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津波騒動

昨日発生した南米チリの大地震により、太平洋側の各地に大津波警報や津波警報が発令され、多くの人が避難する騒ぎとなりました。交通網も各地で鉄道や高速道路が通行止めとなり、休日の人出に大きな影響が出ました。幸い我が国では、これまでに人的被害は報告されておらず、これらの予防的措置が功を奏した形となりました。
我が国では、50年前に同じくチリで発生した大地震による津波によって、多くの人命が失われました。この災害を教訓に、沿岸部の防災施設を充実させたり、津波被害の恐ろしさをPRし、津波発生時の広報体制を構築する努力を続けてきましたが、今回はこれらのこうした活動が実を結んだ訳です。

今回目立った被害がなかったことで、行き過ぎた予防体制として批判が出る可能性がありますが、私はこれらの予防措置を取った当局の決断を高く評価したいと思います。「災害は忘れた頃にやって来る」とは明治の寺田寅彦の名言ですが、この言葉は平成の今日でも真理(心理)を突いていると思います。例え百回空振りして徒労を繰り返したとしても、最悪を考えて1回の惨事を防ぐのが、災害の歴史を繰り返して来た我が国の取るべき道ではないでしょうか。今回目立った反発もなく、各地で行政当局の指示に従って冷静に避難出来たことは大いに賞賛されるべきと考えます。

チリの被害は情報が集まるにつれて更に広がりを見せるものと思われますが、早急に物心両面の援助の手を差し伸べるべきではないでしょうか。

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ツァー登山遭難事故について

昨年夏のトムラウシ大量遭難事故を受けて「遭難事故を考えるシンポジウム」が神戸で開かれ、事故の関係者や弁護士、旅行業者、一般登山者など240名が参加しました。事故が何故起きたのかについて、それぞれの立場から発言がありましたが、その中に気になる意見がありました。
ツァーガイド経験者によれば、当初の計画通りに進行しないと客からクレームが付き、主催会社の評価が下がったり日当が減らされると言うのです。高い料金を払ったからには目的地に行って来たいと言う気持ちは分かりますが、如何に優秀なガイドと言えども悪天候や参加者の体調不良はどうにもなりません。

ではどのような人がツァーに参加するかと言えば、一般的には体力や危険予知など自身の技量が不足していて不安がある人が、安心料として費用を払ってツァーに参加する訳です。ガイドは安全に登山を催行する義務がありますが、絶対的な悪条件を変えられる訳ではありません。客も安全を求めて参加するのであれば、危険を犯してまで計画の遂行を強要するのはおかしな話です。
あらかじめツァーの規約に周囲の状況により計画を変更することがあり、天候不良などは主催者側には責任がないことをより明確にしておく必要があるのではないでしょうか。
また、良質な業者の選定がし易いように、施行回数と救助要請をした遭難トラブルを客観的に評価して安全率と言ったような指数化してはどうかと思います。客は安全率99.99%の業者と98%の業者とを選択することが出来る訳で、これによって安全第一がより徹底されれば意義のあることではないかと考えます。

いずれにしてもガイドが同行しながら大量の遭難死を招く事故はこれを最後にして欲しいものです。

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どんな名峰に登頂するよりも、無事に帰ることに勝る山行はありません。

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XC-2は順調な模様

空自の次期輸送機XC-2は、飛行試験1号機が先月初飛行を無事果たしましたが、その後も週1回のペースで試験飛行を続けています。どうやら強度問題も解決し、要求仕様をクリアしている模様です。2号機がこのまま大きな手直しもなく試験飛行に漕ぎつけるようであれば、開発も最終段階と見ることが出来ます。

XC-2は高速性や貨物の積載能力が注目されていますが、フラットな底面を持つ特徴的な機体断面形状によってこれまで大型機でしか積載出来なかった高さのある機材を運ぶ事が出来ます。現在ハイチでは陸自の施設部隊が瓦礫の撤去作業を行っていますが、このための重機はロシアの超大型輸送機をチャーターして長距離輸送しました。今後XC-2がC-2として制式配備されれば国際貢献においても、今以上に迅速に行動することが可能になります。
またXC-2によって置き換えられる現行のC-130H輸送機が空中給油機に改造され、最初の1機が今年度末に小牧の第一輸送航空隊に配備されることが明らかになりました。かつては空中給油機能は他国への脅威となるからとタブー視されていましたが、むしろ燃料切れによる墜落を防止出来る自国向けに必要な装備でした。空自は既にジェット戦闘機用にKCー767を配備済みですが、KC-130Hは救難ヘリコプターUH-60Jへの給油を行うことになります。UH-60Jは航続距離が1295Kmと大変長いのですが、海上での救難活動は危険との隣り合わせなので、空中給油が出来ることは安全性の確保に大きく寄与します。

