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2009年は・・・

パレスチナでイスラエルの殺戮が止まりません。形の上では停戦期限の満了に伴うハマスのロケット攻撃に対する反撃としていますが、相手に手を出させておいて過剰反攻するやり方は今夏のグルジア紛争と同じで極めて巧妙で汚い手口です。当初イスラエル側の犠牲者が1名だったのに多くの無関係の民間人を含む300人以上を殺害するのは明らかなOVER KILLでイスラエルには何の大義もありません。民間人の巻き添えは仕方ないとイスラエル外相は公言していますが、自国の総選挙の為と言うのがもっぱらの見方です。ブッシュ政権は相変わらずイスラエルの立場を一方的に支持していますが、もしオバマ次期大統領がその立場を継承するようだったら国際世論は即座にCHANGEを突きつけなければなりません。

人類は科学の進歩を受けてかつてない繁栄を手に入れることが出来ましたが、一方で各地で相変わらず人権侵害や虐殺が止まりません。来る2009年が平和で明るい年になるように願って止みません。この一年当ブログをご愛読頂きましてありがとうございました。明年もよろしくお願い致します。それではどうか良い年をお迎え下さい。

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治にあって

先日資源探査や海中の水温や塩分濃度分布などの軍事情報を収集する中国の海洋観測船が尖閣諸島周辺の我が国領海を9時間にわたって侵犯し続けました。この間海上保安庁の巡視船は退去を求め続けましたが、馬耳東風の有様でした。(核弾頭搭載の弾道ミサイル名が東風というのは意味深長ですね)中国はかねてより固定翼機を運用する空母の建造を公言していますが、実際に保有してこの海域に進出した場合かなり深刻な事態が予想されます。

また先日の読売新聞の電子版にこんな記事が掲載されていました。

韓国外交通商省報道官は28日、日本の外務省が「竹島問題を理解するための10のポイント」と題した資料を新たに7か国語版で追加作成し、計10か国語としたことに対し、日本側に厳重抗議したうえで、外務省ホームページ(HP)からの資料削除を求めたと明らかにした。

竹島問題では、韓国外交通商省もHP上で「韓国政府の独島(竹島の韓国名)に対する基本的立場」と題する資料を日本語も含め10か国語で掲載している。

両国で係争中の問題に関して自国の主張はするが、我が国が同様に対外的にPRすることについてはイチャモンを付ける。よく言うよと思いますがこれも外務省が長年に亘って相手国を刺激しない政策を取り続けてきた結果です。尖閣領有権もしかりです。

我が国は国際紛争解決のための武力行使は憲法によって放棄しましたが、明確な領土侵害に対しては先制攻撃を含めて断固たる処置を行使すべきです。武力衝突を恐れて譲歩を繰り返しても、所詮はもっと大きな戦火を招くのはナチスのヨーロッパ諸国侵攻の歴史を見れば明らかです。

南西諸島は沖縄からもはるか遠くにあり、台湾や中国本土に近い位置関係にありますが我が国固有の領土です。かつて米軍がサイパンから爆撃機を飛ばして本土に爆弾の雨を降らしたように、ここを航空機の発進基地にされた場合我が国には対抗手段がありません。現在この地域に自衛隊の拠点は全くありませんが、他国に侵攻されない保証はありません。いたずらに危機感を煽るつもりはありませんが、治にあって乱を忘れず、この言葉を今一度考え直してみるべきではないでしょうか。

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新しい家族

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イブの夜に珍しく娘から電話がありました。「子猫を拾って来た」「おいおい、誰が面倒見るの?」「だってェ見殺しに出来ないものォ」「・・・・」。

こうしてまたしても私の留守中に我が家に子猫が加わることになってしまいました。子供たちの「私たちが面倒みるからさあ」の言葉に何度だまされたことか。世の中に平気でペットを捨ててしまう人がいる限り我が家のような議論は尽きることがないのでしょうね。当のニャンコは早くも我がもの顔で部屋のあちこちを好奇心いっぱいで徘徊しています。推定生後1か月ほど、家に来た時は衰弱しきっていたとは思えない元気ぶりを発揮しているお転婆さんです。

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仕事収め

色々あったこの一年ですが、勤め先も今日で仕事収めです。今朝は各地で強い冬型の天気で雪になっているようで、京都も初雪が降ったとのことでしたが、みぞれ混じりの雨のような雪で積もることはありませんでした。山沿いはそれなりの積雪が期待できそうなので、これで年末の山行で雪景色を楽しむことが出来そうです。年末年始は9日間の休みなのでゆっくりリフレッシュするつもりです。

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残秋

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年の瀬を迎えたというのに、ここに来てぽかぽか陽気が続いています。各地の初雪こそ例年並みでしたが、本格的な降雪はこれからのようです。忘年会続きでたるんだ気持ちを山歩きで引き締めようと思ってもこのお天気ではお散歩気分です。例によって浜名湖西岸の湖西連峰に来ましたが、思いのほか秋の風景が残っていました。

