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内政干渉だ

新しい教科書が検定され、小学5年生ではこれまでの3社に加えて新たに2社が竹島についての記述を行いました。これについて韓国のユ・ミョンファン外交通商相が我が国の重家大使を呼んで抗議を行いましたが、他国の教科書に文句を付けるなどとんでもない蛮行です。
重家大使もおとなしく抗議を受け入れずに断固席を蹴るべきでした。

竹島については韓国が一方的に武力によって不法占拠し、円満な解決を図るべく我が国が国際司法裁判所への調停を提案しても頑なに拒否を続けています。我が国が自国民に事のいきさつを伝えるために教科書で取り上げるのは至極当たり前のことであって、これについて口を挟むのは重大な内政干渉以外の何物でもありません。

竹島は明らかに日本固有の領土です。文句があるならしかるべき場所で堂々と主張を述べるべきで、陰で抑え込もうとするのは恥知らずな卑怯者のすることです。

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武器輸出三原則について

昨日、今年1月に初飛行に成功した自衛隊の次期輸送機XC-2の試作1号機が川崎重工から航空自衛隊に納入されました。今後は自衛隊において運用に向けた各種試験飛行が行われる予定で、順調に量産移行して早く災害援助など国際貢献に活躍してもらいたいものです。ちなみに試作2号機は来年度中の納入となっています。
式典に出席した北沢防衛相は、今後自衛隊が開発したXC-2、XP-1、US-2の民間版を積極的に販売して、製造コストの削減につなげたいと述べました。実際の可否は別としてこれまでの方針の大転換で、大変好ましいことではないかと思います。

従来我が国は兵器の輸出については武器輸出三原則を設けて原則禁止とする政策を取り続けて来ました。本来は紛争当事国に武器を供給して衝突を拡大させることを防ぐ目的だったものですが、武器と言う語感からか、全ての装備の輸出を禁止してしまっていたものです。
過去に飛行艇や輸送機などについて引き合いがあったものの、これを盾に全て断ってしまいました。言うまでもなくこれらの兵器の開発には多大な開発費が必要です。また工業製品である以上数多く作れば、製造高ストは下がりますが、自衛隊は限られた数量しか持てませんから当然製造コストは高くなってしまいます。また、メーカーは少ない生産のために製造要員を確保しなければならず、収益を圧迫します。防衛産業のメーカーはずっと少量生産に泣かされて来ました。大臣の発言はこれらのことを慮ってのことと思われます。
また、自衛隊と言う限られたユーザーだけを相手にしているため、仕様に偏りが起きやすいとの声もあります。

では諸外国はどうかと言えば、国連常任理事国の米・露・中・英・仏は全て産業として兵器を輸出しています。更には第二次世界大戦の敗戦国の伊・独も兵器の輸出国ですし、お隣の韓国も休戦国ながら盛んに輸出を働きかけています。
昨年の事業仕分けで自衛隊が弾薬の輸入をしないことについて指摘がありましたが、兵器の輸出を咎める一方で輸入を促すと言うのも実におかしな話です。

例えば対空、対艦ミサイルのようなものは偶発的に、いつ実際に使われるか分かりませんが、輸送機や練習機は直接相手を攻撃するものではありません。またドイツは潜水艦の輸出国ですが、第二次大戦後に実際に潜水艦が相手を攻撃したのはフォークランド紛争位で、抑止力として各国の国防に貢献しています。大量殺りくにつながる兵器の拡散は今後も控えるべきだと思いますが、国際貢献として中古の巡視船を輸出することさえできないのは困った話です。
抑止力として一定の装備を備えるのはどこの国であれ国防上必要です。であるならば、我が国で開発した兵器を友好国に輸出することは相手国の国防に寄与し、生産数の増加によって我が国の防衛力の整備にも貢献するもので、民間版に限らずもっと種類の拡大を考えても良いのではないかと考えます。

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春のうららの・・・花見です

昨日は桜開花後初の日曜日でしたが、天気予報は降雨も予想されて出鼻をくじきます。それでも不安を振り払って会場の公園に行ってみれば・・・・。

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満開にはまだ少し早いようですが、それでも見ごたえ十分に花開いてくれていました。

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近寄って良く見ると花開く前のつぼみも沢山残っています。このところの低温傾向もあって、今年の桜は長持ちしそうです。

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アップで見ると花びらの重なり具合も何となく日本的な奥ゆかしさが。

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一方こちらは花より他のことに夢中な面々。早採りのワラビや野ビル、3種類の味噌汁や魚沼産コシヒカリのおにぎりなどなどに舌鼓が鳴りっぱなしです。

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ヒヨドリも負けじと花の蜜を吸っていました。

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心配された雨もなく、最後まで貸し切り状態で穏やかなお花見を楽しむことができました。これも日頃の心がけの賜物でしょうか?

PS 鯨の缶詰の味見ですが、ミンククジラとヒゲクジラの2種類を食べました。どちらも甘辛い味付けなので、本当は熱々のご飯と共に食べたほうが美味しそうですが、そのままだと少し濃く感じます。加工された部位の違いがあるのかも知れませんが、ミンククジラは癖のないおとなしい感じ、ヒゲクジラのほうが鯨らしい味と言うのが全員の評価でした。

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韓国海軍ボハン級コルベット「天安」沈没の謎

26日午後9時45分頃、南北境界線近くの黄海上で韓国海軍ボハン級コルベット(フリゲートより小型の艦船)「天安」1220tが船尾付近で船体が二つに折れて沈没、乗員104名の内46名が行方不明となっています。現場は水深30mと浅いのですが、潮流が速く船体が流されて事故後丸二日が経っても沈没位置が特定出来ていません。

