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2007年1月10日 (水)

それぞれの「千の風になって」

作家、新井満氏が訳詩、作曲した千の風になってがファン層を拡大しているようです。昨年の紅白歌合戦で秋川雅史氏が歌って好評を博し、新井版、秋川版共にCDの売れ行きに改めて火が着いたようです。最愛の人を亡くした何とも言えない空虚感を、思いやりの言葉でやさしく包むような歌声に多くの人が涙を流しています。

私は昨年の春に不運な事故で古くからの友人を亡くし、空しい想いをしていた時にこの歌にめぐり合いました。どんなに偲んでも、決して帰ることのことの無い人のことをそれでも思い出してしまうのは本当に苦しいことでした。

♪私のお墓の前でなかないでください~♪やさしく美しいメロディと深い思いやりの歌詞が心に染み渡りました。多くの同じような思いでいた人たちも、それぞれに感じるところがあったのでしょうね。いつまでも聞く人の心に残る名曲だと思います。できれば、商業主義とは無縁な形で広まって、より多くの人を癒して欲しいものだと思います。

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コメント

今日、阪神淡路大地震の12年目のイベントが各地で行われました。多くの人命が失われた大災害なので、12年の歳月を経ても残された人々の悲しみが癒える事は無かったようです。テレビカメラの前で故人の死を悼む人の多いことに改めて心が痛みました。そんな中トランペットが奏でる千の風になってが流され、改めてこの曲の持つやさしさ、温かみを感じました。

悲しみに打ちひしがれた時にそっとやさしく慰めてくれ、殺伐として、競うことを強いられた今の時代にまるでそぐわないような穏やかな調べに改めて涙を流した人も多かったのではないでしょうか。

投稿: 雨辰 | 2007年1月17日 (水) 22時44分

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» しつこく 千の風になって その3 [かんりにんのひとりごと]
今日で、阪神淡路大震災から12年がたちました。 そういえば、あの年も亥年だったのですね。 私の末娘は今が12才です。 あの時、末娘は生まれて間もなくの時期だったと思います。 京都でも大きな揺れがあって、私は飛び起きたと同時に、まず末娘の無事を確認し、上からものが落ちてこないかと思い、娘の上にかぶさろうとしました。 とっさのことでしたが、動物としての本能のようなものを感じました。 �... [続きを読む]

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