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2009年4月16日 (木)

臓器移植法の早期改正を

現在わが国では法律によって15歳未満の脳死患者からの臓器移植が禁止されています。この為、重い心臓病を患った乳幼児が海外に渡航して移植手術を受ける状態が続いています。しかし、ただでさえ少ないドナーの確保の問題や自国民以外への移植手術を問題視する世論などから、最後の光さえ閉ざされようとしています。世界屈指の医療先進国でありながら法律の整備が出来ないと言って自国での乳幼児への脳死による臓器移植を認めず、患者を海外での移植手術に追いやると言うのはあまりにも身勝手な理屈ではないでしょうか。

先日、私の甥のところに生まれた第2子が乳幼児突然死症候群でわずか一ヶ月の短い人生を終えてしまいました。なす術もなくわが子の死を受け入れなければならなかった両親の悲嘆はいかばかりだったでしょうか。幼子が死に面した時、何としても助けたいと思うのが人情です。これはもし立場が入れ替わっても変わらないと思います。

ドナーの意思表示の問題や脳死の是非についてはかねてから議論されてきましたが、反対論には合理性がなく、容認を決断すべき時期に来ていると考えます。我が国の脳死判定は判定基準に則って厳正に執り行われており、特定の個人の利益の為に判定が曲げられることは考えられません。さすがに、ここに至って政治の側も放置出来ず、与野党ともに臓器移植法改正の機運が高まっていますが、患者にとっては時間との戦いでもあり、極力早期に改正されるように期待しています。

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コメント

臓器移植法は家族が移植に同意した場合にのみ脳死を人の死と認めていますが、国会議員でありながら未だにこのことを理解していない議員がいるようです。あくまでも一般的には心臓停止が人の死であって、こちらの患者を生かすためにあちらの患者の治療をおろそかにするかの如くの議論がこの期におよんで尚出てくることに怒りを禁じ得ません。臓器移植法成立以来法案に規定された見直しを放置し、党利党略で先送りにして来た不勉強も甚だしい議員達は移植を待ちわびながら力尽きた子供たちに顔向けできるのでしょうか。
議会として議論を尽くすのは当然ですが、国民の代表である筈でありながら移植を是とする多数の民意を反映しようとしない議員など存在する価値を見出せません。

投稿: 雨辰 | 2009年4月21日 (火) 20時42分

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