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東福寺の秋

現在京都に居住していますが、単身赴任の侘び住まいです。でもひとつだけ良いことがあるとすれば、「そうだ京都へ行こう」と思った時に既に京都にいることです。今朝がまさにその通りでした。前の日の天気予報は曇り勝ちでしたが、朝起きてアメダスを見ると近畿一円に雲がありません。そうだ京都へ行こう!

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東福寺の臥雲橋から通天橋。早朝なら観光客も少ないのではと考えて来てみましたが、誤算が二つ。午前7時30分には既に多くの観光客がいたこと、そして早朝は太陽の位置が低くて被写体である木々に十分光が当っていなかったことです。

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2時間半後、帰り道で撮った同じ風景。

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東福寺、禅堂。通天橋の拝観開始までこの前の通路に数百人の長い列が出来ました。

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通天橋は人で一杯。桜の頃も人出が多いと思いましたが、その何倍もの人で身動きが出来ないくらいです。構図を考えていると突然ケータイを持った腕が画面に飛び込んで来たりします。

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東福寺は桜を嫌って紅葉する木々を多く植えられているそうですが、そのモミジよりも多くの人が詰め掛けて、撮るほうも撮られるほうもベストアングル争奪戦が繰り広げられました。

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黄色が見事でしたが残念ながら全体に陽射しが当っていないので、肉眼で見えるほどには写すことが出来ませんでした。

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モミジのグラディエーションです。

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見頃のモミジに光が当れば何も言うことはありません。写真では判らないかもしれませんが、既にプロペラ型の種子が準備完了状態になっているのが見えました。

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デジイチはバックがぼけてくれるのでモミジが浮き立ちます。

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東福寺がモミジの頃は人出がすごいらしいとは聞いていましたが、外に出てまたまたビックリしました。臥雲橋は更に人が増えてイモ洗い状態、京阪東福寺駅から路一杯になって東福寺目指して人の波が続いていました。初詣の風景のような、あまりの人出に予定を変更、一駅歩いて七条駅から電車に乗ることにしました。

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京阪の駅に向かう途中に見た国立博物館南側のレンガ塀。白壁を見続けた後だけに新鮮でした。この後は雲が多くなってしまったので行動打ち切りとなりました。京都の紅葉も今週がピークのようです。

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無駄遣い?

先頃、海上自衛隊のイージス艦「ちょうかい」がハワイ沖でスタンダードミサイルを発射して弾道ミサイルに見立てた模擬ミサイルを迎撃する実射訓練を行いましたが、命中させることが出来ませんでした。このことに対して各マスコミが訓練に要した費用62億円が無駄になったかのような論調で伝えました。また、前回「こんごう」が実施した時と違い事前に発射時刻が伝えられない抜き打ちだったことが失敗の原因だったかのような論調も目立ちましたが、非論理的な主張です。発射時刻が分からない中、自艦のレーダーでミサイルを探知しSM3を発射していますから広報が言う通りシステムの検証としては成功と言って良いと思います。

軍事機密もあるのでしょうが、失敗の状況はあまり多く語られていませんが、命中する数秒前に目標を見失ったとあります。今回発射したSM3は途中まで電波によって誘導され、80Km以上の高度で赤外線センサーを機能させミサイルを捕捉する仕組みです。数秒前と言うことは正にこの仕組みが機能しなかったと言う訳です。赤外線センサー(シーカー)は大気圏外まではノーズコーンと呼ばれるカバーで覆われています。もしかしたらこのノーズコーンが外れなかった可能性もあります。発射の一部始終は撮影されているはずですからこの辺りのことは既に明らかになっていると思われます。いずれにしてもシステムと言うよりミサイル本体の不備が失敗の原因です。

ミサイル本体は常に改良されており、バージョンアップも予定されていますから命中精度は向上していくものと思われます。ミサイルも一つの製品と考えれば初期不良の範疇かも知れません。62億円は確かに大金ですが、実際に発射して見なければ分からないことは沢山あります。これは各国の宇宙ロケットやミサイルの失敗の歴史を見れば明らかで、イランが行ったミサイル発射実験でも発射そのものに失敗しています。

