« 臓器移植法改正案衆議院通過 | トップページ | コンビニ商法にイエローカード »

2009年6月21日 (日)

下田ペリーロード

半島と言うのは地形的に海岸部まで山が迫り、交通が発達しにくいことが多くて地域の発展の妨げになっていることが多いようです。静岡県東部に位置する伊豆半島もその一つで、半島の東側と西側ではアプローチの面から訪れる観光客も異なっており、相模灘に面する東海岸には首都圏から、駿河湾に面する西海岸は県内及び中部、関西圏からの来訪者が多い傾向があります。かく言う私も新幹線の停車駅が六つもある東西に細長い静岡県の西部に生まれ育ち、海よりも山派だったこともあって、これまで県の東南端にある下田市を訪れたことがありませんでした。

ところが、ふとしたことから幕末に開国の舞台となった了仙寺から下田港にかけての水路沿いがペリーロードと名付けられ、観光スポットとなっていることを知り、高速料金千円の追い風を受けて早速訪れることになりました。

P6201051

了仙寺の山門。境内は思ったより小じんまりしていて、どうしてこの寺で下田条約の日米協議が行われることになったのか不思議です。

P6201048

歴史を感じさせる家並みが続いています。季節の花、紫陽花が見頃でした。

P6201047

伊豆で良く見かけるなまこ壁を残している商家の建物。営業スタイルからすると主は観光目的に利用しない方針のようです。

P6201043

道端にこんなものが無造作に置かれていました。もっとも、砲弾がなければ唯の鉄の塊でしかないのですが。

P6201040

古い建物を残していくためには有効活用も必要です。アンティークなカフェがあったり、ブティックだったり。倉敷の水路風景よりモダンな感じです。

|

« 臓器移植法改正案衆議院通過 | トップページ | コンビニ商法にイエローカード »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 下田ペリーロード:

« 臓器移植法改正案衆議院通過 | トップページ | コンビニ商法にイエローカード »