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2008年4月14日 (月)

カップヌードル

日清のカップヌードルの容器が、発泡スチロールから紙に変更になりました。日清食品のHPによればECOを推進する為と言うことです。以前発泡スチロールから環境ホルモンが溶出すると言う指摘が投げかけられた時には頑なに反論して使用し続けましたが、変われば変わるものです。メーカーの論理としてはプラ容器の方が断熱性があり、出来上がりや熱湯による事故を防ぐことが出来るので好ましいのは理解できますし、カップや麺の形状にも様々な工夫が凝らされているようです。しかし環境ホルモンの影響が重大なのも事実です。

しかしながら、環境汚染の評価が難しいのも事実で、規制側は厳しく、使用側は甘い結果を論じるのが常です。しかし汚染が深刻になってから規制を強化しても影響が薄れるまでは長い時間を必要とします。もしその間に絶滅危惧種の繁殖に支障が出れば取り返しがつきません。今回の材質変更の背景には原油高騰の事情が大きいのではないかと思いますが、まずは変更を素直に評価したいと思います。

紙容器には再生紙によるリサイクルがありますが、使い捨てに変わりはありません。割り箸の使用さえ必要最小限を要求される現在、将来的には専用容器などを用意してカップレスヌードルに移行するのが本当のECOだと思います。

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