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安倍政権に大失望

先日政府が離婚した女性が出産した場合の300日規定を見直すという報道に接して、この問題が前進して喜ばしいと思っていましたが、今日中川昭一政調会長がこの問題を全面的に見直すと発表しましたが、正気の沙汰と思えません。我国は出生率の急激な低下から今後急速な人口減少が予測され、このことによって社会に大きな歪を生じることが懸念されてされています。しかし何より命が優先されるべき「赤ちゃんポスト」を感情から否定したり、出産に伴う国民の痛みを判ろうともせず一方的に自分達の論理を国民に押し付けようとしている自民党には国家100年の大計を考える能力が無いことが明確になったようです。

安倍総理には残念ながら子供を育てるということについて、どのような困難があるかという根本的なことが理解できていないようです。このようなリーダーの下に明るい未来があるはずもありません。どうやらこの内閣の先行きも見えてきたような気がします。

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コメント

安倍総理がというよりも側近の横暴が目立つ気がしますね。前政権で鬱積したものが解き放たれ、皆さん自由に発言されているような。飛び抜けてリーダー性を発揮される方が不在の中、「おらが次期総理」と現総理を無視したような言動の数々...。
安倍総理にはもっと毅然とした態度で不適切発言者を処分してもらいたいものです。

私は出生率の低下を憂うつもりはありません(我が家も一人っ子ですし)。むしろ、産むこと、子供を育てることへの責任を薄れさせるような支援対策を安易に行うことに問題があると考えます。出生率=国の繁栄という経済理論に傾倒した図式に結びつけることは、結局、某厚生労働大臣の「機械」発言と大差ないものではないでしょうか?
国のてこ入れが過ぎれば、無責任人間ばかりの社会となり、国家が崩壊するものと私は考えます。「格差の無い」なんてぬるま湯の様な社会に繁栄なんてありませんよ(格差があるからこと怠け者が努力するのです)。

投稿: 山奥 | 2007年4月 7日 (土) 07時10分

山奥さん、コメントありがとうございます。300日規定は法案の改正は見送りのようですが、運用面の改善で不幸な子供が救われる方向に向かうようで、喜ばしく思っています。長勢法務大臣は法の適正な執行者というよりも個人的な見解を優先しているように思われてなりません。この問題が表面化した時も行政の窓口で法の立ち遅れと現実の乖離に苦悩した自治体が運用面の柔軟性を求めても門前払いした経緯があります。

少子化は住民サービスの維持にとって重大な脅威となります。昨年当りは出生率の低下が鈍化したようですが、従来の勢いで減り続けた場合は人口構成の逆ピラミッド化によって年金の支給額の減少や社会基盤を担う公務員(自衛隊、消防、救急、警察etc)の減員などが迫られることになってしまいます。

無論以前にも書き込みしましたが、子供を生む生まないは国家が決めることではありませんし、生む権利、生まない権利は尊重されなければいけません。欲しくても生むことを許されない事情もそれぞれに存在しています。その中で、せっかくこの世に生を受けた新しい生命が政治家の個人的な主観や党利党略でないがしろにされることに怒りを覚えます。赤ちゃんポストの問題にしてもこのようなものを誰も積極的に支持しているわけではありません。現実に出産に困って乳児を遺棄する事態があるので、救える命を救おうと言う社会事業であるのに、捨て子をするのはけしからん等というコメントを発する能天気ぶりに指導者としての不適格性を感じてしまうのです。

残念ながら完全に平等な社会など存在することはないでしょう。おっしゃるように旧社会主義国の失敗例をみれば、汗のかき方によって手にする果実の量に差が出るのは仕方の無いことだと思います。ただ、富める者の子弟がその資財を活用して旧国立一期校等有名大学に進学し、様々な分野への進出が可能なのに対し、全てとは言いませんが裕福でない家庭の子弟は本人の努力だけでは解決できない大きなハンディキャップをスタートラインで背負わされている現実は社会の歪として望ましいものではありません。
社会は日々変動しており、規制緩和に伴う過当競争や行き過ぎた利益優先主義など小泉改革の弊害が様々な分野で顕在化してきました。残念ながら安倍内閣はこれらの問題に対してどのように対処していくのかという基本的な考えを一向に国民に説明しようとしていません。内閣は本来総理の主導のもと統一した理念を持って国の運営に当るべきはずですが、理念も見えず、閣僚の好き勝手を放任している正に学級崩壊状態と言えるでしょう。

これからの困難な未来を切り開く能力を備えた真の指導者の一刻も早い登場を待ちたいと思います。

投稿: 雨辰 | 2007年4月 7日 (土) 14時15分

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