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誘惑の魔の手

目下無収入の身なので、なるべく物欲を刺激するものは正視しないようにしているのですが、時間だけはたっぷりあるのでついついネットを覗く時間が多くなってしまいます。先日も、とあるスレッドをついつい見てしまったら恐ろしく興味をそそられることが載っていました。 

詳しくはこちら↓

http://www.pentax.jp/japan/news/2009/200910.html

http://bbs.kakaku.com/bbs/K0000036024/SortID=9583276/  

昨年、それまでの封印を解いてやっと格安のデジタル1眼レフ入門機を手に入れたのですが、情報を解禁してみるとこの世界も色々とあるようです。まずニコン、キャノンの2社が圧倒的なシェアを持っており、この2社で市場の80%を占めています。残り20%をソニー、オリンパス、ペンタックスetc.が争う構図です。売場を覗いて見ても上位2社のスペースが断然広く、目立つ場所にあり、それ以外は十把一絡げの有様です。スポーツ番組でカメラマンが映ることが良くありますが、やはりC社の特徴である白いレンズが圧倒的に多いようです。

ところが、カメラの愛好家と言うのは実に様々なシチュエーションで使っており、求められる要求から「防塵・防滴」仕様と言う独特の機能があるのです。これは何かと言えば海岸や砂漠で砂から防御し、雨に濡れても大丈夫というもののようです。他の製品では防水機能と呼ばれるものですが、何故かカメラではこう表記するようです。前置きが長くなりましたが、要は新発売になるペンタックスのK-7は撮影機能が満載の上にはコンパクトで、しかも悪天候(程度問題ですが)でも安心して使える代物であると言うことです。

一般的な登山の場合は、防水用のバックに入れて持ち運び、機材が濡れないよう様にして撮影すれば特別なカメラは必要ないかも知れません。しかし、沢登りや雪山を考えた場合は防水仕様の方が安心ですし、機材の心配をせずに撮影が楽しめます。昨年の赤石沢の遡行では非防水のカメラだったので、防水パックからカメラの出し入れが煩雑で、つい面倒で撮影をパスしたこともありました。そう考えると液晶が可動式でないことを除くとK-7は随分魅力的なカメラと言うことになります。但し、レンズとセットで13、4万円はしますので、今の身分ではそう簡単に買うことは出来ません。また、単に防水機能を求めるのなら、コンパクトカメラと言う手もあります。ここはなんとか物欲大魔王の魔の手からわが身を守って、他社が同機能・低価格の対抗製品を出すのを待つのが賢明でしょうか。

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メーカーとしての品格

トヨタのプリウスが好調に受注を増やしているようです。既にバックオーダーが10万台を超え、今発注しても納車は秋になってしまうと言われており、生産する工場では残業をして増産対応すると伝えられています。流石販売力のトヨタと賛辞を送りたいところですが、その一方で様々な雑音も聞こえてきます。自社の製品の優れたところ、魅力をアピールするのは当然ですが、他社の製品を貶めるPR手法まで取っているは世界のトップメーカーとしていかがなものなのでしょうか。各種の媒体で一般ユーザーを装ったネガティブキャンペーンが行われているとの発言まで聞かれることも、真偽は別として恥ずかしいことではないでしょうか。世界のトヨタとは言え、4月の国内生産、販売とも前年比50%近い落ち込みが続き、少しでも上積みをしたい気持ちは理解出来ますが、ハイブリット(HV)車の雄としての矜持を示して欲しいところです。

かつて環境問題が深刻になり、米国のマスキー法や我が国の50年規制によって排ガス規制が強化された時、世界の名だたる自動車メーカーに先駆けて規制をクリアしたCVCCエンジンを開発したホンダは自社だけの独占とせず、他社にもこのエンジン技術を供給して窮地のメーカーに塩を送る度量の広さを持っていました。余談ですが、この時開発を放棄し、技術的困難を理由に政治的圧力を行使して規制を先送りさせたビック3が今日経営難に陥っていることは、王道を歩くことの大切さを示唆しているように思えます。