弾道ミサイル防衛に限らず、軍事力は抑止力として整備はしても実際に使われないのが一番です。軍事費に向ける予算は民生分野に回すべきとの意見もありますが、赤字の自治体は予算がないから消防隊員を減らしなさいと言っているのと同じではないでしょうか。今夏小国グルジアではロシア軍の進攻を受けましたが防空体制がないので、したい放題に空爆され戦車の砲撃にさらされました。相手にダメージを与える軍事力が無い限り軍事侵攻は止められないのです。弾道ミサイル防衛についてはその効果について疑問視する意見がありますが、かといって我国には他に変わりうる手段がありません。壮大な無駄遣いと呼ばれますが、それで国民の平穏が守れるのであれば大いに結構ではないでしょうか。

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スパムメール騒動

世の中には悪意を持った人が存在します。自己の目的の為には他人の迷惑など考えようともしません。  

先週末カミさんの携帯に海外から大量のメールが突然送り付けられるようになりました。私は不在で、体調不良だったこともありそのまま放置していたら一晩で軽く100通を超えてしまいました。メールの正体はスパムメールと呼ばれる迷惑メールです。メールのやり取りをした誰かのパソコンのアドレス帳がウィルス感染してしまい、海外に流出してしまった為のようです。

携帯の場合、この手のメールをブロックするにはフィルタリングを行い、送信元であるパソコンからの受信を拒否するかメールアドレスを変更します。ところがこの操作をするのには暗証番号が必要になりますが、普段使うことが無い為すっかり忘れて分かりません。仕方がないので販売店に出向いてやっと操作が出来ました。

職場のパソコンには毎日70通ほどのスパムメールが送り付けられてきて毎朝これを消すのが日課となっていますが、まさか携帯に送られてくるとは思いもしませんでした。困ったものです。                                                     

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友遠方より来るPART2

歩き旅を楽しんでいる出がらし紋次郎さんが、前回の終点である静岡県岡部町にある「玉露の里」を起点に東海自然歩道その他を歩いて自宅まで辿る「GO HOMEの旅」を再開するとの連絡があったので現地で落ち合うことにしました。紋次郎さんのブログはこちらhttp://pub.ne.jp/dgmnwalkon/

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大井川上流の家山で落ち合って東海自然歩道を西に辿ります。家山川沿いに八垂の滝を目指します。道端に竜胆の花が咲いていました。

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八垂の滝にある東屋で昼食を取って市井平を目指します。人家が途絶えてからずいぶん経ちましたが突然お茶畑が現れました。山の斜面を切り開いてお茶が作られているのです。茶畑への入り口にあった立木の葉が輝いていました。

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九十九折の林道は単調ですが、時折現れる紅葉が目を楽しませてくれます。

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市井平には数戸の民家があり現在も人が住んでいます。不自由な山の上にどうしてと思いますが、住めば都ということなのでしょう。ここで紋次郎さんと別れて引き返すことにしました。

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家山の町においた車まで元来た道を辿りました。途中の河原で見かけたススキが見事でした。夕日が素敵な演出をしてくれたようです。

本当は一緒にもっと歩きたかったのですが、明日は仕事なので残念ながら今回もピストンです。紋次郎さんは今夜も山中で野宿だそうです。

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田母神氏が残した物

航空自衛隊幕僚長だった田母神氏がアパグループが主催した論文コンクールに応募した論文の中で、政府の戦争責任の見解を述べた村山談話を批判して更迭されました。田母神氏は言論の自由の侵害と主張していますが、防衛省高官が政府の方針に公然と反旗を翻せば処分されるのは当然です。有事の際武器を取って戦う集団が個人の主義主張を言い出したら統制どころではありません。軍隊は政治の決断を受けて行動すべきであって、自らが行動を決定するは軍事政権だけです。自衛隊にそのような能力も国民の支持もあるはずがありません。

