回程度納豆を食べています。先日スーパーに買い物に行ったところ全く見当たりません。たまたま定休日前日だったので、売り切れてしまって補充が無いのかなと思ってあきらめましたが、違う日に行っても品物が見当たりません。これは仕入れルートに何らかのトラブルが起きたかなと思って違う店に行って見ましたが、その店にも全く見当たりません。不思議に思ってネットで調べてやっと判りました。

ある健康番組で納豆のダイエット効果が紹介された為、かつてココアがあっと言う間に品切れになった様に納豆も急激な需要の増加で全国的に供給が追いつかない状態になってしまったのが真相のようです。ココアは嗜好品ですが、納豆は食料品なので困った事態です。メーカーは増産体制を敷いてくれている様なので、いずれ供給が追いついてくれると思いますが、無いと欲しくなるのが人情なので、早くその日が来ることを願っています。

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ロクなもんじゃない

愛知県岡崎市でホームレスの女性を殺害して金品を奪った、当時13歳の少年2名に対して名古屋家裁岡崎支部は殺意を認定せずに少年院への送致を決定しましたが、極めて不当な判断だと断じざるを得ません。

殺意否認の論拠として加害者の供述で、被害者が動かなくなった時点で暴行を止めた事をあげていますが、噴飯ものです。例え暴行を止めたとしてもその前に致命傷を負っていれば殺意は明白ですし、何よりも当事者の一方的な供述で客観的な証拠が有りません。動けなくなった被害者を救命もせずに、川に投げ込んで投石した行為を傍観し、次々と犯行を続けた所業はまさに鬼畜と呼ぶにふさわしい蛮行です。

日本の少年法が世界に類を見ない甘やかしの悪法であることは、かねて指摘されていましたが、人の痛みを全く感じることが出来ず、自分勝手な理屈で遊興費を得る為に無抵抗な弱者を選んでは犯行を繰り返し、殺人まで突き進んだ行為に情状酌量の余地は全く無く、本来であれば刑事罰で厳正に裁かれるべきだと思います。現行法では年齢的に少年法による処分が止むを得ないとしても、明確な殺意が認められる犯行なのに大甘の処分では、いたぶられて殺害された被害者は浮かばれません。加害者の世間をなめきった根性には、厳罰による愛のムチが必要なのではないでしょうか。

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静岡空港の見果てぬ夢

静岡県では県の中央部、牧の原台地を造成して静岡空港を建設中です。人口380万人の静岡県には今まで民間空港がありませんでした。それもその筈で、浜松、静岡の両市には限定的ですが新幹線のひかりが停車するので、東京、大阪へも2時間未満で移動が可能です。九州、北海道への移動でも何時飛ぶか判らない少ない便の地方空港を利用するより、より便数の多いセントレアや羽田を利用した方が便利で早く着けてしまうからです。アンケート調査でも県東部の住民は羽田志向ですし、西部の住民はセントレアに利便性を感じています。

にもかかわらず、自治省出身の県知事がどうしても空港を作りたいといって強引に事業を進めているのです。官製の事業予測が当てにならないのはアクアラインや瀬戸大橋の例を見るまでもなく、先発した地方空港はどこも需要の不振から路線の撤退や開港しても定期便が就航出来ない所も出ています。昨年開港した神戸空港も需要予測が外れ、12月の搭乗率は最低の53.1%と低迷しており、利用客数は年間予測の約85%にとどまる見込みです。静岡空港も需要予測の甘さが指摘されており、開港しても赤字は必至との見方が多く聞かれます。

そんな折も折、経営改善を迫られるJALとANAが、不採算を理由に相次いで地方路線からの撤退を発表しており、その中に比較的条件の良いはずの神戸空港も複数含まれています。神戸空港も関西、伊丹と近距離に既存空港を抱えた中での強引とも言える開港でしたが、やはりと言う感じです。以前から言われることですが、公共事業は一旦スタートしてしまうと当事者のメンツからか、どんなに前提条件が激変しても中止されずに進行し続けてしまいます。もう一度立ち止まって、計画を見直す勇気が必要なのですが、・・・・・。

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山崎氏訪朝の何故?