自動車は非常に多面性を持った商品で、単にカタログデーターだけで優劣をつけられない奥深さを持っています。いかに数値上は優れていても感性や消費者の持つメーカーのイメージによって好き嫌いが決められてしまうこともあり得ます。リコール問題では会社ぐるみで製品の不具合を隠ぺいしたメーカーは消費者の猛反発を受けて倒産寸前まで追い込まれ、未だその後遺症から立ち直れずにいます。

製品はそのメーカーの姿勢を反映する鏡でもあります。より多くの国民に受け入れられるには幅広い共感を得なければなりません。日本を代表するメーカーであるトヨタには堂々たる横綱相撲を期待したいと思います。

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ならず者国家に明日はない

彼の国はミサイル試射に失敗したかと思ったら、今度は核実験とまさにやりたい放題です。これも米国と韓国の前政権の失政がもたらした結果ですが、何とも腹立たしい限りです。

ところで、こんな状況になるとたちまち自民党からは敵地攻撃能力だの巡航ミサイル保有だのと勇ましい声が上がりますが、日本を射程に置くノドンの実践配備や前回の核実験からは随分時間が経過しています。今になって声を上げるのなら、その間一体何をしていたのでしょう?暴挙に対してその場しのぎの対応しか出来ないのでは相手の思うつぼです。国を守るために何をなすべきかを普段からしっかり議論して有効な手段を講じることが求められます。此の期に及んで憲法論議を持ち出すのも情けない限りです。

それと根本的なことですが、ノドン発射に対する先制攻撃用としては巡航ミサイルは有効な兵器ではありません。巡航ミサイルは地上の固定目標に対し、その座標を入力して発射するもので、ノドンのような移動式のミサイルに対しては位置の特定が出来ないと発射出来ないからです。相手は偵察機や偵察衛星に見つからないように地下や物陰に隠しておいて、短時間で発射するのでその所在をつかむのはとても困難なのです。このことはイラクのスカッドに対して、米軍が発射そのものを阻止することが出来なかったことで実証されています。

彼の国は核開発の「中止」を条件に軽水炉や重油の供与を求めていましたが、裏でしっかり核開発を継続しておいてそれを咎められると他国のせいにすり替え、あまつさえ恫喝さえするのは、盗人猛々しいと言うほかはありません。国内経済が破綻し、一番手軽な食糧調達手段である農業さえも肥料はおろか、今の時代にあって治水さえもままならないのに、体制維持のために国民に飢餓を強いておいて、大量破壊兵器の開発に邁進する姿はならず者の姿そのものです。その隣国の大国はかの国の困窮に付け込んで、地下資源と引き換えに食料や石油資源を供給して最大の援助国となっています。今回の地下核実験に対してはさすがに不快の念を表明しているようですが、こんなならず者国家が生きながらえていられるのは、国際世論を無視して自国の利益のみに走っているからです。

今回の核実験の規模はどうやらTNT換算で4Ktと言ったところのようですが、これが自分たちの上に降りかかってこない保証はどこの国にもありません。手の打ちようがなくなる前にかの国への援助を打ち切らないと、もっと援助を増やさないとどうなるか知りませんぜとばかり、その大国にさえ恫喝を始めかねません。国家を挙げて違法な手段で外貨を稼ぎ、ミサイル打ち上げに対する批難の議長声明を採択した国連に対して謝罪を要求し、脱退の可能性まで公言するようなならず者国家の存在など断じて許すべきではありません。世界が一致協力して害悪をもたらすならず者国家の命脈を絶つべきですし、もしその大国がもし手をこまねくとすれば、それは同罪と言うほかはありません。