しかし、政治の側にも大いに責任ありと思います。そもそも長年対立してきた社会党の党首を政権維持のため連立政権の首相にして先の戦争の総括をさせた経緯が問題です。以来自民党は村山談話を踏襲し続けていますが、多くの国を巻き込み、多数の人命が失われた戦争の総括を時の首相とは言え、一個人の見解で済ますのはいかにも無責任と言わざるを得ません。事実を積み上げた上できちんとした国会決議をすべきと考えます。政治家がこの問題にまともに取り組まない限り、第二、第三の田母神氏問題が起きることになるのではないでしょうか。

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永観堂の秋

雲が多くなって南禅寺での撮影を諦め、周辺をぶらぶらと歩いていると永観堂の前に出ました。ここも紅葉の名所なので観光客で賑わっています。何時の間にか雲が切れてきて庭園の紅葉が楽しめそうなので拝観料1000円はちと高いと思いましたが、予定を変更して立ち寄ることにしました。

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永観堂は入り口である総門から拝観受付のある中門までは自由に立ち入ることが出来る為、受付前に撮った1枚です。このカエデの見事さで拝観することを決めました。

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永観堂こと禅林寺は東山の斜面に沿って多くの伽藍が立ち並んでおり、拝観客は靴を持って大玄関から順に宝物や仏像を拝観することが出来ます。天候が心配だったので入館する前にとりあえず撮った1枚です。

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本尊のみかえり阿弥陀像がまつられている阿弥陀堂で建物内の拝観は終了、外に出ます。そこで目に付くのが中腹に立てられた多宝塔、石段を登って行くことが出来ます。多宝塔からは境内一円はおろか町並みも遠望することが出来ました。

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境内は紅葉する樹木が多く、建物を包み隠してしまう為にどうしても多宝塔に眼が行ってしまいます。

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境内を一巡すると結構な距離になります。緋毛氈の縁台に腰を下ろし、紅葉を愛でつつ一服を楽しむ、至福の時ですね。

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雲の心配もなくなり、日差しにカエデが輝いています。燃える秋、と言うフレーズがありますが正に燃えているように見えました。

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明と暗、いかにもお寺らしい組み合わせです。やがて散り行く紅葉を静かに石灯篭が見守っているようです。

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土塀に紅葉の影が面白かったので撮ってみました。

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紅葉を見て楽しむのは日本人ばかりかと思ったらアジア系の人も結構多いようで、きれいなものに国境は無いようです。これだけ楽しめれば拝観料の元は取れたかな。

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帰路で見た蹴上発電所のイチョウ。何時見ても見事です。

途中までは雲が多く、先週の二の舞かと思っていましたが、まだ私にも運が残っていたようです。素敵な紅葉三昧の一日となりました。

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南禅寺の秋

今日の天気予報は午前中に一時雨、午後から晴れ間ありでした。昼前に出かけるつもりで仕度をしていたら窓の外は晴天です。デジイチ片手にあわてて出かけることにしました。

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毎度おなじみの南禅寺です。紅葉シーズンを迎えていつも以上の人出でした。威容を誇る三門も広角ズーム24mmの威力ですんなり全景が収まりました。

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雲が厚く、日が差したり翳ったりと不安定な天気、ゲーテではありませんがもっと光を!

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ちょうどイチョウが見頃を迎えていました。日差しはありませんが黄色の葉がまばゆいばかりでした。

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カエデもちょうど見頃でした。青い葉をバックに赤いカエデが引き立っていました。

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光がない時はバックが暗いと紅葉を引き立ててくれるようです。

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お馴染みのレンガ橋。紅葉が季節感を添えてくれました。

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白壁とカエデも秋のアクセントになってくれました。

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その後天気は予想に反して好転してくれました。やはり紅葉は日差しに照らされて何倍も美しくなります。三門をバックに、本日どうしても撮りたかったアングルです。

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麻生無用論

小泉政権以降選挙の洗礼を受けない内閣が3代続いています。分けても麻生内閣は国会運営打破の為、総選挙に打って出る為に組閣された内閣の筈です。それが内閣支持率の低迷と総選挙のシュミレーション結果が自民党にとって好ましいものでは無かったことから先送りし続けている訳ですが、この先国民の支持が向上することなどあろう筈もありません。

