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2009年9月27日 (日)

旅のフォトギャラリー ~熊本県の石橋~ ’09.09.18

旅もいよいよ終盤戦。熊本県の石橋の知名度NO.1の通潤橋を訪ねました。日程をあれこれ考えて、場合によっては割愛しようと思っていましたが、やはり外せないと考えて訪れることにしました。

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通潤橋への途中に偶然通りかかった下鶴橋。あまり知られていませんが見事な単式アーチ橋です。橋の袂には下鶴橋の銘を記した石の碑が建てられています。

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水田を作れなかった台地に谷を越えて水を送るために農民によって架けられた通潤橋。技術的な課題をクリアする為にこの時代には珍しく実証試験を行ったり、熊本城の石垣に携わる石工を動員したりして完工されました。

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九州には通行のために作られた石橋が多く残っていますが、水利のために架けられた橋はそんなにありません。

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通潤橋の完成は1854年。今から155年も前のことです。全長79.6m、幅6.6m、水面からの高さ21.4mの堂々とした橋ですが、流石に時の流れには逆らえず、上部からわずかに漏水の飛沫が光っているのが望めます。

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この橋の完成によって多くの田が拓かれました。橋の上手には見事な棚田が広がっていました。

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緑川に架けられた霊台橋。全長90m、水面からの高さ17mで通潤橋の7年前に完成しました。その技術的な高さから通潤橋の設計に大いに影響を与えたようです。

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まるで空に架かる虹のように美しいアーチです。

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熊本県下益城郡美里町にある二俣橋。二つの石橋が直交する大変珍しい橋です。国道からわずかに外れている為、中々探し当てることが出来ませんでした。

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当時は交通の要衝として架けられた重要な橋でしたが、離れた所に立派な橋が架かったので、今では文化財として大切に保存されています。

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コメント

連日の旅行記、雨辰さんの観察力や造詣の深さに感心して読んでいます。

通潤橋は私も行ったことがあります。
放水は決まった日(時間)にしかやらないようですが、橋は人間が歩けるくらい広いんですよね。

石積みの造形美、私も気になってきました。

投稿: 山奥 | 2009年9月28日 (月) 06時36分

山奥さん、コメントありがとうございます。石橋の中でも通潤橋は別格のようで、熊本県では遠足の定番になっているみたいです。橋の上は水道管が3本埋め込まれていますが平坦になっていて、対岸まで行き来出来ます。記事にも書きましたが、現在漏水が問題になっており、土日の正午に行っている放水については将来的に見直される可能性があります。

私は単なる物見遊山ですが、橋造りに携わった人々がそれこそ命を掛けて作り上げた貴重な文化遺産ですから、多くの橋を見ることが出来て幸甚に堪えません。

投稿: 雨辰 | 2009年9月28日 (月) 07時53分

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