C-2の部隊配備にはまだ少し時間がかかりますが、何かと国際貢献を求められる現在の状況を見るにつけてもより早い配備が待たれます。

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地図にからむ話

登山愛好者にとって地図は切っても切れない大切なアイテムです。少し気合いを入れて山に登る時は国土地理院の2万5000分の1か、5万分の1の地形図のお世話になりますが、今月は1か月限定で地図を利用しながら行う調査のアルバイトをしているため、毎日地図とにらめっこしています。
ある日2万5000分の1の地図を見ていたら、家一軒、一軒が全て■で表わされていることに気が付きました。地図は航空写真を基に作られているため、建物の形も反映されていて、住宅地図では番地毎に各戸に表示がされていることは承知していましたが、迂闊にも2万5000分の1の地図でも全ての住宅が表示されていることは今の今まで知りませんでした。早速我が家を探してみると・・・・・。ありました。我が家の平面は必ずしも長方形ではないのですが、何分ウサギ小屋に毛が生えた程度なので勿論■としか表わされていませんが、確かに地図上に我が家が存在しており、何故か感動してしまいました。

今日は山間地の調査でしたが、とある事態で急きょ路外を徒歩探査することになりました。当該区間は市町村の境界で、かつては小道が存在していたようなのですが、現在はしっかりした林道が整備されたので、いつの間にか地図からその表記が消えています。
公的な道は存在しないまでも、巡視路ぐらいは存在するだろうとして入山したのですが、そんなに甘くはありませんでした。そもそも境界の杭や標識が全く見当たりません。あるのは誰かが木々に付けた赤テープのみです。最初のうちはあった踏み跡もいつしか消えてしまい途中からいわゆる藪こぎに近い状態になりました。ある地点からは境界の杭が見られるようになりましたが、わずか3Km程を踏破するのに3時間余りを費やしてしまい同行者は疲労困憊してしまいました。
私的には報酬をもらいながら山歩きを堪能する結果となりましたが、それでも3時間も路外歩行をした記憶がありません。里山の領域でも思わぬ手ごわさがあることを実感した貴重な体験となりました。

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別の日、単独で登山道での調査をした時の昼時の1枚。ケータイをセルフタイマーで撮ってみました。

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竹島が泣いている

2月22日は竹島の日です。島根県沖の日本海に浮かぶ竹島は我が国固有の領土ですが、戦後の混乱期に乗じて韓国が一方的に領有を主張し、以来武力の行使によって不法占領を続けて来ました。これに対して我が国政府は国際司法裁判所による裁決を提案しましたが、敗訴を恐れる韓国側が拒否するとその後は何ら有効な方策を講じずに今日に至っています。
領有権の交渉におよび腰で問題の解決を先送りにし、相手の実効支配に手を貸して来たのは自民党政権ですが、新政権も偉そうな事は言えません。

竹島の日は、政府の無為無策に業を煮やした島根県が独自に制定したものですが、未だに式典に政府関係者の参加が見られません。今年は野党となった自民党から石原伸晃氏等8人、国民新党の亀井亜紀子氏、新党大地の鈴木宗男氏の合計10人の国会議員が参加しましたが、政権与党の民主党からは誰も参加しませんでした。そもそも竹島の日の制定に当たって民主党島根県は反対していたのですから話になりません。

鳩山首相は施政方針演説で国内外の命を守りたいと連呼していましたが、竹島については無関心のようです。この催しに対して韓国外交通商省は「深い遺憾」を表明し、「不当な領有権主張を即刻中断することを強く求める」とした声明を発表していますが、何ら根拠のない主張で不法占拠を強行しているのに何時もながら高飛車な発言です。
随分と舐められたものですが、これに対して政府は沈黙を守ったままです。民主党は国民主体の政治を行うことを掲げて政権交代を実現しましたが、その後は前言撤回や有言不実行で支持率が急降下し、危険水域に近づきつつあります。21日に行われた長崎県知事選では国会議員の議席独占の民主王国であったにも関わらず、得票率44.3%の野党系候補に対し公認候補は31.2%と9万票以上の大差により惨敗しています。

