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古傷

今年はひょんなことから蕎麦打ちを始めてしまいました。入門キットを買い込んで、教本とそのDVDを参考に見よう見まねで打っているのですが、素人の悲しさで中々勘所が判らず、出来の悪さに落ち込んだこともあって、先日やっと4回目を打ったところです。最初の頃はそれこそ無我夢中でしたが、それでも回を追うごとに少しは慣れて改めてDVDを見直すと思わぬことが判りました。

生地を練った後、指を外側にして手のひらを突いて親指の付け根で生地を延ばす工程があるのですが、何とこれがきちんと出来ないのです。名人は時計の針の2時から8時の位置までリズミカルに手首を送って行くのですが、私の手首は1時くらいまでしか曲がってくれません。今まではいい加減に行っていたのか、これまで全く気が付きませんでした。

私は6年前に右手首を粉砕骨折しています。半年以上リハビリに通って日常生活に支障がない位には回復できたのですが、曲げや捻じりの動作に一定の制限が残ってしまいました。最初の頃は手の平を返す動作が上手くできずに、お釣りで小銭をもらう時など苦労しましたが、最近ではあまり気にならなくなっていたのに、思わぬ所で古傷の存在を思い知らされました。

最近はリハビリのまねごとをすることもなくなっていましたが、可動域を広げようと力を入れて手首を曲げるとそれでも少しは角度が広がります。道楽で始めた蕎麦打ちですが、古傷の機能回復にも役立ってくれそうです。

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旅の拾いもの

名物に旨いものなしとは良く言われますが、旅先で思いがけず旨いものに巡り合うのはうれしいものです。逆に評判を聞いて訪ねてみたらトンデモない店だったということも無きにしもあらずで、初めての店で食事をする時は味を楽しむ前に変な緊張感を味わったりしてしまいます。

先日、京都・奈良を巡った折に室生寺を詣でました。ここもアクセスの問題でなかなか訪れることができなかった所です。以前台風の被害で国宝の五重の塔が破損した時は、未訪問 を後悔したものですが、その後もつい後回しにしてやっと今回訪れることができました。

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太鼓橋から表門、本坊。女人高野 室生寺の石柱が目を引きました。

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鎧坂を上がった所にある国宝の金堂(平安初期)。国宝、重文の仏像が多数安置されています。

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見事に修復されて、どこが破損箇所か判らなかった国宝の五重の塔。

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奥の院に続く石段。女人高野の名に恥じない雰囲気でした。

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太鼓橋の手前にある旅館中村屋の定食(5品、1600円)。オフシーズンなので日曜なのに閉まったままの店もあり食事場所を決めるのに迷いました。結局くつろげそうなのが決め手でここに入ったのですがビンゴでした。今までずい分食べ歩きをしましたが、外れの品が一つもないのに驚きました。普通この手の物は手間を省くために、作り置きをしたり、出来合いを使ったりするものですが、全てに丁寧な仕事がしてあり流石老舗旅館と感心しました。食事をするためだけに訪れても損はないと思います。

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売国政権?

小沢中国訪問団への朝貢外交批判や鳩山首相の政治資金問題で民主党への風当たりが強くなってきましたが、これもどうかと思います。

文部省は10年毎の更新で、2013年度からの高校教科書の新指導要領解説書を発表しましたが、自民党時代の昨年発表された中学校用には記載されていた竹島について記述しませんでした。竹島は我が国固有の領土ですが、韓国も戦後領有を主張し1953年以降武力によって不法占拠を続けています。韓国では竹島(韓国名:独島)を小学生の教科書にも記載して固有の領土との教育を行っていますが、我が国が公に竹島に言及することに強く反対する立場を取っており、相互理解の場であるはずの愛知万博にも竹島を自国領土とする展示物を出品しています。

日本政府は1954年に竹島の帰属争いを国際司法裁判所に付託し平和的に解決することを韓国側に提案しましたが、韓国側に拒否されています。その後1965年に「日本国と大韓民国との間の基本関係に関する条約」が結ばれ、戦後処理が行われましたがその際、竹島問題は紛争処理事項として取り扱うことになっていました。その後一転して韓国側が協議を拒んで今日に至っています。

両国間には我が国による統治の歴史があり、戦後は軍事政権が続いて正常な交渉が出来なかった経緯がありますから解決が長引くのも仕方がありませんが、だからと言って本来主張すべきことを言わないのは相手の主張に勢いを与えかねません。国民に正しい歴史や地理を教えることは国として当然のことです。

鳩山政権は首相の個人的理念から友愛政権と揶揄されていますが、まず友愛すべきは自国民で、相手国におもねることとは違うことを自覚すべきです。

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深謀遠慮?

