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2007年11月17日 (土)

古都秋色

Pb170004

朝の最低気温が日に日に下がってきました。今のところ暖房はまだ入れていませんが、やせ我慢も時間の問題のようです。ただ寒さが身に染みるようになれば、木々の色付きも一段と進んできます。今朝はこの秋一番の冷え込みとなりましたので、見所を求めて京都市内を歩いてみました。

Pb170008 季節ごとに足を運んでいる南禅寺ですが、何時も新鮮な美との出会いがあります。ただそれを上手くカメラに収められないのが悔しい限りです。

Pb170019 絶景かな、絶景かなと楼閣の上から石川五右衛門が見得を切ったと言われる南禅寺三門脇の紅葉です。正に絶景でした。

Pb170025 古都の空にそびえる八坂の塔です。塔そのものは高いのですが、周りに家屋が密集しているので中々その姿を捉えることが出来ません。

Pb170044 秋の紅葉シーズンの間、有名寺社ではライトアップをして夜間拝観を行っています。夜ならゆっくり紅葉見物が出来るかなと思って清水寺を訪ねましたが、どうしてどうして桜のシーズン以上の人出で身動きが取れないほどでした。人ごみを掻き分けて何とか撮った夜景です。

Pb170053 大変な人出で残念ながら舞台の写真は撮ることが出来ませんでしたが、月を配したこんなシーンが撮れました。

Pb170054 あまりに有名なあの舞台を支える足組みです。舞台までは写せませんでした。

Pb170057色々なアングルから 三重ノ塔を狙いましたが、このアングルが一番上手く撮れました。

Pb170065 夜の祇園界隈を歩いていたら、すっかり忘れていた随分前に泊まった宿の名前を見つけました。不思議なもので35年前の記憶が瞬時に蘇りました。

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コメント

お~、ブログで秋の京都見物が出来るとは!
さすがに美しいですね。
ライトアップされた紅葉も一風変わった趣があるんでしょうね。
35年前に泊まったお宿、どんな思い出があったのでしょうか?(詮索は野暮ですね(笑))

投稿: 山奥 | 2007年11月18日 (日) 18時49分

山奥さん、コメントありがとうございます。
ライトアップの風景はは雪景色と同じで非日常的な不思議な美しさです。当初は紅葉見物で有名な高台寺に立ち寄るつもりでしたが、こちらは順番待ちで長蛇の列でした。日本人(近隣のアジア諸国と思われる人たちも多数いましたが)は本当に桜、紅葉が好きな国民だと改めて思い知らされました。

残念ながら玉半の想い出は別に想像されたような色っぽいものではありません。私はあちらの方面には縁が無いので同行したのは野郎共でした。田舎育ちの生意気な若造をもてなしてくれた京の宿の洗練されたサービスと当時行われていたオリンピックで起きたテロの惨劇です。

投稿: 雨辰 | 2007年11月18日 (日) 20時44分

>当時のオリンピックでのテロ
ミュンヘンオリンピックでしたか。
当時って、私は小学校に入学した頃でした。(汗)
その翌年から西ドイツでの2年間の生活が始まりました。そんなことがあったのですね。
東西ドイツ冷戦関係の中での生活は今の私にとって大変貴重な経験でした。

投稿: 山奥 | 2007年11月19日 (月) 06時17分

山奥さん、再コメントありがとうございます。私は山奥さんとは一回り位余分に人生をやっています。若い頃の海外体験は貴重な経験ですね。私はその6年後に2ヵ月半フランスに滞在し、その時にライン下り、ロマンチック街道を体験しました。有名なケルンの大聖堂はちょうど修理の真っ最中でした。
海外に身を置くことで、自身のアイデンテティをいや応無しに感じざるを得ませんでした。

私は滞在のほとんどをフランスのシャモニーで送りましたが、ヨーロッパアルプスと対峙することで日本の山河の素晴らしさを再認識させられました。

京都では多くの外国人を見かけますが、当時の自分を思い出すと良い思い出を沢山作って帰って欲しいといつも思っています。

投稿: 雨辰 | 2007年11月19日 (月) 20時42分

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