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新型インフル

新型インフルエンザ感染者が増え続けています。今朝(23日)の時点でとうとう300人を超えてしまいました。このウィルスの致死率が今のところ0.4%と言われていますので、単純に計算すれば300x0.004=1.2人となり、死者が出てもおかしくない状態とも考えられます。ただ、このウィルスにはタミフルやリレンザと言ったインフルエンザ治療薬が有効なので、重症化する前に適切な治療を受ければ深刻な事態は避けられるのではないかと思います。海外の死亡例では糖尿病を患っていると高リスクであると言われていますので、体調に変化があった場合は早めに診察を受けることが必要です。

我が国は健康保険を始め、医療制度の充実により患者の発生の把握を正確に行っていますが、世界の大国米国でさえも確認されている数倍の患者がいるのではないかと言われています。そうであれば、米国の場合22日現在5764人(死亡10名)ですから2~3万人程度の把握されない患者がいることになります。また、韓国や中国等我が国同様に米国との往来が盛んな他のアジアの国々から一向に患者発生の情報が伝わって来ませんが、まことに不可思議なことです。

感染から発症までの潜伏期間が数日以上あることから、海外からの流入阻止は到底出来ることではなかったのですが、我が国は海外からの流入阻止と国内での蔓延防止に力を注いできました。しかし現在のような人の移動が活発に行われている状況では100%の阻止は現実的ではありません。幸い低毒性であることから、発症したら患者を治療する方が効率的であるとの考え方や、先々を考えた場合に、この際免疫を獲得しておいた方が好都合ではないかとの意見も説得力があるように思われます。識者は増殖の中でいつ高毒性に変化するか判らないので油断は禁物との立場ですが、これとて現状ではどうすることも出来ないわけですから、注意深く見守るしかないのではないでしょうか。

現代生活、特に都市部では人と関わらずに生活することは困難です。従来型インフルエンザ同様にひたすら終息を待つしかないと思いますし、この秋には再び息を吹き返すことも十分考えられます。個人に出来ることはあわてず騒がず、ひたすら体調の維持管理に努め、何かあれば医療機関に相談出来る状況にしておくことに尽きるのではないでしょうか。

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ホームベーカリーで餅つき

またまた食べ物関連で恐縮です。ホームメイドのパンを楽しむため20年近くホームベーカリーを愛用しています。それ以前は食パンなんてどれでも同じと考えていましたが、焼きたてのパンを食べてみたらもう市販のパンでは満足出来なくなってしまいます。とは言っても日常的には米飯が主体で使用頻度からすればたいしたことはないのですが、流石に20年も経てば新しいモデルに目が向いてしまいます。で、今年の母の日のプレゼントに子供たちから新しい機種を買ってもらいました。

同じメーカーですが、高機能、コンパクト、低価格と時代の流れを実感しました。以前の機種はバリエーションはあるもののパン焼きの単機能でしたが、今度のはうどん・パスタや餅つきの機能まで付いています。餅つきはかねてから専用機を買ってもいいかなと思っていましたので早速使ってみました。

専用機ではないので、つける分量は2or3合に限られますが、もち米を50分で機内炊きしてから生地こね同様に10分間コネコネすると、あーら不思議。あっと言う間につきあがりです。量が少ないので冷めやすいのと水加減が微妙なので微調整が必要ですが、手軽に餅が楽しめるのは便利です。今回はヨモギの草餅にチャレンジしましたが、何とかそれらしく出来ました。家族には市販のものより固いと言われましたが、私にはとっても懐かしい味でした。

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避妊手術が終わりました

我が家のニャンコは生後5か月ほどですが、ヒートを迎えてしまいました。まだまだ子猫なのですが、ホルモンによって妊娠しようと体力の限りを振り絞ります。現在の猫の生育環境を考えれば、他の猫との接触によって思わぬ感染を招くことは絶対に避けなければなりません。月曜日に避妊手術を受け、昨日の午後我が家に帰ってきました。飼い主のエゴかも知れませんが、平穏に過ごさせるためにこうするより仕方ありませんでした。

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帰った直後は混乱していましたが、我が家に帰ったことが認識できて今は落ち着いて眠っています。ワンコの時は1歳、20Kgオーバーでしたが、5か月、2Kgで手術を受けさせたのはやはり心が痛みます。

