デジイチ1ヶ月
オリンパスのデジタル1眼レフカメラのE-420を購入して約1ヶ月が過ぎました。その間に使用した感想を簡単に纏めてデジイチ購入を検討している人の参考になればと思います。結論から言ってE-420には大満足しています。購入前にネットで購入者の使用感を調べましたが、否定的な意見が少なかったことが決め手になりました。この機種には手ブレ補正機能がありませんが、フィルムカメラ時代から写真を撮っていた経験から言えば、あれば便利だけれどなくても支障はないと言うのが結論でした。事実この間に写したもので、手ブレでNGだったものはありません。デジカメは感度切り替えがあり、低速シャッターになる場合は感度をUPすることで、シャッター速度を補正してブレが起きない設定にすることが出来るからです。
最近コンパクトデジカメのコマーシャルでデジイチの領域に達しているかのような表現がありますが、個人的な意見ですがコンデジがデジイチの性能を超えることはないと思います。確かにズーム比からみたコンパクト性は魅力的ですが、それ以外は全て1眼レフの方が上回っています。コンデジ時代ビューファインダーを見て随分と露出の補正をしましたが、実際の画像をみるとあまり当てにならないことがしばしばありました。今回デジイチを使うようになってからほとんど露出補正をしていませんが、画像を見る限りほとんどOKの結果です。現在のファインダー用の液晶の表現が光学ファインダーにはまだまだ至っていない為、誇張した画像表現になってしまっているのが原因と思われます。ファインダーで覗いたシーンそのままに撮影できるのは痛快の一語です。
E-420のオートフォーカスについてネットではあまり良い評価ではありませんでしたが、私が使った限りでは不具合を感じたことはなく、問題ないと思われます。
この写真では背景の三重の塔にピントが合っています。
こちらは手前のコスモスにピントが合っています。コンデジでも機種によってはこの程度の撮影は可能なようですが、私が使っていたコンデジではこのような表現は出来ませんでした。
それにしてもE-420の最大の魅力は軽量なことです。常用レンズの14-42mmのズームレンズ込みで570gと言うのは1日首から下げていても苦にならないギリギリの重量ではないでしょうか。最近デジイチを持つ人を観察するようになりましたが、両手で持つ人が多いように思います。撮影を生業にしているのであれば重量よりも画質が優先されるのでしょうが、趣味で、アウトドアでの使用が第一である私には重量は最大の敵です。望遠ズームまでは無理としても標準ズーム1本であれば登山でも持参出来ない事はなさそうです。
かつては2、30万円は当たり前だったデジイチもエントリー機種であればレンズ込みでコンデジ+αで購入出来る価格にまでこなれて来ています。もしコンデジかデジイチかで迷うのであれば、画質考慮なら迷わずデジイチを選択しても良いのではないかと思います。
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