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夏、秋山登山三昧

先の土日で八ヶ岳の天女山から前三つ頭までを歩いて来ました。メンバーは私、カミさん、ワンコ、友人の3名+1匹です。ここにきて天候が落ち着いて来たかに思えましたが、どうも東北行以来天気に恵まれません。直前になって日本海を前線を伴った低気圧が通過する予報が出て、雨になる前に登ってしまう作戦になりました。

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前夜に天女山(1592m)まで車で行って、駐車場の片隅にエスパースを張って仮眠しました。ガスが立ち込め小雨もぱらついていて、明日の天気が心配されましたが、夜が明けたら思いがけず青空が広がっていました。このコースは花が多いのですが、トリカブトの花とススキの穂が混在しているのもいとをかしです。

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アキノキリンソウが咲いたからもう秋なのか?

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秋の花マツムシソウに蝶が止まっていました。

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奥のピークが三ッ頭(2580m)です。もう小一時間なのですが、前三ッ頭(2364m)に着いて間もなくガスがかかってしまいました。メンバーのコンディションもいまいちなので、今回はここまでとして昼食タイムとしました。

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写真には上手く写っていませんが、周りには様々な花が咲いていました。

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タカネナデシコです。

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シモツケソウの赤い花がとても鮮やかでした。

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多分キソチドリです。地味な花ですが、ピンとした花の形が存在感を主張しています。

スタート時に2台しかなかった駐車場も下山したら20台以上の車が止まっていてビックリ。天女山までは車で来られるので、観光客に人気のようです。

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某日帰り温泉で汗を流し、途中のスーパーマーケットで食料品とビールを調達して、とあるキャンプ場にやってきました。管理人が常駐していないのでサイトはご覧の通りですが、飛び込みで行っても十分スペースが残っているのがありがたい限りです。ワンコは初めてこのテントに泊まりましたが、前室でおとなしく眠ってくれました。夜中に寒冷前線の通過に伴う雨が降りましたが、アメニティドームのお陰で全く気にならずに快適に眠ることが出来ました。

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キャンプ場近くには木道が敷かれた遊歩道があり、手軽に散策を楽しむことが出来るようになっています。ワンコもすっかりゴキゲンです。

今回も高速1000円の制度をフルに利用しましたが、600Kmほどの走行でそれでもトータルで4300円かかりました。日本の高速代は高過ぎると思います。

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これは何?

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さてこれは一体何でしょうか?卵のケースのようにも見えますが・・・。偶然立ち寄ったスーパーマーケットで見つけました。

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正解は丸い氷を作る製氷皿です。バーテンダーはオンザロック用の氷をアイスピックや刃物を使って丸く削ります。いわばプロの技の塊です。当然家庭では簡単に作ることは出来ませんが、この製氷皿を使えば誰でも丸い氷を作ることが出来ます。但し、完全な球にするのはちょっとコツがいるようです。この写真の氷も完全な球ではありませんが、それでもオンザロックにすると何時もより美味しく感じるのは気のせいでしょうか?今夜はグラスを片手に開票速報を見ることにします。

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高速無料化の行方

総選挙の投票日まであと3日、日本列島各地で様々な人間模様が繰り広げられています。今回は各党ともマニフェストを前面に掲げる選挙となっていますが、第一党になることが濃厚な民主党の高速無料化が良くやり玉にあげられます。これについて私は次のように考えます。

>①利用者が増えて燃料消費が増加し、環境に悪い。

bus現在一般道を走行している車が高速に回るだけなので、全体の交通量そのものが増えるかは疑問です。今のところ高速1000円乗り放題でガソリンの販売量が飛躍的に増えた話は聞こえてきません。確かに交通集中による渋滞が発生していますが、制度の開始に伴う一時的なもので、需要が一巡すれば妥当な水準に落ち着くのではないかと思います。

地元のR1バイパスが県に払い下げられて無料化した時も同じような現象が起こりましたが、やがて落ち着きました。そして無料化によって、ボトルネックとなっている所を除き市街地周辺の渋滞はほぼ解消されています。また、名神は新名神の開通によって事実上一部複線化されていますし周辺での延伸も進んでいます。各地で高速のネットワーク化が進み、東名も第二東名が順次開通すれば渋滞の緩和に大いに寄与するものと思います。

そして現在一般道における渋滞が解消すれば、そこで発生している環境負荷物質が減少することで、環境の改善につながるメリットのほうが大きいのではないでしょうか。ある計算によれば、一年間における国民一人当たりの渋滞による損失時間は42時間で、国民全体では年間12兆円の損失になるとのことです。

>②高速料金を税金でまかなうのは受益者負担の原則に反する。

car国民一人一人が全く公平な負担になる制度って存在するものなのでしょうか?補助金の名で全国に作られた利用者がごく一部に限られるのにすごく立派な道路や橋、港湾施設など地域外に住む多くの国民は受益者ではありません。それに高速を利用するのはマイカーばかりではありません。食料品を積んだトラックや高速バスも走ります。輸送コストが抑えられ、時間が短縮されることによって全ての国民に何らかのメリットがもたらされるのではないでしょうか。

 高速先進国のドイツでは早くから無料の高速道路網が全国に張り巡らされ、経済発展に大いに貢献しました。当然維持費も国費で賄ってきた訳で、民主党の主張は財源を無視しているとの主張は当たりません。但し、EUの域内自由往来によって外国車の流入が増え、道路の維持管理が増大したために現在は有料化に踏み切りつつあるようです。

我が国では鉄道と道路網がお互いを補完し合って好ましい発展をしてきました。ところが、今回乗用車のみが祝、土、日に高速代の割引を受けることで交通体系にゆがみを生じてしまいました。住民の足として地域に根差したフェリーも採算悪化によって撤退する所が相次いでいます。一度撤退してしまえば再度復活することはないでしょうから、再び高速料金制度が変わっても地域住民の足は戻りません。環境と利便性に配慮して国民生活の向上に役立つような交通政策が望まれます。

                                              

