« PSPに興味 | トップページ | ランチェスターの法則 »

2007年10月 6日 (土)

空の上では

世間では腹の立つ出来事が頻発していますが、空の上では日の丸パワーが活躍しているようです。おかしな政治的な理由で宇宙開発が立ち遅れてしまった我国ですが、打ち上げロケットのH2Aが技術的に成熟して行く中で、衛星本体はつまらぬトラブルが多すぎました。折角打ち上げた衛星が太陽電池の送電系のトラブルで機能しなかったり、次世代の移動体通信の実験が計画された技術試験衛星きく8号も受信系の故障で当初予定された通信実験が出来なくなってしまいました。ただ、8号の場合はその他の機能は正常な為、他の予定された試験をこなすことができるのは何よりです。

そんな中、多くの期待を集めて打ち上げられた月探査衛星セレーネが無事、月周回軌道への投入に成功しました。衛星の姿勢制御に関しては米・ロにひけを取らない水準に達してきているように思います。これからの観測の成果が楽しみです。

一方航空機の分野では、国産初の4基のジェットエンジンを搭載した次期哨戒機(XP-1)が初飛行に成功しました。しかもXP-1のエンジンXF7-10は国産初の逆噴射機構付きで着陸距離の短縮を可能にするものです。勿論欧米のメーカーでは随分前からの既存の機能ですが、戦後の米国の圧力で大きく立ち遅れてしまった日本の航空界がジェットエンジンの分野でやっと基礎的な技術を習得出来るまでに成長できたと言うことです。三菱重工が開発を進めている国産初のジェット旅客機の構想も何とか搭載エンジンの選定まで漕ぎ付けました。こちらも離陸できる日が来ることが待たれます。

また国産ステルス戦闘機の技術開発を目指す先進技術実証機の1/5の縮小モデル(模型とは言えジェットエンジン搭載だそうです)が報道陣に公開されました。試作、開発モデルは本来はなるべく秘密にされるべきものだと思いますので、何か政治的な意図があってのことだと思います。実機製作の為の予算獲得のデモンストレーションでしょうか。

このように空の上にはさまざまな夢がありますが、それにしても地上の有様は・・・・。

|

« PSPに興味 | トップページ | ランチェスターの法則 »

コメント

探査衛星が撮った地球の写真は美しかった!
自分が宇宙から地球を見ることは無いでしょうが、子供の世代では可能になるかもしれません。ず~と美しい輝く蒼い地球であるように、地上の人間達は努力しなければいけませんね。

投稿: 山奥 | 2007年10月 7日 (日) 05時46分

山奥さん、コメントありがとうございます。人類最初の宇宙飛行士となったガガーリンが言った「地球は青かった」と言う言葉は年を経る毎に重みを増しているように思います。宇宙飛行士がその後宗教の世界に身を置く例が少なからずあるようです。有人宇宙船は科学の粋を集めた技術の塊ですが、その先にあるものこそが本当に大切な物だと思います。

某カップラーメンのTVのCMで近未来の荒廃した地球が描かれていますが、私達への警鐘として捉えなければいけませんね。

投稿: 雨辰 | 2007年10月 7日 (日) 07時00分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 空の上では:

« PSPに興味 | トップページ | ランチェスターの法則 »