教科書でも明確な主張をせず、自国領土をないがしろにしているようでは更なる支持率の低下を招くだけです。自民に続いて民主政権もこの有様では、海の彼方で竹島が泣いているとしか思われません。

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思わぬ出会い

河津桜を見るために人出の多い川べりを歩いていたら、突然空飛ぶ青い宝石に出会いました。まさかと思いましたが、ヤツに間違いありません。あわててレンズを付け替えて夢中でシャッターを切りました。

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葦から葦へと移動の途中です。偶然の一枚。

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鋭く川面を見つめるハンターの目です。

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アップで。背中の青が鮮やかでした。

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ギリギリまで間合いを詰めてパチリ。良く見ると、しつこいぜとばかり睨まれていました。

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しずこころなく

今年の桜の開花は3月20日過ぎで、例年より早めとか。とは言っても近頃は温暖化の影響で、開花日は毎年早まる一方ですが、それでもまだ一月も先の話です。ところが、この時期でも緋寒桜は既に花を咲かせています。中でも伊豆、河津町の河津桜は年々知名度を上げ、河津桜まつりは一大イベントとなっています。
河津桜は1955年に河津町で発見され、オオシマザクラとヒカンザクラの自然交配種と考えられていますが、河津町に限らず全国各地に植えられ、早春の街角に彩りを添えています。

河津桜まつりはテレビでも県内ニュースの季節ネタとして度々取り上げられていますが、平日でも大変な賑わいとなっているようで、私たち日本人の桜に対するDNAを大いに刺激します。ところが、ある筋からの情報で、別の場所に河津町に負けず劣らぬ桜並木があると聞いて出かけて来ました。

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暖かい陽光に満開を迎えた南伊豆町の青野川沿いの河津桜の並木。もっとも当地では河津桜ではなく、みなみのさくらと呼んでいるようです。

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桜堤には菜の花も植えられ、花の二重唱を奏でていました。

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アップで。自然とは本当に正直なもので、わずか数百メートルでも川下と川上では微妙に開花の状況が違っていました。河津町の方が少し北になるのでやはり開花の時期が少し遅くなるそうです。

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河津町にはまだまだ知名度が及ばないのか、今回はゆっくりと満開の桜を堪能出来ました。関係者には申し訳ありませんが、このまま何時までも静かな花見が出来たらと思いました。

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日本の味覚

とある店に入ったらこんなメニューがあったので、日本人としての血が騒いで、つい注文してしまいました。口に入れると、臭みもなくて、とろける様に胃に吸い込まれてしまいました。鯨のにぎり2カンで200円也。これぞ究極の日本食、良くぞ日本人に生まれけり、ですかね。

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往生際が悪い!

民主党が野党時代、与党議員の政治と金の問題について舌鋒鋭く攻め立てて来ました。しかし、いざ自分達が与党となると、首相の故人献金や巨額子供手当問題、幹事長の不明朗会計問題等についてはまったくの頬被りです。今までの主張は一体何だったのでしょうか?

そこに来て今度は小林千恵美議員陣営の公選法違反容疑です。小林議員については先の選挙にからみ、選対委代行の山本広和被告(元連合北海道札幌地区連合会長)が公選法違反容疑(買収の予約・事前運動)の罪で札幌地裁から懲役3年執行猶予5年の判決を受けています。このまま判決が確定して連座制が適用されれば当選無効となって、議員失職となる可能性が濃厚です。今回は更に北教祖からの1600万円もの違法選挙資金の供与疑惑です。事実であれば、勿論違法な金ですから政治資金規正法の会計報告にも未記載で、二重の犯罪行為となりますが、小林議員は明確な説明を拒んでいます。

これは一体どう言うことなのでしょう。国民に対して透明性の確保を旗印にしていたのに、政権の座に着いたら直ちに前言を翻すなど国民に対する重大な背任行為です。ひたすら逃げを打つのではなく、連座制の適用を前に潔く議員辞職すべきと考えますが、その覚悟もないようです。
また、小沢氏は選挙責任者として各陣営の箸の上げ下げまで口を挟んでいたはずなのに、このような事態を招いたのは失態としか言いようがありません。民主党はこの件について小沢氏の責任を問うべきではないでしょうか。