複数の新聞報道によれば、政府は来年度予算に新型戦車と共に22DDHと呼ばれるヘリコプター搭載護衛艦の建造を決定した模様です。我が国の防衛に戦車が必要であるかは、大蔵省主計局の官僚だった片山さつき氏ならずとも疑問に思われるかもしれませんが、想定される対テロ戦において防御と攻撃の双方で極めて有効な装備となります。また、一定数の戦車を装備することにより、侵略軍はそれを上回る戦車を投入することが必要となり、それらの運搬手段の困難さから我が国への侵攻の大いなる抑止力となります。

また22DDHは現在就役中のヘリコプター搭載護衛艦「ひゅうが」をさらに大型化して基準排水量19500トンとしたものです。「ひゅうが」以前のヘリコプター搭載護衛艦では1機ずつしか発着陸できませんでしたが、同時に4機の発着陸が可能で、他の艦艇への給油能力や車両運搬能力、高度な外科手術が可能な医療設備を持ち、国内外の大規模災害の派遣にも対応出来る大型艦です。

しかし武装としてはCIWS近接対空機関砲2基やRAM短距離対空ミサイル発射機2基しか搭載せず、防御能力の貧弱さが議論となっていました。毎日新聞は予算化について、社民党の賛成が得られるかが鍵であるとしていますが、この武装の貧弱さによって同党の反対を封じ込める狙いがあるような気がしてきました。と言うのは護衛艦の建造と言うのは大変時間がかかりますので、とりあえず現在の装備で予算化し、建造の途中で対潜水艦用の短魚雷発射管や、より射程の長い対空ミサイルを追加して装備することが可能だからです。

うがった見方かもしれませんが、民主党は来夏の参議院選挙で単独過半数を目指しており、防衛省はそれを当て込んで選挙によって単独過半数が達成してから装備を増強する作戦とも考えられますが、この辺のところは秘中の秘の事柄ですからおいそれと外部に漏れることはないでしょう。真相は如何に?注目して事態の推移を見守りたいと思います。

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フライング

ギネスブックの功罪でしょうが、最年少記録が大はやりです。罪のないものは結構ですが、生死にかかわる領域のものとなると正直首を傾げざるを得ません。

この夏ヨットでの断独世界一周の最年少記録に挑戦しようとしたオランダの14歳(報道当時は13歳)の少女が裁判所に出航を禁止され、その後挑戦を止められたことに悩み、最近になって失踪したようですが、本日カリブ海の島で無事保護されました。

9月に最初の報道に接した時、何と言う無責任な親だろうと違和感を感じましたが、今回の報道で周辺の事情が少し見えてきました。彼女は両親がヨットで世界一周の航海中にその船上で生まれ、6歳からヨットの操船を始めていましたから、年齢の割にはそのスキルは大変に高いものと思われます。しかし、一番身近で誰よりもその能力を知る母親が離婚をしてまで計画に反対していました。

私が違和感を感じたのも、生命の危険を冒してまで何故未成年者の世界最年少記録が競われなければならないのか、と言うところでした。成功した時の達成感は何物にも代えがたい素晴らしいものになるでしょう。世間はセンセーショナルに取り上げ、活動の記録が大変なビジネスになるかも知れません。しかし、世の中何が起きるか分かりません。航海中に嵐に遭遇し、横転することは茶飯事の世界です。ヨットウーマンの母親が我が子の身を案じて止めるのは当然のことです。