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蕎麦打ち体験

蕎麦が好きです。特定の地域とか店とかにこだわっているわけではありませんが、評判の店があればついつい寄ってみたくなります。とは言っても通を気取るわけでもありませんので、訪れた数も知れたものですが、やはり店によって出来不出来が感じられるのも面白いと思います。そしていつしかもっと旨い蕎麦が食べたいと思うようになると、究極の手段は自分で打つことしかありません。しかし家庭で打つことがそれほど珍しくないうどんと比べるとやはり蕎麦打ちの敷居が高いのもこれまた動かしがたい事実です。

色々調べてみると、蕎麦打ちにはある程度の技術と最低なにがしかの道具も必要なことも判りました。何年か前には当世の名人、高橋那弘氏の蕎麦打ちのビデオや教則本も入手しましたが、最後の一歩が踏み出せずに今日に至っていました。ところが先日のこと、知人が蕎麦粉が手に入ったから一緒に蕎麦打ちやってみない?と声をかけてくれましたので、思いがけずに蕎麦打ちデビューを迎えることになりました。

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初心者に扱いやすいように二八で分量は蕎麦粉、小麦粉合わせて500gです。蕎麦粉に水を混ぜ合わせることを水回しと言いますが、これは経験者にお任せしました。

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丸出しに入るところです。教則本によれば作業の工程は、水回し→まとめ→菊練り→へそ出し→地延し→丸出しⅠ、Ⅱ→四つ出し→肉分け→本延し→たたみ→包丁(切断)となっていますが、素人の悲しさで、いざやりだすとなかなか思い通りにはいかず、蕎麦を打つはずが蕎麦を打たされているといった有様でした。

途中ヨレヨレになりましたが、何とか蕎麦の形に切りそろえてイザ実食。食後の感想は期待したほどではなく、初めてとしてはこんなものかと思いましたが、改めてプロはすごいと思い知らされました。どうやら底なし沼に足を踏み入れてしまったのかも知れません。

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小沢昭一的こころ

年齢的にラジオと言えばFMよりもAM派です。最近は生活スタイルが変わったので聴くことが少なくなりましたが、それでも車を運転する時は主にAMを聴いています。仕事で車に乗っていた頃は毎日ラジオを聴いていました。ラジオには長寿番組が多いのですが、良く聴いていたのが永六輔の「誰かとどこかで」と小沢昭一の「小沢昭一的こころ」でした。時間帯は違うのですが、どちらも帯番組で週のうち何日化は聴くことができました。驚いたことにどちらも現在も番組が継続しているのは多くのリスナーに今も尚支持されているからでしょう。流石に永氏は76歳と言うこともあって声に張りがなくなりましたが、豊富な知識はいささかも衰えていません。番組は開始以来実に42年ですから34歳からのまさにライフワークと言えるでしょう。

一方の小沢昭一氏は御年80歳ですが、往年の語り口そのままに番組を続けています。「小沢昭一的こころ」は今年で36年ですが、そのスタイルは当初から少しも変っていません。冒頭のスタッフ紹介、口演、小沢昭一、筋書き、宮越太郎、音楽お囃子、山本直純・・・・・・・、そして番組最後にまた明日のこころだぁーで終わるところまで。

手元に番組を文庫本化した平成5年15刷の「小沢昭一的こころ」があるのですが、著者は小沢、宮越の共著となっていることもあり、作家は宮越氏一人で担当してしているとずっと思い込んでいたのですが、これを書くにあたって調べてみたら水根重光氏など複数の作家がついていたようです。しかし私にとってこの番組の作家は宮越氏以外思い浮かびません。それは作品中に登場する様々な中年男性がすべて「宮坂さん」で表わされているのですが、宮越をもじったとしか思えないからです。