事故の状況から北朝鮮からの攻撃の可能性は低く、何らかの事故によるものと思われますが、発生時の情報が少なく特定に至っていません。ボハン級は近海用の高速砲艦で「天安」は14番艦となり、72mm単装砲と40mm連装機関砲、ハープーン対艦ミサイル、対潜水艦用のMk46短魚雷と12個の爆雷を装備していました。軍艦の事故としては過去にも弾薬庫や搭載爆雷の爆発事故が発生していますので、今回もその可能性は否定出来ません。また救助された乗員は全員が船体前部に居た模様なので、船尾付近の爆発により、近くにいた乗員は避難する間もなく重大なダメージを受けたものと推測されます。但し近年は弾薬に使用される火薬は単純な火災では燃えるだけで爆発しないタイプのものになっており、単なる延焼の可能性はないものと思われます。

韓国政府が、いち早く北朝鮮の関与を否定していることから事故に関する何らかの重要情報を把握している可能性もありますが、最終的には船体を引き揚げての事故調査を待つしかありません。我が国も海上自衛隊、海上保安庁で多くの艦船を保有していますので、この事故を他山の石として類似事故の防止に当たって欲しいと思います。

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ガンバレ、はやぶさ

本日、小惑星探査衛星「はやぶさ」が地球への帰還に向けた軌道修正に成功し、また一つ難関を乗り越えました。

2003年5月9日M-Vロケット5号機で打ち上げられた小惑星探査衛星「はやぶさ」は20億Kmを旅し、2005年11月20日に小惑星「イトカワ」に見事着陸することに成功しました。言うまでもありませんが、イトカワは日本の宇宙ロケットの開発に貢献した故糸川博士の業績にちなんで名付けられた天体です。

その後イトカワの岩石サンプルの採取を試みましたが、長期間の飛行によって通信や推進機構に不具合を生じ、まさに満身創痍の状態ながらプロジェクト担当者の執念によって2007年4月25日地球への帰還にに向けた飛行を開始しました。「はやぶさ」長期間の飛行を可能にするために3基のイオンエンジンを搭載していましたが、その内の2基が使用不能となり、残る1基のエンジンを使って綱渡りとも言える軌道修正を繰り返してきました。2009年2月からはイオンエンジンの連続運転による第2期軌道制御を行ってきましたが、日本時間の本日午後3時17分この作業を終了し、地球から約2万Kmの位置を通過する軌道に乗せることに成功しました。

これで地球への帰還はほぼ確実なものとなりました。今後は軌道修正を繰り返し、正確に大気圏内に再突入する軌道に精密誘導して、今年6月にオーストラリアの砂漠に帰還させる予定です。岩石のサンプルを持ち帰ることが出来たかどうかはカプセルを回収してみないとわかりませんが、なんとか無事回収して欲しいものです。

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カタクリの花

ここに来て肌寒い日が続いていますが、桜の開花日が早かったように今年の春は例年になく暖かいようです。いつもなら桜が咲いてから目を出すタラの木も今年はもう初採りを終えています。それならと毎年訪れている紫の妖精が咲く頂きに行ってみました。

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いつもの年より1週間位早いのですが、既に見頃を迎えていました。

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アップで。

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咲きたての方が花の色が濃いようです。

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春を待ちわびた力強いエネルギーを感じます。

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里はおだやかでも山の上では結構風が強く吹いていました。時折大きく風に揺れながらそれでも花弁は凛としています。

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海自潜水艦うんりゅう就役

海上自衛隊のAIP(非大気依存推進)搭載潜水艦「うんりゅう」が25日に建造元の川崎造船から自衛隊に引き渡されました。うんりゅうはそうりゅう型潜水艦の2番艦で水中排水量4200トンと通常動力潜水艦としては世界最大の潜水艦です。

潜水艦は文字通り海に潜って航行するのが役目ですが、シュノーケルが使える深度以上の水中ではディーゼルエンジンを使うことが出来ず、バッテリーによるモーター推進となります。また、索敵用機器や生活に必要な電力を全てバッテリーに依存しますので、バッテリーの能力が潜水艦の潜航出来る時間を制約します。潜水艦の能力は全てが重要な機密事項となるため、細かい情報は明らかにされません。従って従来の潜水艦がどれくらい潜航出来るのかも公表されていませんが、一応数日間とされています。
バッテリーの残量がなくなれば、シュノーケルの深度まで浮上してディーゼルエンジンを始動させバッテリーを充電しなければなりません。しかし、このような状態では相手国の航空機や水上レーダーに発見される可能性が大きくなります。

一方原子力潜水艦は原子炉で発生した熱でタービンを回すため、動力確保のために浮上する必要がありませんので、いつまでも潜り続けることが出来、それだけ発見されにくくなります。

そうりゅう型のAIPはスウェーデンのコックムス社のスターリングエンジンをライセンス生産したもので、出力75Kw 、4基合計で300Kwの出力しかありませんが、低速(4~8ノット程度と思われます)航行で連続2週間(多分14日)の航行が可能とされています。4ノットと言うと随分遅く思えるかも知れませんが、14日間では 4x1.85x24x14=2486Km となりますから東京、与那国島間約2000Kmを十分潜水航行出来ることになります。勿論緊急時にはバッテリーを使って20ノット(37Km/h)の航行が可能です。
そうりゅう型は現在6番艦まで予算化されていますが、5番艦からはバッテリーを高効率のリチウムイオン電池にしたものとなり、より航行の制約が少なくなります。

海自では燃料電池方式のAIPを開発しており我が国の防衛力向上のためAIP機関の更なる発展を願うものですが、最近東芝が開発中の超小型原子炉が話題となっています。冷却水を必要とせず長期間核燃料交換を必要としないなど、安全性の高さが売りとなっています。かつて原子力船むつで安全性に対する信頼を大きく損ねてしまいましたが、もし船舶への搭載に問題がないのであれば、今後潜水艦への搭載を考えても良いのではないかと思います。

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天下太平

中井国家公安委員長が交際中の女性(飲食店関係らしい)に議員宿舎のカードキーを渡し、女性が自由に議員宿舎に出入りしていると伝えられました。当人は配偶者がいない立場なので何の問題もない、利用規則にも違反していないとしています。