かつて、若き堀江謙一氏が密出国までして単独で太平洋を横断したのは24歳の時でした。彼は自分の力でヨットを手に入れ、航海術を身に付けたため、出発までずい分と時間がかかりました。そして綿密に計画を建てましたが当時の常識の壁に阻まれて、出国が許可されず、仕方なく密かに荒波に乗り出したのでした。まだGPSも衛星電話もなかった頃、全長5.7mの小さなヨットで太平洋を渡った青年の冒険心に米国民は驚き、その勇気を称賛を持って迎えました。その快挙を記念し、マーメイド号はサンフランシスコの博物館に今も展示されています。一方この少女の場合、周囲に用意されたヨットを使って航海をすることにどれだけの価値があるのでしょうか?私には単なるオペレーターの年齢を競うことに意味があるようには思われません。

もし、世界一周がしたいのであれば、成人に達してから自分の責任で行えば済むことです。世界の多くが加盟する子供の権利条約では18歳を成人年齢としてしています。冒険は18歳になってから、いいのではないでしょうか。

尚、今回の記事を配信した共同通信は先に裁判所から禁止の決定を受けたことについて「夢を奪われた」と記述していますが、少女の安全に対する配慮を欠いた、極めて無責任で許しがたい態度だと思います。

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敵機来襲

まさに晴天の霹靂。週末から家に滞在していた娘が新型インフルを発病しました。こんな流行には乗って欲しくはありませんでしたが、今朝39度台の発熱があったので当直医の診断を受け、タミフルを処方してもらいました。幸い重症化は防ぐことが出来ましたが、平熱には至っておりません。知識としては学童が発病し、看護に当たった両親が発病することは比較的まれなように聞いておりますので、アラカンの我ら夫婦は楽観視していますが一抹の不安は否めません。 (^-^;

体調に異常はありませんが、念のため検温したところ平熱より1.3℃高くなっていましたが、私は平熱が35℃半ばで低体温気味なので何とか安全圏内に踏みとどまっているようです。潜伏期間は2~5日と言うことなので明日の朝が運命の分かれ目になりそうです。hospital

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無謀か冒険か

片山右京氏のパーティーが富士山で高地トレーニング中に遭難しました。片山氏は南極への遠征に備えて昨日入山し、9合目6、7合目付近に幕営しましたが、夜半にテントが吹き飛ばされて救助を要請していました。片山氏は自力下山して3合目付近で捜索隊に救助されましたが、現地は悪天候が続いており残る二人は絶望と思われます。推測ですが、転落の際に負傷して歩行困難になったものと思われ、風雪を伴う氷点下20度の低温下では生存は極めて困難と思われますが、本格的な捜索は天候が回復しないと無理かも知れません。

事故の詳細は今後明らかになると思いますが、以前から言われていた冬の富士山の危険性が改めて浮き彫りになった形です。但し、片山氏の経歴が元F1レーサーであることから無謀登山視する人がいるかも知れませんが、私は不可抗力に近かったのではないかと考えています。強い冬型の気象状況での登山は困難を増しますが、局地の高山に登るのであれば克服する能力が求められます。9合目6、7合目に幕営したのは予想以上の悪天候か、メンバーの不調によって頂上に達することが出来なかったからではないでしょうか。

冬山に強風はつきものですが、富士山は独立峰であることから特に風が強く、強風による滑落が度々発生しています。また、最近のテントはフレキシブルに変形することで強風に強いドームテントが主流ですが、ひとたび浮き上がってしまえば斜面を転落してしまいます。幕営にあたって十分な平坦が確保できたのか、固定用のロープを十分張ることができたのかが気になるところです。

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フォトギャラリー 大和長谷寺

花灯路の翌日は奈良に移動して、こちらも懸案だった長谷寺を参詣しました。長谷寺は初夏の牡丹で有名ですが・・・・。

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じゃ~ん♪藁帽子をかぶった寒牡丹。花を付けていたのはこの1株だけでした。

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古刹にふさわしい仁王門。

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長谷寺と言えば長い登廊と吊り下げられた独特の長谷寺型の灯篭です。

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月輪院。何故かこの石段にだけ竹垣が設けられていました。ゆるやかなカーブが何とも言えません。

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大きな舞台が張り出している国宝の本堂。身の丈10mを超える国宝の十一面観音が安置されています。

