花灯路
師走を迎え、京都も秋から冬へと急速にその装いを変えようとしています。紅葉のライトアップは終了しましたが、嵯峨野では花灯路(はなとうろ)と呼ばれる第二のライトアップが行われます。期間は12月8日(土)から18日(月)の5:00PMから8:30PMの間です。渡月橋周辺は三脚を構えたカメラ愛好家で一杯でした。
散り残ったモミジがライトに浮かび上がってとてもきれいでした。
路肩に置かれた灯火はこれです。一つの明かりは小さくても沢山集まるととても素敵で幻想的な世界を作っていました。
嵯峨野といえば竹林ですが、その竹林沿いに明かりの誘導路が灯っていました。
ライトアップされた夜の竹林です。とても12月とは思えぬみずみずしさでした。
闇に浮かぶ落柿舎です。思いのほか木に残った柿の実が多く、ライトに輝いていました。
二尊院山門前に光に浮かぶ素敵な生け花が飾られていました。
ライトアップされたモミジを撮ろうとしたら、木の葉越しに上弦の月が見えました。どちらも見事、見事でした。
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コメント
凛とした冷たい夜の空気とほの温かい灯火の光...幻想的であり、やってくる年の暮れの寂しさを映し出しているようです。
このような素敵な小径を雨辰さんはほろ酔い気分で散歩されていたのでしょうか?(笑)
忘年会のシーズンですね。
我が社も今週が山場です。(爆)
投稿: 山奥 | 2007年12月16日 (日) 06時28分
山奥さん、コメントありがとうございます。紅葉のライトアップで昼とは別の世界が存在することを知って、懲りずに嵯峨野に行ってきましたが、予想以上のすさまじい人出でビックリしました。
渡月橋周辺はまあ当然として、常寂光寺、二尊院へと向かう路は観光シーズンの昼間と同じで歩道から溢れるほどでした。写真にはあまり人が入らないようにしましたが、人波の切れ間を狙ったものです。
>ほろ酔い気分で
昨今は朝晩の冷え込みが冬らしくなりつつあるので、三脚を持つ手が冷たくないように手袋を着用しましたが、大半の観光客は素手でした。寒さによるトイレ対策で余分な水分を控える為、残念ながらしらふでしたが、中国の文人よろしく、美しい景色を愛でながら一献を傾けるゆとりがあっても良かったと思いました。その代わり、久しぶりに鮒寿司を買って帰り、撮った写真を眺めながら家でゆっくり楽しみました。
職場の忘年会は先週1つ、今週1つです。最近は飲みすぎないように思ってはいるのですが・・・・。(汗)
山奥さんも楽しい集いになるといいですね。
投稿: 雨辰 | 2007年12月16日 (日) 08時12分