何にしても自分の頭の上の蝿も追えないようでは、この先国民に向けてどのような政策を提言されても素直に聞くことは出来ません。民主党には襟を正すと言う言葉を良く噛みしめてもらいたいものです。

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言いがかり

日本の調査捕鯨に対して、オーストラリアのラッド首相が中止しなければ国際司法裁判所に提訴する意向であることを表明しました。

我が国の調査捕鯨に関しては、国際的な調整機関であるIWC(国際捕鯨委員会)の採決で認められた正当な権利であって、我が国の一方的な思惑で好き勝手をしている訳ではありません。異議があればIWCの総会の場で発言すべきであり、このような一方的な主張はイチャモンとしか言いようがなく、外交的にも失礼千万です。
オーストラリアは農業国で農産物は貴重な外貨獲得資源ですが、その最大の輸出先が我が国であることを忘れているのかも知れません。

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早春花

立春も過ぎ、三寒四温とは良く言ったもので、暦の上ばかりでなく少しずつ温かい日が増えて来たような気がします。浜名湖周辺は温暖な気候で知られていますが、余所より少し春の歩みが早いような気がします。

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日曜日に浜名湖周辺をドライブしていたらこんな風景に巡り会いました。

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天竜浜名湖鉄道の奥浜名湖駅の近くに乎那の峯(おなのみね)と名付けられた公園があります。なんでも万葉時代からの名所だそうですが、暖地には珍しいマンサクの群落があることで有名です。まだ少し早かったようですが、地元有志がお茶と大福の接待で観光客をもてなしてくれました。

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よりアップで。

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公園には他にも梅や桜が植えられています。梅の花は七分咲きと言ったところでしょうか。

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いつもはひっそりとしている公園もこの季節は時ならぬ賑わいを見せます。10台ほど停められる駐車場は満杯状態で、少し離れたお寺の駐車場が臨時に解放されていました。その駐車場の紅梅が見事だったので、思わずパチリ。本格的な春の訪れはこれからですが、春を待ちきれないのは人も花も変わらないようです。

 

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森の水車

浜松市西区伊佐地町に「森の水車公園」があり、水車が回っています。時々車で通りかかって存在は知っていたのですが、今まで立ち寄ったことがなく、先日初めて訪れて名前の由来を知りました。水車があるから水車小屋公園と名付けられたのだとばかり思っていましたが、事実は全く逆でした。この公園は歌曲「森の水車」にちなんで命名されたもので、作詞者清水みのるは地元旧伊佐美村(現伊佐地町)の出身です。中学校の音楽の教科書に掲載されていたと記憶していますが、まさか地元出身とはついぞ知りませんでした。

毎年秋には「伊佐美ふれあい水車小屋コンサート」が開かれ、多くの参加者を集めているそうですが、清水みのるについては地元浜松市でももっと知られて良いのではと思った次第です。

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緑の森の彼方から~♪と歌詞を彷彿させる佇まいですが、航空自衛隊機の離陸コースに近いので、訓練のある平日はイメージが損なわれることがあり、残念です。

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パタゴニアは日本から撤退すべきだ

日本は歴史的に捕鯨を食糧調達の手段とし、そこから得られる資源を余すところなく利用してきました。一方米国は主に照明用の油としてのみ利用し、彼らの生命と引き換えに手に入れた資源の大半は利用されることなく投棄されてきました。近年、船舶の性能が向上したこともあり、シロナガスやマッコウクジラは乱獲のために生息数を著しく減少したので国際捕鯨委員会は商業捕鯨を禁止しましたが、一方でミンククジラについては捕確頭数を制限して調査捕鯨を認めました。日本は調査捕鯨の権利を国際的に認められているのです。

しかし、狂信的なシーシェパード(以下SS)は調査捕鯨を一方的に犯罪と決めつけて妨害活動を行い、捕鯨船に対して網膜を損傷しかねないレーザー光線を照射したり、失明や皮膚の炎症を生じる薬品の入ったガラス瓶を撃ちこんだり、船体に体当たりをしたりと、海に生きる船乗りとして恥ずべき行為を繰り返しています。更に先日は船籍を偽り、偽の国旗を掲揚したりと悪行の限りを尽くしています。

このような犯罪集団とも言えるSSに対し、アウトドアメーカーのパタゴニアは資金援助を続けています。アウトドアメーカーは生命(当然人間のです)を尊重すべき立場を取るべきであるのに、このような無法者集団に手を貸すなど許されざる行為としか言いようがありません。SSのような無法者を支援するパタゴニアは法治国家であり捕鯨を国是とする我が国で営業活動をすべきではありません。一刻も早く我が国から撤退すべきです。SSと手を切るまで私はパタゴニアの存在を認めません。

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時間が足りない?