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本堂の舞台から五重の塔を望んで。桜や紅葉の頃はさぞかしと思われました。Pc132976

わずかに残った墓所の紅葉に無常の境地を感じました。

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梅心院脇の石段。

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バードストライク

最近大型の風力発電所が目立つようになりました。山の尾根や河口近くの海岸などでは鳥類への影響が心配でしたが、恐れていたことが現実となりました。先月の24日に北海道せたな町の海岸に設置された風力発電施設で、国の天然記念物に指定されているイヌワシが胴体が切断された状態で発見されていたのです。状況から風車の羽根に巻き込まれたものと思われます。昨年には岩手県でイヌワシが死んでいます。

イヌワシやオオワシは天然記念物ですからニュースとして取り上げられましたが、実際には他の野鳥も被害に会っているようで日本鳥類保護連ではバードストライクの実例報告を一般に呼び掛けています。http://www.jspb.org/chosa/strike.html

地元の天竜川左岸の河口付近にも4基の大型風車が回っていますが、付近一帯は渡り鳥の飛来地になっており同種の事故が懸念されます。渡り鳥は海岸線や尾根を目印に飛行しますので、これらの周辺にこの手の施設を建設するのは大いに問題ありと思えるのですが、肝心の環境省の腰は重いようです。

昨今はエコブームで自然エネルギーによる発電がもてはやされていますが、大型風力発電にはこの他にも景観破壊や低周波騒音の問題もあり、国土の狭い我が国には不向きのシステムで、環境アセスメントの義務付け、もしくは全面禁止が妥当ではないかと思います。事故が多発する前に環境省・国交省の英断を求めます。

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フォトギャラリー 嵯峨野二尊院

嵐山花灯路の終点は二尊院です。ここでは様々な明りが迎えてくれました。

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生け花を照らす強烈なライトが山門を漆黒の闇から浮かび上がらせていましたが、その脇に陶器の灯炉が置かれていました。

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山門をくぐると石段の両脇にろうそくの明りが灯されています。時折鐘の音が聞こえて、まるで大みそかのような感じがしました。

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竹筒の中でろうそくの炎がゆらゆらと揺れていました。

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お寺なのですが鳥居の形でしょうか?

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本堂の縁側に置かれた竹を加工した明りの数々。

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画像がちょっと傾いていますがアップで。

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石段の上から。同じ場所なのに下からとは違った感じなのが不思議です。

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化けの皮

中国の習近平副主席が来日しましたが、天皇陛下との会談を巡って物議を醸しています。会談は中国側の強い意向とのことですが、将来国家主席になる人物が事前に天皇陛下と会談するのが政治的な必要条件とでも考えているのでしょうか?

この件に関して羽毛田宮内庁長官(こんなマンガチックな名前も珍しいですね)が苦言を呈しましたが、これに対して、剛腕と呼ばれながらもここ最近はカメラに笑顔を振りまいていた小沢幹事長が牙を剥いて咆哮しました。どうもこの人は痛いところを突かれると脊髄反射で恫喝するみたいです。

「1か月ルール」は法制化されたものではないので従う必要はない。

国会運営など慣例、慣習、前例のオンパレードですが、そちらに関しては従来から異を唱えずにこのことに関してだけ法律論を持ち出すのは如何なものでしょうか?議事進行に際して「ぎちょ~~~~っ」なんておかしな大声を上げたりするのもやめて欲しいんですが・・・。    

自身も過去にこんな発言していますし。

つなぎ法案をどう受け止めるかとの記者からの問いに小沢代表は、「俗に言う『つなぎ法案』は、国会の審議権を侵害するものであり、また国会運営のルールを無視するものだ」と批判。  2008年1月29日 揮発油税の暫定税率に対するつなぎ法案に対して

そんなに法律化が好きなら国会運営のルールも国会法を改正して成文化するべきです。また、例の事業仕分けの際に新人議員のメンバー入りに猛反対してご破算にしましたが、その法的根拠は何だったのでしょうか。自分の主張を国民の代弁と言うのであれば、それこそ国民に対して明らかにすべきです。また、一介の政党役員の立場で長官の更迭を口にするなど、省庁の人事に言及するのは党務と政府の役割分担を主張してきたことを食言するものです。