はぁ?例え国会議員にせよ恋愛は自由かもしれませんが、議員宿舎は特別な公の場所ですよ。ガールフレンドを同伴するところまではありかも知れませんが、よりによって国家公安委員長の立場の人間が自由に出入り出来るキーを第三者に渡すなどとんでもないことです。仮にこのGFが某国の関係者本人だったり、その関係者にコピーを渡せば国会議員のプライバシーや国家機密を容易に入手することが可能になるんですよ。残念ながら危機管理の意識が微塵も感じられません。

我が国は取り締まりの法令がほとんどなく、スパイ天国と呼ばれ続けていますが、ここまで能天気とは知りませんでした。中井さん、あなたは現職に留まる資格はありません。とっとと荷物を纏めて好きなGFの所へでも出て行くべきだと思います。 
\(*`∧´)/

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再会

何やら金子由香利のシャンソンのタイトルのようなお題ですが、別物です。

先日も取り上げましたが、クジラはアラカン世代にとっては大変懐かしい食材です。私が通っていた中学では当時1学年が10クラスもあり、全員に行き渡る給食設備が整備出来ず1学年にしか供することが出来ませんでした。仕方がないので学年ごとの交代制で、月の3分の2は弁当を持参していました。我が家の場合、母があまり料理好きではなかったので、良くクジラの缶詰のお世話になりました。その後捕鯨に対する国際世論の高まりから、商業捕鯨は禁止となりいつしか鯨缶は幻の食べ物となってしまいました。

ところが、先日SCで食料品を物色していると何とも懐かしいものを見つけました。

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かつて良く食べていたクジラの缶詰が売られているではありませんか。いや、待て待て、もしかしたらクジラ風味のマトンかも知れない。(捕鯨が禁じられた後、マトンを同様の絵柄・味付けで売っていました) (*^.^*)

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おお、鯨の絵。鯨に間違いなさそうだ。 ヽ(´▽`)/

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この間食べた鯨のにぎり寿司のネタは不明でしたが、これは間違いなくミンク鯨です。

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正規のルートで入手した合法間違いなしの製品です。ちなみに記載はWAO、南氷洋で捕獲されたものでした。当時は今のサバ缶並みの価格だったと思いますが、これは448円でした。
あまりに懐かしいので、未だ開けられずに味見をしていませんが、今度の終末の花見の席でじっくり味わおうと思っています。 restaurant

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職責

民主党の小林千代美議員は違法献金問題で、陣営の幹部が起訴されたことを受けて記者会見し、自身が離党や議員辞職をする考えがなく「国会と地域で有権者の期待に応えられるよう職責を全うしたい」と語った。

これより先、鳩山首相は秘書3人が逮捕された小沢幹事長の自発的辞任を促した生方副幹事長の解任に際し、「党の中で黙って、外で声を上げるとなれば党内の規律が守れない」とこれを是認しています。

小沢氏も小林氏も国民の望むところを無視し、期待を裏切り続けて党内の規律はおろか、社会の規律が保てなくなりつつありますが、これに関して一体誰が責任を持つのでしょうか?

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珈琲豆

昨年、5年間暮らした京都から地元の浜松に戻って一番驚いたのが珈琲豆の入手が困難になっていたことです。珈琲豆を買おうと思ってSCを訪ねても、挽いていない豆の状態で販売している店がほとんどありませんでした。今流行りの一人前をパックに詰めたものは沢山あるのですが、豆の状態それもストレートのコーヒーがほとんど見当たりません。
あったとしてもモカやブルマンがブレンドされたもので、キリマンジャロやコロンビアなど単品の状態で売られているものがないのです。最近は通販の発達で、独自性を生かした販売業者が増えたので、旧態以前とした販売店は生き残れないのかもしれませんが、手軽にコーヒーを楽しみたい私のような人間にとっては困ったことです。

京都では老舗のイノダコーヒやその他諸々の販売店がありましたので、入手に困ることはありませんでしたが、どうやら地方都市では喫茶店の減少や地盤沈下が激しいようで、ストレートコーヒーの販売はあまり商売にならないのかも知れません。デパートに行けば間違いなくあるのは分かっているのですが、わざわざ足を運ぶのもしゃくなので、これまで大手業者のブレンド豆で我慢していましたが、昨日やっとストレートの豆を買うことが出来ました。

久しぶりにハンドミルで挽いたブラジルをドリップで楽しみましたが、挽いた時の香りが何とも言えませんでした。GOLD BLEND や MAXIM も手軽で良く飲んでいるのですが、やはり挽いた豆で淹れたコーヒーが最高ですね cafe

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野焼きの悲劇再び

御殿場市の東富士演習場で、野焼きの保安要員としてボランティアで参加していた3人が突然炎に包まれて焼死する事故が起きました。病害虫の予防のため例年行われていた行事ですが、今年は天候不良で順延が繰り返され、やっと実施した矢先の事故でした。
昨日は、低気圧の接近を控えて時折強風が吹く気象状況でしたが、強風注意報は発令されていませんでした。作業開始後、風速が強まったこともあり中断の指示が出されましたが、時既に遅く事故起きてしまいました。

ここに限らず、この時期は全国で野焼きが行われますが、残念なことにどこかで事故が発生しています。今回も自衛隊員を見張りを置き、慎重に作業が行われた筈ですが、事故を防ぐことが出来ませんでした。では何故事故は起きてしまったのでしょうか。
推測ですが、一つには現場の風の乱れによるものと思われます。目撃者によれば、点火作業は風向きが左から右に吹く中で行われましたが、突然右から吹き上がった炎に包まれてしまったとのことです。焚き火をしていると良く分かりますが、実は風の向きと言うものは常に一定ではありません。西から吹いている風が、突然逆の向きになることはしょっちゅうです。また、火勢が強くなると強い上昇気流によって局地的に風速が強まることがあり、大火の際などには炎が巨大な山となって襲いかかることは良く知られています。