自民党の山崎国会議員が党内の反対を押し切って訪朝していましたが、具体的な成果の無いまま北京に戻りました。対話や説得を働きかけるとの荒唐無稽とも言える渡航目的を話していましたが、6カ国協議に臨む北朝鮮の姿勢から見て、当初から前向きの結果などは期待出来ませんでしたが、案の定といったところです。

ところで、元防衛庁長官でもあった百戦錬磨のベテランであるはずの山崎氏は、本当に言われているような認識で訪朝したのでしょうか?しかし失礼ながら過去の言動を見る限り、私には山崎氏がそのような憂国の士や善意の騎士であるとは到底思えません。うがった見方をすれば、支持率低下に悩む安倍首相の密命を受けて政権浮揚のウルトラCを狙ったか、逆に北朝鮮当局に弱みを握られていて難局打開の為のパシリを言いつけられた可能性もあるのではないでしょうか。

先ごろ米軍は韓国にステルス攻撃機F-117、沖縄の嘉手納基地に同じくステルス戦闘機のF-22を配備すると発表しましたが、これらのことと無縁では無いような気がします。米軍は配備の裏には特別な事情は無いと言っていますが、額面通りに受け取る人間はいないでしょう。部隊の配備には多額の予算が必要です。何の目的も無く部隊を移動させるほどヒマな軍隊などありませんし、機密の塊ともいえる最新鋭のF-22は初の海外配備です。これは紛れも無く北朝鮮の核実験に向けての強力なメッセージだと思われます。今のところ北朝鮮は2回目の核実験に突き進んでいる模様ですが、事前阻止が無理であれば、報復攻撃を事前予告をした上で核関連施設等を限定攻撃して開発計画を中断させる目論見(勿論ブラフの可能性も大ですが)ではないかと思います。

山崎氏が果たして安倍首相、金主席、米軍の誰に動かされて訪朝したのかは不明ですが、自発的な行動では無かったことは確かなのではないでしょうか。

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それぞれの「千の風になって」

作家、新井満氏が訳詩、作曲した千の風になってがファン層を拡大しているようです。昨年の紅白歌合戦で秋川雅史氏が歌って好評を博し、新井版、秋川版共にCDの売れ行きに改めて火が着いたようです。最愛の人を亡くした何とも言えない空虚感を、思いやりの言葉でやさしく包むような歌声に多くの人が涙を流しています。

私は昨年の春に不運な事故で古くからの友人を亡くし、空しい想いをしていた時にこの歌にめぐり合いました。どんなに偲んでも、決して帰ることのことの無い人のことをそれでも思い出してしまうのは本当に苦しいことでした。

♪私のお墓の前でなかないでください~♪やさしく美しいメロディと深い思いやりの歌詞が心に染み渡りました。多くの同じような思いでいた人たちも、それぞれに感じるところがあったのでしょうね。いつまでも聞く人の心に残る名曲だと思います。できれば、商業主義とは無縁な形で広まって、より多くの人を癒して欲しいものだと思います。

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日本国防衛省

今日、防衛庁が内閣府の外局である防衛庁から防衛省に昇格しました。このことにより閣議の招集が独自の判断で行えるようになり、迅速な政治決定が形の上では可能となりました。また従来は付帯的であった海外での平和維持活動が本来任務に格上げすることが出来るとの事です。(何故省でないとそうならないのか、この辺のところは良く理解できません)

国連主体の平和維持活動には大いに貢献して欲しいものだと思いますが、国連においては長年米国についで第2位の分担金(来年度で16.6%)を負担し続けているにもかかわらず、相変わらずドイツ、イタリアと共に旧敵国条項に掲げられたままで、削除される動きは全く無いようです。これは大変失礼なことですが、このことに対する政府声明を聞いた覚えがありません。又この度、韓国の潘基文氏が事務総長に就任しましたが、韓国の分担金はスペインの3.0%さえも下回る2.7%です。その潘氏からは次期組閣について主要ポストの指名はありませんでした。

これを見ても判るように、前にも書きましたが、日本は外交の基軸に国連中心主義を据えていますが、国連は日本を気前のよい単なるタニマチとしか見ていないのです。我国としてはもう少し主体的なスタンスをとっても良いのではないかと思います。先ごろも米国のイラン圧力に配慮してイランでの石油開発での利権を大幅に手放してしまいましたが、この間隙を縫ってエネルギー確保に貪欲な中国が間髪を入れず、進出してしまいました。中国は責任があるはずの常任理事国でありながら、国連決議を無視して核兵器開発を進めるイランの姿勢を容認して石油を手に入れようとしているのです。対照的にかつて連合国に石油を禁輸され、困窮の果てに太平洋戦争に追い込まれた我国の苦い経験は全く生かされませんでした。

