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野焼きの悲劇再び

御殿場市の東富士演習場で、野焼きの保安要員としてボランティアで参加していた3人が突然炎に包まれて焼死する事故が起きました。病害虫の予防のため例年行われていた行事ですが、今年は天候不良で順延が繰り返され、やっと実施した矢先の事故でした。
昨日は、低気圧の接近を控えて時折強風が吹く気象状況でしたが、強風注意報は発令されていませんでした。作業開始後、風速が強まったこともあり中断の指示が出されましたが、時既に遅く事故起きてしまいました。

ここに限らず、この時期は全国で野焼きが行われますが、残念なことにどこかで事故が発生しています。今回も自衛隊員を見張りを置き、慎重に作業が行われた筈ですが、事故を防ぐことが出来ませんでした。では何故事故は起きてしまったのでしょうか。
推測ですが、一つには現場の風の乱れによるものと思われます。目撃者によれば、点火作業は風向きが左から右に吹く中で行われましたが、突然右から吹き上がった炎に包まれてしまったとのことです。焚き火をしていると良く分かりますが、実は風の向きと言うものは常に一定ではありません。西から吹いている風が、突然逆の向きになることはしょっちゅうです。また、火勢が強くなると強い上昇気流によって局地的に風速が強まることがあり、大火の際などには炎が巨大な山となって襲いかかることは良く知られています。

被害者は地元の火防隊に属し、例年野焼きに参加していたベテランです。当然強風には注意を払っていたはずですが、まさか逆方向から火の手が上がることはないだろうと思っていたのかも知れません。上手の手から水が漏れてしまったとしか言えない事故だったのかも知れません。
しかし自然は気まぐれであることを忘れず、炎と十分な距離を保ち、常に2方向に逃げ道を確保しておくことで事故は防げたのではと考えると残念でなりません。

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