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2008年5月14日 (水)

きぼうに希望

ISS(国際宇宙ステーション)に連結される我国の宇宙実験棟「きぼう」に野口宇宙飛行士を’09年11月から6ヶ月の予定で滞在させることが公表されました。但しスペースシャトルの運用が終わりを迎えようとしている為にロシアのソユーズ宇宙船での往復になる模様です。

ソユーズと言えば、先頃韓国初の女性宇宙飛行士が地上に帰還する際に機材トラブルで着陸地点が大きくずれた上、軟着陸できずに地上に激突した為に、重症を負ってしまい、予定した祝賀行事も中止されたとのことです。我国は予算事情から宇宙開発は科学衛星の打ち上げに絞ってきましたが、超大国の米国でさえ宇宙関連予算がままならない有様では、折角のISSの運用にも水を差しかねません。中国はロシアからの技術導入で有人宇宙船の運用能力を獲得しましたが、我国も有人宇宙船の開発に乗り出す時期に来ているのかも知れません。

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