その宮越太郎氏ですが、残念ながら今月6日に81歳で鬼籍に入られてしまいました。「小沢昭一的こころ」はその次節の流行や世情を背景に落語さながらの滑稽話や人情話に見事仕立て上げる内容ですが、聴いていていつもその運びの巧みさに感心していました。放送作家ですから文章を書くのはお手の物なのでしょうが、文庫本で読んでみてもその筆運びは上手いとしか言いようがありません。平成も今年で21年、私にとっての巨星がまたひとつ堕ちて、昭和がまた遠くなりました。

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近所で見かけた夏ミカンの花です。

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ニャンコのヒートが終わりました

まさにメイストームと呼ぶにふさわしかった12日間に及ぶ我が家のニャンコのヒートが終息しました。今にして思えば2、3週間前から前兆があったのですが、その時には全く気が付きませんでした。我が家は1階がフローリング、2階がカーペットです。普段は1階にあるリビングが居場所なのですが、ある時からやたらに2階に上がりたがるようになったのが異変の第一歩でした。そして2階に上がるとカーペットに背中をこすりつけて喉をゴロゴロならすのですが、ヒートの時は更に激しくなって鳴き続けました。

ところが昨日からヒート独特の行動が激減し、食欲も以前の状態に戻りました。今朝はもう素振りさえありません。ほっとするとともに、今までのあの騒動は一体何だったのだと言うのが正直な思いです。

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外に出たがる素振りは全くなくなり、おとなしく眠りこけています。

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脱走防止用の玄関網戸。今となっては大騒動の名残りとなってしまいました。まあ、暑くなったらドアを開放して外気の導入に使えますから、先行投資と考えることにしますか。

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単気筒バイクの生産終了について

最近になって、遅まきながらヤマハSR400が生産終了になっていたことを知りました。かつて高出力を競ったスポーツバイク全盛時にもわずか27PSの空冷エンジンながら独特のフォルムと排気音でシングル族を魅了しつづけた日本の名車も排ガス規制強化の時代の波には勝てず、その他の多くのモデルと共に静かに舞台を降りてしまいました。ライバルのホンダはSR人気に目をつけてモダンな味付けのFT400を出しましたが、私のようなゲテモノ好き以外に受け入れられず早々に打ち切りとなりました。その後、2001年からSRに良く似たクラシカルなCB400SSを生産していましたが、こちらも同様に排ガス規制をクリアできず昨年9月で生産を終了してしまったようで、一つの時代の終焉として感慨深いものがあります。

日本の主要産業の一つである自動車工業の発展は、海外からの技術移転もありますがバイクのエンジンからのフィードバックも大きかったのではないかと私は考えています。エンジンのラインナップが限られた初期のホンダの4輪車はバイクのエンジンを転用することで成り立っていました。N360にCB350のエンジンを搭載したのは有名な話です。このじゃじゃ馬エンジンは早くに先行したスバル360を馬力競争でぶっちぎり、たちまちベストセラーとなって4輪におけるホンダの礎となりました。自動車不況の中、軽自動車の踏ん張りで健闘しているスズキもまた2輪メーカーからの進出です。

排ガス規制では4輪は2輪よりも随分早く対応を迫られました。1975年の50年規制適合のため、それまでの空冷エンジンでは対応出来きないとされ、軽自動車も水冷エンジンに転換を迫られました。F1にまで空冷エンジンを搭載し、本格的な自動車メーカーへの道を歩みつつあったホンダは、ホンダ1300(後期には1433cc)に搭載していた空冷エンジンをめぐって路線論争を引き起こしました。空冷堅持を主張した創業者、本田宗一郎氏は最後には部下の提唱する水冷エンジンを受け入れますが、この時の空冷、水冷エンジン論争によって時代の転換期を悟り、社長引退を決意したと言われています。

今回の排ガス規制の強化によって最後まで残されていた、中・大型バイクの空冷エンジンに引導が渡されることになってしまいましたが、生産台数の多い原付クラスは燃料供給のFI化やマイコンによる緻密な燃焼制御で規制をクリア出来ています。経営環境の厳しい中、台数が限られるエンジンではしばらく復活は難しそうですが、技術的に出来ない訳ではないと思われるので、時代に適合したビッグシングルが復活してくれることを願っています。