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山波末端の梅田に車を置いて神石山(325m)に登りました。いつもは景色を楽しみながら昼食を摂る人で賑わっているのですが、1時を回っていたので誰もいません。ここから古刹の普門寺に下ります。山岳仏教の名残か、湖西連峰には寺院跡が各地に見られますがここは立派な山門を含めて伽藍が残っていてトイレも設置されています。突然、見事なモミジ現れました。

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師走の20日と言えば初冬と呼ぶべきでしょうが、これはどう見ても晩秋の風情ですね。

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山からの豊かな湧水が田畑をうるおしていて、ここに来るといつも心が和みます。前回もう少し遅い時間に来た時はペアのカワセミが悠然と目の前を飛んで行きました。

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この日は3時間の行動でワンコも大満足。開放的な風景が人やワンコのストレスを消し去ってくれました。

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駐車場横にハゼの木?の鮮やかな赤い葉が目立っていました。どうも年々紅葉の時期が遅くなっているようです。いつかモミジと桜の花を一緒に見ることにならないように、より一層の温暖化防止が望まれます。

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私の新幹線秘話

今日東海道新幹線の開業から走り続けた0系と呼ばれる最初の車両のラストランがありました。新幹線は当時の鉄道の常識を超えて踏み切りのない専用の高架軌道を時速200Kmの高速定期運転をするという画期的な電車でした。流体力学を取り入れたスマートな車両の開発には敗戦によって行き場をなくした多くの航空技術者が係わったと言うのは有名なエピソードです。0系の引退によって昭和と言う時代の遺産がまた一つ消えることになりました。

私の弟は国鉄、そして現在のJRの新幹線修理工場に勤めていますが、実は我家にはそれ以外にも新幹線との密かな関わりがありました。新幹線を建設する計画は随分前からあったようですが、終戦後にそのスピードの速さから弾丸列車と呼ばれて、ルートが検討されました。このルート案が正式なものだったのか非公式なものだったのか今となっては知る由もありませんが、我家の所有する農地を横切るような線引きとなっていました。しかしどういう経緯か反対運動が持ち上がりその後にもっと北側の現在のルートに変更になりました。駅の位置を考えればどうして当初の案が出来たのか良く判りませんが、まかり間違っていれば自宅のすぐ近くを新幹線が通ることになっていたのです。

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泣いても笑っても

今年も残すところあと2週間あまりとなりましたが、相変わらず暗いニュースが続いています。年の瀬を迎えて突然雇用を打ち切られ、職も住も一度に失う人達が続出しています。政府は雇用対策として経団連に雇用継続の申し入れをしましたが、企業の側は自己防衛の為に雇用調整と言う名の人員整理に躍起となっています。

経団連会長の出身企業では以前から偽装派遣によって正規雇用者と同じ仕事をさせながら劣悪な待遇で人件費を抑制していると指摘されていました。体面上派遣労働者を期間労働者として直接雇用したり、業務そのものを業務請負として外部委託化しました。今回はこの外部委託した労働者の契約を打ち切った訳ですが、契約は外部委託業者との間で交わしているので、直接関与していないと強弁しています。雇用の継続に責任を持つように申し入れをしようとした労働者に対してテレビカメラの前で見せたこの企業の姿勢は多くの人の目に焼きついたのではないでしょうか。

この企業のカタログが手元にあったので開いてみると「家族のしあわせは、○○○○(商品名)で□□(ある情報の形態)になる」とありました。自信に満ちた良く出来たコピーですが、この企業が言うところの家族は誰を指しているのでしょうか?我国は格差の少ない社会と呼ばれていますが、それでも非正規雇用労働者の増加によって低所得層が年々増加しており、その結果年金未払いや非婚者を生み出す要因となってしまっています。このまま放置すれば今後社会の不安定化につながりかねない重大な事態です。安定した雇用があるからこそ、将来への希望が生まれそれを記録する手段の一つとしてこの企業の商品が求められる場面も生まれるのではないかと思いますが、寒風が吹きぬける中ではそんなことは望むべくもありません。

そんなことを考えていたらある人の有名な遺書が脳裏をよぎりました。CMディレクターとして時代を代表する作品を連発した絶頂期に自ら命を絶ってしまった杉山登志氏が書き残した次の一節です。氏の鮮烈な人生は何度かドラマ化もされています。

リッチでないのに

リッチな世界などわかりません

ハッピーでないのに

ハッピーな世界などえがけません

「夢」がないのに

「夢」を売ることなどは・・・とても

嘘をついてもばれるものです

彼の死の真相は分かりませんし、彼の言うところの「夢」が具体的に何を指すのかは分かりませんが、たとえどんなに今が苦しくても人はその人にとっての「夢」があるから生きていけるのだと思います。嘘をついても・・・重過ぎる言葉です。

かつて我国の企業経営のあり方は日本型経営と揶揄されて、米国企業のそれと比較され続けてきましたが、今日の米国企業の凋落を見るにつけても企業収益、株主配当を優先する企業に「夢」も将来性も感じることは出来ません。あとわずかで新しい年を迎えますが、来たる年が誰もが「夢」を持つことが出来る年であるように願わずにはいられません。

本日アクセス数が30、000回に達しました。ご愛読ありがとうございました。中年オヤジの無責任な書きなぐりですが、今後とも当ブログにお付き合い頂けますよう宜しくお願い致します。