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宇宙(そら)駆ける夢

韓国の科学技術衛星2号を搭載した初の自前ロケットKSLV-1はどうやら軌道投入に失敗した模様です。模様ですと言うのは、未だ衛星との間の通信が確立できず衛星そのものの軌道位置を当局が把握出来ていないからで、今の時代に考えられない事態で、ちょっとあきれてしまいました。我が国がソ連、米国、フランスについで人工衛星の打ち上げに成功したのは1970年2月でした。その後「おおすみ」と命名されたL-4Sロケットの4段目は打ち上げ後順調に飛行を続けましたが、その間グァム、ハワイ等の各地上局が衛星からのビーコン電波を受信し続け、サンチアゴ、ヨハネスブルグで受診された時に打ち上げ成功の祝電が寄せられたように記憶しています。

韓国当局は自力での衛星の把握が出来ず、米国NORDの観測データーに頼る方針のようですが、あれから40年も経っているのに衛星打ち上げ国の能力としてはちょっと考えられないレベルの低すぎる話です。そもそも衛星の切り離しはあらかじめプログラムされた慣性誘導装置によって行われるはずですが、設定高度306Kmに対して342Kmでは誤差が12%もあり、科学技術衛星打ち上げどころのレベルではありません。

※追記 その後失敗の原因について新たな発表がありました。それによれば韓国が開発した衛星のフェアリングの分離に失敗し、残った片側のフェアリングの重量によって衛星は軌道投入速度に達することが出来ず、地上に落下して消滅した模様とのことです。これまで発表の内容が二転三転しましたので、最終報告が出されるまでは中間報告的なものと考えた方が良さそうです。

韓国には南北間の戦争状態によって、ロケット開発が制限され続けた不幸な歴史がありますし、我が国も固体ロケットから液体ロケットへの転換に米国のデルタロケットの技術を導入し、国産のH-Ⅱにつなげるまで20年程費やしていますから、あまり功をあせらず地道に努力を続けて欲しいものです。

よその国のことはこれくらいにして、H-ⅡBの話題です。いよいよ来月9月11日にH-ⅡBの初号機となる試験機がHTV:宇宙ステーション補給機の技術実証機を搭載して種子島から打ち上げられます。HTVも23日には無事フェアリングに収められて順調に作業が進んでいるようです。これまで我が国の宇宙ロケットは各段すべて1基のエンジンしか搭載していませんでした。これに対してロシア、中国などはエンジンを束ねて使用するクラスター化によって大きな推力を得ていました。HTVは質量が10.5トン、ペイロード6トンもあるため、初めてメインエンジンLE-7を2基にすることによって打ち上げ能力を増加させたものです。H-ⅡAはいままで15回の打ち上げにおいてLE-7の不調による失敗は起きていません。(6号機は途中で指令破壊されましたが、SRB:個体ロケットブースターのノズル破損による信号ケーブル損傷によるものです) 搭載するLE-7も従来通り実機でそれぞれ燃焼試験を行っていますので、まず間違いは無かろうと思うのですが無事上がることを祈っています。

またHTVは直径4.4m、高さ11mで大型バス並みの大きさと言われていますが、アポロ宇宙船の指令・機械船のサイズが3.9m、11mでしたのでそれに肩を並べる大きさで、米・ロに大きく遅れをとった我が国の宇宙技術もやっとここまで辿り着いたかと感慨深いものがあります。近い将来スペースシャトルが老朽化によって退役してしまうと宇宙に大型設備を運べるのはHTVだけになってしまうので、その存在意義はますます大きなものとなってきます。

更に最近HTVを改造して有人宇宙船を作るプランも発表されていますが、政権の行方もあり、今のところこちらは大いなる夢と言ったところですか。

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お試し車中泊キャンプ ~お散歩編~

処暑を過ぎて今年の暑さは峠を越したようです。綾線近くを通る林道では朝日が射しても気温は20℃以下で下界の暑さがうそのようでした。ちょっと中途半端な季節ですが折角なので竜頭山(1352m)まで1時間ほどの散歩を楽しみました。

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空の色は早くも秋色です。避難小屋脇の草地の斜面にテーブルがいくつも備えられていますが、今朝は私とワンコの貸し切りです。

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この山はかつては修験者の修行の場でした。林道が出来るまでは近郊の登山愛好家は夏冬にアルプスに登るためのトレーニングの場としてこの山を登りました。今ではあまりに簡単頂上に立つことが出来るため、かつてのように麓から登ってきても当時のような達成感を味わうことは出来ません。

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頂上南方の東屋付近の岩綾に咲いていたミヤマママコナ。

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どこかの公園のプロムナードかと勘違いしてしまいそうですが、1300mの山上に作られた散策路です。

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約1時間の散歩を終えて、スタート地点から山頂方向を見たところです。わずかながら木々の色に変化が表れて来たようです。9時近いと言うのに気温が20℃以下とさわやかだったので、汗もかかずに快適に歩くことが出来ました。これも前日発だったので、朝早くスタートしたからです。これから車中泊前提の山歩きが増えるかも知れません。

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お試し車中泊キャンプ

プロジェクトXと称してステップワゴンのキャンパー化を図りましたが、いきなり東北旅行に出かけてしまったため、思わぬ不具合点に出くわしました。思いつくまま手を入れてみたので、結果を検証するために午後発でワンコを連れて一泊林道キャンプに出かけて来ました。

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一夜明けてモーニングコーヒーを楽しむの図です。前回は私一人だったので、走行中は直ぐに寝られるようにフロアパネルは敷き詰めた状態でしたが、今回はサードシートを起こしてワンコを乗せました。トランクBOXは就寝時に車外に荷物を置くためのものです。M8のアイボルトを取り付けて車体にフィックス出来るようにしてあります。

東北行にも持っていきましたが、テーブルは30年前に購入した折りたたみ式のものです。その横のスノーピークのマルチスタンドもそれ位長く使っています。

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スキーにのめり込んでいた当時は毎週のように出かけていましたので、車中泊に断熱用としてカーテンは必需品でした。4ナンバーの時は自分でカーテンレールをねじ止めしたり、5ナンバーではディーラーオプションで付けてもらったりしましたが、最近ではカーテンの必要性を感じていませんでした。

