それ見たことか
米国政府が三沢基地に駐留するF-16、40機全数を年内にも撤収する意向であることが明らかになりました。F-16は戦闘機となっていますが、F-2のベース機になったことでも判るように、対地攻撃能力に優れた機体で、半島有事の際の即応兵力として駐留しています。更に嘉手納基地のF-15の一部も削減する構想もあるようです。これで我が国における米空軍の即応力は大幅に低下することとなります。以前民主党の小沢代表代行が駐留米軍の規模について発言した際に、軍事状況について不見識であると散々たたかれましたが、何のことはない、その状況が当の米軍の都合で実現しようとしているのです。米軍は前方に展開する部隊を中国本土から距離を置く戦略に切り替えつつある中で、いつまでも我が国に第一線部隊を置き続けると考えることこそがおかしいのです。また、来月米朝交渉が持たれるとの話もあり、朝鮮当局者から朝鮮有事はあり得ないとの何らかの密約もしくは言質を得ている可能性もあり得ます。
現与党は国防の根幹を米国に依存することで我が国の発展がなされて来たと主張してきましたが、本来国防は国の基本であり、経済基盤が脆弱な途上国ならいざ知らず、世界有数の経済力を持つ国が、いつまでも他国に依存することのほうが恥ずかしいことです。勿論、米国との協調、同盟関係維持は必要ですが、いい加減に自分の頭で考え、自分の足で立つことを自覚すべき時期になったと言うことではないでしょうか。
それにしても国際貢献を理由にインド洋での給油打ち切りについて注文を付けていながら、その裏で自国の都合を最優先するなど、まさに米国流の真骨頂です。新内閣にも是非このしたたかさを見習って欲しいものです。
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