旅のフォトギャラリー ~柳川~ ’09.09.19
熊本県山鹿市から鳥栖方面に向けて国道443号を北上しました。今日は夕方までに山口県に辿り着ければ良いので、ラジオの渋滞情報を聞きながらのんびり走っていると標識の進行方向に柳川の文字がありました。ここも当初の予定にはありませんでしたが、最後の訪問地に決めました。
柳川は水郷として知られていますが、今も町中に掘割が残っています。観光用の手漕ぎ船が行き来しているのですが、駐車場に車を置いて気ままに歩くことにしました。
船頭さんが竹竿で操る手漕ぎ船の絶対的なスピードは知れているのですが、水の上は信号がないので移動速度としては結構速いものがあります。
マンホールの蓋も掘割をデザインしていました。
柳川は江戸時代は立花氏の柳河藩10万9千石の城下町でした。町を歩いているとこんな風景が残っていました。
わずかに残る柳川城本丸の石垣。柳川城は明治5年の火災で主要部を焼失し、その後明治7年に決壊した海岸堤防の補修用として石垣が解体されてしまい城の輪郭を失ってしまいましたが、複合式層塔型5重5階の堂々たる天守を持ち、2度に亘る城攻めでも落ちなかった名城でした。城の跡地の大半は柳城中学、柳川高校の敷地となっており、この石垣は両校の間を抜ける細い道路に面した部分にわずかに残っているものです。
掘割に面している鶴味噌醸造のナマコ壁。ここが私のBEST VIEW IN柳川でした。
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