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2008年11月16日 (日)

永観堂の秋

雲が多くなって南禅寺での撮影を諦め、周辺をぶらぶらと歩いていると永観堂の前に出ました。ここも紅葉の名所なので観光客で賑わっています。何時の間にか雲が切れてきて庭園の紅葉が楽しめそうなので拝観料1000円はちと高いと思いましたが、予定を変更して立ち寄ることにしました。

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永観堂は入り口である総門から拝観受付のある中門までは自由に立ち入ることが出来る為、受付前に撮った1枚です。このカエデの見事さで拝観することを決めました。

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永観堂こと禅林寺は東山の斜面に沿って多くの伽藍が立ち並んでおり、拝観客は靴を持って大玄関から順に宝物や仏像を拝観することが出来ます。天候が心配だったので入館する前にとりあえず撮った1枚です。

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本尊のみかえり阿弥陀像がまつられている阿弥陀堂で建物内の拝観は終了、外に出ます。そこで目に付くのが中腹に立てられた多宝塔、石段を登って行くことが出来ます。多宝塔からは境内一円はおろか町並みも遠望することが出来ました。

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境内は紅葉する樹木が多く、建物を包み隠してしまう為にどうしても多宝塔に眼が行ってしまいます。

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境内を一巡すると結構な距離になります。緋毛氈の縁台に腰を下ろし、紅葉を愛でつつ一服を楽しむ、至福の時ですね。

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雲の心配もなくなり、日差しにカエデが輝いています。燃える秋、と言うフレーズがありますが正に燃えているように見えました。

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明と暗、いかにもお寺らしい組み合わせです。やがて散り行く紅葉を静かに石灯篭が見守っているようです。

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土塀に紅葉の影が面白かったので撮ってみました。

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紅葉を見て楽しむのは日本人ばかりかと思ったらアジア系の人も結構多いようで、きれいなものに国境は無いようです。これだけ楽しめれば拝観料の元は取れたかな。

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帰路で見た蹴上発電所のイチョウ。何時見ても見事です。

途中までは雲が多く、先週の二の舞かと思っていましたが、まだ私にも運が残っていたようです。素敵な紅葉三昧の一日となりました。

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