被害者は地元の火防隊に属し、例年野焼きに参加していたベテランです。当然強風には注意を払っていたはずですが、まさか逆方向から火の手が上がることはないだろうと思っていたのかも知れません。上手の手から水が漏れてしまったとしか言えない事故だったのかも知れません。
しかし自然は気まぐれであることを忘れず、炎と十分な距離を保ち、常に2方向に逃げ道を確保しておくことで事故は防げたのではと考えると残念でなりません。

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大丈夫か、自民党

原口総務大臣が衆議院本会議の採決の遅れによって、参議院総務委員会への出席が5分遅れました。この遅刻に対して野党が反発し、委員会の開催が流会となりましたが、貴重な国費の無駄遣いであり、野党の横暴としか言いようがありません。

大臣は本会議への出席が義務付けられており、その本会議が遅延すれば定刻での閉会を前提にしていた他の委員会に出席することは物理的に不可能です。野党の要求は出来ない事の責任を問うもので、無責任で子供じみています。国会を運営するには議員のみに限らず、多くの裏方を必要とします。にもかかわらず、本人に責任のないことでヘソを曲げて委員会を流会させてしまうことは党利党略以外の何物でもありません。税収不足が叫ばれている折り、自民党の思惑だけで国費を浪費することは、国民の更なる反発を呼ぶだけだと言うことを良く考えるべきだと思います。

※訂正

閣僚の出席義務は出席を要求された場合に限られるようで、今回の場合は1国会議員の立場で出席したとのことです。遅刻が参院軽視と問題にされましたが、国会議員として採決に加わるのは当然ですし、参議院の委員会が同時刻に開会される事の方がおかしいのではないでしょうか。

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非常用品?

最近山での遭難時に携帯電話が使われ、無事救出されるケースが増えてきました。基本的に山には基地局がありませんので、必ずしも通じる訳ではないのですが、条件が良ければ通話が可能です。先日も神楽峰ツァーに出かけたスノーボーダー3名が道に迷い、山中で2晩明かした末に救出されましたが、携帯で下界への連絡が付かなければ更に時間を要したかも知れません。最初から携帯での救助を期待して行動することは避けるべきですが、運悪く救助が必要になった時は効率よく使うべきだと思います。

但し、過去には電池切れで、救助の要請途中で通話が出来なくなったケースもありました。元々の充電状態もありますが、携帯の特性として圏外になると携帯が基地局との中継を維持しようとしてむやみに発信を繰り返すので、消耗が早くなることも原因です。必要のない時は電源を切っておけばこうしたことは防げますが、予備のバッテリーを持っていると尚安心です。最近では@もこなれてきましたので、あらかじめ入手しておくのも良いかも知れません。

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写真は単3電池2本を使った2時間の通話が可能な充電器で、先日出先で電池切れになってしまった時にあわててコンビニで買ったものです。本来は使い捨ての設定のようで、本体の開閉は考慮されていませんでしたが、はめ合わせなのでドライバーで強引にこじたらなんとか開けることが出来ました。内部を見ると半導体を使った簡単なプリント板が使われているので捨てるのが惜しくなり、手元に置いて再使用することにしました。開閉をし易くするために熱した金属で樹脂を熔かしてサイド部分に切り欠きを付けてあります。

私は山に行く時には、サバイバル用品をひとまとめにした非常袋を持って行くのですが、これからは必要に応じてその中にこれを加えようと思っています。電池は専用のものは持たずに、必要な時にヘッドランプやGPSから流用する予定です。

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トキについて その3

ケージの不具合箇所はその後263箇所に増加。大きさの程度の問題もありますが、鳥インフルに感染した野鳥の侵入の可能性を考えれば好ましくないことに変わりはありません。

小沢環境相が本日順化ケージを視察し、構造に問題があることを認めた上で、ケージの設計が環境省によるものであったことを明らかにしました。今回の事故によって、トキの飼育管理が実にいい加減な状態で行われていたことがまた一つ明らかになった訳です。国民の多くは学名にニッポニアニッポンと名付けられた、国鳥とも言えるトキを絶滅させたことを大変悔しく、残念に思いましたが、どうしたことか肝心の関係者にはそのような思いがなかったとしか思われません。

※3月15日追記

読売新聞15日Web版から一部引用(アンダーライン、色識別は管理人が加工)

同省はこれまでに、ケージ側面部に235か所、天井部に28か所の計263か所のすき間を確認した最大のものは、幅12~20センチ、長さ3・7メートルに及んでいた。すき間のほとんどは、施設の劣化ではなく、鉄骨の接合部などにできた構造上のものだった。

順化ケージとほぼ同じ構造の繁殖ケージは昨年、テンが侵入したことを受けて補修された。順化ケージが補修されなかった点について小沢環境相は、「大きな問題だと思っている」と述べた。

天井部分の金網の網目は4cm、テンの生態に詳しい人の説によれば3cmの隙間があれば侵入可能とのこと。なんのことはない最初から侵入を防止出来ない欠陥施設だった訳です。
どうにもこうにも当事者能力が・・・・・。これじゃ死んだトキも浮かばれません。

・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。 

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春山漫歩

今日は絶好の行楽日和だったので、ワンコと低山歩きをして来ました。目的地はまたまた地元の富幕山です。幡教寺跡の駐車場に車を置き、林道を5Km近く歩いて瓶割峠(かめわりとうげ)から扇山を経て富幕山に登り、駐車場に戻るコースです。ポイントを直線で結ぶと6.5Kmですが、実際は林道がクネクネ曲がっているのでもう2Km位プラスされました。

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林道脇にスミレが咲いていました。

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木イチゴももう花を付けていました。

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おジョーさんは花よりも団子を所望のようです。

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かろうじて役目を果たしている道標。まあ、迷うような山ではないのですが。

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見返り美人?下山後誰もいない広場で。ワンコも久しぶりにまとまった運動をしてリフレッシュ出来たみたいでした。

