秋燃える
紅葉で山全体が色づくことを山燃えるなどと表現しますが、見頃を迎えた紅葉で燃える山を見に行ってきました。場所は愛知県にある天狗の棚という1200m級のちょっと変わった名前の山です。今日は大陸から冷たい高気圧が張り出してこの秋一番の冷え込みでした。登山口で7℃、長袖シャツでもちょっと小寒く感じました。
冷えている分空気の透明度は十分で、木々の間から遠く真っ白くなった富士山や聖岳などの南アルプスの山々もくっきり見えました。途中の展望台からは80Km程先にある遠州灘が光って見えました。
ブナの木は背が高いので、先月の台風でほとんどの木が葉を飛ばされていました。
去年もこの山に来たのですが、あいにくの曇天でした。今年は台風で色づく前に葉を落としてしまった木が多かったのですが、今日は青空と太陽に恵まれて素晴らしい紅葉を楽しむことができました。
約1200mの起伏が続く稜線は5℃。この秋初めての霜柱です。
鮮やかな赤や黄色に混じって、こんな色も新鮮です。
風が強くて常に葉が翻っているので、刻一刻と姿が変化していました。
1200m付近は今日が一番の見頃だったのではないでしょうか。この週末も晴れてくれるといいのですが。
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