晩夏
富士見平からの赤石岳
処暑を過ぎて、さすがの猛暑もどうやら峠を越えたようです。ここ4日ほどはエアコンのスイッチを入れていませんし、夜もぐっすり眠れるようになりました。静かな所では虫の音も聞かれます。晩夏と言う言葉の響きがとても好きです。終わり行く夏を懐かしみ、去り行くものへの哀惜の念、そして来るべき秋への期待。晩夏の響きには秋へと移り行く夏への挽歌の語感を感じます。
この夏は思いもよらず赤石沢を遡行する機会を得、そして6度目となる赤石岳の頂上に立つことが出来ました。南アルプスは一つ一つの山が巨大であるとは良く言われますが、この山は別格です。東尾根を下ったのは3回ですが、いつも苦しい思いをしています。それなのに何故か又足が向いてしまうのはどうしてなのでしょうか。
9月に入ると南アルプスと言えども気圧配置次第で降雪を見ることがあります。秋の気配と共に私の今年の夏山も終わりを迎えようとしています。
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コメント
西日本では、夏は山に登らないというのが定説です。(笑)
この辺りの低山では熱中症で倒れてしまいます。
秋の気配が感じられるようになったら、石鎚、大山、剣山辺りを登ろうと思っています。
もちろん、ワンコと一緒に!!!
投稿: 山奥 | 2008年8月27日 (水) 07時44分
山奥さん、コメントありがとうございます。熱中症は大敵ですが、西日本でもブナ林の見事な山があったと思います。緑のカーテンで直射をさえぎり、風の通りの良い山なら夏でも山歩きを楽しめるのではないでしょうか。
それともシャワークライム宜しく沢登りなどはいかがでしょうか?
投稿: 雨辰 | 2008年8月27日 (水) 21時27分