ところがフロアパネルの高さが窓ガラスに近いのでPAや道の駅など駐車場で車中泊をしていると、夜中に入って来た車のヘッドライトがまぶしくて安眠を妨げられるので、カーテンを取り付けることにしました。といっても、お手軽方式でカーテンレールをサイドにある取っ手にコードストッパーを利用して仮止めしたものです。

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就寝モードからテーブルモードに移行するのにはフロントユニットを一度全部ばらす必要があったので、左右に分割して不要部分だけを取り外せるようにしました。ついでに足元をくり抜いて居住性も改善しました。標高1200m程の林道横にある駐車場は夜になると肌寒く、夕食はこのテーブルで摂りましたが満足がいく使い勝手となりました。

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分割したフロントユニットの片割れ。このサイズならもっとスマートに出来そうなので今後の検討課題です。またこれを利用すればコンロ台として使えそうです。

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その昔、ツーバーナーが買えなくて自作した風防を兼ねたコンロケース。ツーバーナーに似せてグリーンに塗られていましたが、今回お色直し(外壁リフォームの塗料のリユースであることはナイショの方向で)してみました。以前はタイガーのボンベを2個使うハイカロリーカセットコンロを使っていましたが、左右均等に燃料消費してくれないので、しょっちゅうボンベ交換をする羽目になり面倒くさいのでリタイアさせました。今回使ったのは20年選手で、熱量わずか1800Kカロリーのものです。ツマミはオリジナルの樹脂性のものが割れてしまったので、DIYで自作したものです。最近ではボンベ1個のハイカロリータイプが安価になって来たので、機会をみて買い換えようと思っています。

写真は朝食用にエリンギを網焼きしているところです。こんな時は弱火のコンロが便利ですね。

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車中泊を快適にするにはフラットな床が必要ですが、車体サイズの制約のために就寝以外の時はテーブルが必要になります。シートとのクリアランスも十分に確保出来ないので、テーブルのコーナーを1か所だけ切り詰めて着座しやすくしました。

最初からの課題ですが、床面を出来るだけ低くしたいのですがセカンドシートとの干渉でフロア長さを長くとれなくなってしまいます。今回の仕様では170cmがやっと確保出来るのですが、フロア長さの確保を気にしなければ15cmは低くすることが可能です。フロア高さとフロア長さのトレードオフになってしまうので、決定版になるのにはもう少し時間がかかりそうです。

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この秋は

先週末総選挙の議席獲得の世論調査の結果が発表されて、政権交代が現実味を増しているようです。与党はいままで軽んじていた自分たちの政策評価について国民から支持されていないことをやっと認識したようです。しかし政策運用能力の欠如はいかんともしがたく、首相の演説に国旗の張り合わせ(切り刻みの表現は事実に反します)をトップに取り上げているようでは到底国民の支持を集めることは出来ないでしょう。

ところで民主政権が樹立された場合、外交防衛政策の路線変更について危惧する向きがあります。過去の主要メンバーの発言や連立が予想され社民党への配慮から親中国の立場に傾斜するのではないかと言うものですが、私も同じことを感じています。

中国は我が国との間に海底油田や尖閣諸島の領有権の問題を抱えていますが、海底油田では伝統の誤った他国配慮主義によって中国の開発やり得を許しています。また先日演習航海で諸外国を訪問している海自の練習艦の香港親善寄港を打診しましたが、ウィグル人弾圧に対する我が国の人権擁護の立場に反発してこれを拒否しています。また今年の4月に中国は海軍創設60周年の記念国際観艦式を行い、14カ国、21隻の外国艦船を招待しましたが、隣国である我が国の護衛艦は招待されませんでした。友好と情報公開を謳いながら、外交上極めて失礼な扱いです。

現在中国はSLBM(潜水艦発射式弾道ミサイル)を搭載する原子力潜水艦を12隻保有しているものと考えられ、更に建造を続けています。また、航空母艦の保有を目指して基盤の整備を図っています。このような中国の対外膨張主義的な動きに対し、先日インドが初の国産原子力潜水艦を進水させました。2年後には射程700KmのSLBMを12発搭載させて就役させる予定ですが、今後10年で3隻を保有する計画です。また西沙群島を中国に占領されたベトナムでは中国の海軍力の増強に対して、ロシアからキロ級潜水艦6隻の導入を計画していますし、オーストラリアも潜水艦の倍増保有を計画中です。

ひるがえって我が国の場合、尖閣諸島にはレーダーも設置せず領海内への中国艦船の不法侵入に対しても威嚇射撃もしませんでした。最西端の与那国島には台湾有事の際には重要な地点になることが予想されるのに、レーダーはおろか一切の兵員配備もされていません。中国の潜水艦や先島諸島の防衛に対しては対潜攻撃やヘリボーン能力を備えたヘリ空母ひゅうがが有効であり、先日進水した2番艦いせ以下2隻が建造予定です。隣国との友好関係維持推進はもちろん大切ですが、それ以上に国土防衛は国の基本中の基本です。他国を刺激しないなどと言うふざけた妄言など百害あって一利なしです。民主党は政権交代の場合でも、当面の対米関係は激変させないとの方針を打ち出していますが、国防政策においても現在の防衛体制を激変させないことを望みます。先日防衛省は航空機に対する防空対処のPAC2部隊数を減らした上で、弾道ミサイル防衛に特化したPAC3に転換する方針を打ち出しましたが、これだけで数千万円数百億円の予算が必要になり、仮に現在の予算枠が維持されたとしても他の分野の予算にしわ寄せが出ることになります。財政政策で国防予算が削減されれば更に影響は大きくなります。

