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時間が足りない?

自衛隊はハイチPKO部隊の工事用車両の第一陣を世界最大の輸送機、ロシアのAn-225をチャーターして空輸していましたが、現地時間の11日に首都ポルトープランスの空港に到着しました。甚大な被害の中で瓦礫の撤去が緊急課題となっていますが、我が国の救援活動がやっとスタートすることになります。
自衛隊の施設部隊の派遣については現地の民間業者を圧迫するとの批判がありますが、これは当たらないと思います。確かに通常の国であれば、資金を提供して現地の人を活用する方が効率的で、雇用を創出することにつながります。しかしハイチのように政府の力が弱く、元々混乱した社会にそのようなことを望んでも仕方ありません。将来的にはそのような方向に持って行くにしても、当面は外国の手助けが欠かせませんので今回のPKO部隊の派遣は非常に意義深いものがあると考えます。

ところが社民党の阿部知子政審会長は、5日にいきなり派遣を提案され、直ぐに同意を求められても現地の状況が不明なままで、はなはだ不本意な決断であったような発言をしているようですが、唖然としてしまいました。
社民党は小数政党ですから情報収集能力が他党より劣っているのは仕方ありませんが、地震発生が日本時間の1月13日で、それ以降テレビ報道だけでも現地の窮状は日々刻々と伝えられています。現地には国連やNGOの要員も多数派遣されていますから、その気になればいくらでも生の情報を入手可能だった筈です。それが今月の5日になっても、状況判断の時間が足りないなどとは何時の時代の話かと、この問題に対する本気度が疑われます。
いつまでもイデオロギーを最優先して反対だけを唱えるのではなく、世の中の動きにスピーディーに対応して行かないと、益々化石化の一途を辿るだけではないでしょうか。

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