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竹島が泣いている

2月22日は竹島の日です。島根県沖の日本海に浮かぶ竹島は我が国固有の領土ですが、戦後の混乱期に乗じて韓国が一方的に領有を主張し、以来武力の行使によって不法占領を続けて来ました。これに対して我が国政府は国際司法裁判所による裁決を提案しましたが、敗訴を恐れる韓国側が拒否するとその後は何ら有効な方策を講じずに今日に至っています。
領有権の交渉におよび腰で問題の解決を先送りにし、相手の実効支配に手を貸して来たのは自民党政権ですが、新政権も偉そうな事は言えません。

竹島の日は、政府の無為無策に業を煮やした島根県が独自に制定したものですが、未だに式典に政府関係者の参加が見られません。今年は野党となった自民党から石原伸晃氏等8人、国民新党の亀井亜紀子氏、新党大地の鈴木宗男氏の合計10人の国会議員が参加しましたが、政権与党の民主党からは誰も参加しませんでした。そもそも竹島の日の制定に当たって民主党島根県は反対していたのですから話になりません。

鳩山首相は施政方針演説で国内外の命を守りたいと連呼していましたが、竹島については無関心のようです。この催しに対して韓国外交通商省は「深い遺憾」を表明し、「不当な領有権主張を即刻中断することを強く求める」とした声明を発表していますが、何ら根拠のない主張で不法占拠を強行しているのに何時もながら高飛車な発言です。
随分と舐められたものですが、これに対して政府は沈黙を守ったままです。民主党は国民主体の政治を行うことを掲げて政権交代を実現しましたが、その後は前言撤回や有言不実行で支持率が急降下し、危険水域に近づきつつあります。21日に行われた長崎県知事選では国会議員の議席独占の民主王国であったにも関わらず、得票率44.3%の野党系候補に対し公認候補は31.2%と9万票以上の大差により惨敗しています。

教科書でも明確な主張をせず、自国領土をないがしろにしているようでは更なる支持率の低下を招くだけです。自民に続いて民主政権もこの有様では、海の彼方で竹島が泣いているとしか思われません。

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