従来国防政策は自民党の国防部会で大筋が決められ、国益よりも権益が優先されるきらいが見受けされました。守屋元次官の汚職問題であからさまな構図は流石に成り立ちにくくはなりましたが、現在わが国を取り巻く外交、軍事情勢を見た時に何よりも国益の確保、防衛力の有効な整備が求められます。

何の戦略もなく、予算の割り振りだけで防衛予算を減らしつづけた現政権与党の愚政を改め、国にとってのプライオリティをきちんと決定し必要な予算配分が実行されることを期待します。

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家族愛

庭の梅の木にキジバトが巣をかけました。我が家はカラーベストの屋根と木質パネルにサイディングボードを打ちつけた構造だったり、猫(今のニャンコではなく先代)を放し飼いしていたこともあって、スズメやツバメも営巣したことはありませんでした。どうして我が家に白羽の矢を立てたのか判りませんが、それでも交替で抱卵しています。梅雨明け以降晴天が続いていますので、日中の気温は屋内でも30℃に達しますが、炎天下ではさらにプラスになる訳です。本能のままと言ってしまえばそれまでですが、生まれ来るわが子の為に必死に卵を温め続けています。わが身を振り返った時に、子育てで果たしてこれほどの愛情をわが子に注いだろうかといささか心もとない思いを感じている次第です。

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梅の木にアケビを這わせているので、葉が茂っていて直接巣を覗くことは出来ません。高さも3mあまりなので、よそのネコやカラスの来襲をしのげるのかいささか心配ですが、無事に巣立ってくれることを祈っています。

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東北行5日目

目覚めると雨が降っていました。しかも時間を追う毎に雨脚は強くなって来ました。どうやら今日の天気は悪天で決まりのようです。

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角館の町営の駐車場にやって来ましたが、外に出るのがためらわれるような雨が降り続いています。青柳家の表門ですが、雨脚が強く路面からのしぶきが目に付きます。

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青柳家所蔵の赤水図です。伊能忠敬の日本地図よりも40年前のものですが、経緯度線が記入されていて今日の地図と遜色ないくらい精密な地図です。伊能図が国家機密として一般には明らかにされなかったのとは対照的に、明治維新まで日本地図として広く使われていたと言う事です。

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折角訪れたのですが、最悪の天気になってしまいました。天を恨んでも仕方ないので今撮れる絵をひたすら撮り続けました。

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石黒家は佐竹北家の用人で嘉永6年(1853年)に現在地に移転したと伝わっています。質素ながら武士の格式を伝えた建物です。

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松本家は佐竹氏の重臣今宮家の組下ですが、芦名氏断絶後、現在の地に移り今に至っています。建築年代は幕末近くと推定されています。

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秋田ではそばよりもうどんのほうが一般的のようですが、角館には手打ちそばを謳った店が何軒かあります。ここはそば切り長助さんですが、蕎麦の殻が入った藪そばと、殻を取り除いた更科の2色そばです。二八そばですが945円は格安な値段だと思います。

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菊蔵そばの天ぷら板そばです。そばは二八ですが、ネマガリタケの天ぷらが絶品でした。

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角館は東北の小京都と称されていますが、武家屋敷がクローズアップされている現状では少し違うような気がします。中世の雰囲気を伝える歴史の町と言うのが正しいのではないでしょうか。今では失われてしまった、素晴らしい日本の心を多くの人に見て欲しいと思いました。

皮肉なもので、ここを離れる頃になって雨が上がりました。今回の旅はとことん雨に祟られた旅となってしまいました。3時過ぎに角館を出発して帰路に着きました。日本海東北道、協和ICからこの日は長野道の黒姫野尻湖PAまで走って最後の車中泊です。このあたりは渋滞が良く起こるところなので翌朝早々に出発。昼過ぎに自宅に戻りました。

全走行距離2131Km、給油144.69Lで平均燃費は14.7Kmとカタログ値11.6Kmを大きく上回りました。渋滞の常習地帯の東北道、関越道を避けたのが功を奏した格好です。

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東北行4日目その2

酸ケ湯に下りたのは10時半。とりあえず冷たいもので喉をうるおして一服することにします。

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自販機で缶入りのサイダーを買って飲んでいたら、朝食が早かったので小腹がすいているのに気がつき、目の前にネマガリタケのおでんを売っていたので思わず買ってしまいました。私の地方ではおでんの味噌と言えば甘味噌なのですが、ここでは甘みは付けないようです。酒のつまみならそれでも良いのですが、これからハンドルを握る身としては少々うらめしい味でした。

実は天気の具合が思わしくなくなりました。台湾に大災害をもたらした台風8号が衰えた低気圧が日本海を進んで来るようです。明日は大雨になるとの予報です。計画では明日、八幡平を歩く予定でしたが、とてもそんなことをしていられる天気ではなさそうです。今日の内に見られるだけ見ておこうと早々に酸ケ湯を後にして八幡平に向かいました。

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八幡平は広大な高原状の山ですが八甲田と比べるとどうも人気がないようで、観光スポットにもあまり表示がされていません。岩手県側からアスピーテラインを上っている途中に見かけて車を止めたのですが、標識はなく何という名前の池(湖?)なのかも判りません。

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何とか黒谷池湿原入口に辿りつきました。頭上には黒雲がうごめいていて、何時降りだしてもおかしくない空模様です。とにかく撮れる時にとっておくしかないと思って、撮った1枚です。ここも湿原保護のため木道が敷かれています。

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ここも夏の花は盛りを過ぎてしまっていました。1輪だけ咲いていたハクサンフウロです。

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八甲田や尾瀬の湿原に勝るとも劣らない湿原です。花が咲き乱れる季節の、天気の良い日にもう一度来てみたいと思いました。

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八幡平頂上付近には多くの湖沼群があるのですが、この状況では長居は無用です。頂上駐車場が満車だったこともあって秋田県側に下りました。予定が変わったので今日の宿が決まっていなかったのですが、下った所に後生掛オートキャンプ場があり1人なら800円で泊まれるとあって即決で今宵の宿に決めました。しかもすぐ隣に温泉があり、キャンプ場でもらった割引券で400円のところ300円で入湯出来て大満足でした。