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プロジェクトX試案2その5

既にUP済みですが、GW前半戦として妙高、笹ヶ峰に行って来ました。ここには過去3回行っているのですが、この季節はまだキャンプ場は閉鎖状態ですが一般観光客も多く、駐車場にテントを張るのも夜間以外は好ましくありません。こんな時こそこの目論見が生きてきます。

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夕方になると観光客は帰り、人影はほとんどなくなります。私はステップワゴンコテージがあるのでのんびりと夕景を楽しむことが出来ました。

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このプランで良かったのはテーブル機能です。いままではシートそのままかシートをフラットにして飲み食いしていましたが、不安定で危険も伴いました。安定したテーブルの上ではコップが倒れることもコッフェルを必死で固定する必要もありません。

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陽が落ちると夜間は気温は3℃まで下がりますが車内は暖房なしでも暖かです。今回は1人だったので夕食はレトルトのカレーとご飯ですが、ちょっとしたミニキャンピングカー気分です。

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座席後部は支点間距離が長くなり、12mmのコンパネでは剛性不足なので ロープで吊り橋状にして支点を確保しました。ロープの長さの調整が難しいので昔クライミングのまねごとをしていた時に使っていた下降器&制動器のボナッティのロボットを使って任意の長さを作っています。

試案その2を使った感想はテーブル、就寝ともまあまあですが、天井までの距離が低いのと逆に乗り降りするのには少し高過ぎるようです。これはこれで良しとしなければいけないのかも知れませんが、これをVer.1として使い勝手を改良したVer.2を考えてみようと思っています。

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ニャンコがヒートに

我が家のニャンコは推定5か月、体重2.2Kgの子猫ですが月初から初めてのヒートを迎えてしまいました。食欲が落ち、例の独特の鳴き声で終日泣き続けています。また、室内飼いのため、従来あまり外に出るそぶりを見せませんでしたが、今は隙あらば外に飛び出しそうな気配です。

仕方がないので、飛び出し防止に玄関ドアにロール式の網戸を取り付けましたが、ホルモンのなせる技とは言え、本人(猫)の負担が大きいようなのでヒートが終ったら避妊手術を受けさせようと思っています。

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アメニティドーム実戦デビュー

友人夫妻と2泊3日で山菜三昧ツァーに行くことになり、宿泊用にアメニティドームを持参することになりました。目的地を大まかに決めただけの風任せ、気分次第の旅ですが、とりあえず新潟県の西の果て、糸魚川の海谷山塊に向かいました。ここは6年前のGWに私が雪渓を踏み抜いて滑落、右手を骨折した因縁の地です。当時は駐車場周辺も雪が多く残っていましたが、今年は日蔭に申し訳程度に残っているだけでした。

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海谷山塊への登山口となる糸魚川市営の三峡パーク。写真の建物が管理棟で、手前側が芝生広場兼テントサイトとなっています。後ろの山が駒ケ岳で、写真には写っていませんが、上部の残雪からの雪解け水が滝となって岸壁を流れています。

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駒ケ岳への登山道を少し覗くと残雪が出てきました。ワンコは喜んで天然のシャーベットを頬張っていました。

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アメニティドームを芝生の上に張ってくつろぐの図。気持ちのよいロケーションで、新緑と残雪の山を望める素敵なマウンテンビューホテルとなりました。登山をしないで登山口に幕営だけするのは 少々気がひけますが、山を眺めながらのんびりするのは最高の贅沢です。お昼は一旦市街まで降りて蕎麦と日本海の海鮮を味わいました。

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そこかしこに咲いているキクザキイチゲ。青い花と白い花がありましたが、どちらも同じ種類だそうです。自信を持って撮りましたが少しピンボケ(前ピン)で残念!

