桜花から新緑へ
桜前線は順調に北上を続けているようです。まわりにある木々も落花が進んで若葉が目立つようになりました。有名寺院の花見客の喧騒も一服したのではと、今まで人出の多さで敬遠していた紅葉で名高い東福寺に行ってみました。
映画「マディソン郡の橋」で屋根のある橋があることを初めて知りましたが、日本にもありました。臥雲橋です。ネットで調べたら全国で100以上もあるようです。
通天橋の橋げたはこんな風になっていて清水寺の舞台を思い出しました。
国宝の三門。門の前が池になっているのは初めて見ました。現存する最古、最大とのことですが屋根が重いようで、秀吉が修理した際に四隅に角柱の支柱が設けられています。
外国人の観光客も多く訪れていましたが、この界隈はほとんど人影も無く、東福寺の境内の広さを感じさせられました。
方丈庭園の正方形をモチーフにした北庭。西洋の庭園では図形を取り入れた物がよくありますが、日本庭園ではあまり見られません。東福寺には他にも正方形が取り入れられた西庭がありました。
枯山水の南庭です。周囲に緑が多いので、目先に囚われやすい私にはその奥深さを感じることが出来ませんでした。
開山堂前の石庭、普通曲線で模様(正式になんというのか判りませんので)が描かれていますが正方形になっています。
所々で見かけた曲線の瓦屋根。美へのこだわりの結果でしょうか。
今回初めて訪れましたが、落ち着いて緑豊かな景色を楽しむことができました。紅葉の頃はさぞかしと思いますが、その頃の人出は相当のようなのでどうしようかゆっくり考えたいと思います。
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