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疑わしきは・・・

インフルエンザの治療薬タミフルの副作用によると思われる、飛び降り事故死がまた起こりました。タミフルはインフルエンザウィルスの増加を抑制する効力がある為インフルエンザの特効薬として国内で広く投与されています。発生が心配される鳥インフルエンザの対人変性タイプへの切り札としても期待されていますが、以前から未成年者が服用後した場合に稀に脳に作用して、突発的に異常行動を取ることが知られています。厚労省は承認責任を恐れてか、副作用か病気の影響か判別不能として被害発生を広く伝えようとしていませんが、私がマスコミ報道を通じて見聞きしただけでも10例を超えています。私は医師ではありませんから、報道以外の情報に接する機会を持ちませんが、自殺を別として薬物の幻覚作用以外で窓から飛び降りる事例を聞いたことがありません。

どんなに有効な薬であってもその為に命を落とすことがあっては本末転倒です。ましてやタミフルは発症を抑える薬であって、感染を予防する薬ではありません。厚労省は速やかにこの薬の持つ危険性を明らかにして、未成年者には保護者の監督下で服用するように指示を出すべきではないでしょうか。

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コメント

因果関係を法的に論じるよりも前に、事実を認識し、使用現場での注意を促すことが先決ではないでしょうか?本薬は医師の処方がなければ使用はできません。つまり、医学的知識ある人間が使用を許可しているのです。本薬が周知の有名薬であるから、医療点数が高いからと安易に使用するのでは無く、他薬の存在や対症療法による選択や副作用について十分に患者へ説明するべきです。鳥インフルエンザや新型インフルエンザ対策で政治的にタミフルの備蓄に走ったせいで、世界で製造されるタミフルの75%が日本で使用されているそうです。当然、消費期限があるので、備蓄したものは使わなければいけません。この備蓄、多くは製薬会社に取り置きしてもらって、有事の際に使うことにしているものですから、製薬会社も無駄になってはたまらないので期限が迫ったものは随時売りさばかなければいけません。これが、今の誰彼かまわずタミフル投与の元凶となっているのではないでしょうか(備蓄は厚生労働省が指示しているので歯切れが悪いのかも)。
オセルタミビル(製品名タミフル)の他にもザナミビル(製品名リレンザ)、アマンタジン(製品名シンメトレル)がインフルエンザ治療薬としてあります。人のインフルエンザにはA、B、C型がありますが、C型に効くものはありません。アマンタジンはA型にしか効果がありません。もともとアマンタジンはパーキンソン病の症状改善薬として開発されたものでした。アジア諸地域で鳥インフルエンザが大流行していますが、安価なアマンタジンを鶏にまで使用したため、アマンタジン耐性ウイルスが出現してきています。
副作用では、アマンタジンは睡眠障害や幻覚が言われており、オセルタミビルは肝臓障害や合併症(成人病等)の悪化を招くことが言われています。ザナミビルはその投与方法が特殊である(吸入方式)であることから、呼吸器症状や一気に吸入することから動悸、ショック症状をまれに起こすことが言われています。
一般的にインフルエンザに罹患し重篤となる老人、小児ついては、吸入方式のリレンザは投与が困難であることから経口投与方式のタミフルが安易に使用されるのは仕方がないのかもしれません。
しかし、このような薬はあくまでも感染初期にしか効果がありません。感染48時間以内の投与が有効ですが、これって患者に判りますか?簡易検査でウイルス感染を受けているかは判りますが、キットで検出されるウイルス量は相当な量です。体の中で十分増殖した結果を見ているに過ぎません。キットで検査しタミフルの投与で改善されるのはどのくらいの割合なのでしょうか?それよりも、事前のワクチンによる予防接種(卵アレルギーの方はできませんが)を行い、冬季は人混みをなるべく避けることがインフルエンザ感染予防には最も有効であると私は考えます(おかげさまで、今年は今まで風邪知らずです)。
長文コメントで申し訳ありませんでした。書きっぱなしなので、誤字脱字等があったらお許しを。

投稿: 山奥 | 2007年2月28日 (水) 06時51分

山奥さん、コメントありがとうございます。今テレビのニュースを見ていましたが、柳沢厚労大臣の会見を見る限り、山奥さんの指摘が当っているように思われました。この人にとって大切なのは国民の命なのか、それとも・・・と思わざるを得ません。先日も燃焼器具の不完全燃焼による死亡事故の公表のあり方について反省があったばかりなのに、役所が違うとはいえいい加減にしてくれと叫びたい思いです。
それにしても職務を全うさせて欲しいと懇願した柳沢氏に国民の健康に携わっているという覇気が感じられなかったのはどういうことでしょうか?

投稿: 雨辰 | 2007年2月28日 (水) 07時13分

本日の朝刊で、インフルエンザに罹患した小児については、感染後2日間は保護者の監督下に置くことを勧奨する旨の厚生労働省のコメントが掲載されていました。タミフルとの因果関係には明言を避けていましたが、国としては関与ありと感じているのでしょう。
柳沢大臣のイメージは地に落ちているので、これ以上健康に対するイメージを落とさないためにも大臣の交代を検討してもらいたいものです。

投稿: 山奥 | 2007年3月 1日 (木) 06時10分

山奥さん、再コメントありがとうございます。通達は一歩前進だと思いますが、内容は仮に異常行動があってもインフルエンザの症状によるものだと言わんばかりの表現に感じられました。患者の為と言うよりは自己保身ではと受け止めてしまうのは私の心の貧しさからでしょうか。

投稿: 雨辰 | 2007年3月 1日 (木) 21時05分

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» タミフルとインフルエンザ [タミフル関連情報サイト]
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» [タミフル]保護者も不安…医療機関で混乱も【ロハスな暮しをするために】 [ロハスな暮しをするために]
livedoornewsより引用です。原則として10代への処方は控えることが決まったインフルエンザ治療薬「タミフル」。21日休日診療となった医療機関では、保護者からの要望で処方するなど混乱もあった。被害者遺族は厚生労働省の「遅すぎる」措置に怒り、薬を輸入販売する業...... [続きを読む]

受信: 2007年3月22日 (木) 02時03分

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