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夕食は市街で買った食材や山菜の天ぷらやマヨネーズ和え等、何を食べても美味、美味で大いにアルコールが進んでしまいました。

ゆっくりと時間が流れる中、真っ赤な夕日が山の向こうに静かに沈んで、初日が暮れていきました。アメニティドームが初めての友人はその広さ(居住部が2.7X2.7m)にびっくりしていましたが、余裕をもって就寝スペースを確保することが出来るので、日の出までグッスリと快適に眠ることが出来ました。

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素朴な土地にはこんな石仏が残されていましたが、世の中には悪い人間がいるもので、古刹から本尊以下の仏様を無断で巡礼の旅に連れ出す輩がいるようです。(関係者は婉曲な言い回しをしていますが、早い話が窃盗で犯罪です)

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設営も回数を重ねるとスムーズにこなせるようになりました。この日は夕方から一晩寝るだけなのでペグダウンは手抜きですが、張り綱はロングペグ(ソリッドステーク30)でしっかり固定しています。

二日目は日本海沿いを西に向かい、親不知海岸で日本海の穏やかな海を眺めたり、氷見漁港に立ち寄って新鮮なネタの寿司を堪能しました。松任市からR157を南下して途中、温泉に浸かり、勝山市まで来て市営のキャンプ場を見つけて今宵の宿としました。キャンプサイトの池では水芭蕉が満開です。夜半から雨となってしまいましたが、杉木立の中にあるので、ほとんど濡れずに済みました。真新しいフライは雨粒が玉になって滑る程、防水性は抜群です。

最終日は残念ながら雨中のドライブとなってしまいましたが、心配した高速の渋滞も大したことはなく、アメニティドームのおかげで快適に遊ぶことができた三日間でした。

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火打山に登れず

プロジェクトX試案2が仮完成となったので、妙高まで遠出してきました。今年は雪が少な目とのことだったので心配しましたが、笹ヶ峰のキャンプ場周辺はまだまだ残雪が残っていました。

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雪国の春と言えば何と言っても水芭蕉です。開花の後に寒さに会うと白い苞の部分が傷んでしまい、無傷のきれいな花は意外と少ないものです。

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トイレ脇のアスファルトから、ど根性ツクシが顔を出していました。里でも春を告げるバイタリティを感じますが、一段と強いパワーを感じました。

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火打山に日帰りスキー登山を目指して樹林帯を登りました。今シーズンは結局スキーも雪山も行けず仕舞いでこれが初スキーとなりました。雪が良く締まっているのでツボ足で快適に歩けました。板は友人の形見のフリーベンチャー、本番初使用です。シール登行は今まで馴染んだテレマークスキーと感覚が違うので奇妙な感じがしました。どうしても板を持ち上げ過ぎてしまいます。

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富士見平から望む火打山。過去3回登っていましたが、絶好の登山日和でしたが、今回は残念ながら途中で登頂断念しました。原因は油断してアイゼンを持参せず、途中のクラストした急登をキックステップの連続で登った為に脚の筋肉が疲労してしまい、ペースが全く上がらなくなってしまい、予定時間で行動出来なくなってしまった為です。疲労で行動を中止するのは初めてですが、最近のアクティビリティ低下が形になって現われてしまいました。日頃の活動、トレーニングが大切ですね。

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火打山の登山のベースとなる高谷池ヒュッテ。ここで1泊して頂上を往復するのが一般的なスタイルです。ヒュッテ周辺は高山植物の保護区域になっているので周辺の幕営には規制があり、HPには携帯トイレを持参するよう記載されています。

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残雪豊富な後立山連峰、中央が白馬岳です。よく見ると頂上直下に代掻き馬らしき雪形が見えます。

下山はスキーで滑降しましたが、ショートスキーでのオフピステは初めてなので勝手が判らないのと疲労で踏ん張りが利かないので、抑え気味に滑りました。途中から雪が緩んでターンが楽にこなせるようになりました。ブッシュがあったり雪が消えたりと板を脱ぐこともありましたが、それでも駐車場まで滑り切ることができました。

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