しかも本来はこの料金は車を駐車場においてフリースペースにテントを張る建前なのですが、ある事情があって特別にオートキャンプスペースに設営可能という夢のようなキャンプ場でした。 ヽ(´▽`)/

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東北行4日目その1

朝になりました。空は薄雲がかかっていて快晴とはいかなかったようですが、雨には降られずに済みそうです。車をキャンプ場から一般の駐車場に移していたら隣に岩手ナンバーの1BOXが止まりました。聞けば同じく八甲田大岳をめざすとのこと。色々と情報交換したら、あのトムラウシ大遭難のあった日に秋田駒に登っていてあまりの悪天に途中で引き返して来たとのことでした。私も膝の具合が悪化すれば引き返すつもりで出発しましたが、いざ歩き出すと何とかなりそうです。ペースを抑え気味に慎重に登りました。

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振り返ると遠くに岩木山が見えましたが、残念ながら頂上は雲の中でした。今回の旅ではこの後何回か岩木山を見る事が出来ましたが、ついに雲のない姿を見ることは出来ませんでした。

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地獄湯ノ沢を登り切ると仙人岱に出ます。ここには避難小屋と八甲田清水と呼ばれる湧水があってコース唯一の水場となっています。背景の小岳が牧歌的な雰囲気で何とも言えません。

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このあたりから花が目につくようになりましたが、色鮮やかな花はあまりありませんでした。この花はダイモンジソウで、花の形が大の字に見えるところから名づけられました。

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登山道を行くと、ところどころに池塘があって、景色に変化を付けてくれます。カメラの出番が多すぎてなかなか足が進みませんでした。

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ミヤマリンドウです。夏場から見かけますが、夏の主な花が終わってしまっているので余計に秋を感じてしまいました。

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湿原は途中にある急な木の階段で上毛無岱と下毛無岱に分かれています。階段から見下ろすと池塘が点在しているのが良く判ります。

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このような風景が延々と続いていて、八甲田の自然の雄大さが実感されました。

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湿原を黄色に染めているのはキンコウカです。さっき登った大岳が随分小さくなってしまいました。

心配した膝の痛みは悪化せず無事に下山できました。自慢にもなりませんが、あちらこちら写真を撮っていた割にはコースタイム以下でした。

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東北行3日目

昨夜は雨がぱらつきましたが、心配したような降りではありませんでした。それでも天気が気になるので、目が覚めるとテレビを付けました。しばらく見ている突然と画面にテロップが出ました。地震のP波をキャッチして本格的に揺れる前に告知する予告放送です。続いてスタジオが揺れているとアナウンサーが伝え始めました。なんと自宅のある静岡県を直撃した地震です。しかも速報で中・西部で震度6弱とのことです。あわてて自宅に電話を入れました。自宅では大きな揺れを感じたが、落下物はなかったとのことでした。テレビが町の様子を伝え始めましたが、どうやら家屋の倒壊など重大な被害は出ていないようでこのまま旅を続けることにしました。

今日は酸ケ湯をベースに八甲田を登るつもりでしたが、昨日痛めた膝の具合が芳しくありません。天気は回復しつつあるので、とりあえず酸ケ湯まで行って様子を見ることにして出発です。

酸ケ湯に着きましたが膝の具合は相変わらずです。久しぶりに夏らしい青空が広がっていますが、山には雲がかかっていることを口実に本日は休養日にして温泉に浸かり、膝の回復に専念することにしました。

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カラスの行水の私には珍しく2時間も温泉に滞在したお陰か、少し痛みが和らいできました。気を良くして近くにあるキャンプ場に進み、今宵の宿を確保することにしました。管理人は丁度場内の清掃中で、受付を済ませようとしましたが、後でいいよとおおらかで、こちらが戸惑ってしまいました。設営をすっかり済ませてから改めて管理棟に行くとテント1張りで1名なので料金は1000円でした。おまけに洗濯機を自由に使って良いとのことなので、溜まった衣類を洗濯させてもらいました。

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GWにはアメニティドームを使ったのですが、今回は一人きりなので、設営を考えて山用のエスパースを持って来ました。最近は出番があまりなく、2年ぶりの登場です。暇つぶしに指折り数えてみたら、それでも使用日数は20日を超えていました。

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お昼を済ますとやることがないので、近くを散策してみました。酸ケ湯周辺は至る所に火山性ガスの噴気口があるようで、風に乗って硫黄の臭気を感じます。ここは道路脇にあるその名も地獄池ですが、水辺近くに人影が見えたので不審に思っていたら硫化水素の濃度を測定している役所の人でした。

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こちらは打って変って極楽池です。極楽池周辺は東北大学の植物園として管理されていますが、立ち入り自由で誰でも見学可能です。

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ここでは多数の高山植物が見られるようですが、気節が遅いせいか目を引く花はほとんど終わってしまっていました。これはサワギキョウです。

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花があまり撮れなかったので、チョウを狙ってみました。

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テント場にはトンボが多くとんでいました。虫よけを使うほど、気になる蚊の類はいませんでしたが、餌の確保は大丈夫なのでしょうか。

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望遠レンズでトンボを狙っていたら、小鳥がやって来ました。草陰に上手く身を隠しながら餌をついばんでいます。嘴の形からするとウソのようですが、胸の赤色がありません。帰ってからネットで調べてみると幼鳥はこんな羽色をしているようなのでウソの幼鳥と思われます。

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どうやら晴天は続くようです。空いていたキャンプ場もいつの間にかテントの数が増えました。夕食を摂り終えると他にすることもないので、明日の山歩きに備えて早めにテントに入りました。

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東北行2日目その2

城下町弘前は城郭の維持のため御殿大工を存続させました。津軽藩お抱えの城大工の家に生まれた堀江佐吉は明治になって、独学で学んだ洋風の建築物をいくつも建てました。洋風建築と言えば小樽や函館が有名ですが、これは海運のための港町で当然外国人の往来も盛んだったことでしょう。しかし内陸の城下町だった弘前に日本人の手で洋風建築が建てられたのはとても興味深い話です。

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土砂降り直後の旧弘前図書館、左後方が旧東奥義塾外人教師館。どちらも無料で開放されています。近くまで来て、厭な雲が頭上に広がったなと思っていたら、猛烈な降雨に見舞われました。あわてて屋根の下に逃げ込んで雨脚が治まるのを待ちました。

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屋根のドームなど随分苦労したのではないかと思いますが、見事な出来栄えです。白が基調になっているのは城大工出身の故でしょうか?

