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2009年8月16日 (日)

東北行2日目その1

道の駅ふたついで二日目の朝を迎えました。ここはコンビニが隣接しているので便利です。私も忘れものに気づいてここで買い足しをしました。今日は予定を一日繰り上げて弘前に向かいます。桜で有名な弘前城と明治の洋風建築が目的です。

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弘前城は北辺を守る東西612m、南北947mの大規模な城でした。築城については資料によって異なりますが、弘前市のパンフレットによれば慶長15年(1610年)、津軽信枚によって起工され翌年に完成したことになっていますから、くしくも高田城と同時期に建てられています。

弘前城には五つの城門が残っていますが、いずれも重文に指定されています。そのうちの一つ東門近くの外濠です。人が近づくと餌をねだって鯉が群がって来ます。

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亀甲橋と北門(亀甲門)。築城当時はここが大手口となっていました。弘前城も築城を急いだ為、多くの門が他の城からの移築で間に合わせられました。北門は信枚の父、為信が落とした南部氏の居城大光寺城からの移築で、一部に矢傷が残っていると言うことです。

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四の丸と三の丸を結ぶ門跡に残る土塁。城内の通路はすべて直角に曲げられて門をくぐるように作られています。これは正対する攻め手を限定させて守備側が優勢に立つための鉄則です。

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二の丸と北の郭を隔てる中濠を見下ろす丑寅櫓。

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中濠に架けられた弘前城唯一の石造りの橋。この橋を渡った先に東内門があります。

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二の丸の守りの東内門。弘前城の櫓門は全て庇付連格子窓を持つ二重門形式で狭間も左右に二個ずつとなっています。

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南内門の扉に設けられたかんぬき。映画の城攻めのシーンで見たものはもっと太かったので意外な大きさでした。

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東内門の先にある与力番所。軍事と言うよりは警備のための施設です。

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北の郭から内濠越しに見た天守。雑誌などで一番多く見かけるアングルですが、ここを訪れて理由が良く判りました。弘前城は桜で有名ですが、場内には桜や松の木が多く、木々に邪魔されずに撮影できるポイントが限られてしまいます。

石垣中央付近が膨らんでいますが、内圧で外側に押し出されたものです。文化庁の許可が得られたので、この秋から数年がかりで石垣の解体復元工事を行うそうです。

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弘前城の天守は本丸の中心になく、城の規模にしては不釣り合いにこじんまりしています。実は最初に建てられた五層の天守はわずか10年あまりで落雷により焼失してしまい、幕府の天守新築禁止策によって他の多くの城と同様(江戸城の天守も焼失後再建されず)再建されませんでした。その後幕府の許可を得て、文化七年(1810年)本丸辰巳櫓を天守風に改築したものだからです。このあたりも高田城と似ています。

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正門である追手門。似たような造りですが、さすがに威風堂々としています。

弘前城は見どころが多かったので、それ以外はその2でUPします。

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コメント

お城や山を巡るみちのく旅、心が休まりそうですね。
弘前城は、桜と雪の時期しか行ったことがありませんでした。アングル...なるほどです。

次はどこかな?アップが楽しみです♪

投稿: 山奥 | 2009年8月17日 (月) 05時18分

山奥さん、コメントありがとうございます。城を訪ねると地形や自然をうまく取り入れた工夫が感じられます。明治になって桜が植えられたのも人を引き付ける理由でしょう。春にこの城に多くの人が訪れるのもうなずけますが、秋の紅葉も楽しめそうです。

投稿: 雨辰 | 2009年8月17日 (月) 05時42分

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