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次期輸送機開発不調

航空自衛隊の次期輸送機の開発が上手くいっていません。昨年6月に試作1号機が完成しましたが、実機を使った強度試験で水平尾翼や主脚、床面に強度不足が見つかり、手直しが行われていましたが更に後部扉付近でも不具合があったと先頃報じられました。輸送機は運用の性格上、広い荷物室を確保する為に主翼を機体上部に取り付け、床面の強度を高め、主脚を張り出した胴体に収容するなど複雑な断面の構造で旅客機よりも設計の難易度は高いようです。

しかし、最近のコンピューターを使った構造解析で精密な強度計算が出来るはずですし、当然各部分の試作を行って強度確認はされているものと思われます。また、現行のC-1を開発した設計プログラムも重要な参考資料となっているはずです。作って見たけれどうまくいきませんでしたと言うことは無いと思います。そう考えると現在の状況は何だか釈然としません。不祥事で輸入エンジンの納入商社が決まっていないなどゴタゴタが続いていますが、早く試験飛行の雄姿を見たいものです。

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ただ今地球に帰還中

先日西の夜空に月、木星、金星が接近して見える機会がありました。科学が進歩して人類は月に降り立つことも出来るようになりましたが、地上から眺める時には特別な思いを抱かせる一番近い天体です。人類が月に降り立ったのは今からもう40年も前のことになります。米国が国家プロジェクトととして巨費と多くの人材を投入したアポロ計画の輝かしい成果でした。

アポロ計画は単なる宇宙飛行にとどまらず、その過程で生まれた多くのものがその後の人類の生活に役立っています。低公害車として期待されている電気自動車に搭載される燃料電池もそのひとつです。逆に言えば40年経ってやっと民生品に生かすことのできる程の高いレベルの技術を投入していたミッションだったとも言えるのかも知れません。そのアポロ宇宙船が月面に残した活動の痕跡を世界で初めて日本の月探査衛星かぐやのカメラが上空から捕らえたのは我が国の宇宙技術が世界の最先端レベルにあることの証明です。ロシアも米国に対抗して月面に無人探査機を着陸させ、岩石サンプルを持ち帰っていますが最近ではあまり科学分野への進出の姿勢は見られません。宇宙技術はそのまま軍事転用が可能で、衛星打ち上げは弾道ミサイルに必要な技術の取得に大いに利用されており、最近の中国の積極的な宇宙開発に宇宙の軍事利用の影を心配する声もあります。

さて、我が国の宇宙開発予算についてはいつもその少なさが他国の何分の一の予算と言われ続けていますが、少ない予算でも大きな成果を挙げています。その一つに小惑星イトカワに向け打ち上げられた探査衛星はやぶさがあります。イトカワは日本のロケットの黎明期をリードした糸川博士にちなんで名づけられた小惑星です。はやぶさは2003年5月に個体ロケットM-Ⅴロケットで打ち上げられた重さ510Kgの科学衛星です。惑星間を航行する為イオンエンジンを搭載し、地球の重力を利用したスイングバイで加速され2年半後の2005年11月に各種観測の後、無事イトカワに着陸し岩石サンプルを採取しました。地球からイトカワまでは電波でも10分を要する為、着陸は自律航法によって行われました。直径わずか300mほどの遠く離れた小惑星に探査衛星を着陸させる技術は絶賛に値します。

その後技術的なトラブルではやぶさとの通信が途絶してしまいましたが、関係者の懸命な努力により通信が回復、無事地球に向け帰還していることが確認されました。しかしトラブルの結果予定は大きく狂い、当初の予定よりも3年遅れて2010年6月に地球に到達する見込みです。この間のくだりは規模は全く違いますが、深刻な事故に見舞われたアポロ13号の地球への帰還に向けたドラマチックな出来事と相通じるものを感じてしまいます。最近人類のいない地球に長期間取り残されたロボットのアニメが評判を呼んでいますが、はやぶさも地球に向け宇宙空間を必死に帰還中です。頑張れ、はやぶさ!

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吟醸焼酎

JR,京阪東福寺駅から東福寺方面に向かう道は、その先に伏見があるので伏見街道と呼ばれています。伏見と言えば言わずと知れた酒どころ、街道周辺には酒店、酒蔵が点在しています。伏見は伏流水を意味する伏水から転じたとも言われています。春に東福寺を訪れた時に地酒と銘打った酒店を見つけましたが、その時は時間がなかったので素通りしました。ところが、先日は店頭販売を行っていたので、立ち寄ってみました。

店の名前は上野酒店と言い、酒造メーカーに製造委託したオリジナル商品を販売していますが、これらの商品名はすべて伏水街道となっています。日本酒も良いのですが、酒造米に五百万石を使った吟醸焼酎が面白く、試飲させてもらって購入しました。吟醸焼酎伏見街道は清酒「富翁」の酒蔵、北川本家が作っており力強い味の米焼酎となっています。思わぬ所で面白い物を見つける、これも京都の魅力の一つです。

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国立博物館近くの智積院の紅葉です。

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