↓ おまけの一コマ。帰路で見かけた旧家の門構えが見事だったので。

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おだやかな時間

すっかり春めいて穏やかな日差しを楽しめる季節となりました。秋に剪定した庭木の枝もすっかり枯れてくれました。刈り取った枝や落ち葉は燃えるごみとして収集日に出せるのですが、焚き火を楽しまない手はありません。
ご近所に迷惑をかけないように、風の無い日が狙い目です。

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焚き火台は不要となったフライパンとザーレンです。フライパンはフッ素樹脂加工がはがれてレギュラーの座を離れたものを更に使って完全に内側が焦げ付いてしまったアルミ製のものです。ザーレンは、中華料理にあこがれて衝動買いしたもののずっと出番がなかったもので、たくさん空いた穴が空気の供給を助けてくれるので、焚き火にはもってこいでした。

一日燃やし続けて、枯れ枝はすっかり白い灰になりました。この灰は庭木の肥料にするつもりでしたが、別の用途を思いついたのでその日まで保管することに決めました。

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トキについて その2

トキ襲撃事件の続報がありました。金網の隙間は142箇所増えて合計204箇所となりました。
金網が届いていないケースも見受けられると言うことで設計ミスか施工ミスの可能性がありますが、竣工検査が機能していなかったのは問題です。
また工事業者も当然作業中に不具合に気が付いていた筈です。設計ミスであれば、依頼主に打ち上げるのが当然ですし、材料カット時の誤りであれば、当該部署にやり直しを指示しなければなりません。不具合のまま工事を完了させたのは誠に不誠実な態度で、工事のやり直しをさせた上で、今後は公共事業に参加させるべきでないと思います。

ところで、一次、二次で放鳥したトキの内、現在までに4羽が本州側に渡ったまま周辺に居付いてしまいました。それも何故か全てメスばかりです。野生のトキの生態については分からない事が多いようで、もしかしたら、留鳥と言えども快適な生息地を求めて移動するのは通常の行動なのかも知れません。そのあたりのことも、現在野生のトキが生育している中国での実態を調べることで手がかりが得られると思うのですが、そのあたりの情報も全く明らかにされないのは残念です。

下の画像は、トキの視点に立って佐渡南端の新谷岬の上空180m付近から約70km離れた新潟県直江津市方面を見た風景を、画像ソフト カシミール3Dのバードビュー機能で作成したものです。(クリックすると山名が鮮明な拡大画像が見られます)

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思ったよりも本州側が良く見えます。目の前いっぱいに広い世界が広がっていれば飛び出してみたくなるのが人情です。人間の思惑で、佐渡ヶ島での定着を望んでいますが、トキにもトキの都合があるのかも知れません。 

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トイレの神様

歌手、植村花菜が自身と祖母との交流を物語風に曲にした「トイレの神様」が話題となっています。初めてタイトルを見た時には、キワドイ歌の類かなと思っていましたが、様々な人の感想からは中々の秀作であることが予感されました。

この曲は10分近い長さのため、テレビでは全曲を流すことはないようですが、今日ラジオで初めて全曲を聞きました。そこには最近の殺伐とした世間とはかけ離れた、まるでドラエもんに出て来るのび太とおばあちゃんのような心温まる世界、作者が心やさしい娘に育つよう愛しんだおばあちゃんと孫の世界を見事に歌い込まれています。

おばあちゃんと孫の楽しい生活。その後月日は流れていつしか孫はおばあちゃんから離れて上京してしまいました。病に倒れたおばあちゃんを久しぶりに見舞った翌日、おばあちゃんは静かに遠い所に旅立ってしまいました。
作者は今日もきれいな娘になれるようトイレ掃除に精を出しています、おばあちゃんに心からありがとうを言いながら。notes

いい歌だと思いますので、是非一聴をお薦めします。

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ため息・吐息

首相の発言の軽さが問題になっていますが、対する野党も問題児続出の有様です。党首の退陣を公言する発言が相次いだと思えば、国会議員、しかも参議院会長が乱心の模様です。

以下産経web版より引用

11日に開かれた自民党の安心社会研究会(与謝野馨会長)の初会合で、副会長の尾辻秀久参院議員会長が、講師として招いた吉川洋・東大大学院教授に罵声(ばせい)を浴びせる一幕があった。

 尾辻氏は、会場に入るなり、吉川氏を見つけると「何であんたが来るんだ」「いい加減にしろ」などと一方的に怒鳴り散らし、与謝野氏の説得を振り切って開会直前に退出した。

 吉川氏は小泉内閣の経済財政諮問会議のメンバーで当時、社会保障費の毎年2200億円の抑制をとりまとめた。

 尾辻氏は厚生労働相経験者として社会保障費抑制に反対してきた経緯から、主張が相いれない吉川氏を研究会に招いたことに、怒りを爆発させたとみられる。

 http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/100311/stt1003111920011-n1.htm

この人は要職にありながら、礼節をわきまえぬ情けない人のようです。こんな人を良識の府と呼ばれる参議院の議員会長に選出した自民党も大いに問題ですが、国会議員の質の低下は目を覆うばかりです。

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東京大空襲

ゴロツキの米国人達が違法な手段で制作したイルカを扱った映画がアカデミー賞のドキュメンタリ部門の最優秀賞となりましたが、アカデミー賞の権威も随分と落ちてしまったようです。事実をありのままに淡々と映像化するのがドキュメンタリーであって、一方的な意見によって恣意的に撮られたものはそうは呼ばないのが世界の常識です。この監督は人種差別論者と見えて、我が国の伝統に偏見丸出しの入らぬお節介を焼いています。更に残留水銀の害まで吹聴していますが、とうの昔に厚生省によって許容摂取量のガイドラインも出来ており、大きなお世話と言うものです。それに健康のことを言うなら楽天的な自国民のために、BSEの危険性を啓蒙する方がはるかに有益と言うものでしょう。