以前から簡単に断言する物言いに不安を感じていましたが、国語力が中学生以下だったのには唖然とさせられました。どんなに経済危機を熱く語っても未曾有を「みぞうゆう」等と発言されては少しも危機感は伝わってきません。詳細を「ようさい」と読まれては何を言われてもどこまで理解しているのか大いに不安を感じてしまいます。

政治家は国民の要望を聞き、国民に政策を説くのが務めです。記者から漢字の誤読を指摘されて単なる間違い、勘違いと開き直られると本気で政策を語っているとは思えません。民主党からは以前から首相の退陣が一番の景気対策と揶揄されていましたが、現状を見るにつけ、あながち政治的発言とばかり言えない気がして来ました。

信なくば立たずは利権に対して寛容な圧倒的多数の国会議員の支持を受けていた佐藤首相の対立候補として声を上げた三木元首相の発言ですが、麻生首相にどれほど国を思う気概があるのか是非とも知りたいところです。

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殿ご乱心

奥田発言にあきれました。

>政府の「厚生労働行政の在り方に関する懇談会」の奥田碩座長(トヨタ自動車 <7203> 相談役)は12日に首相官邸で開かれた会合で、厚労省に関するテレビなどの報道について、「朝から晩まで年金や保険のことで厚労省たたきをやっている。あれだけたたかれるのは異常な話。正直言ってマスコミに報復してやろうか。スポンサーでも降りてやろうかと」と発言した。(時事通信より)

ずさんな年金管理だけでも許せないのに組織ぐるみで記録を改竄し、保険金を支払いながら未払いや減額納付したことに書き換えてしまったのは明らかな犯罪行為です。マスコミが批判的に報道するのは当然です。また医療費の抑制目当てで政策として医師の削減を図った結果、医療現場に混乱を来たし産科や小児科、救急医の激減を招いて救急患者の死亡事故が続出している事実をどう説明出来るのでしょうか。政府側に立つと裸の王様よろしく世の中の道理が見えなくなってしまうのでしょうか。身内びいきとしても理解できません。

引用にはありませんが、他企業を見下したくだりにもこの人の本性が現れています。番組スポンサー云々は大企業のおごり以外の何物でもありませんし、報道の自由へのあからさまな攻撃であり恫喝です。マスコミも企業である以上広告主への配慮など腰が引ける場合もありますが、全てのマスコミが足並みを揃えて不公正な報道をすることなど有り得ません。残念ながらこの問題もトヨタの報復を恐れてかほとんどのマスコミが取り上げていません。企業が広告に大金を投入するのは企業の利益を見込んでのことですが、文化への貢献の意味合いもあるはずです。トヨタと言う企業の社会性も問われるのは当然です。

今回の発言はこのような人物を座長に据えた政府の責任が大きいと思いますが、兵庫県知事など、公の場での発言の波及を考えられない人物が世の中に結構多いことを教えてくれました。

 

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紅葉狩りその2

ブログ業者の迷惑メール対策で1回にUP出来る容量が1MBに制限されてしまいました。写真の枚数が限られてしまうので2回に分けてUPしています。

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黄色の中に赤がある不思議な感じのモミジです。日頃露光の補正はしないのですが、今日はどうしてもアンダーになりがちなので絞りを開け気味にして撮っています。

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ピークで昼食を取っているうちに雨粒がだんだん大きくなって、ガスが上がって来てしまいました。ガスを利用して幻想的なシーンが撮れないかと思いましたが、被写体そのものが霞んでしまいました。

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1200mの尾根歩き。本当はブナの紅葉を撮るつもりでしたが、近場の被写体しか狙うことができません。今年の再訪は無理なのでリベンジは来年になりそうです。

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密集した葉が多い中で独自の姿を主張していました。世界に一つの花ならぬ一つの葉でしょうか。

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昼過ぎなのに気温は12℃。風がなかったのでそんなに寒くは感じませんでしたが、晩秋とも言える風情です。

