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治にあって

先日資源探査や海中の水温や塩分濃度分布などの軍事情報を収集する中国の海洋観測船が尖閣諸島周辺の我が国領海を9時間にわたって侵犯し続けました。この間海上保安庁の巡視船は退去を求め続けましたが、馬耳東風の有様でした。(核弾頭搭載の弾道ミサイル名が東風というのは意味深長ですね)中国はかねてより固定翼機を運用する空母の建造を公言していますが、実際に保有してこの海域に進出した場合かなり深刻な事態が予想されます。

また先日の読売新聞の電子版にこんな記事が掲載されていました。

韓国外交通商省報道官は28日、日本の外務省が「竹島問題を理解するための10のポイント」と題した資料を新たに7か国語版で追加作成し、計10か国語としたことに対し、日本側に厳重抗議したうえで、外務省ホームページ(HP)からの資料削除を求めたと明らかにした。

竹島問題では、韓国外交通商省もHP上で「韓国政府の独島(竹島の韓国名)に対する基本的立場」と題する資料を日本語も含め10か国語で掲載している。

両国で係争中の問題に関して自国の主張はするが、我が国が同様に対外的にPRすることについてはイチャモンを付ける。よく言うよと思いますがこれも外務省が長年に亘って相手国を刺激しない政策を取り続けてきた結果です。尖閣領有権もしかりです。

我が国は国際紛争解決のための武力行使は憲法によって放棄しましたが、明確な領土侵害に対しては先制攻撃を含めて断固たる処置を行使すべきです。武力衝突を恐れて譲歩を繰り返しても、所詮はもっと大きな戦火を招くのはナチスのヨーロッパ諸国侵攻の歴史を見れば明らかです。

南西諸島は沖縄からもはるか遠くにあり、台湾や中国本土に近い位置関係にありますが我が国固有の領土です。かつて米軍がサイパンから爆撃機を飛ばして本土に爆弾の雨を降らしたように、ここを航空機の発進基地にされた場合我が国には対抗手段がありません。現在この地域に自衛隊の拠点は全くありませんが、他国に侵攻されない保証はありません。いたずらに危機感を煽るつもりはありませんが、治にあって乱を忘れず、この言葉を今一度考え直してみるべきではないでしょうか。

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