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庇の下の飾りや窓枠の色使いに彼の非凡なセンスがうかがえます。

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背後に建物があり、全景を撮ろうとすると広角でしか撮れず、こんな絵になってしまいました。

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前庭にはさまざまなミニチュアの洋風建築物が並んでいました。

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ここが弘前で、明治の日本人が建てた建物だと言うのがとても不思議に感じられました。近くに彼の集大成と呼ばれている青森銀行記念館もあったのですが、今回は断念しました。

実はアクシデントが起きてしまったのです。ここまで920Kmほどを一人で運転して来たのですが、長時間アクセルを踏む姿勢を撮り続けたせいか、膝の裏に痛みを感じて長く歩くことが出来なくなってしまいました。今まで脚の筋肉痛は色々経験しましたが、この場所は初めてです。仕方がないので、弘前での散策を打ち切って当初予定していなかった青森の三内丸山遺跡に向かうことにして、車中で脚を休めることにしました。

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復元された竪穴式住居。形状は床部分に明確な柱の跡がないことから推定したもののようです。保存のためか、茅葺き部分は燻されているようで近づくと独特の匂いがしました。

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有名な巨大構造物。使われた柱の太さから相当な高さを持った建築物であったことが推測されますが、形状や目的は特定されていません。もしかしたら出雲大社のように海上からのランドマークになる建物だったのかも知れません。

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遺跡内にはいくつか遺物をそのまま展示してある建物があります。ここは土器の破片がそのままの状態で地面に埋まっています。

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出土品を公開している展示室。黒曜石で作られた矢じりや槍が展示されていましたが、黒曜石は産地が限定されますが、海を渡った北海道産や長野県霧ヶ峰産などがあってびっくりです。自動車を駆使できる現代でも長距離移動に音を上げていると言うのに、一体どうやって流通させたのか感嘆するばかりです。

膝の痛みは進行はしないようですが、治まってもくれませんでした。この先酸ケ湯に行くのですが、台風9号の影響で夜間の大雨も予想されるので今日は黒石市まで戻って道の駅いなかだてで天気の様子を見ることにしました。途中で走行距離が1000Kmを越え、トリップメーターが0にリセットされてしまいました。ふぅ。

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東北行2日目その1

道の駅ふたついで二日目の朝を迎えました。ここはコンビニが隣接しているので便利です。私も忘れものに気づいてここで買い足しをしました。今日は予定を一日繰り上げて弘前に向かいます。桜で有名な弘前城と明治の洋風建築が目的です。

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弘前城は北辺を守る東西612m、南北947mの大規模な城でした。築城については資料によって異なりますが、弘前市のパンフレットによれば慶長15年(1610年)、津軽信枚によって起工され翌年に完成したことになっていますから、くしくも高田城と同時期に建てられています。

弘前城には五つの城門が残っていますが、いずれも重文に指定されています。そのうちの一つ東門近くの外濠です。人が近づくと餌をねだって鯉が群がって来ます。

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亀甲橋と北門(亀甲門)。築城当時はここが大手口となっていました。弘前城も築城を急いだ為、多くの門が他の城からの移築で間に合わせられました。北門は信枚の父、為信が落とした南部氏の居城大光寺城からの移築で、一部に矢傷が残っていると言うことです。

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四の丸と三の丸を結ぶ門跡に残る土塁。城内の通路はすべて直角に曲げられて門をくぐるように作られています。これは正対する攻め手を限定させて守備側が優勢に立つための鉄則です。

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二の丸と北の郭を隔てる中濠を見下ろす丑寅櫓。

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中濠に架けられた弘前城唯一の石造りの橋。この橋を渡った先に東内門があります。

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二の丸の守りの東内門。弘前城の櫓門は全て庇付連格子窓を持つ二重門形式で狭間も左右に二個ずつとなっています。

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南内門の扉に設けられたかんぬき。映画の城攻めのシーンで見たものはもっと太かったので意外な大きさでした。

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東内門の先にある与力番所。軍事と言うよりは警備のための施設です。

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北の郭から内濠越しに見た天守。雑誌などで一番多く見かけるアングルですが、ここを訪れて理由が良く判りました。弘前城は桜で有名ですが、場内には桜や松の木が多く、木々に邪魔されずに撮影できるポイントが限られてしまいます。

石垣中央付近が膨らんでいますが、内圧で外側に押し出されたものです。文化庁の許可が得られたので、この秋から数年がかりで石垣の解体復元工事を行うそうです。

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弘前城の天守は本丸の中心になく、城の規模にしては不釣り合いにこじんまりしています。実は最初に建てられた五層の天守はわずか10年あまりで落雷により焼失してしまい、幕府の天守新築禁止策によって他の多くの城と同様(江戸城の天守も焼失後再建されず)再建されませんでした。その後幕府の許可を得て、文化七年(1810年)本丸辰巳櫓を天守風に改築したものだからです。このあたりも高田城と似ています。

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正門である追手門。似たような造りですが、さすがに威風堂々としています。

弘前城は見どころが多かったので、それ以外はその2でUPします。

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東北行1日目

今年の夏は高速料金の割引制度を活用して東北地方に行くことにしました。ステップワゴンの後部を就寝仕様にセットして車中泊で気ままな旅を目指しました。

8月8日(土)

