さよならバートル
今日、3日は航空自衛隊入間基地の航空祭ですが、ここでの展示飛行を最後に退役する機体があります。航空自衛隊浜松基地の救難隊所属の最後のバートル、KV-107です。KV-107はバートル社(その後ボーイングに吸収)が開発した大型ヘリコプターですが、日本では川崎重工によってKV-107としてライセンス生産され、陸、海、空の自衛隊で採用されました。空自では1967年から52機が採用され、844号機が最後の現役機となりました。最近では自治体運用のヘリが増えましたので、以前ほどの出番はなくなったようですが、真冬の赤石岳稜線で登山者を救助したり、実に頼もしい存在でした。
タンデムローター機としては最近ではCH-47が多くなりましたが、私にとってはずっと見慣れてきた雄姿です。
入間でのラストフライトの後は、そのまま入間基地で展示保存されることになっています。
後継のUH-60J。後続距離はKV-107を上回る1、295Kmもあります。
さよならバートル、そして長い間地域の安全を守ってくれて本当にありがとう。
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コメント
タンデムローターのメリットもあるかと思うのですが、後継機はシングルなんですね。
タンデムのデメリットは重いってことでしょうか?
投稿: 山奥 | 2009年11月 3日 (火) 06時13分
山奥さん、コメントありがとうございます。バートルは元々は輸送用として開発された機体です。タンデムローターにするのは広い荷室が確保出来るからで、後部扉から車両の搭載が可能となっています。また相互のローターを反転させることで機体の回転を止めることが出来るので、ホバーリング時の安定性も確保できます。シングルローター機になったのは用途としてそれほどの荷室の広さを必要としないこと、逆に艦載用ではスペースの問題もあることからだと思われます。エンジン出力はUH-60Jのほうが大きくなっています。
CH-47は更に強力なエンジンを搭載し、空自が16機、陸自が能力向上型を含め55機程を保有しており外国がうらやむほどの輸送力となっています。
投稿: 雨辰 | 2009年11月 3日 (火) 07時12分