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徴兵制は悪なのか?

宮崎県の東国原知事が、青少年の育成に関して徴兵制などで2年程度兵役に就くことも有益ではないかと言う趣旨の発言に対し社民党と共産党が憲法違反、軍国主義を肯定とするものと批難、抗議をしていますが、勘違いも甚だしいのではないでしょうか。国の存続そのものが問われる時に徴兵制や国民皆兵はそれを解決する為の一つの手段に過ぎません。勿論私は徴兵制に賛成しませんし、知事の発言は思慮に欠けるものであったと思います。

ただこの発言についてコメントを求められた所謂有識者が、徴兵制など過去の侵略の歴史を肯定するもので、論議することさえ非常識であると言うのを聞いて、非常識はそちらではと思わずにはいられませんでした。確かに戦前の我国は徴兵制を敷き、軍事力を背景に海外に進出して行きました。しかし、海外侵略と徴兵制は全く別の話です。

現在も徴兵制を取っている国は少なくありません。対外的情勢で多くの兵力を必要とする国では、私権を制限してまでも徴兵制によって一定の兵力を確保する必要があります。隣国の韓国や永世中立国のスイスなどです。果たして韓国やスイスは軍国主義と批難するべき国なのでしょうか?私は両国に対して随分失礼な話だと思います。その国が軍事要員を志願制で確保するのか徴兵制によるのかは内政問題であって他国がとやかく言うべき話ではありません。

また徴兵制を議論するなとのことですが、いやしくも民主国家を標榜する我国の政党が何であれ、公に議論することを封じ込めようとは何たることでしょう。議論さえ許さないというのでは独裁国家の論議です。社民党や共産党はそのような体制を望んでいる勢力であるということでしょうか。それこそ我国において許されざる存在ではないでしょうか。今日の我国において徴兵制が馴染まないことは論を待ちません。だからと言ってそのことを論じることまで封じようとするのは大間違いです。徴兵制=軍国主義と結びつけるのはあまりに幼児的なのではないでしょうか。

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コメント

私もそう思いましたね。
社民党、解散した方が良いですね。
(小うるさいハイミスの物言いにもうんざりしてきたところです)
徴兵制という言い方が今の時勢に合っているかと言う論議はあろうかと思いますが、知事の言わんとするところには同感です。
愛国心や弱者を守る精神、規範規律を遵守する姿勢を今の若者に学ばせるには自衛隊で訓練を受けさせるしか無いですね。

投稿: 山奥 | 2007年12月 6日 (木) 20時35分

山奥さん、コメントありがとうございます。民主主義を標榜する政党であれば、言論の自由、反対意見があることを尊重しなければなりません。仮に徴兵制を敷くとなれば多くの国民の賛成を得なければ、士気の低い軍隊が出来るだけです。民意の支持が何より大切です。
企業では採用前の学生に実際に仕事を体験させて、その企業の実情を理解してもらった上で有能な人材を確保する目的で、インターン制度を実施しているところがあります。自衛隊でも体験入隊なることを実施していますが、もう少し期間を長くして有事の際に兵力を補う能力を身につけてもらうようなことは必要かもしれません。但し、あくまでも自発的意思が必要だと思います。

投稿: 雨辰 | 2007年12月 8日 (土) 05時50分

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