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2007年8月15日 (水)

涼線を求めて

Photo 家族がペットとして犬を飼いだしてから、山に行くのにもワンコ連れが多くなりました。犬を連れた山登りに賛否両論があることは十分承知していますし、犬が暑さに弱いこともあって、いつもコース選定に悩むのですが、稜線までの時間が6時間と短くて人出もさほど多くないと思われることから、思い切って北アルプスの北ノ俣岳(2661m)に行ってきました。

初日は避難小屋まで4時間、二日目が頂上をピストンして登山口まで7時間の行程です。Photo_2

暑さには十分気を使ったつもりですが、小屋の手前でワンコがダウンしてしまい日陰で休ませるアクシデントもありましたが、小屋の冷たい水で元気回復して一安心でした。他の宿泊者に配慮してテントを持参したのですが、幕営のスペースが取れず、床下の「別室」を借りました。初日の行動時間が短いので、翌朝までの時間の長かったこと。

翌朝は5時にスタート。朝の涼しい内に高度を稼ぐ作戦です。太郎平からの稜線に出ると流石、北アの人気コースです。昨日から出会った人数をわずか5分で上回ってしまう人出の多さです。大きなザックを背負った山男、山女の中をワンコ連れの珍道中でピークを目指しました。

Photo_3

視線の向こうには薬師岳、剣岳の雄姿があります。

快晴の元、何とか無事に頂上を踏むことが出来、幸い居合わせた登山者にも暖かく迎えてもらうことが出来ました。これからも有名山岳に行くかどうかは判りませんが、やはり慎重なコース選定が必要と思いました。

Photo_4

彼方に岳人のあこがれの的、槍ヶ岳が

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コメント

がんばりましたね~!!!
雨辰さんのワンコはすごいですね(笑)。
いや、雨辰さんもすごい!
国立国定公園におけるワンコの随伴には賛否両論があります。獣医学的にもみても、病原体の持ち込みや野生動物へのストレス等の問題が取り上げられています。ライチョウから検出される大腸菌の問題や疥癬やジステンパー等で死亡するタヌキの増加が報告されています。
しかし、人間が踏み入ることも同様にインパクトを与えているし、自然公園だけでなく里山でも同様な問題が起きていることも事実。
あくまでも人間(飼養者)の認識、行動の問題です。人間の糞尿も持ち帰る時代なのですから、ワンコのものも持ち帰るのが当然、登山道から外れたところへ立ち入らない、山には入ったら騒がない等、人間が守るべきマナーをワンコにも守らせれば問題は無いような気がします。
雨辰さんのチャレンジに興味津々です。

投稿: 山奥 | 2007年8月16日 (木) 06時37分

山奥さん、コメントありがとうございます。今回は標高差約1200mだったので、ワンコの体力的には時々行っている近場の山の延長上の話ですが、やはり暑さが大敵でした。人間の都合でスタート時間が遅くなったのが良くなかった様です。この季節は短時間行動に留めるか、超早朝スタートするしかないと思いました。

犬連れ登山については様々なことが言われていますが、過去の経験上、野生動物へのストレスは言われ無き冤罪ではないかと思います。と言うのは、登山中に小動物を含めて良く野生動物を見かけるからです。ある山では犬は気付きませんでしたが、クマが直前の登山道を横切るのを目撃しました。私見ですが、連れて行っても良い犬は無駄吠えをしない、飼い主の後を付いて歩く程度の躾が出来ていればOKではないかと思われます。

ただ、野生動物への感染については素人には判断は難しいですね。ライチョウへの雑菌の感染は人間の持ち込むゴミのほうが圧倒的に問題のように思います。勿論だからと言ってワンコは無罪と言うつもりはありませんが、実際に犬が保菌する病原菌がライチョウに感染した実験か症例があるのでしょうか?自然保護を声高に主張する人々は盛んにこのことを主張しますが、出典が明らかにされたされたことがありません。環境省もこの手の問題について沈黙していますが実態を調査、研究をして、もし本当に問題があるのならきちんと公表すべきで、その上で入山規制も止むを得ないと思っています。私の考えは、今のところは推定無罪の立場です。

疥癬についてはニホンカモシカに流行したという新聞記事を読んだことがあります。但し、現在ではカモシカもかなり人里の領域まで降りてくることがありますし、タヌキは街中にまで生息していますので、どこで感染したかは特定出来ないのではないでしょうか。

飼い犬として当然の予防接種を受け、皮膚病を含めて感染症に罹患していなければ一応入山資格ありと思って行動していますが、山奥さんのような専門家から見て、した方が良いこと、しないほうが良いことがありましたら折に触れてアドバイスをお願いします。

投稿: 雨辰 | 2007年8月16日 (木) 07時32分

早朝と言うこともあるかもしれませんが、野生動物を人間が簡単に目にする事自体が普通でないような気がします。大型のほ乳類(人間、犬)と出会うことが小動物のストレスにならないのでしょうか?
ライチョウの細菌感染については、岐阜大学で研究がされています。原因としては人間の糞尿が第一、次にゴミと思われます。犬由来の菌かどうかは調査されていませんが、ペット化が進み、人間並の生活様式になったことで本来保有する正常細菌叢(健康体で保有する細菌類)にも変化が見られているのも事実です。卵や肉由来のサルモネラ、大腸菌、カンピロバクター等の細菌に我々は常に曝されています。ただ、手洗いや加熱調理によって食中毒を防いでいます。近年、生食を犬にさせることを犬の健康によい本来の姿として推奨している獣医師や飼い主も居ますが、そのような犬と寝食を共にしているような飼い主は犬からの感染にも十分注意するべきです。
ブーム(登山、ペット)になることが決して悪いとは言いませんが、「過ぎたるは...なんとか」に成らないように考えていかないといけないと思います。

投稿: 山奥 | 2007年8月17日 (金) 06時30分

山奥さん、再コメントありがとうございます。本来野生動物が生活する領域に人間が侵入する訳ですからストレスを与えない訳は無いのでしょうが、登山道の開設によって一応人間界が持ち込まれているので、その限りにおいては動物達もある程度人間の存在を認識しているのではと考えた次第です。犬連れ登山禁止論者が唱えるのは犬の存在が彼らにストレスを与え、登山道から遠ざけてしまうということですが、仮に出現すれば今度は人間に対して驚く訳ですから意味ある主張とも思えません。

通常山を歩いているとリスやウサギ等に出会います。私が最初にクマと遭遇した時は沢を横切る登山道で、クマが上部にいて風が上から下に吹いていた(多分)のと水音で私の気配が判らなかったからだと思いますが、結構登山道の周辺には野生動物がいるようです。

単に数が増えたのか、そうせざるを得ない自然環境の悪化が背景か、はたまた登山道を動物達も利用しているのか本当のところは判りませんが、声高にしゃべったり、犬にむやみに吠えさせなければ無害通行と考えても良いのではないでしょうか。

細菌についての情報ありがとうございます。生肉は馬刺し程度しか食べませんが、鶏卵は良く食べていますので入山前には未加熱で食べないようにして、サルモネラについては今後注意したいと思います。犬と必要以上に接することは避けていますが、同じ空間で寝ていると突然顔をなめられてしまい、閉口しますが、野外に置くと動物たちの気配に反応し続けてしまうので、テント内に入れざるを得ません。

トイレについてはバイオトイレの設置や下界への空輸等を推進してもらうしかないでしょうね。応分の負担は止むを得ないと思います。

投稿: 雨辰 | 2007年8月17日 (金) 07時29分

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