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更正しない厚労省は即解体すべし

C型肝炎の責任論を巡って旧厚生省の措置に強い怒りを禁じえません。そもそも国民の健康を担うはずの厚生省が注射器の使いまわしによる感染に危険性を認識しながら何の手段も講じず放置、製薬会社の調査によって投与の事実を認識し個人名を特定出来る情報を入手しながら患者にには通知せずにひたすら隠蔽する姿は国民の健康を主管する役所としての資格はありません。即刻解体すべきです。

HIVで血液製剤の危険性を認識しながら製薬会社の収益性を優先して患者の増大を招いた前科がありながら再び同じ過ちを犯して何らの反省をしない厚労省は害悪あって一利の存在理由もありません。舛添大臣は悪いのは製薬会社との論理を展開していますが、新薬の認可をしたのは厚労省であり、危険を認知しながら放置し続けて数十万人の患者を発生させ、更に救済もせずに放置したのも厚労省です。この責任は一体誰が取るのでしょうか。取ってくれるのでしょうか。

出産や手術等の出血の処置で使われた血液製剤で思いもよらず感染した患者を長期間放置し、救済を求める訴訟にも国は和解に応じていません。民主党は治療費の国費による支援を織り込んだ支援法を上程しましたが、自民党は治療費の支援には応じていません。汚染された血液製剤による感染、発症は何も知らされていなかった患者の責任なのでしょうか?

私には無責任極まりない厚労省による犯罪以外の何物でもないと思われます。C型肝炎患者はやがて肝硬変、肝臓ガンへと移行してしまいます。言わば時間との戦いなのですが、厚労省は患者への投薬の事実を把握しながら患者への告知より、そのことによって生じる責任追及を恐れて、事実を隠蔽したのです。今日現在患者には通知が行われていませんが、その間に進行した病状に対して誰が責任を取るのでしょう。それこそ責任者の切腹でも済まされない事態ですが、腹を切って詫びる者など到底出て来るとも思えません。

同じ過ちを何度でも繰り返す旧厚生省に更正は期待出来ません。解体あるのみです。

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コメント

ここに来て事態が急激に動いているようです。かたくなに和解を拒み続けてきた国も全ての訴訟で和解する方向に傾いてきたようです。また舛添大臣はインターフェロンによる治療費の国庫補助に応じる意向を表明しましたが、そもそも国の不作為によって発症した治療費を今まで国民に押し付けてきた責任を取らなければなりません。また試算として1、000億円から2、000億円の財源が必要になるとの見通しを明らかにしました。厚労省が自らの過ちを隠蔽し続けて、救える
患者も見殺しにしてきたツケが巨額の国費投入として国民に負担を強いる結果となった訳です。

自民党は先の選挙で国民の支持を失った反省がまだ十分身に染みていないようで、世論の反発が明確にならないと国民の視点にたっての判断が下せないようです。いい加減に官僚内閣制から本来の議員内閣制に政治を取り戻して欲しいものです。

投稿: 雨辰 | 2007年10月28日 (日) 08時51分

大問題となれば直ちに反応する桝添厚生労働大臣は民意に添う大臣なのかもしれません。
が、今の状況は根本的な解決には遠く及ばず、自分の在任期間中を上手く繕っているようにしか見えません。財源を明示しないままの対応は結局またどこかへ歪みが及ぶのです。

雨辰さんの言う通り、今の政治の問題点は、優秀すぎる人たちが動かしていることにあるのでは思うのです。大臣はピンキリ(芸能人だってなれる時代)ですが、こと官僚やキャリアは自分より格下(あえてこの言い方をします)の人間への思いやり無いような気がします。入庁時には国民の下僕として奉職するなんて上辺では言っていますが、そんなことは毛頭無いでしょう。
(某国防のドンなんてその最たる物)

投稿: 山奥 | 2007年10月29日 (月) 06時26分

山奥さん、コメントありがとうございます。私は公務員は決して国民の僕の位置づけではなく、国民が安心して生活出来る仕組みを創設、維持、改善して豊かな社会を実現するのが最大の職務、職責だと考えます。

その意味で国民の健康よりも自身の天下り先の事業継続を優先する厚生労働省の官僚に強い怒りを覚えます。肝炎訴訟の原告が、会見に応じた職員に、あなた方の家族が感染していても同じことが出来たのかと詰問していましたが、全くその通りだと思います。

日本のシンドラーと呼ばれる、リトアニア領事代理だった杉原千畝氏は人道的見地から、同盟国ドイツに配慮した本国の訓令を無視してナチスに追われるユダヤ人に日本へのビザを発給し続けました。この杉原氏の行為によって6,000人とも言われる多くのユダヤ人の命が救われましたが、戦後外務省は訓令違反で実質的に免職してしまいました。このとき杉原氏は自身の信念に基づいた行動にある種の覚悟をしていたのか、静かに身を引いてしまったようですが、彼こそ公務員の、そして日本人の鑑であると思っています。

投稿: 雨辰 | 2007年10月29日 (月) 20時58分

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