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官僚と大臣

防衛省の事務次官人事を巡って自民党内部がゴタついています。そもそも発端は参院選直前の、久間前大臣の原爆投下はしょうがない発言で、国民の怒りを買った為マスコミ受けの良い小池氏を起用したのが始まりです。ご本人はやる気満々ですが、失礼ながら防衛大臣の重責は無理だったようです。

小池氏は緊急性も無いのに国会中に訪米を強行して要人と会談し、守屋次官を内閣改造直前に更迭することで、存在感を誇示して続投をアピールしていますが、国防よりも自身の都合を優先しているとしか思えません。守屋次官には強権的な手法等とかくの評判もあるようですが、このタイミングが必要だったのか大いに疑問です。また小池氏は米国とのそれほどには与党、内閣の「要人」とはあまりコミュニケーションをとっていないようです。また、携帯電話の即答性を引き合いに危機管理を持ち出しましたが、では総理が外国訪問で不在の時に、時期を同じくして緊急性も無いのにわざわざ自身も国内を留守にすることは国防を預かる大臣の姿勢としてどうなのでしょうか。自身にこそ危機管理能力が欠如しているのは一目瞭然ではないのでしょうか。

現在防衛関連の最大の課題としては、この秋のテロ特措法の延長問題があります。延長に反対する参議院の多数党である民主党の小沢代表を非難し続けていますが、事態を悪化させるだけと言う認識を持っているのでしょうか。この法案の行方によっては米国との関係悪化が取りざたされていますが、ただただ米国に追随することだけが国益に適う道なのかもっと議論が必要です。当の米国でブッシュ大統領の軍事政策に批判的な意見が強まっており、2年後の次期大統領選では対立する民主党候補の当選が確実視されています。我国にはもっと周辺国との協調の姿勢こそが必要なのではないでしょうか。

最近の論調では体裁を取り繕ってか、シビリアンコントロールを持ち出して小池氏続投論が優勢ですが、改造内閣では朝令暮改と批判されようが小池氏ではなく国防問題に関してしっかりした見識のある大臣の就任を望みたいものです。

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