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車の所まで降りて来ると雨は本降りとなってしまいました。山を下る途中で色付いた山の全景を撮るつもりでしたが、ガスに包まれてかないませんでした。本日最後の1枚です。

今年の秋はどうもお天気に恵まれません。次の週末に期待です。

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紅葉狩りその1

せっかくの日曜日なのに生憎の天気です。紅葉の山歩きを楽しみにしていましたが青空は期待出来そうになく、近場の低山を歩いてきました。

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天気は冴えませんが紅葉は見頃です。

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天気がはっきりしないせいかほとんど人影はありませんでした。そんな中でやはりモミジが目につきます。

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小枝でも紅葉する時はするんです。

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霧雨と呼びたいような細かな雨が時折落ちてきて、木々の幹を濡らします。黒々とした幹がシルエットとなって落ち葉の森を引き立てます。

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しっとりと濡れた地上のモミジも きれいです。

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この秋一番

今朝の最低気温は11.1℃、ファンヒーターの朝になりました。我が家のメイン暖房はガスファンヒーターです。灯油に比べて少し割高でしたが、瞬間着火するのと給油いらず、消火時に臭いがしないのが気に入っていましたが、このところの原油高で割高感も薄れたようです。これから秋が深まるににつれこの秋一番が何度か繰り返されてやがて冬の到来です。

気温が10℃を下回ると紅葉が見頃を迎えると言われていますが、前線の影響で昨日も今日も青空は望めないようです。今年の紅葉は見栄えが良いと言われていますので何とか近場で楽しめないかと出撃先を思案中です。

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デジイチ1ヶ月

オリンパスのデジタル1眼レフカメラのE-420を購入して約1ヶ月が過ぎました。その間に使用した感想を簡単に纏めてデジイチ購入を検討している人の参考になればと思います。結論から言ってE-420には大満足しています。購入前にネットで購入者の使用感を調べましたが、否定的な意見が少なかったことが決め手になりました。この機種には手ブレ補正機能がありませんが、フィルムカメラ時代から写真を撮っていた経験から言えば、あれば便利だけれどなくても支障はないと言うのが結論でした。事実この間に写したもので、手ブレでNGだったものはありません。デジカメは感度切り替えがあり、低速シャッターになる場合は感度をUPすることで、シャッター速度を補正してブレが起きない設定にすることが出来るからです。

最近コンパクトデジカメのコマーシャルでデジイチの領域に達しているかのような表現がありますが、個人的な意見ですがコンデジがデジイチの性能を超えることはないと思います。確かにズーム比からみたコンパクト性は魅力的ですが、それ以外は全て1眼レフの方が上回っています。コンデジ時代ビューファインダーを見て随分と露出の補正をしましたが、実際の画像をみるとあまり当てにならないことがしばしばありました。今回デジイチを使うようになってからほとんど露出補正をしていませんが、画像を見る限りほとんどOKの結果です。現在のファインダー用の液晶の表現が光学ファインダーにはまだまだ至っていない為、誇張した画像表現になってしまっているのが原因と思われます。ファインダーで覗いたシーンそのままに撮影できるのは痛快の一語です。

E-420のオートフォーカスについてネットではあまり良い評価ではありませんでしたが、私が使った限りでは不具合を感じたことはなく、問題ないと思われます。

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この写真では背景の三重の塔にピントが合っています。

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こちらは手前のコスモスにピントが合っています。コンデジでも機種によってはこの程度の撮影は可能なようですが、私が使っていたコンデジではこのような表現は出来ませんでした。

それにしてもE-420の最大の魅力は軽量なことです。常用レンズの14-42mmのズームレンズ込みで570gと言うのは1日首から下げていても苦にならないギリギリの重量ではないでしょうか。最近デジイチを持つ人を観察するようになりましたが、両手で持つ人が多いように思います。撮影を生業にしているのであれば重量よりも画質が優先されるのでしょうが、趣味で、アウトドアでの使用が第一である私には重量は最大の敵です。望遠ズームまでは無理としても標準ズーム1本であれば登山でも持参出来ない事はなさそうです。

