« 東福寺の秋 | トップページ | ただ今地球に帰還中 »

2008年12月 4日 (木)

吟醸焼酎

JR,京阪東福寺駅から東福寺方面に向かう道は、その先に伏見があるので伏見街道と呼ばれています。伏見と言えば言わずと知れた酒どころ、街道周辺には酒店、酒蔵が点在しています。伏見は伏流水を意味する伏水から転じたとも言われています。春に東福寺を訪れた時に地酒と銘打った酒店を見つけましたが、その時は時間がなかったので素通りしました。ところが、先日は店頭販売を行っていたので、立ち寄ってみました。

店の名前は上野酒店と言い、酒造メーカーに製造委託したオリジナル商品を販売していますが、これらの商品名はすべて伏水街道となっています。日本酒も良いのですが、酒造米に五百万石を使った吟醸焼酎が面白く、試飲させてもらって購入しました。吟醸焼酎伏見街道は清酒「富翁」の酒蔵、北川本家が作っており力強い味の米焼酎となっています。思わぬ所で面白い物を見つける、これも京都の魅力の一つです。

Pb300415

国立博物館近くの智積院の紅葉です。

|

« 東福寺の秋 | トップページ | ただ今地球に帰還中 »

コメント

お酒には、日本酒、ワイン、ビールのように穀物を発酵させて作る醸造酒と、ウィスキーやバーボン、焼酎のように蒸留し、純粋なアルコールと水だけにする蒸留酒があります。
(釈迦に説法でごめんなさい!)
不純物が多い醸造酒を飲み過ぎると二日酔いになりやすいそうです。肝臓のアルコール代謝能力が低い私は、焼酎派です。
アルコール臭が嫌いなので香りの強い芋焼酎が好きなのですが、米焼酎はどういった香りなのでしょうか?
熱燗、お湯割りの季節になってきましたね。

投稿: 山奥 | 2008年12月 7日 (日) 06時58分

山奥さん、コメントありがとうございます。一級の寒波の到来で西日本では各地で積雪が見られたようで、まさに熱燗・お湯割りの季節ですね。でも元来がへそ曲がりなので、冬でもビール(発泡酒)・オンザロック派です。医学的にはお湯割りの焼酎の香りが血流改善に効果的との説があったように思いますし、私もアルコール分解酵素を持ち合わせていないので焼酎は好ましいアルコール飲料なのかも知れません。
蒸留酒の芳香は使用原料にもよりますが、熟成に使う木製の樽の影響が大きいようです。普段飲んでいる熊本、宮本酒造場の「九代目」もそうですが、「伏見街道」も米麹の甘い香りが残っているような気がします。

投稿: 雨辰 | 2008年12月 7日 (日) 08時16分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 吟醸焼酎:

« 東福寺の秋 | トップページ | ただ今地球に帰還中 »