金王朝の落日
北朝鮮の金正日主席の健康問題が依然不透明なままです。最近になって容態の悪化の観測も出ていますが、仮にも一国の元首の動静が長期間明らかにされないと言うのはそれ自体異常です。金主席は父親の金日成前主席から世襲で権力を受け継ぎましたが、次期主席の選出については全く情報が無く、仮にこのまま死去するようなことがあれば権力に空白が生じる可能性が強くなっています。
現在食料危機の状況にあると言われ、厳しい冬に向かう中で混乱が生じれば多くの国民が中国や韓国に押し寄せるのではないかと懸念されています。軍事的混乱の可能性も否定できず、米韓で密かに対応策を検討中とも言われています。このような事態になれば我国にも波及は必至と思われますが、政府はこの問題について言及しませんしマスコミも無関心のままです。他国の政権の行方は本来その国の内政問題ですが、北朝鮮については国体崩壊の可能性が強く、生物化学兵器を多数保有しているとも言われる軍部の動向から眼が離せません。
落日が静かに大地に沈んでいけば良いのですが、急に黒雲にかき消されれば大きな混乱が予想されます。当分は半島情勢から目が離せません。
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