走狗とまで揶揄されるように事を強行しながら、ご当人の滞在中にこのような発言をするのは、関係者の折角の努力を台無しにし、騒ぎを更に大きくしてしまう火に油を注ぐ行為で、相手に対して大変失礼です。

何かと批判の多い宮内庁ですが今回ばかりは支持派が圧倒的に多いようです。陛下の立場であれば、政府の決定に異を唱えることは出来ません。で、あれば政府・与党は尚のこと深慮して事に当たるべきで、国益のためと言えば全てが正当化すると思うのは間違いです。国民の目は節穴ではありませんよ。

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幻想の夜

師走の声を聞くと嵐山の花灯路を想い浮かべます。昨年は京都最後の冬でしたが都合が付かなかったので、今年は満を持して行って来ました。点灯は午後5時からなので、手前の広隆寺で時間調整をしました。広隆寺は弥勒菩薩像で有名なので一度訪ねてみたい寺の一つだったのですが、今まで機会がありませんでした。

弥勒菩薩で有名なお寺だとロクに下調べもせずに行ったのですが、仏様を収蔵してある霊宝殿を訪ねて国宝が何体もあるのにびっくりです。不勉強で十二神将、不空羂索観音菩薩立像、十一面千手観音立像はその存在さえも知りませんでしたが、時間を超えて見る者を惹き付ける圧倒的なオーラを感じました。思いがけずに心が満たされて幸先の良いスタートとなりました。

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点灯直後の竹林。午後は時折小雨が降ったこともあってか、前回よりも人出は少な目でしたが、それでも人波が絶えることはありません。前回持参したコンデジはISO6400でしたが、今回のデジイチはISO1600までなので竹林を上手く映し込むことが出来ませんでした。(所詮は腕のせい?)

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竹林のライトアップは毎回違う場所が選定されているみたいで、前回のイメージのつもりで行ったので少し戸惑いました。

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場所によって光源のフィルターを変えて光に変化をつけています。これはちょっと怪しげな感じがしました。

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常寂光寺前に置かれた生け花。闇の中に浮かび上がって見る者を楽しませます。

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ここも人波の途切れることがない落柿舎。今年も柿が鈴なりでした。

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渡月橋。大勢の観光客が押し寄せるので、歩行者に注意を呼び掛けるハンドスピーカーの声が鳴り響いていました。

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嵐山花灯路

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今日は嵐山の花灯路を見に京都に来ています。今夜は車中泊をして明日は奈良に足を延ばします。

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C-Xはまだか

機体重量の増加など、技術的問題で開発が大幅に遅れていたエアバス社の新型軍用輸送機A400Mが現地時間で本日午前10時に初飛行を行う予定であることが明らかになりました。A400Mはターボプロップエンジン4基を搭載して最大37トンのペイロードを積載でき、ペイロード30トンでは4500Kmの航続距離を目指していましたが、開発の遅れとコストの上昇を招き、購入を予定していたチリが3機、南アメリカが8機の発注をキャンセルしていました。当初天候が良好であれば12月初頭にも飛ぶように言われていましたが、続報がなかったので新たなトラブル発生かと心配していましたが、どうやら今回は間違いないようです。

一方我が国の次期輸送機C-Xも機体強度の問題からロールアウト以後2年以上も初飛行できない状態が続いています。C-Xは1970年初飛行の現行C-1の後継機ですが、この時は大きなトラブルもなく無事初飛行に漕ぎ付けていました。これはC-1が最大積載量8トン、最大離陸重量45トンであったのに対してC-Xが最大積載量37.6トン、最大離陸重量141トンと3倍以上の輸送能力を持つ機体規模であるからと思われます。C-Xはペイロード30トンをマッハ0.8で6500Km飛行可能とするため空気抵抗の少ない機体形状が求められ、また積載効率を高めるために貨物室の断面を限りなく長方形に近づけてありますが、形状の複雑化によって車輪収納部や貨物搭載用後部扉周辺の機体強度に問題が起きてしまったのです。A400Mも機体重量の増加からして同様に構造設計に起因する問題を抱えていたのではないかと思われます。これがC-17クラスになると最初から小細工なしの大型機用の機体構造が採用されるので却って上手くいくのかも知れません。