かつては2、30万円は当たり前だったデジイチもエントリー機種であればレンズ込みでコンデジ+αで購入出来る価格にまでこなれて来ています。もしコンデジかデジイチかで迷うのであれば、画質考慮なら迷わずデジイチを選択しても良いのではないかと思います。

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大和路再訪

奈良、唐招提寺は天平の甍で有名ですが創建から1200年を経て流石に傷みがひどく、平成の大修理として解体修理が行われています。修理中はすっぽりと覆い屋根に包まれてその姿を見る事は出来ませんでしたが、修理も進みこの夏には覆いの解体も無事終了しました。去年近くにある薬師寺まで足を運んだのですが、金堂が見られないので来訪をパスしました。季節も良し、再び奈良に出かけてみました。

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京都から近鉄電車に乗り尼ヶ辻駅で下車、垂仁天皇陵を見ながらのどかな歴史の路を辿ります。

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お目当ての唐招提寺金堂。修理は来年の秋完了予定で周囲には柵が設けられていて間近までは近寄ることは出来ませんでした。

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遠くギリシャ建築に通じるエンタシス。柵越しに柱の膨らみを狙ってみました。今回の修理のものかどうか分かりませんが3本目の柱は新しい木で接いでいます。

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大屋根の上から都を見下ろし、金堂を火事から守ってきた鴟尾は風雪による傷みがひどく新しい物に変えられました。テレビのドキュメンタリー番組からの知識ですが昔の陶工の技術はものすごく高く、現在の技術で作られた2代目はどれほど長くもつのか分からないそうです。屋根瓦も変えられているようで、色が違って見えます。

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薬師寺の双塔。気温が上がったせいか、光線の具合が今イチ。抜けるような青空でなかったのも残念でした。

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法起寺の三重の塔。周辺の休耕田にはコスモスが植えられ、風景に彩を添えてくれています。寺の内外で絵筆を取る愛好家のグループを見かけましたが、カメラと違ってじっくりと物を捉える姿勢は見習いたいものです。

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秋も深まってきたのですが、里の紅葉はまだまだのようでした。秋といえば子規の句であまりに有名ですが、本当に鐘が鳴っていた法隆寺にて。

今回も京都地下鉄と近鉄、奈良交通バスの指定区間乗り放題の「奈良・斑鳩1dayチケット」1600円を利用しました。気ままに一人でのんびりペースで歩くため、多くの寺を巡ることが出来ませんでしたが十分元は取れました。

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宇宙ビジネス花開くか

三菱重工が韓国の観測衛星「アリラン衛星3号」の打ち上げを受注することがほぼ決定したことが明らかになりました。2011年に予定されているHⅡ-Aロケットの衛星打ち上げに際してペイロードの余力を利用して格安で応札し、競合先のロシア・ドイツ連合に大きく差をつけたことが評価されたことによるものです。

我国の衛星打ち上げ用ロケットは能力・信頼性には定評がありますが、打ち上げ回数が少ない為にどうしてもコストが高く、外国企業との競争に勝てずに自国以外の衛星打ち上げを受注できませんでした。HⅡロケットの時代にはコスト削減が効を奏して受注に成功したこともありましたが、打ち上げに失敗しHⅡ-Aへ移行している間にキャンセルされ、衛星需要も減少してビジネス環境も厳しさを増していました。

「アリラン」衛星は観測衛星と呼ばれていますが、我国の情報収集衛星と同様事実上の偵察衛星で、その識別能力も近似していることからもしかしたら日韓の間に何らかの技術協力が存在するのかも知れません。しかし例えそうだとしても軍事機密の秘匿性から決して公表されることはないでしょう。韓国は独自の衛星打ち上げシステムの確立を目指していますが、我国のロケットの歴史を振り返ってみるとその道程はかなり厳しいものになる可能性があります。何かにつけて我国に対する反発心が強い韓国ですが、今回の判断は英断と言えるでしょう。この便乗打ち上げ方式は双方にとってメリットがあり、今後は他の国にも広がれば我国の打ち上げビジネスに大きく寄与することが期待されます。

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