自衛隊はハイチPKO部隊の工事用車両の第一陣を世界最大の輸送機、ロシアのAn-225をチャーターして空輸していましたが、現地時間の11日に首都ポルトープランスの空港に到着しました。甚大な被害の中で瓦礫の撤去が緊急課題となっていますが、我が国の救援活動がやっとスタートすることになります。
自衛隊の施設部隊の派遣については現地の民間業者を圧迫するとの批判がありますが、これは当たらないと思います。確かに通常の国であれば、資金を提供して現地の人を活用する方が効率的で、雇用を創出することにつながります。しかしハイチのように政府の力が弱く、元々混乱した社会にそのようなことを望んでも仕方ありません。将来的にはそのような方向に持って行くにしても、当面は外国の手助けが欠かせませんので今回のPKO部隊の派遣は非常に意義深いものがあると考えます。

ところが社民党の阿部知子政審会長は、5日にいきなり派遣を提案され、直ぐに同意を求められても現地の状況が不明なままで、はなはだ不本意な決断であったような発言をしているようですが、唖然としてしまいました。
社民党は小数政党ですから情報収集能力が他党より劣っているのは仕方ありませんが、地震発生が日本時間の1月13日で、それ以降テレビ報道だけでも現地の窮状は日々刻々と伝えられています。現地には国連やNGOの要員も多数派遣されていますから、その気になればいくらでも生の情報を入手可能だった筈です。それが今月の5日になっても、状況判断の時間が足りないなどとは何時の時代の話かと、この問題に対する本気度が疑われます。
いつまでもイデオロギーを最優先して反対だけを唱えるのではなく、世の中の動きにスピーディーに対応して行かないと、益々化石化の一途を辿るだけではないでしょうか。

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冗長性

トヨタは凋落した米国のビッグ3を追い抜き、悲願の世界一の自動車メーカーとなりましたが、皮肉にも世界最大のリコール問題で苦しんでいます。アクセルペダルがフロアマットに引っ掛かって戻らなくなり、暴走する恐れがあることや、部品の不具合によって踏み込んだアクセルが戻り難くなる新たな問題で、世界中で数百万台をリコールしましたが、今度はプリウスなどのHV車のABSシステムにも設定の不具合が見つかり、安全神話が完全に崩壊してしまいました。
トヨタ車には、これ以外にもエンジンの回転が突然上がってしまう現象があることが伝えられています。

自動車は自ら動く車と書きますが、ドライバーの意思通りに走る・曲がる・止まるが出来なければなりません。自動車はこれらが確実に出来るから自動車足り得る訳です。走るけれど止まらないでは凶器になりかねません。ABSの問題では静穏性を重視するあまり、機械式のブレーキの倍力装置を非搭載にしたと伝えられていますが、仮にそうだとすればとんでもないことです。

技術の世界には「冗長性」、「冗長化」と言う言葉があります。これはシステムに何らかの障害が生じても機能を維持出来るように予備の系統を設けたりしてバックアップし、安全性を高める考え方のことで、旅客機が片方のエンジンが停止しても飛行可能なようになっていることや自動車のブレーキの油圧系統が2系統になっていて、万一どちらかのブレーキオイルが失われても残りのブレーキで停止出来るようにしていることが有名です。
この考え方で行けば、アクセルの作動不全に対してはエンジンの緊急停止や動力伝達遮断機構の追加が、ブレーキの不備に対しては電気、機械のどちらか一方がダウンしても残りの系統で確実に止まるブレーキ能力が必要と思われます。

最近ではオートクルーズ機能の普及や車載レーダーによる車間距離維持機能が実用化され始めましたが、システムダウンの可能性はどこまで行っても残ります。最終的にはドライバーのマンパワーが物を言う訳ですが、システムの方でも冗長性を確保して、より安全なクルマ造りを目指して欲しいものだと思います。

