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2008年6月24日 (火)

緊急地震速報に落とし穴

気象庁では大きな地震が起きた時、強い揺れよりもP波と呼ばれる地震波が先行することを利用して住民に知らせるサービスを始めました。先の岩手・宮城内陸地震では震源地近くでは間に合いませんでしたが、周辺の地域では揺れが到達する前に地震の発生を知らせることが出来、被害を最小限に抑えたと伝えられていました。

ところが昨日になって緊急速報をデジタル放送で伝えると機器内部の信号処理の為、2秒のタイムラグがあることが明らかにされました。これはデジタル放送の特性として当初からわかっていたとのことですが、2秒と言うのは大変微妙な時間です。何かをやり遂げるには少し短いように思いますが、大事を避けるには何かが出来る時間のようにも思えます。何にしても震源に近いほど被害は大きい訳ですから、2秒が有効に使えないのは困ったことです。

放送界では以前から緊急時にスイッチを自動的に入れて放送を伝えることが出来る緊急警報放送をアナログで実施していました。ラジオはともかくテレビは2011年にはアナログからデジタルに移行してしまいます。基本的には便利になるのですが、これでは生死がかかわる緊急時に困ってしまいます。そこで提案です。地デジテレビにはアナログラジオチューナーか緊急警報放送用ラジオチューナーを搭載することを義務付けてはどうでしょうか?昨今ではこの程度の機能はワンチップで作動可能ですし、単独のアイテムにするより大幅にコストダウン出来るはずです。

我国は地震から逃れることは出来ません。しかし地震に備えることは可能です。明らかになった弱点を一歩一歩克服すべきと考えますが如何でしょうか。

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