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2008年2月11日 (月)

確信犯

防衛省の発表によればロシアの長距離爆撃機Tu-95 1機が9日午前7時30分頃に伊豆諸島最南端の孀婦岩上空付近を3分間に亘って領空侵犯したとのことです。

これに対してロシア側は公海上の飛行を主張して侵犯の事実を否定しています。確かに孀婦岩とその北側に位置する鳥島との間は76Km離れているため中間32Kmほどの間は公海となりますが、我国のレーダーサイトや早期警戒機E-2CやAWACS E-767で監視しており侵犯は間違い無いものと思われます。それというのもそもそもTu-95がロシア領土を遠く離れて我国南方に飛来する理由はただ一つ、我国の防衛能力の情報収集しか考えられないからです。領空外側の防空識別圏に侵入してどれ位でスクランブルが発動されるか、どの機種が何機でスクランブルをかけるのか、使用するレーダーの波長は?これらは有事の際に相手の防御能力を阻止するのに大いに参考になります。そしてあえて領空侵犯してその反応までの時間を確認した上で悠然と帰還したものと思われます。

ロシア軍がどのような意図を持って今回の事件を起こしたのか判りませんが、単なるミスによるものではないことだけは確かです。最近は中国軍も我国の探知能力を試す動きを空と海で行っていますが、専守防衛を国是としている我国に対する重大な挑発行為であることだけは間違いありません。

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