初飛行については昨年3月28日の防衛省の発表以後、公式発表はありません。漏れ伝わる情報では手直しは再設計が必要なほど難航を極めている模様ですが、年内中の機体引き渡し、年度内の初飛行がこのプロジェクト続行の最低課題となっているようです。今年も後2週間余りとなってしまいましたが、何とか初飛行に漕ぎつけてもらいたいものです。

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「子供いらない」4割

内閣府が世論調査の結果を発表しました。「結婚しても必ずしも子供を持つ必要はない」と考える人が男性38.7%、女性46.4%、合わせて42.8%に上るそうです。このニュースを見て大変驚きましたが、実は私が不勉強なだけで、以前から同様の世論調査が行われていて、いらない派が前回よりも6ポイント増えているそうです。質問の全体像が明らかでなく、「必ずしも」と言うのもかなり曲者ですから、ここだけを取り上げて論ずるのは適当ではないのかも知れませんが、大変困った風潮ではないかと思います。

雇用情勢から来る将来への不安や出産による休、退職や子育て休暇、経済的負担など実に多くの困難があるのは理解出来ますが、どうも現在の快適生活維持が優先されているように思われてなりません。かつては独身の若者が高級車を乗り回し、家庭を持つと大衆車に格下げとなる図式が当然のごとく成り立っていましたが、一度覚えた蜜の味を手放したくないと思う人が増えているように思います。

自分の人生を思うがまま楽しみたいと考えるのはごく自然なことですが、それは社会と言う安全な柵の内側で安心して暮らすことが出来るからです。柵を作り、保全していくのには当然コストがかかります。そのコストは現役世代が納める様々な税金で賄われていますが、やがて歳老いてくれば負担が減って受益する側に回ります。しかし、受益者に比べて担い手の数が少なくなれば、やがて柵は維持出来なくなってしまいます。安全・快適は失われ、もしそれを手にしようとすれば個人的に新たなコストの負担が必要になるのです。              

また文化の面でも音楽や出版など、若年人口が減少し続ければ益々再生産が困難となり、ネットのコンテンツも商売として成り立たなければたちどころにして消えてしまいます。活力に満ちた若者文化と呼ばれるものもいずれ衰退してしまうことでしょう。子供いらない派は20代で6割にもなりますが、今自分たちが享受しているものの大半が年配の世代から受け継いだものであり、次の世代に残すのはあなた達の責務ですよと書きかけてふと思い出しました。

イソップのキリギリスは遠い先の冬のことなど考えもしていないんだ、たとえそれがいつか大問題になるとしても・・・。                                     でも子育てって果たして苦労だけなのかなあ。

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浜松城再び

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徳川家康が天下人になる直前まで居城としていた浜松城は、その後城主が目まぐるしく変わったこともあって、城の詳細についての記録がほとんど残っていません。明治の廃城令まで主要な構造物が残されていたにもかかわらず、細密な絵図はおろか城郭を撮影した写真が一枚も伝わっていないようなのです。現在ある天守は戦後に鉄筋コンクリートで建てられたものですが、平面は石垣の平面よりも小さくなっており、高さも石垣の規模にしては低いものになっています。

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富士見櫓跡の発掘現場。浜松市は数少ない資料からその存在が明らかとなっている富士見櫓と天守門を復元する計画で、構造や規模を確認するために廃城以来初めてとなる発掘を行いました。発掘結果から櫓の名前に似つかわしくなく、どうも数寄屋風の作りだったのではないかと思われる遺構が確認されました。富士見櫓は天守台東側にある本丸を取り巻く石垣上に築かれていました。

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この週末に発掘説明会が開かれたので、天気を気にしながら出かけました。現地の一角に出土品が展示されていました。今後、出来るだけ元の形に近づけるように復元作業が行われるそうです。

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出土した家紋入りの瓦片。家紋から家康以後の城主のものと判明しています。発掘結果は事前にマスコミ発表されていたのですが当日も記者が訪れていて、なぜか説明会の終了後に突然取材されてビックリしました。

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天守台北側の日本庭園。この一帯は戦後動物園となっていましたが、手狭となって移転し、城跡にふさわしく庭園が築かれたものです。

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日当たりの関係か、この辺りではようやく紅葉が色づき始めていました。

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空自大丈夫?