高速の渋滞を避けて夕食後にスタート。R153を通り中央道、長野道、上越道を通って上越市高田城を目指します。ところがのっけから、ラジオが塩尻地方に大雨洪水警報が発令され中央道が通行止めになったとのことです。一般道を通ることも出来ますが、ここのところ雨による災害が頻発しているので自重して本線上のPAで開通を待つことにしました。最初の車中泊をしている間にいつの間にか通行止めは解除になり、一路上越に向かって出発です。

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本格的な石垣を持った城は信長が建てた安土城からと言われています。これは鉄砲の普及によって城の防備を高める必要が生じたのと、時代が移り要塞としての山城から執務も行う平城に移行し、豪華で高い天守を築いて統治者としてその権威を周囲に見せつける為です。

ところが慶長15年(1610年)に着手したこの高田城は石垣で築かれませんでした。これは天然の河川を改修として堀とした為、地盤が軟弱であったことと大阪の陣を控えて極めて短期間に築城するためだったと言われています。初代城主は家康の6男、松平忠輝で城の縄張り、普請は岳父である伊達政宗が行ったと言われています。本丸に築城当時の全体図がありますが、広大な城の全容をみるといかにも戦巧者な政宗が考えた城だと思われます。

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城と言えば白亜の天守がお決まりですが高田城には天守がありません。一見それらしく見えるのは天守代りにされた三層櫓です。天守が作られなかったのはやはり築城を急がなければならなかった事情からとされています。現在の櫓は明治3年に焼失してしまったものを平成5年に鉄骨木造で再建したものです。

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本丸を巡る本城堀に架けられた極楽橋。堀の幅が随分広く取られています。これは鉄砲の射程を考慮したことによるものと推察されます。

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極楽橋はヒバ材を用いて平成14年に再建されました。橋長38.4m、幅員5.46mの堂々とした木造の橋で優雅なアーチを描いています。この橋を渡った所に蹴出門がありました。

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本丸に残る土塁跡。極楽橋を渡って本丸に入る者を監視する番所が置かれていました。

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二の丸跡に残る土塁跡。保存状態は良くありません。一部を石垣で囲っていますが、当時のものかは不明です。高田城は明治時代に陸軍第13師団が駐屯する際に構造物に大幅な手を加えてしまいました。この為東側半分が失われてしまいましたが、現存する堀だけを見ても大規模な城であったことが実感されます。この外側に外堀にあたる西堀があります。現在は明治時代に食用として植えられたハスが繁茂しています。大賀ハスで知られる大賀博士も調査に来訪し、東洋一と評されたそうです。昨日UPしたハスの花はここに咲いていたもので多くの市民に親しまれているとのことです。

上越と言えば忘れてならないのが上杉謙信の居城だった春日山城ですが、高田城ほどの遺構はなく、割愛して先を急ぐことにしました。

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次に目指したのは鳥海山の登山口の新潟県遊佐町です。ところが行ってみると天気予報は芳しくなく、しかも着いたとたんにバケツをぶちまけたような土砂降りです。明日の鳥海登山は絶望的なので、すぐ隣の秋田県にある象潟の道の駅に寄り、温泉に入って一服しました。象潟は夕日の名所とのことですが生憎の天気では仕方ありません。

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ハマナスの実はその昔北海道で見て以来です。これからそのまま秋田道終点にある道の駅ふたついまで走ることにしました。二ツ井到着19時10分、スタート以来の走行距離は845Kmでした。夕食は豪華にレトルトのご飯にレトルトのカレー、今夜も走るホテル ステップワゴンで車中泊です。   

2日目に続く チャンチャン note

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山城新伍逝く

俳優山城新伍さんが12日逝去されました。最近は芸能活動の一線を退いていましたから、若い方はご存じないかも知れませんが、我が国のテレビの創成期に放映された連続時代劇の白馬童子で主役を務め、白装束で白馬を駆る姿に全国の子供たちが熱狂しました。近頃見かけないなあと思っていましたが、まさか養護老人ホームに入居されていたとは知りませんでした。享年70歳、先日の大原麗子さんと言いあまりに若すぎる旅立ちです。謹んでご冥福をお祈りします。

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東北に行ってきました

高速料金の休日1000円割引制度を利用して、普段は中々行くことが出来ない東北に行ってきました。今年は天候不順で8日の夜出発早々に中央道が大雨・洪水警報で通行止めとなり出鼻をくじかれてしまいました。その後、走行中も進行方向で注意報や警報が連発されて気落ちしていると、今年の梅雨明けが宣言されない発表があったと思ったら、駿河湾を震源とする地震があったりと波乱万丈の旅となってしまいました。車中4泊、テント2泊でしたが、総じて小雨交じりの天気が多く、昨日は未明から大雨で場内の通路は小川のようになり、裸足で歩く人も出る始末。久々に雨中のテント撤収を味わう羽目となりました。写真が1回に1MBまでしかUP出来ませんので、何回かに分けてUPしたいと思います。

主な行程は次の通り、走行距離は2、131Kmでした。静岡→長野→新潟→山形→秋田→青森→岩手→秋田→山形→新潟→長野→静岡

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NHKドラマの天地人が好評のようですが、その後上杉家から徳川家の治世となって築かれた上越の高田城では外堀のハスの花が見頃でした。

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悪天候のため鳥海山への登山を断念し、天候待ちで空いた時間で青森、三内丸山遺跡を訪れました。資料館の外に出るとこんな水飲み場が設けられていました。

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酸ケ湯から八甲田山(八甲田大岳)に登りました。空には早くも鰯雲、高山植物も夏の終わりを告げていました。

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八幡平では岩手県側のキャンプ場に泊るつもりでしたが、天気が悪いので予定を繰り上げて秋田県側、大沼のキャンプ場でテント泊をしました。各テントサイト毎には火床が設けられていたので、小雨をものともせずに久しぶりに焚き火を楽しみました。

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東北の小京都の一つである角館。到着したとたんに豪雨に見舞われて、しばらく車中で身動きが取れませんでした。せっかく来たのだからと意を決して外に出れば路面をたたく大粒の雨。雨男の本領発揮だねと言われてしまいました。