さて、昨日は米軍の空襲によって10万人以上の市民が虐殺された東京大空襲から65年目の日でした。1945年3月9日深夜に飛来したB-29爆撃機325機は日付が変わったのを待っていたかのように焼夷弾による爆撃を開始したのでした。
米軍は我が国の家屋が木造であることを承知した上で、より効率の良い焼夷弾を開発し、この日だけで実に38万1300発を投下しました。当日は強い西からの季節風が吹いていましたが、冷酷にも風上から攻撃されために逃げ場を失った人々は隅田川の方向に追いやられ、巨大な炎に追いつめられて無残な死を遂げたのでした。
この作戦は空軍少将カーチス・E・ルメイによって指揮されたものですが、彼は東京裁判の被告とならなかったばかりか、航空自衛隊の育成に貢献したとの理由で勲一等を叙勲しているのですから我が国政府はお目出度い人物がそろっていたものです。

米軍の我が国における爆撃行為は「交戦者は無制限の害敵手段を使用してはならない」と定めたハーグ条約第22条に明確に違反しており、人道に対する重大な犯罪行為でした。それなのにに、政府はこれまで原爆と同様米国に何ら責任を問うことをしようとしなかったのは実におかしな話です。講和条約によって戦争被害についての請求は放棄していますが、あの空襲の正当性、道義的な責任については問続けるべきではないでしょうか。

当時の大統領は有色人種に大いなる偏見を持ったルーズベルトであり、戦争の遂行に彼の考えが反映することは仕方なかったのかも知れません。しかし、これだけの戦争犯罪が、その後米国では一顧だにされることなく風化しようとしていることは全く許せません。イルカやクジラに興味を持つのも結構ですが、自分達の軍隊が海外で過去に何をして来たのか事実を知った上で、人道についてこそよーく考えてもらいたいものです。

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大失態

佐渡のトキ保護センターで、今秋の放鳥に向けて自然環境に順応させるケージで飼育されていた11羽のうち8羽が侵入した「野生動物」によって殺害され、2羽が瀕死の状態であると発表されましたが、考えられない失態です。※続報で死亡は9羽となり、瀕死の1羽も絶望的とのことです。

日本における野生のトキは後手後手に回った保護政策によって絶滅してしまいました。その後、同じ種である中国産のトキを借り受け繁殖させることに成功し、なんとか飼育数を増やしてきましたが、その貴重なトキを管理の不備により一度に8羽も失うなど、常識では考えられません。ケージに侵入し、多数を殺害していることから犯人はイタチ(日本テレビの報道テンorイタチ)ではであろうと推測しますが、何故その正体を公表しないのでしょうか?

トキ保護センターはトキの放鳥の方法や餌場を設置しないなど、自分たちの方針を何の裏付けもないまま強行してきましたが、その挙句がこの有様です。国際的に貴重な保護動物の飼育舎が夜間は全くの無人であったなど無責任にも程があります。
責任者出て来ーい。\(*`∧´)/

3月11日追記1

このケージではこれまでもたびたび小動物の侵入が確認されており、08年3月にはケージ内でイタチが捕獲されていたそうです。つまり問題があることを認識しながら、何年も放置してきたわけで、状況はより悪質と言えます。小学校のうさぎ小屋程度のレベルの施設で国際保護鳥を飼育する神経が全く分かりません。大変に腹立たしく悔しい思いが募るばかりです。

3月11日追記2

事故の起きた順化ケージは地面からの侵入を防ぐため、全てコンクリートで防護されていたようですが、金網や出入り口は全て一重でしか仕切られていませんでした。かつて鳥インフルが騒がれた時に、野鳥やネズミの侵入を防ぐことが重要であることが叫ばれましたが、全く反映されていなかったようです。野生動物はもちろんですが、鳥インフルを防ぐ意味でもこのような施設では二重三重の防護が必要です。
今のところ天井にあった隙間から侵入したものと考えられているようですが、天井裏を金網で囲っておけば容易に防ぐことが出来たのではないでしょうか。

3月11日追記3

金網の網目より大きな隙間は62カ所に上るそうです。
最大で9x12cmも、絶句。 _| ̄|○

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普天間の迷宮

沖縄普天間の米軍基地移転問題が混迷を続けています。普天間飛行場は市街地の中にあり、騒音や墜落の危険性がかねてから問題視されて来ました。現実にヘリの墜落事故が発生し、自民党政権下で交渉を繰り返した結果、辺野古沖を埋め立てて滑走路を新設することで米国と合意に達していました。この案に落ち着いたのには埋め立て費用だけで3300億円程度が見込まれ、大きな利権が発生するからだとも言われています。

しかし、民主党は沖縄県民が抱える基地の負担が軽減されていないとしてこれを否定し、県外・国外移転を主張して、社民党もこれに賛同しました。では具体的な見通しがあったのかと言えば、両党とも具体案はなく願望を思いつくまま口にしてしまっただけのことでした。福島党首などは未だにグァム・サイパンを考えているようですが、米軍から明確に否定されており、政治家ではなく夢想家としか言えません。更には進展を心配したオバマ大統領に鳩山首相は「私を信頼して!」とまで言い切ってしまいましたが、勿論なんの算段もなかったのです。
これではいかんと思ったのか、鳩首相は一応今年5月までにと自ら期限を切りました。枝葉末節ながら本来なら4月中と解釈するのが妥当だと思うのですが、いつしか5月末までがタイムリミットと微妙に期限が伸びています。

問題がこじれた最大の理由は民主党も社民党も現実を全く見ない事です。勝手にグァムだ九州だと候補地を挙げてしまいましたが、なぜ今も海兵隊が普天間基地に駐留しているかを全く理解しようとしていません。
米軍に限らず、今も昔も大規模な戦争を始めようとすればそれなりの準備が必要です。大量の物資や人員を現地まで輸送しなければなりません。しかし、海兵隊はそれとは関係なく他の三軍が到着するまでの間、有事に即応するのが最大の任務の部隊なのです。そして即応能力を維持するために、①近隣に常時使える訓練場と②揚陸艦が接岸できる港湾、緊急輸送のための③輸送機が離発着できる飛行場が必須となります。このことを理解しなければ、この問題の解決はあり得ません。なのに相手のニーズを考慮せずに、思いつくままに候補地を考えても時間と経費の浪費でしかありませんでした。

