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時効について

法務省が殺人事件など重大事件の時効を延長する方向で検討していることが明らかになりました。我が国では犯罪の種類によって時効が定められており、一番重い殺人罪でも15年で時効となってしまいます。これは諸外国と比べて随分と短く、そもそも時効の制度さえない国もあるそうです。

時効については未解決の事件にいつまでも捜査の人的資源を振り向けられないという当局の都合が優先され、容疑者も長期間にわたって罪の意識にさいなまれるからと尤もらしいる有が言われていますがとんでもないことだと思います。犯罪被害者からは時効によって犯人に無罪放免が与えられるなどとんでもないと、時効の撤廃や延長を求める運動が起きていますが当然のことと思います。犯罪を犯しながら自首しなかった者に情状酌量の必要などありません。捜査資源の有効配置については一定期間後は未解決事件を専門に扱う部署に移管して、新たな事実や証拠が明らかになった時点で改めて集中的に捜査すれば良いことではないでしょうか。

ロス疑惑でも米国側の地道な捜査活動によって、随分時間はかかりましたが渦中の容疑者の逮捕に漕ぎつけることが出来ました。結果は残念なことになりましたが、容疑者は観念した末の行動だったと思います。また先日はオウムによる国松警察庁長官狙撃事件の遺留品からオウムメンバーのDNAが検出されたとの報道がありましたが、最近の捜査技術の進歩により当時は解明出来なかった事実が後日判明するケースが増えています。

犯罪者を利するのみの時効制度を見直して、地の果てまでも追いかけてお縄にすると言う捜査当局の側の意気込みが聞こえてこないのは残念ですが、断じて逃げ徳を許さない司法制度が当り前ではないでしょうか。

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