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佐鳴湖周遊その2

佐鳴湖は水鳥の楽園ですが、他にもこんな鳥を見かけました。

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ジョウビタキです。ジョギングを楽しむ人たちがしょっちゅう行き来しているのですが、動じる気配がありませんでした。

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地元新聞に何回か取り上げられて、すっかり人気者になったカワセミ。あちこちで望遠レンズの砲列が待ち構えていましたが、待ち人は来らず。私はたまたま通りかかってワンチャンスで目にすることが出来ました。

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ダイブして小魚をゲットしたのですが、シャッターの設定を変えるのを忘れていたので飛翔の瞬間は物に出来ませんでした。この後すぐに飛び去ったので、曲がりなりにも写真に撮れたのは本当に幸運でした。

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遊歩道沿いの花壇には春野花々に混じって菜の花が見られましたが、既に種子が出来ていてビックリです。

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佐鳴湖周遊

佐鳴湖は浜松市中区にある湖で新川を通して浜名湖に通じています。周囲は約5.5Kmの政令都市の市街地に位置する珍しい湖ですが、水深は2mと浅いのでアオコが繁殖し易く、浄化事業の取り組みにもかかわらず、水質が悪い湖のワースト上位にランキングしています。今日は寒さも緩んだので、湖岸を一周してみることにしました。

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佐鳴湖周辺は公園化されて遊歩道が設けられていますが、更に広い範囲が銃による狩猟 が禁止されており、野鳥の天国になっています。さてどんな鳥が見られるかな?

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水鳥が岸辺で日向ぼっこをしていたので後ろから失礼して。

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どうもヒドリガモの幼鳥のようです。(多分(^-^;)

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南端からは北遠の山々が良く見えました。

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東岸から西岸にあるメタセコイアの並木を。

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岸辺近くに風を避けたカルガモの集団がいました。

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オオバンが一羽で。

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西岸に設けられた保護用の柵でくつろぐマガモの♀。

水鳥を眺めながら、ゆっくり歩いて一周約2時間。陽だまりでの昼食は最高でした。たまには近場を巡ってみるのもいいもんです。

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巨悪は眠り続けるのか

角界の問題児はとうとう土俵を後にするようです。ここまで横綱の権威を失墜させた責任は本人はもちろんですが、示談金に数千万円を拠出した金の亡者としか思えない親方と、これまで事なかれ主義に終始した協会も同罪だと思います。

一方億単位の政治資金を目的外に使用し、私的流用と言われてもまともな説明が出来なかったあの人は政治資金規正法では起訴猶予の結果となりました。国民目線を謳い文句にした現政権のトップ鳩山首相はこれを錦の御旗とするようですが、国民の支持は得られる筈はありません。一蓮托生とは良く言ったもので、これから共に茨の道を歩くことを覚悟すべきです。

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巨悪にのうのうと眠ることを許しては天下の恥です。検察よ、しっかりせい!

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春一番

4日は立春ですが、梅の開花が目立つようになってきました。梅が咲くと春を感じる人も多いと思いますが、年明け早々の寒さが厳しい時に咲き始める木もあるので、春を告げる花としては少し早い思いもあります。私が春を感じるのはこの花です。

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今日、庭にフキノトウを見つけました。私にとって春が実感できる春一番は、やはりこの花です。

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たった1つだけでなく5、6個一斉に顔を出していました。どうして2月になったのが判ったのか、実に不思議です。

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恐るべき新年会

今日(1月30日)は高齢恒例の閑人倶楽部の一泊新年会です。不況下で、ちょっと遅めなので空いているかと思いましたが、世の中同じ考えの人間が多いようで、海辺の宿は大入り満員でした。閑人倶楽部は色気より食い気のメンバーが多いのですが、今回はちょっと度肝を抜かれてしまいました。 w(゚o゚)w

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席に着いた時はこんな感じでした。ヽ(´▽`)/

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カニは沈黙を招きますが、思いのほか美味で、思わず舌鼓を連打してしまいました。cancer

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海の幸の寄せ集めです。shine

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お造り1人前です。smile

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お造り12人前です。happy01

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合鴨の炊き合わせ、ちょっと固めだったかな。think

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金目鯛の煮つけ6人前。新鮮&味付け良しで美味でした。lovely