現在キャンプ・シュワブ内に滑走路を建設するシュワブ陸上案が与党内で有力になりつつありますが、立地的に新たな騒音問題が予想されることや、米軍が必要とする1500m級の滑走路の確保は難しいとされています。あちらを立てればこちらが立たないクロスワードパズルを解くようなものですが、民主党自らが言い出したことなので、今さら逃げることは許されません。また、自民党も過去の怠慢を棚に上げて民主党を攻撃していますが、目先の党利党略でなく、まず普天間の危険な状況と騒音問題を解決すると言った大所高所に立った対応が求められます。
沖縄県内では県内移設反対の声が高まっており、その気持ちも十分理解出来るのですが、あまりBESTを追い求めていると米軍から普天間の固定化と言う大反撃もあることも念頭に置くべきです。

何にしても交渉事と言うのは相手あってのことなので、交渉に臨む前に何もかも手の内を見せてしまうしまうのは得策ではありません。責任者にある程度の権限を与えたら、交渉過程はオフレコにしないと相手の信頼は得られません。政権に残された時間を考え、現実的な対応を急ぐべきだと思います。

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時は過ぎてゆく

ソフトバンクがまたやってくれた。白い犬のお父さんが登場するシリーズ物のCMは、コミカルの中にほろ苦さが散りばめられていて、ついつい面白く見てしまう。今回は若尾文子扮する母親が住む実家に妻を伴って帰るのだが、BGMとして金子由香利の「時は過ぎてゆく」が流れている。
この曲、脚本家倉本聰の映画初監督作品「時計 ─Adieu l'Hiver─」に使われていたものだ。ドラマ「北の国から」にハマってしまった若かりし頃の私は、勿論映画館に足を運び、サントラ盤のアルバムも買ってしまった。この映画も随分とほろ苦いストリーだったっけ。

白戸家のお父さんが過去を辿って実家を訪ねる、そのシチュエーションだけでも訳ありを感じてしまうが、歌詞の内容も当時の倉本氏の年齢を上回ってしまうと余計に重たいものを感じてしまう。
       

♪ 私は唄う あなたのために  時は時は あまりに短い ♪

思えば私にとっても随分と長い時間が過ぎてしまったものだ。それにしても作詞・作曲がジョルジュ・ムスタキだったのを今の今まで知らなかったのは不覚だった。

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道迷い遭難について、その2

跡を絶たない山での道迷いの遭難事故について再度取り上げます。と言うのも私にとっても決して他人ごとではなく、友人を道迷い遭難で亡くした悲しい思い出があるからです。

山といってもその目的は本格的な登山からハイキング、山菜やキノコ採りまで様々です。少し古い資料ですが、警察庁の統計によれば平成19年における遭難者数は全国で1808人でした。更に古い資料ですが、過去10年間の平均が1666人でしたから、ほぼ横ばいで推移しているようです。
そのうち道迷いの占める割合ですが、どの統計でも遭難原因の一番となっており、19年では628人、34.7%でした。2番目の滑落によるものが312人、17.3%ですから倍近い数字です。

では何故このような事故が起きるかと言えば、山では古くて新しい問題だからです。通常山に登る時、とりあえず上に向かって登って行けば、いつか頂上に達しますので、この過程で迷うことはあまりありません。では下りはどうでしょうか。頂上から下るコースは登りと違ってありとあらゆる方向に取ることが出来るので、誤った方向に下ってしまうことが起き易いのです。山によっては頂上からのルートが何本もあって、同じルートを戻るつもりでもルートを間違えてしまうことさえ起ります。また、山道はまっすぐではないので、何度となく左右に方向を変えますが、いつしか進行方向が違っていることが良く起きます。ある時点でコンパスで方向を確かめていても、次の時点の方向が正しい軸線上にくることはまずありません。したがって、時々地図とコンパス、周囲の景色を見比べて現在位置を確認する訳です。

ところが、現実にはコンパスや地図を持たずに入山し、道に迷ってから慌てて行動して事故につながってしまうのです。また、地図やコンパスを持っていても雪山などで視界が遮られると現在位置を確認することが難しく、どちらに行っていいか分からなくなります。こんな時頼りになるのがGPSです。ベテランの登山者の中には情報や器具に頼り過ぎるとの批判もありますが、安全には変えられません。もしあまり道具に頼りたくないと言うのであれば、携行だけはしておいて、まさかの時まで使わずに済ます方法もあります。

最近ではカーナビや携帯の機能でGPSも当たり前の道具になってきていますが、それでも実際に山で使っている人をあまり見かけないので、参考までに実際の使用画面を紹介します。私の持っているのはGARMIN社の入門機で、3万円以下で手に入るものですが、以前のものと比べるとスイッチを入れてからの立ち上がりの時間も随分と短くなったのと、感度が向上し、うっそうとした樹林帯でも受信が途切れることがありません。(以前使用していた同じGARMIN社のGeko201では葉の茂っている樹林帯で受信不能が良く発生しました)

Photo_4 

入力の画面です。通常はパソコン上の地図ソフトから地理データーを転送するのですが、簡易な方法としては本体を使って登山口をその場で地点登録すれば、頂上からその地点に向かって下れるようにGPSが指示してくれます。ここでは登録済みの地点の中から「浜松駅」→「浜松中央署」を設定しました。

Photo_5

浜松駅から浜松中央署までの方向と距離が画像として画面に表示されています。

Photo_6

  上の画面を見ながらでも良いのですが、こちらの画面に切り替えると目的地の方向と距離を分かり易く表示してくれます。この案内の通りに進めば視界が無くても目的地にたどり着くことが可能です。また、救助を要請する場合でもGPSの座標で位置が分かりますので、地名の無い場所でも相手に自分のいる位置を正確に伝えることが可能です。