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ニャンコ脱走

恐れていたことがとうとう起きてしまいました。今朝、ごみ出しから帰って来ると家の中にいるはずのニャンコが庭に出ているではありませんか。最近蒸し暑い日が続くので玄関ドアを開けてロール網戸にしていたのですが、今までは外に出る素振りはありませんでした。一般に室内飼いの猫は外に興味は示さないと言われていますが、我が家のニャンコは幼少期とはいえ厳しい戸外生活を体験しているためどうもその限りではなかったようです。

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仕方がないのでリードを付けてちょっと野外体験をさせました。するとワンコもしきりと気になるようなので、2匹まとめて庭に出しました。

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う~ん満足満足。cat と言っているかどうかはわかりませんが、ご満悦の表情です。

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室内で飼われておっとりと育ちましたが、やはり野生の血は健在のようです。周りを虫が飛ぶと、すかさずその方向に鋭い視線を飛ばします。

今まで興味を持たせないように外には出さないようにしていましたが、さてこれからどのように付き合ったら良いのか悩まなければならないようです。

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プロジェクトX Ver.2 その2

山奥さんから車載した様子が見てみたいとのリクエストを頂きましたので、ステップワゴンにセットしてみました。

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いろいろとやりくりしたのですが、天井までのクリアランスはVer.1より5cmほどしか低く出来ませんでした。低重心の乗用車ベースなのでこんなものと納得するしかありませんが、もう少し高さが欲しいところです。

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今回の一番のポイント部分です。Ver.1ではシートの上までフロアパネルで覆っていましたが、パネルを短くしてその分低くしました。短くなった部分は枕を置くスペースに使えば実質的に吸収可能です。

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フロントユニットの支持パネルを1枚外してサードシートの背もたれを起こすとテーブルモードになります。

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乗降のためのステップ部分。支持材を兼ねているのですが、もう少しすっきりさせたいと思っています。

実装してみるといろいろ不具合が出てきました。直せる所は手を付けましたが、実際に使えばまだまだありそうですが、とりあえずどこかに行ってみたいと思います。

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朝顔に・・・

夏本番です。夏と言えば色とりどりの朝顔が風物詩ですが、加賀の千代女のあまりに有名な俳句に「朝顔につるべ取られてもらひ水」があります。後に朝顔やと詠み直されましたが、私は初めの句の方が好きです。こちらの方が季節感や生命力が感じられ、なおかつ朝顔に向けるさわやかな優しさが素直に感じられるような気がします。

話変わって我が家のニャンコ、暑さをものともせずにありとあらゆる場所で気持ち良く爆睡しています。向こうで眠っていたかと思えば今度はこちらで眠っていたりと本当に気ままです。

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パソコンデスクで使っている椅子で爆睡の図。

つるべを取られてしまった私はもらい水ならぬ別の丸椅子に掛けてパソコンに向かう始末です。 _| ̄|○

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プロジェクトX Ver.2が完成

ステップワゴンの車中泊用として座席後部をフラット化する試みを続けています。前回Ver.1として一応の完成をみたのですが、実際にフロアに寝てみると思いのほかフロアが高く、天井までの圧迫感を感じたことと、逆に車外に出る時の足付き性が悪いのが気になりました。Ver.2ではこの点を改善したいと思いましたが、これは思ったより簡単ではありませんでした。

Ver.1にとらわれずに様々な方法を考えましたが、どこかに問題点があり中々良いアイデアが浮かびません。まあ焦ることはないとのんびり構えていたら、あっと言う間に3か月が経ってしまいました。ところが、ひょんなことから構想が固まりました。先月、京都に祇園祭を見に行った時のことです。宿泊代を浮かすために駐車場で車中泊をしましたが、Ver.2がまだ出来あがっていなかったので、シートを畳んで床に直接マットを敷いて寝ました。ところが当日は雨模様で気温、湿度共高く蒸し暑くて、窓を細く開けたにもかかわらず結果として寝られたものではありませんでした。この教訓を生かすべく、帰宅早々再びVer.2の構想に取り掛かりました。ヒントは祇園祭で見た山鉾でした。山鉾は大変高さが高い構造物のため、普段は解体して保管しています。そして組立には一本の釘も使われていません。フラットフロアも使わない時の保管性を考えて組み立て式にしてみたらどうか・・・・・。

そして出来たのがこれです。↓

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ステップワゴンのシートを様々にアレンジしてみましたがその結果、セカンドシートを折り畳み、サードシートの背もたれを折り畳むのが一番フロアを低く出来ることが判りました。しかし、そのためには寸法制約のため、フロアの長さを20cm短くして170cmに切り詰めなければなりませんでした。これは身長170cm弱の私には限界の寸法です。

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骨組みはこんな具合です。サードシートをはさんで前部と後部の二つのユニットからなっています。前部ユニットは収納スペースになるようにしてあります。ワンコが同行の時は前部をそのままにサードシートの背もたれを起こせば、サードシートがワンコの乗車シートに早変わりです。

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各々のユニットはコンパネを切断したパーツを切り込みに差し込んで組み立てられています。

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車外に下りる時のステップ部分。これがあるのとないのでは大違いでした。フロアの高さは57cm、一気に下りるのには高過ぎますが、ここを踏み台にすれば難なく下りられました。

とりあえず本日出来たてのホヤホヤなので、細かい不具合はゆっくり直すつもりです。梅雨も明けたし、さあ何処に行こうか?

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梅雨が明けたーッ!

今日は朝から夏の日射しが照りつけて、東海・近畿地方の梅雨明けが宣言されました。例年よりも14日遅れで史上最も遅い梅雨明けです。普通は梅雨明け十日と言われて、梅雨明け後は十日程度晴れの日が続くのですが、残念ながらちょうど熱帯低気圧が接近しているので、今年の晴れは長くは続かないようです。でも、梅雨が明ければ太平洋高気圧が張り出してくるので、これからは晴れの日が多くなることでしょう。

とりあえずめでたし、めでたし。

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