・最初の写真にあった鍋物。豚シャブを胡麻たれで。都合で写真なし。bleah

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天ぷら盛り合わせ。すっかり冷めていたのが残念。sad

・握り鮨3カン、都合により画像なし。coldsweats01

・おろし蕎麦、都合により画像なし。coldsweats01

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締めの鮭茶漬け、海苔の風味が最高でした。wink

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コーヒーゼリーのデザート。happy01

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ツワモノどもが夢のあと。宿ご自慢の海の幸が、怒涛のように繰り出して、さながら御馳走責め攻めでしたが何とか平らげて無事お開きとなりました。めでたし、めでたし。delicious

  

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トヨタのリコールについて

トヨタが欧米で販売した乗用車やSUVのアクセルペダルに不具合があり、最悪の場合アクセルが戻らないことが明らかになったので、対象車種230万台と空前の台数をリコールすることになりました。対象車種は北米で調達された米部品メーカーのアクセルペダル機構を使用していることから国内生産車は問題なしとされています。
前回のフロアマットにアクセルペダルが引っ掛かる不具合については純正外のマットによるものであり、必ずしもトヨタの責任とは言えないものでした。今回は構造に起因するので第一義的には開発・製造した部品メーカーに責任があるのですが、それを採用したトヨタの責任は免れません。リコールして改修するのは当然です。

しかも更に奇妙な問題が残ります。それは不具合の原因が何故か詳しく伝えられないことです。構造自体は誰でも目に出来る部分であり、特に秘密にしなければならない理由は無い筈です。1月22日付けの中日新聞Web版は次のように伝えています。

トヨタ側の調査によると、リコール対象車種ではアクセルの付け根の可動部分が繰り返しの使用ですり減り、そこに車内ヒーターの使用で発生した結露が入り込むと可動部分の摩擦抵抗が大きくなることが分かった。

しかしこの記事の内容は疑問です。自動車部品は通常、想定する何倍もの使用回数で耐久試験を行い、摩耗に対しては防止策を講じます。わずか数年で摩耗するような部品を大手部品メーカーが作ることも考え難いことです。

今までの全ての断片的な報道からの情報を総合するとどうも次のような状況のようです

①アクセルペダルの仕組みの中に可動する金属部品を樹脂の部品で保持する機構がある。

②結露によって生じた水滴が樹脂の部分に入り込みと摩擦が大きくなって金属部品が動かなくなって、ペダルが戻らなくなる。

ここで疑問なのは、何故樹脂に水分が付着すると摩擦が増えるのかと言うことです。一般的に金属同士が接触すると摩擦は大変大きくなりますが、金属と樹脂の組み合わせでは摩擦は小さくなりますし、水の付着は摩擦を減らす方向に作用します。考えられる要素としては水と共に異物が付着することですが、自動車はあらゆる使用状況を想定して対策が講じられているので普通では考えられないことです。

もうひとつの要素としては樹脂の膨張です。意外に思うかも知れませんが、樹脂は金属と同様に熱によって膨張するのですが、木材のように水分によっても膨張します。このことは樹脂に関しては常識ですから、当然部品メーカーもトヨタも認識がないはずはありません。
問題の部分には摩擦が小さく、温度や水分に対して膨張が小さい材質が選定されなけれている筈です。

疑問を解消すべく更に情報を探し続け、それらを総合すると何とか原因らしいものが見つかりました。やはり樹脂部品の膨張によってクリアランスが失われ、摩擦が増加する現象の様です。最初にも書きましたが、自動車は様々な条件下で使用されます。極寒から猛暑、乾燥から土砂降りの気象条件下でも変わらぬ性能を求められます。結露は戸外駐車では普通に発生する現象です。あまりに普通に起きる現象だったからそこが盲点になってしまったのかも知れません。
ただ発端は何であれもしも原因がそういうことであるのなら、可動部分の樹脂が水分によって膨張し、作動不良を起こす原因となったと言う事実は広く伝えられなければなりません。何故かWhathは伝えられるのですが、Whyについては中々伝えられません。トヨタは不具合に関して事実をありのままに公表し、マスコミはそれを正しく伝えなければなりません。
どういう訳か、日本では今のところ今回の不具合について原因を伝える報道がありません。これがトヨタの暗黙の圧力、またはマスコミの過度の自粛によるものでないことを願うばかりですが、事実が正しく伝えられない現状は嘆かわしいばかりです。近いうちに詳しい報告がなされ、内外の消費者が安心できる対策が講じられることを期待します。

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