転ばぬ先の杖とは良くぞ言ったものですが、面倒がらずに現代の杖を使い、安全な行動を心がけて欲しいものです。

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なくならない山の道迷い

宮城県の船形山に登山した男女3人のパーティーが、悪天候で視界を失って自力下山が出来なくなり、雪洞でのビバークを2晩余儀なくされましたが、今日の午後に捜索中の自衛隊員に発見されて無事救出されました。このパーティーは日帰りの予定で入山したのですが、視界を失って下山出来なくなったものです。翌朝には、携帯電話が通じて遭難の状況を伝えることが出来たのですが、位置を特定できず悪天候もあって救出することが出来ませんでした。

本日も朝からヘリを飛ばして捜索を再開しましたが、視界不良で空からは発見出来ず、上部に空輸された自衛隊員がついにトレースを発見して無事救出することが出来ました。
遭難時、冷静に雪洞を掘って体力を温存したことが生還につながった訳ですが、典型的な下山時の道迷い遭難の事例でした。雪山では視界を失うと帰路の方向が分からなくなります。これを防ぐために、登高中に赤布をつけた竹竿を目印に立てたり、コンパスで方向を定めながら下山するのですが、低山では尾根が複雑なために分岐点を下りすぎてしまい、別の尾根に入り込んで現在地を見失った模様です。

現在ではこのような時にはGPSを利用すれば、現在位置がピンポイントで把握出来るので救助隊に正確な位置を通知出来ますし、ナビ機能によって元来たルートを迷わずに戻ることが可能です。かつては端末も結構な値段がしましたが、現在では全国版20万分の1の地図を内蔵したエントリーモデルなら3万円以下で入手可能です。少しの出費で安全が確保出来、大勢の人に迷惑をかけることが防げる訳です。私は販売業者と何の関係もありませんが、もしこの先も安全な登山をするつもりなら、ハンディGPSの導入を検討すべきと思います。

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遠隔地地震による津波の予報

日本時間先月27日午後3時34分に南米チリで発生した地震により、およそ1日経過した28日午前になって、気象庁は最大で3mの津波が来襲する恐れがあるとして各地に大津波、津波警報を発令しました。その後の調査で、実際の津波の高さが最大でも1.5m程しかなかったと見られることから住民避難の指示が適切だったのかについて一部に疑問の声が上がっています。
気象庁は当初地震の規模をM8.5と算出し、津波の規模を1mと予想しました。しかしその後、米国地質調査所が地震の規模をM8.8としたことや各地の津波観測の数値が予想よりも高かったことから再度シミュレーションしたところ、波高1mと3mの二通りの結果が出た為、最悪の事態を考えて警報の発令に踏み切ったものです。

今回は長時間の避難指示となってしまいましたが、幸い世間では気象庁の判断を好意的に受け止めています。しかし、今後のことを考えれば予報の精度を上げてもらわなければなりません。津波の第一波の到達時間については、現地との距離(約18000Km)と津波の伝搬速度(深度5000mで約800Km/h)によって算出が可能で、今回もほぼ予想の時間に到達しています。問題は波高の大きさですが、これについては経路となる太平洋に観測ポイントが限られている為大変困難となっています。
米国海洋大気圏局が運用しているPTWC太平洋津波警報センターでは海底に海底津波計を設置して遠隔地の潮位を測定して予報に役立てており、気所庁もこのデーターを活用しています。しかし、広い太平洋上の限られた地点での情報に頼るのは危険でもあります。では我が国独自の観測網はないのでしょうか。

現在ではブイに搭載したGPSを利用して海面の高さを測定することが可能ですが、残念ながら沿岸地域以外には設置されていないようです。もし1000Km程前方で津波を観測出来れば、避難する時間が1時間稼げます。我が国も早急に南方海上に観測ブイを設置すべきではないでしょうか。
では航空機による観測はどうなのでしょう?いろいろ調べてみましたが、どうやら現在のところ波高を直接測定出来る機体は波高計を装備した海自の救難飛行艇US-1AとUS-2しかないようです。海面の様子を画像で監視出来るのはこれ以外でも合成開口レーダーを搭載した、同じ海自の哨戒機P-3Cでも可能ですが、こちらは洋上監視が任務なので、観測した波高を明らかにすると相手に手の内を知られることになってしまうので残念ながら情報の開示は出来ないと思います。

波高計については、秘密のベールに包まれているのか詳細は明らかではありませんが、一般に使われている電波高度計を応用したものではないかと推測されます。すなわち、海面に向けて短い波長の電波を照射し、その反射時間から海面までの距離を測定する方法です。一定の高度で飛行しながら、海面までの距離に変化があればそこに波浪があるのが分かる理屈です。US-2は機体特性で3mまでの波高までしか着水出来ないので、飛行中に波高を知ることは安全に直結します。言いかえればUS-2は飛行しながら3mまでの波高をかなり正確に測定出来ることになります。
US-2は巡航速度470Km/hで10時間の飛行が可能なため、単純計算すれば470x5=2350Kmと約2000Km前方で津波を捉える事が可能と思われます。

予報の精度向上は気象庁に頑張ってもらうしかありませんが、もし省庁の壁が越えられるのであればUS-2を利用してみるのも一つの方法ではないかと愚考してみた次第です。

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なつかしい姿

バンクーバーオリンピックが閉幕しました。たまたま点けたテレビで閉会式を見ていたら、そこに懐かしい姿がありました。地元カナダ出身の俳優マイケルJフォックスです。彼はパーキンソン病を患って銀幕から遠ざかり、最近ではマイケルと言えばマイケルジャクソンの方が通りが良くなってしまいましたが、私の年代には大変懐かしいスターです。

今回の映像では、以前に見たものより動作が滑らかで、まるで普通の人の所作そのものでした。米国では徐々に露出の機会を増やしているようですが、なんとかもう一度俳優として復活して欲しいものです。 movie

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