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2009年7月 5日 (日)

サギだぁ

1眼レフの醍醐味はレンズ交換出来ることです。レンズと言えばガラスが相場ですが、最近はプラスチック素材を用いた軽量・安価なレンズがラインナップされているので、予算の捻出に頭を悩ます私のような立場でも何とか交換レンズを入手することが出来ます。しかも私が使っているオリンパスはフォーサーズ規格と言う小型の撮像素子を使用していますので、焦点距離の2倍の画角が得られると言う利点があります。つまり焦点距離50mmのレンズを使用すると100mmのレンズと同じ大きさで被写体を写すことが出来るのです。(但しややこしいのですが、100mm相当のレンズになるわけではなく被写界深度は50mmのままです)このこともあって今のカメラを購入することになったのですが、最近になってやっと待望の望遠ズーム(70-300mm)を買い足すことが出来ました。

元々野鳥に興味がありましたので早速庭のスズメを覗いてみましたが、換算600mmでも中々大きく捉える事が出来ません。仕方がないのでもっと大きな鳥を狙うことにしました。

P7041101

家の近くの水田にいたチュウサギ。カメラで狙っていると間合いを嫌って遠くに行ってしまいました。これでもかなりトリミングしていますが、野鳥を撮るのはかなり大変です。

P7041108

同じく近くの排水路にいたコサギ。見ていると川底を足で探って獲物を狩りだしていました。半世紀前は水田が白くなるほど見られましたが、最近では数羽の群れを見ることさえ稀になってしまいました。

野鳥を撮影するのには、やみくもに近づいても相手を警戒させてしまうだけのようです。生態をもっと勉強して、思わず油断した所をパチリといきたいと思っていますが、まだまだ修行が必要なようです。

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コメント

近年のデジコン発展により、野鳥を撮影する人も激増しているようです。
昔の一眼だと車一台分くらいの白レンズでないと暗くて使い物にならなかった望遠写真も、デジコンだと違うのかな?
コサギは夏羽、飾り羽も出ていますね。
コサギの指先は黄色くなっていて、それを水底でミミズのように動かして、寄ってきた魚を捕食するんですよ。

投稿: 山奥 | 2009年7月 5日 (日) 06時34分

山奥さん、コメントありがとうございます。コサギの足技は今回初めて知りましたが、器用なものですね。その昔PENTAX SP を使っていた時代に90-250mmのズームを使っていましたが、250mmでは不足を感じていました。今回600mm相当なので少し期待していましたが、欲を言えば更に長いレンズが望ましいようです。

>昔の一眼だと車一台分くらいの白レンズでないと

最近は小型バイク程度で明るくて、高速AF可能なレンズが結構あるようですが、私には高嶺の花です。デジカメは感度設定を自由に変えられるので、多少暗いレンズでもカメラの側で補足できるのもありがたいことです。この頃は小口径の屈折望遠鏡を望遠レンズ代りにして野鳥を撮ることが流行っているみたいです。アタッチメントを含めるとそれなりの値段になりますが、それでもかなり安く超望遠が可能となりますので、こちらも気になっています。

投稿: 雨辰 | 2009年7月 5日 (日) 07時12分

所謂、デジスコってやつですね。
フィールドスコープにアタッチメントをつけてデジカメを装着するタイプですね。

ニコンだとスコープとクールピクスが装着できるようです。
スコープの性能に左右され、大口径のEDレンズのスコープで無いと暗いようです。

投稿: 山奥 | 2009年7月 5日 (日) 08時32分

山奥さん、再コメントありがとうございます。そうです、とっさに単語が出ませんでした。専用の望遠レンズは高価なのでフィールドスコープや屈折望遠鏡にデジカメを装着して高倍率を稼ぐ方法です。天体望遠鏡のBORGのHPに装着映像や撮影例が掲載されていますが、アマチュア向けとしては十分過ぎる光学性能だと思います。

コンデジの高倍率化もすごいですね。カシオのカワセミの連写を見るとデジイチもうかうか出来ません。

投稿: 雨辰 | 2009年7月 5日 (日) 08時46分

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