我国は米、露、中、英、仏に次ぐ世界有数の軍事力を保有していると良く言われますが、未だに確たる交戦規定も持っていません。この為、何か軍事上の事が起きても現場では手が出せず、常に上部の指示を仰がなければなりません。イラクでのPKOにおいても闇雲に武器使用を禁じられ、しかも自己防衛の為に使用する際にも現地の指揮官判断に委ねると言う無責任振りです。短時間で勝敗が付いてしまう現代戦で、これは致命的です。相手の出方によってどのような対処をすべきかは事前に決められていなければ現場は動けません。これは決して相手を攻撃したいということではありません。どんな事態になったらどのような行動を取らなければならないかを事前に取り決めておくという事で、混乱を防止する事なのです。この前も中国の潜水艦に、情報収集目的で確信犯的に領海を侵犯され続けても、何の手出しも出来ませんでした。現代の戦闘では最新の情報を基に敵の戦力を分析し作戦を立案します。もし将来中国との間に軍事衝突があれば、間違いなくこの情報が我国に対して敵対的に使用されるのです。我国に対して敵対的な軍事行動を取る目標に対しては速やかに排除のアクションを起こさなければなりません。そうしなければ、より多くの犠牲者を生むことになってしまう為です。一部の人たちが主張するように、敵意ある攻撃的な軍事行動に対して無抵抗であることは、より大きな犠牲者を生じることを容認するだけなのです。

諸外国並みに、やっと国防担当省庁として防衛省が誕生した訳です。これを機に自分の足で歩くのは当然ですが、国の将来を誤らないように、何が国益なのかを自らの頭で考えることが求められます。私たちも安全保障を他人任せにせず、責任の重さを自覚しなければならないのではないかと思います。

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ああ暖冬

P1040006_1 地球温暖化に歯止めが掛からないようです。数十年後には北極の氷が消滅してしまうとのショッキングな予測もされていますが、スキー場の雪不足の映像を見ていると、あながち大げさとも言えなくなってしまいます。

昨日は仕事始めを前に、正月でだらけた気分を引き締めようと、近郊の低山に登って来ました。これでも一応500m以上の標高なのですが、ちっとも寒くありません。頂上の陽だまりではなんと15℃で、用意した防寒着も無用の長物でした。さすがに樹林帯では8℃ほどでしたが、それでも1月の山の気温とも思えません。最後まで手袋は必要ありませんでした。

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空から見える距離は?

政府は周辺国のミサイル発射の監視や軍事情報収集の為、高度2万メートル以上を長時間飛行出来る無人偵察機の導入を検討しています。既に米軍がグローバルホークという、地球の裏側でカメラで捉えた情報でも、衛星を利用してリアルタイムで本国のオペレーションルームに伝達することの出来る、無人ジェット偵察機を運用していますが、これと類似のものを考えているようです。

導入の是非は別にして、高度2万メートルから見渡すと一体どれ位先まで見下ろすことが出来るのか気になって調べてみました。地球の半径から三平方の定理を利用して計算すると約505Kmです。思った以上に遠くまで見通すことが出来るようです。この数字が実際に合っているのか判らないのでネットで調べてみました。すると米軍が実際に調べた記録として高度9150mで395Kmというデーターが見つかりました。この時の計算値は375Kmです。計算値よりも遠くまで見えたのは計算上は地表を平らな面として計算したのに実際は球面であることや光の回折によるものだと考えられます。

現在の国連海洋法条約の領海=領空12海里は約22Kmなので、公海上の2万メートル上空から他国領土を合法的に見下ろした場合、約480Km内陸まで見通し可能ということが出来ます。日本列島の場合、本州の中央部分で約220Km程なので日本海側からでも太平洋側の都市が十分望める計算です。実際には雲や水蒸気などの気象条件に左右されるので、あくまで机上の数字ですが、どこからか密かに覗かれているかもというのはあんまり気持ちの良いものではないですね。

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初春をお喜び申し上げます

Pc310001_1 皆さん、新年明けましておめでとうございます。今年も中年オヤジのブログにお付き合いをよろしくお願い致します。

暖冬で早く咲きすぎたレンゲ草も春を待ちわびています。暖かい静岡県とは言え、こんなに早い時期にレンゲの花を見たのは初めてです。

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