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まず国民に詫びるべきでは

昨夜総理が唐突に辞任を表明しました。辞任の弁として参院選に惨敗し政治的に不利な状況で就任したこと、在任中に積年の懸案が表面化したこと、野党が国会戦術で厳しい対応をしたこと、連立を組む公明党が選挙を考慮して暗に退陣を要求してきたことなどを並べ上げて実に見苦しい限りでした。安倍前総理は職務に就ける健康状態ではないことを理由にしており傍目にも疲れ切った様子でしたが、この人は前総理をさも軽蔑したように自分は健康が理由ではないことをとうとうと述べていましたが、そんな人が何故辞任するのか説明がつきません。

就任1年ほどで2代続けて首相が辞任すると言う真に恥ずべき状況を記者から質問されると、例によってさも人を見下した口調で「あなたとは違うんです」などと口走る有様です。国民生活に直結した政治課題を山積し、国会再開を直前にした今になって全くの能天気で、政治状況を考慮して最も影響の少ない時を選んだとなどと自己を正当化していますが、前総理以上に無責任極まりないことに全く気付いていない始末です。会見では自分を客観的に見る事が出来ると自賛していましたが、KYどころではなく正に噴飯もの発言です。

真っ先に自民党の政権運営に思いをはせるのではなく、一国のリーダーとしてその責任を果たすことが出来なかったことをまず国民に詫びるべきではないでしょうか。そして国民の負託にこたえる能力が無かったことを自覚して議員を辞するのが筋ではないでしょうか。今後は記者の取材には雑念を生じるとの理由で応じないことを宣言したようですが、国民に説明の出来ないリーダーなど存在することが許されるはずがありません。即刻退任して、代行者に権限を委譲すべきと考えます。

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コメント

おはようございます。

全くもって同感です。
国民不在の政治 って部分が顕著に表れている記者会見だったと思います。
常に上からの目線で民意を反映しない1年間だったと思います。
逆の考え方をするならば、1年で辞任おおいに結構。いや、もっと早く辞任すべきだったのではないか。
洞爺湖サミットまでは と考えていたとは思いますが、1ヶ月前の内閣改造に何の意味があったのでしょうか。もちろん何かの意味があったのでしょうけど、今となっては無意味だったと言わざるを得ませんね。また、内閣改造は意味のあるものだったと思わせるよう手腕を振るうのがリーダーではないかと考えます。
彷徨える日本、未来はあるのか?

投稿: zero | 2008年9月 4日 (木) 07時42分

zeroさん、コメントありがとうございます。私も当初、洞爺湖サミットを花道に退陣するものと思っていましたが、内閣改造をしたのを見て我が身を捨ててあえて続投するのかと一瞬騙されましたが、やはり自分を偽ることは出来なかったようです。

物価上昇は仕方ないと言いながら、自身は一人前数万円の寿司屋に通っているのでは庶民の痛みなど判ろう筈もありません。国際的には大いにマイナスだと思いますが、国民にとってはよりマシな政治の為に良かったのかも知れません。

何にしても国会のねじれ現象を解消するのにはその結果がどうであれ、一日も早い解散総選挙が不可欠です。

投稿: 雨辰 | 2008年9月 4日 (木) 20時58分

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