先日のF-X騒動は新聞社の完全な誤報だったようですが、それもつかの間、航空自衛隊にトラブルが続いています。

最初は11月25日、千歳基地所属のF-15Jが海上を飛行中、左側のアフターバーナーの取り付けボルトが全て断裂して脱落。

29日、築城基地航空祭の展示飛行中、同基地所属のF-15Jの尾翼の一部が欠損して落下。落下物による地上でのケガ人発生はなく、事故機も緊急着陸して無事だった。

12月2日三菱重工小牧南工場で定期整備中の航空自衛隊救難ヘリコプターUH-60J、2機の電線ケーブルが切断されているのが発覚。社外からの侵入は困難なため、内部の人間による破壊工作と推測されるが、過去にも同様の犯行が行われ、犯人は特定されていない。

そして本日、小松基地所属のF-15Jが着陸滑走中に右主脚が本体に収納されてしまい、右に傾いた機体下部が滑走路と接触して発火したが間もなく消火され、パイロットにケガはなかった。

更に空自以外でも今月3日には飛行中の海上自衛隊舞鶴航空隊所属のSH-60Kから窓ガラスが脱落しています。これらの事故は一歩間違えば人命にかかわることであり、まさか何らかの意図による人為的なものだとは思いませんが、短期間にこれだけ事故・トラブルが続くのは異常事態としか言いようがありません。

今日の事故により再びF-15は飛行制限されてしまいます。何かと世間の目が厳しい昨今、くれぐれも気の緩みが無いよう、お願いしたいものです。

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こちらは浜松基地所属のT-4練習機で記事の内容とは直接関係ありません。

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社会的コスト?

千葉県松戸市の女子大生殺人放火事件で、ATMから現金を引き出した48歳の男が特定され重大な局面を迎えています。容疑者は強盗その他により服役して今年9月に出所、直後から入浴施設に宿泊しながら強盗等を繰り返していた模様です。刑法犯罪者の再犯が問題になっていますが、出所早々に凶悪事件を引き起こしていたことになり、服役が犯罪の抑止力になっていなかったことになります。我が国は犯罪の処罰が甘いと言われますが、この方面の検証も必要だと思います。

一方、高齢の出所者が頼る身寄りもなく、微罪繰り返して刑務所暮らしを希望する事件も後を絶たないようです。新卒者の就職口さえ見つからない昨今、元服役者と言うハンディを持つ高齢者が定職に就くのは至難のことです。先の容疑者の場合、どこまで就職の努力をしたかは判りませんし、もしかしたら最初から働くつもりなど無かったのかも知れません。

しかし、刑期を終えて、行く当てもなく寒空の下に放り出されるのも大いに問題なのではないでしょうか?刑務所では出所後の職業訓練が行われていますが、就職や住居の支援は行われていないようです。犯罪者はもちろん悪いのですが、生活の手段が見つけられずに犯罪に走るのは社会の仕組みにも問題があると思います。

出所者の生活を保証することは被害者の立場からすれば許されるものではないのでしょうが、生活困窮者による新たな犯罪を引き起こさないためには社会としても何らかの方策が求められるのではないでしょうか?

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里の秋

今日から師走。一雨毎に朝の冷え込みが厳しさを増して、冬の到来が近いことを感じています。当地では今度の週末が紅葉狩りの最後の機会になりそうです。

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先日家の近くでこんな風景を見かけました。のどかな風景に思わず写真にしてみました。

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かつては刈り入れた稲を天日で乾燥してから脱穀したので、稲藁はそのまま収納出来ました。今ではコンバインで生えたままの稲を脱穀しながら刈り取るので、再利用するために後から乾燥が必要です。

最近遊休地を含めて農地の宅地化が進んでいます。この風景もいつまで見られるか分かりません。

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